目次
100均に行けば生活用品や日用品が何でも揃って、しかも100円だからとても便利です。節約生活を実現する上で100均は欠かすことができない存在でもあります。
結局のところ100円の商品だからと思っていても、意外に一流メーカーやブランド品とほとんど区別のつかない逸品を探すことができます。かと思えば、100円で得したと思っても、すぐに使えなくなるものや全く役に立たないものを買ってしまう事もあります。
そんなわけで100均で生活用品などを購入する際には注意する必要もあります。
100均を利用して上手に節約していくためにも、今回は100均でおすすめの逸品と買って後悔するものをご紹介していきます。主に生活用品や日用品を中心に選んでみましたので、ぜひ、参考にしてみて下さい。
生活用品・日用品の節約
生活用品や日用品の中には、毎日の暮らしに欠かせないものも多く、購入するお店によって値段も様々です。生活用品のほとんどは100均にて100円で購入することができます。
100均にないものってあるの?
と思えるくらいに幅広いジャンルに渡る様々な商品が100均では販売されています。時には、100円であることが信じられないくらい素敵な商品を見つけることもあります。
できる限りのものを100均で揃えて節約していきたいと思う人は多いでしょう。
100均で上手に節約
しかし、100均ですべてを賄おうとするとそこに落とし穴があります。
せっかく100円で安く購入しても、すぐに使えなくなったり、全く役に立たない商品もあり、そんな場合は別に購入し直す結果となり余計な出費がかかってしまいます。
仮にそれが100円だったとしても、買って後悔するようなものは最初からわかっていると安心です。
100均で上手に節約ができるように、
- ブランド品とも全く区別のつかない逸品10選
- 買って後悔する商品10選
それぞれをご紹介していきます。
100均でおすすめの逸品10選!
これ、高かったでしょ?なんて100円で買った商品なのに、そんな風に聞かれたら誰でも嬉しいものです。自分自身の買い物の選別能力を誇らしく思えてしまうものです。
そのような、おすすめの逸品10選とは・・・。
仮にそれらの逸品を他で購入したらいくらぐらいするのかを同時に比較してみましょう。
グラス・コップ
グラスやコップ、ティーカップ、湯飲み、おちょこや徳利などを買うなら100均です。比較的安く購入できるスーパーやホームセンターでも、安いものでも300円はします。そこそこ見た目のいいものは500円くらいするものも多いです。
実はグラスやコップはシンプルでお洒落なものを探すのが難しく、いいな、と思ったグラスやコップがAmazonや楽天のブランドもので1,000円~2,000円くらいしてしまいます。
100均なら、上記のような商品と区別がつかないものを100円で探すことが可能です!形や色、大きさも色んな種類から選ぶことができます。ワイングラスやカクテルグラスなども素敵なものが多く、きっとお気に入りを見つけることができるでしょう。
食器
食器なら、グラス・コップ同様に100均がおすすめ。素材に差はあるのでしょうが、ぱっと見では全く高級品とも区別がつかないものを探すことが可能です。
下記の小皿は伊万里焼で小さいのに1,000円以上のものがほとんどです。中~大型のお皿などは4~5,000円はします。
ところが100均では、伊万里焼や久谷焼、有田焼かと思えるような逸品を100円で見つけることができます。もちろん、専門家が見れば一目でわかるでしょうが、普段の生活上は全く問題ありません。
スマホ・PCケース
スマホやPCケースはそれこそ100均で充分です。
本革や本スウェードのケースを探すのは難しいでしょうが、100均でも全く問題なくお洒落なものを探すことができます。スマホやPCケースに100円以上の費用をかけるとはもはや考え難いことです。
上記のようなスマホケース、キャラクターものなど、全く他と遜色のないものが100均にはたくさんあります。
カードケース
電子マネーやポイントカード、クレジットカード、キャッシュカードなど最近では利用するカードの種類も増えてきて通常のお財布では収まり切れなくなった人も多いでしょう。
そんな時に便利なのが100均のカードケースです。オンラインショッピングだと相場は500円~1,000円くらいで高いものだと2,000円以上します。100均ならたったの100円です。
確かに100均では素材はチープになりますが、一見しても上記のようなブランドものカードケースに見劣りしないものを探すことができます。小銭入れや小型ポーチなどを代用してもいいでしょう。
エコバック
お買い物の時には、まだレジ袋を使っていますか?21世紀はエコロジーがトレンドです。100均のエコバックならたった100円でお洒落なデザインを探すことができます。
エコバックはたかが買い物用ではありますが、安いもので300円前後、ちょっと作りのいいものは1,000円前後のものも多くなります。
100均では、まさか100円で買ったとは思えないようなお洒落なデザイン、しっかりした作りのエコバックを探すことができます。エコバックとしてだけでなく、セカンドバックや通常使うバックとして代用できるものが意外と見つかるかもしれません。
クリアファイル・ホルダー
クリアファイル・ホルダーも現代の日常生活には欠かせない生活用品の1つです。
しかし、コクヨやキングジムなどは意外と高い!100均ならば、一流メーカーと全く同じようなものでも100円で購入できます。
たったの100円ですから、とてもじゃないですが文具店ではもう買えないですね。モチベーションを高めてくれそうなクリアファイルやホルダーを探してみましょう。
トイレグッズ
そして100均で最も素晴らしい商品の1つになるのがトイレグッズです。トイレカバー、フタカバー、トイレマット、トイレットペーパーカバー、スリッパと5商品を揃えたとしても100均ならたったの500円です。
もし、これらを上記のように日用品雑貨通販で有名なベルメゾンを利用したとすれば約5,000円かかります。しかし、100均でも上記のようなデザイン、あるいはそれ以上に素敵な商品を探すことが可能です。
これらのトイレグッズを100均でそろえれば、約4,500円は節約できることになるのです!
浴室グッズ
100均でそろえる浴室グッズも、トイレグッズに負けないくらいに商品のクオリティや節約度は高くなり、おすすめです。
バスラック、イス、洗面器、手桶、ソープディスペンサー×3本、の7商品を浴室セットとしてそろえるとします。100均の場合は商品やメーカーによっては、ラックは300円くらいになる場合もあります。
6商品→600円、+300円、余裕を見ても1,000円でこれらを購入することが可能です。
生活雑貨通販のベルメゾンでは上記7商品をそろえたとすれば、安く見積もっても15,000円はかかります。確かに、色やデザインなどとてもお洒落でそれくらいかかっても当然だとも思えます。
しかし、素材はチープにはなりますが100均でも十分似たようなものを探すことができます。むしろ驚くほどお洒落でモダンなデザインのものを探すことも可能です!
今や100均は「安い」だけのお店ではなくなってきているのです。
洗濯グッズ
洗濯グッズも、遠慮なく積極的に100均のものを購入することをおすすめします。節約度はトイレグッズや浴室グッズほどではありませんが、お洒落でシンプル、使いやすい洗濯グッズが100均ではほとんど100円で購入できます。
出典:カインズ
出典:カインズ
スタイリッシュな日用雑貨通販のカインズでも安い商品はありますが、さすがに100円のものは見つけることができません。洗濯カゴは500円~1,500円くらい。100均では洗濯カゴでもカインズと同じようなものが100円、大き目のものだと100円~300円前後くらいで購入できます。
100均の洗濯物干しハンガーは小さいもの100円、大き目だと100円~300円前後でカラフルでお洒落なものを選ぶことが可能です。
スポンジ・たわし
そして、100均以外では高くて買えない代表的なものがスポンジ・たわし、ブラシなどのお掃除グッズです。
スポンジやたわしは本来、食器洗いやお掃除に使うものですから、基本的に長い期間に渡って使うのは不衛生です。できれば、こまめに新しいものに取り換えたいものです。
オンライン通販で、スティック型のたわしなどは1本500円~1,000円くらい。アルミなどの金属加工のたわしも5個で500円~1,000円くらいが相場です。
100均の場合、スティック型は様々な形態のものが1本100円。柔らかいスポンジ系だと5個で100円。金属加工のものも3個~5個100円で購入することができます。色もカラフルなものやデザインにこだわったものなど様々で、最近では100均に行く度に思わず商品企画の素晴らしさに感動してしまうほどです。
ブラシタイプ、キャラクターもの、特殊な形のスポンジ・ブラシなども1個100円です。スポンジやたわしは消耗品でもあるので、できるだけ安く買えたら嬉しいですよね。
100均で買って後悔する商品10選!
以上のように素晴らしい商品が100円で買える100均ですが、一歩間違えるとただ単に100円を捨てる結果ともなりがちな商品も存在します。
一度購入して使ってみるとわかる事ですが、できるだけ無駄な出費は避けたいものです。
そのように、後悔する商品とは・・・。
どこのどんな製品がおすすめなのかも同時にご紹介していきましょう。
ボールペン、ペン類
おそらく買ったことがある人は、2度と買わないと肝に銘じていると思われるのがボールペンやペン類です。これはすべての商品がそうであるとは言えませんが、当りハズレが非常に激しいと言えます。100円払って当りを狙うにはリスクが髙すぎておすすめできません。
ボールペンやペンはインクがすぐに出なくなるものが多く、ひどいものは最初からインクが出てきません。使えたとしても途切れるものが多くなり、イライラしてしまい欲求不満になってストレスにしかなりません。
電池
100均の電池は買わない方がいいです。使えないわけではありませんが、すぐに燃料がなくなってしまいます。安いからと思って10本入りなど買っても結局すぐに取り換える必要があるので、あまり意味がありません。
電池をこまめに取り換える手間を考えたら、結局は、ちょっと高めのいい電池を買った方がお得です。
電気製品
電池同様に、電気製品も100均ものは長持ちしません。電気の接触が悪くなったり、スイッチやパーツがすぐに壊れる場合が多くなります。同じ電気製品でも、デジタル時計などシンプルな作りのものは全く問題ありません。
電灯系の電気製品、小型送風機などの稼働型の電気製品、ケーブル製品はやめておいた方がいいです。
とくに、緊急用の懐中電灯として保管しておく場合などは、万が一の事を考えてある程度は質のいいものを選ぶようにしましょう。
スティックのり
接着用のスティックのりも2個や3個で100円だからと思って買っても、すぐに乾燥して使えなくなります。水に濡らしながら使おうとしてもあまりにも堅くなりすぎて、どうにもなりません。
これも、当たりハズレがあると思いますが、ひとまずスティックのりは他で買った方がいいでしょう。
ガムテープ
ガムテープも当りハズレが激しい商品の1つです。布テープは使いやすくて便利ですが少し高くなるのが難点で、100円だから助かった!と思って100均で布テープを買うと失敗する恐れがあります。
稀に非常に粘着力の強いガムテープもあるようですが、たいていの場合は粘着力が弱く時間が経つとテープが外れてしまいます。また、テープをつける素材によっては粘着しにくい場合もあります。
食品
100均に行ったついでに、ついつい余計に買ってしまうのが食品です。お菓子やインスタントや調味料など。
100円均では、どんなに節約に気をつけている人でも100円商品に囲まれることによって、ただでさえ必要以上の物を購入してしまう雰囲気をつくってしまいます。
実はそんなにお得ではないのに、つい勢いで「これも100円!?お得じゃない!?」と興奮して買ってしまう傾向にあります。実は100均の食品の多くはスーパーやドラッグストアでもっと安く買えるものが多いのです。
タオル
100均のタオルは生地が粗くて破れやすいものが多くなります。最初のうちはいいのですが、使っているうちに生地がヨレヨレになってしまい、繊維のカスが出やすくなります。
生地が傷んでくると、洗濯する度に繊維のカスが他の洗濯物にもついてしまいます。丈夫なタオルは何年使っても何ともありません。
せっかく安く買ってもすぐに買い替えなければならないなら、結局高くついてしまいます。
修正テープ
書類用、筆記用の修正テープも100均では100円で購入できます。100均ものを使用したことがない人は思わず嬉しくなって3つくらいまとめ買いをしてしまう人もいるでしょう。
しかし・・・ここに落とし穴があるのです。100均の修正テープはすぐにたるんで使いづらくなるものが多いです。ひどいものは使っている内に、部品が自発的に分解し始めるものもあります。
また、重ね書きをしづらいのも100均の修正テープの特徴です。
洗剤
100均では洗濯洗剤、食器洗い用洗剤なども売られていますが、基本的に100均の洗剤はあまりおすすめができません。理由は2つあって、1つはあまり汚れが落ちないものが多いこと。もう1つは、ドラッグストアの方が安い場合が多いことです。
ハサミ・爪切り
ハサミや爪切りも生活必需品で、ないととても困ってしまうものの1つです。スーパーやドラッグストア買うと300円~500円はしてしまいます。
100均ならば100円だからと思ってハサミ・爪切りを買っても結局は切れが悪くて使い物にならない場合があります。
ハサミの場合は紙や包装紙を切るくらいであれば問題ないのですが、布や厚めの紙、特殊な素材、髪の毛などを切るには適していません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
100均は幅広いジャンルに渡って、ほとんどのものが100円で購入できます。ブランド品と遜色のないものが100円で買える点では、消費者の強い味方だと言えるのです。
反面、使えないものに100円を払ってしまうリスクもあるのです。あるいは、そんなにお得でないのに「100円!」に惑わされて割高のものを購入してしまう場合もあります。
- どんなものを積極的に100均で購入すべきか
- 100均で絶対に購入しないのはどんなものか
この2つにポイントを絞って、買い物のジャンル別に利用するお店を決めておくといいでしょう。
とはいっても、使ってみなければ何とも言えないものもたくさんあり、一概に決めれない部分もあります。また、同じ100均でもダイソー、キャンドゥー、セリアなど店舗によって扱う製品も異なります。
まずは、品ぞろえが豊富で自分の趣向に合った100均を見つけておくといいでしょう。
今回の記事も参考にして、必要以上のものを買いすぎて「安もの買いの銭失い」にならないように注意して下さいね。