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クレジットカードの最高峰のブラックカードですが、年々取得している方も増えているようです。何を重視してブラックカードを比較すれば良いのか?どうやってブラックカードを作れば良いのか?わからないことが多いのがブラックカードです。今回は、ブラックカード保有者がおすすめのブラックカードをランキング形式で紹介します。
ブラックカードの比較ポイント
比較ポイントその1.ブラックカードは、そもそも数が数枚しかない
基本的にブラックカードというのは、クレジットカードの中でも最高峰のカードですので、大手のクレジットカード会社が1枚提供しているか、していないかというレベルのものです。
そのため、現時点では、5枚しかブラックカードというのは存在しません。
ブラックカード一覧
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッドが発行する
→ アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード
三井住友トラストクラブ株式会社が発行する
→ ダイナースクラブプレミアムカード
→ ANAダイナースプレミアムカード
Black Card Ⅰ 株式会社が発行する
→ ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
株式会社ジェーシービーが発行する
→ JCBザ・クラス
たったの5枚です。
比較ポイントその2.インビテーションか?申込可能か?
基本的にクレジットカードというのは
- 一般カード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
というランクが用意されています。
前述したブラックカードの場合は
アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカードが欲しい方は
ダイナースクラブプレミアムカードが欲しい方は
ANAダイナースプレミアムカードが欲しい方は
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Cardが欲しい方は
→ ラグジュアリーカード/Mastercard Black Card
JCBザ・クラス
→ JCBプラチナ
を作る必要があります・
一点、例外なのは「ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card」です。「ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card」は、法人名義でのカード発行の場合(法人カードとしての発行)、いきなりブラックカードである「ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card」に申込が可能です。
比較ポイントその3.取得難易度で選ぶ
取得する難易度でブラックカードを並べると
取得難易度の高い順
- アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード
- ダイナースクラブプレミアムカード
- ANAダイナースプレミアムカード
- JCBザ・クラス
- ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
基本的に「アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード」が一番取得が難しいブラックカードで、法人名義なら申込で発行できる「ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card」が一番取得が簡単なブラックカードで、それ以外は横一線という形です。
と考えて良いでしょう。
おすすめのブラックカード比較ランキング
1位.ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card

カード分類 | ブラックカード |
国際ブランド | MasterCard |
申込方法 | 個人はインビテーション(招待)、法人はWeb申込み |
発行スピード | 通常3週間 |
年会費 | 220,000円 |
年会費備考 | - |
ショッピング限度額(上限) | 100万円 |
ポイント還元率(下限) | 1.50% |
ポイント還元率(上限) | 1.50% |
交換可能マイル | ANAマイル(1ポイント=3マイル) JALマイル(1ポイント=3マイル) |
ETCカード年会費 | 0円 |
電子マネーチャージ | - |
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害 | 12,000万円(自動付帯:12,000万円)、家族特約1,000万円(自動付帯:1,000万円) |
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害 | 10,000万円(自動付帯:10,000万円) |
ショッピング保険/国内利用 | 300万円 |
ブラックカード比較ポイント
比較項目 | 内容 |
---|---|
取得難易度 | 取得しやすい。法人名義なら申込で取得可能 |
年会費 | 22万円 |
このブラックカードをおすすめする理由
ブラックカードを欲しいと考える方は、法人をお持ちの経営者の方が多いのではないでしょうか。法人経営者であれば、インビテーション(招待)で、すぐに持てるブラックカードが「ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card」です。
申込で取得できるからと言って、ブラックカードとしてのサービスが悪いわけではありません。
24金仕上げ金属製カード
という他のクレジットカードにない重厚感の作りは、飲み屋でも、友人との話題でも、自慢できる見た目となっています。また、まだ日本上陸して間もないクレジットカードですので、希少性があることも大きなポイントと言えます。
それ以外のサービスも
- ポイント還元率:1.5%
- コンシェルジュデスクのメール対応可能
- 1滞在当たり5万5000円相当以上のホテル優待
- 自宅~国内空港間3個まで無料宅配
- 海外旅行傷害保険最高1.2億円
- 個人賠償責任保険最高1億円
- サービス対象のレストランと指定の場所を送迎
- ラグジュアリーソーシャルアワー
- ワインメーカーズディナー
- 会員限定イベント
- HawaiianMilesのエリート会員ステータス無料付帯
- ビジネスクラス・ファーストクラスの専門店「CLASS ONE」へ無条件での入会
- 空港リムジンサービス
- Farfetchロイヤルティプログラム上級会員資格
十分にブラックカードレベルのサービスが体験できるのです。
2位.アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード
アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード

カード分類 | ブラックカード |
国際ブランド | AMEX(アメックス) |
申込方法 | インビテーション(招待) |
発行スピード | 通常1~3週間 |
年会費 | 385,000円 |
年会費備考 | - |
ショッピング限度額(上限) | 一律の利用制限なし |
ポイント還元率(下限) | 1.00% |
ポイント還元率(上限) | 1.00% |
交換可能マイル | ANAマイル(1ポイント=1マイル) スカイマイル(1ポイント=0.8マイル) |
ETCカード年会費 | 0円 |
電子マネーチャージ | 楽天Edy |
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害 | 10,000万円(自動付帯:10,000万円) |
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害 | 10,000万円(自動付帯:10,000万円) |
ショッピング保険/国内利用 | 500万円 |
ブラックカード比較ポイント
比較項目 | 内容 |
---|---|
取得難易度 | 取得しにくい。目安は年間2,500万円の利用を5年~10年 |
年会費 | 35.5万円(入会金50万円) |
このブラックカードをおすすめする理由
アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカードは、クレジットカードの中の最高峰のブラックカードです。
他のブラックカードとは、一線を画すステイタス性と言えます。
ある程度の収入、資産がある方であれば、狙ってみたいのが「アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード」です。
- 専属のコンシェルジュデスク
- 誕生日プレゼント
- ブランド店では閉店した後のプライベート・ショッピングが可能
- 高級ホテルグループの上級会員資格
- センチュリオン・ファイン・ホテル・アンド・リゾートで予約時にアップグレード
- エミレーツ・スカイワーズ・ゴールドを無条件取得
- 国内線は、JALはファーストクラスに、ANAはスーパーシートプレミアムに無料アップグレード
- エアポート送迎サービス、空港・ホテル間の無料送迎
- 現地スタッフが入国手続きをサポート
基本的にサービスの質が他のブラックカードとは一線を画すことがおわかりいただけますでしょうか?
他のブラックカードでは
- コンシェルジュデスクは専任担当制ではない
- 空港からホテルへの送迎はない
- アップグレードは現地に着いてから、空きがあれば
- 国内線の無料アップグレードはない
- 現地で入国手続きをサポートしてくれない
- ブランド店を貸し切って買い物はできない
似たようなサービスがあったとしても、その「質」が全く違うのです。
3位.JCBザ・クラス
JCBザ・クラス

カード分類 | ブラックカード |
国際ブランド | JCB |
申込方法 | インビテーション(招待) |
発行スピード | - |
年会費 | 55,000円 |
年会費備考 | - |
ショッピング限度額(上限) | - |
ポイント還元率(下限) | 0.50% |
ポイント還元率(上限) | 1.50% |
交換可能マイル | ANAマイル(1ポイント=3マイル、500ポイント以上1ポイント単位、交換上限なし) JALマイル(1ポイント=3マイル、500ポイント以上1ポイント単位、交換上限15,000ポイント) スカイマイル(1ポイント=3マイル、500ポイント以上1ポイント単位、交換上限なし) |
ETCカード年会費 | 0円 |
電子マネーチャージ | QUICPay利用、楽天Edy |
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害 | 10,000万円(自動付帯:10,000万円)、家族特約1,000万円(自動付帯:1,000万円) |
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害 | 10,000万円(自動付帯:10,000万円) |
ショッピング保険/国内利用 | 500万円 |
ブラックカード比較ポイント
比較項目 | 内容 |
---|---|
取得難易度 | 取得しやすい。目安は年収1,000万円、30歳以上 |
年会費 | 5.5万円 |
このブラックカードをおすすめする理由
JCBザ・クラスは、日本唯一の国際ブランドである「JCB」の最高峰のクレジットカードです。
ブラックカードの中では、年会費が安く、取得のハードルも低く設定されているので、比較的作りやすいブラックカードと言えます。
年会費が5.5万円と安いため、ブラックカードとしてはサービスレベルは低めの設定ですが
- コンシェルジュデスク
- 年1回のプレゼント「メンバーズセレクション」
- 会員限定の有料グルメイベント
- 東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ
など特徴的な特典も多く用意されています。

「ブラックカードは持ちたいけれども、年会費を抑えたい。」
という方におすすめできるブラックカードです。
ブラックカード比較
カード名称 | ![]() ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card | ![]() アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード | ![]() JCBザ・クラス |
年会費無料ステータス | - | - | - |
年会費備考 | - | - | - |
ショッピング限度額(上限) | 100万円 | 一律の利用制限なし | - |
ポイント還元率(下限) | 1.50% | 1.00% | 0.50% |
ポイント還元率(上限) | 1.50% | 1.00% | 1.50% |
交換可能マイル | ANAマイル(1ポイント=3マイル) JALマイル(1ポイント=3マイル) | ANAマイル(1ポイント=1マイル) スカイマイル(1ポイント=0.8マイル) | ANAマイル(1ポイント=3マイル、500ポイント以上1ポイント単位、交換上限なし) JALマイル(1ポイント=3マイル、500ポイント以上1ポイント単位、交換上限15,000ポイント) スカイマイル(1ポイント=3マイル、500ポイント以上1ポイント単位、交換上限なし) |
ETCカード年会費 | 0円 | 0円 | 0円 |
電子マネーチャージ | - | 楽天Edy | QUICPay利用、楽天Edy |
海外旅行傷害保険/死亡後遺障害 | 12,000万円(自動付帯:12,000万円)、家族特約1,000万円(自動付帯:1,000万円) | 10,000万円(自動付帯:10,000万円) | 10,000万円(自動付帯:10,000万円)、家族特約1,000万円(自動付帯:1,000万円) |
国内旅行傷害保険/死亡後遺障害 | 10,000万円(自動付帯:10,000万円) | 10,000万円(自動付帯:10,000万円) | 10,000万円(自動付帯:10,000万円) |
ショッピング保険/国内利用 | 300万円 | 500万円 | 500万円 |
「ブラックカードは、何を重視して比較すれば良いでしょうか?」
「ブラックカードは、どうやって選ぶものですか?」