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このように多くの方が、疑問に思っているのではないでしょうか?
ゴールドカードは、保険や特典なども充実している一方で年会費がかかるなど年会費無料カードからの切り替えは迷うものです。それにどの程度買い物をすれば、もとが取れるのかも気になるところかと思います。
そこでこの記事ではAmazonマスターカードゴールドに着目し、本当にお得なのかどうかを紹介していきます。是非とも切り替えを検討している方は参考にしてみてくださいね。
Amazonでお得なクレジットカードを選ぶポイント
Amazon でポイントが貯まるクレジットカードは多くあります。しかしながらその中で、最適なものを選ぶのは難しいです。クレジットカードは何も Amazon だけに使うという方は多くないでしょう。
Amazon や楽天、ヤフーショッピングなどそれぞれお得なカードは違います。ましてやカード会社によって他の特典も変わってきます。それを考慮して複数枚もクレジットカードを持つ必要はないです。
どうせ持つなら1枚か2枚にして、余計なカードを持ちたくないですよね。その際に重要なことは、ではどれがアマゾンでお得なクレジットカードなのかということです。もちろんこれは Amazon を基準にした場合の話です。
他のサイトでも概ね同じことが言えます。クレジットカードで重要なのは次に紹介する三つのポイントです。お得なカードにカードを集約したいという場合は、是非とも参考にしてみてください。
還元率
今回は Amazon を中心にクレジットカード選びを行います。まずはじめに大事なのが、還元率です。ポイントの還元率は非常に大切な要素ですクレジットカードの場合は、割引ということが少ないためお得にするにはポイントを集めるのが一番です。
多くのカードでこの還元率の高さを謳い文句にしていますが、肝心なことは一番使うサイトでお得かどうかということです。一見当たり前のようですがこれが非常に重要になってきます。
高還元率を狙う場合なら Amazon 以外でもよく使うサイトで、常に還元率が2%以上はあることを確認しましょう。多くのクレジットカードは、表記が最大還元率となっていることが多いです。
ここが注意ポイントで、最大還元率はもちろんあくまで最大条件を満たした場合の還元率です。よく還元率5%であったり書かれているクレジットカードもありますが、それらのカードは達成するのが非常に困難だったりします。
例えば一定金額以上の買い物が必要であったり、 還元率ボーナスや 特定サイトの利用やリボ払い時還元率アップなどがあります。難しいものもあれば、条件自体はそこまで難しくないものの注意が必要なものもあります。代表的なものをあげれば、リボ払いがあります。
多くのクレジットカードではリボ払いで支払いを選択するとポイントが2倍になったりするキャンペーンをやっています。これはほとんどのカード会社でやっていることでしょう。
支払いが自動的にリボ払いになるリボ払いカードというのもあります。
しかしながらポイント目的でリボ払いにした場合はかえって損にする可能性の方が高いです。リボ払いの手数料は非常に高いので使わない方が無難です。
比較的簡単にできるものとしては、少し面倒ではありますがポイントモールを経由して Amazon を利用することです。多くの場合 Amazon から直接買い物しますが、これをクレジットカード会社が提供しているポイントモールを経由するともらえるポイントがアップします。
基本的にはモールを経由して買い物をするだけなので、手順は一つ増えますが特に難しい要素はなく手軽にポイントアップができます。これらの条件を使いポイントを集めることが肝心です。
そして、アマゾンの場合は高還元率と言えるのは2%以上からです。 というのも Amazon MasterCard は還元率2%だからです。このカードよりも Amazon でポイントが入らない場合は、あまりお得なカードとは言えません。
そのため、最低でも Amazon のポイント還元が2%以上あるものを中心に選ぶ必要があります。くれぐれもポイントが貯まるからと言ってリボ払いを選択する必要はありません。無理のない範囲で高還元率のカードを選びましょう。
年会費
カードを選ぶもうひとつのポイントは年会費です。例外もありますが多くの場合は、年会費がかかるカードの方がポイント還元率も高い傾向にあります。ゴールドカードなどはさらに特典が付く場合も多いです。
年会費無料だけではなく、 年会費が数千円かかるカードもクレジットカードをどのくらい使うかによって検討することをおすすめします。確かに年会費無料のカードは優秀なものも非常に多いです。
しかしながら多くのクレジットカードは、 例えばゴールドカード以上になってくると年間1万円レベルですが、通常の年会費がかかるカードの場合は数千円です。コスパ夜元を取るための利用金額との兼ね合いなども考慮すれば、年会費がかかるカードの方がお得なケースもあります。
また、年会費がかかるカードでも年一回以上の利用で無料であったり、 条件を満たすことで年会費が安くなったりすることもあります。あくまでも年会費にこだわるのではなく、お得なカードを探す場合は利用金額との兼ね合いを考慮しましょう。
これは Amazon MasterCard にも同じことが言えます。Amazon マスターカードの場合は、年会費がかかります。ただしクラシックの場合は、年会費は一回以上買い物をすることで無料になる実質無料です。
Amazon MasterCard ゴールドの場合も年会費1万円ですが、最大限の割引を活用すれば約4000円まで下げることができます。このように年会費がかかるものでも、特典や割引で下げられるケースも多いです。
特典
最後におそらく一番重要なことである電話クレジットカードの特典です。意外と気にしない方も多いかもしれませんが還元率や年会費よりもこちらの方がよっぽど大事ですクレジットカードを選ぶには得点を基準にした方がいいでしょう。
そもそもクレジットカードを多く持つ人はカードマニアくらいです。多くの方は1枚から2枚複数枚持つ方でもし5枚といったところでしょう普通の人はそんなにカード大量に必要ないですよね。
カードを多く持つよりも特典やサービスが充実したカードを一枚持っている方が、何かと便利ですので、クレジットカードを選ぶ際にはその点を注意して選びましょう。これは Amazon でも同じです。
クレジットカードにはポイント還元率だけではありません。年会費無料のカードでも盗難保険やショッピング保険、旅行傷害保険などの各種保険はありますし、カードによっては提携店舗での割引もあります。
購入した商品が万が一割れてしまった時や旅行で怪我をしてしまった場合は、保険がついているかついていないかで結果は大きく変わります。年会費がかかるものでも保険が付いていない、あるいはそんなに充実していないカードも多くあります。なので保険もしっかり確認してカードを選びましょう。
またクレジットカードはアマゾンだけ使うわけではありません。ショッピングサイトとしても今や様々な種類があります。ヤフーショッピングもありますし、楽天市場という選択もあるでしょう。
Amazon に特化したせいでAmazon 以外のサイトがあまりお得ではないというカードと複数のサイトでお得に使えるカードだったら、後者の方がより良いカードと言えるでしょう。
前述の通りクレジットカードはショッピングだけではなく、サービスも注目するポイントです。
基本的には年会費が高いものの方が付帯されているサービスも多いです。ゴールドカードなどの場合は、保証金額は大幅に上がりますし、ラウンジサービスやコンシェルジュなどのサービスもクレジットカードには付きます。
Amazon でお得にしたいばっかりにこれらの特典を全て見逃すというのは、少々もったいないです。なので自分がクレジットカードをどのようにお得に使いたいか、そしてコスパよくショッピングができるものに注目してカードを選びましょう。
Amazonゴールドカードは本当にお得なの?
ここまでは、Amazonでお得なカードを選ぶ際のポイントを中心に紹介してきました。どの項目も非常に大切で、特にそれぞれのバランスが良いものと自分がどの程度買い物をするかを事前に把握することが肝心です。
そして、AmazonといえばAmazonマスターカードがあります。他のカードよりもAmazonカードの方が、ポイントの還元率などは優れていると考えますが実際にお得なのでしょうか?ここでAmazonマスターカードが本当にお得か紹介します。
Amazonマスターカードクラシック
Amazon マスターカードは2種類あり、それが Amazon MasterCard クラシックと言われる一般カードと Amazon マスターゴールドのゴールドカードの2種類です。どちらも Amazon で使うにはなかなかお得なスペックです。
まずは Amazon MasterCard クラシックの性能から紹介します。 Amazon MasterCard クラシックは、1年に1回以上アマゾンで買い物することにより年会費が無料になる実質無料のクレジットカードです。
年会費に関しては、アマゾンで一回買い物するだけで無料になるためそこまで負担ではないでしょう。次にポイントの還元率ですが、基本のポイント還元率は1%ただし Amazon で買い物をする場合は1.5%になります。
Amazon のプライム会員であれば還元率は2%まで上昇します。そのため還元率2%にするには年間4000円近く支払う必要があります。
このポイントで優秀な点は、 貯まったポイントは自動的にアマゾンのポイントに移行されるということです。つまりどこの店舗で使っても Amazon ポイントが自動的にたまる仕組みになっているのです。
これは比較的貯めにくい Amazon ポイントを効果的に貯められる手段の一つでしょう。面倒なギフトへの交換なども必要ないため、アマゾンでポイントを使いたいケースなどには非常に役に立ちます。
一見して年会費無料で還元率2%の有料カードですが、やはり弱点もあります。まずは年会費はかからないものの、 Amazon プライム会員でなければ還元率2%にまでは届きません。還元率1.5%は高い部類ですが、他のカードでも代用できるため少し残念な点ではあります。
また通常の還元率も1%と低くはありませんが、はっきり言って物足りません。 Amazon カードの最大の弱点は Amazon 以外での得点がほぼないという点です。ポイントの優待や割引を受けられる店舗などがないのです。
楽天カードなどであれば、楽天グループの店舗ではカード支払いで割引を受けることはできますし、 JCB などのプロパーカードであれば、 Amazon 以外でもポイントアップの機会は多く存在します。
また Amazon でポイントを固定されているのも少し痛い点です。このカードは Amazon ポイントを他のポイントに移行することができません。つまり貯まったポイントは Amazon 以外では使えないということです。
また電子マネーも付帯していますが、同様に Amazon ポイントを電子マネーチャージするということもできないのです。 Amazon MasterCard クラシックは、悪くないカードですが最適の選択とも言えないでしょう。
Amazon で購入することが多いかや購入するものが決まっている方などは、このカードを選ぶのも一つの選択かもしれません。 Amazon 専用カードとして運用するぶんにはこのカードは非常に強力だと言えるでしょう。
Amazonマスターカードゴールド
それでは Amazon MasterCard ゴールドは、実際にはどのようなスペックなのでしょうか? Amazon MasterCard ゴールドは、一般カードであるクラシックの一つ上のランクのクレジットカードとなっています。
ゴールドカードのため年会費もかかりますが、その分ポイントの還元率も上がっているため使い方によってはお得なカードです。しかし、年会費が少し重たいため Amazonでどれぐらい買い物をするかでお得度が変わってきます。
Amazon マスターカードゴールドの年会費は1万円となっており、優秀な点としては Amazon での買い物が2.5%の還元率であること、そして Amazon プライムが使い放題という点です。
アマゾンで買い物する方にとっては、 Amazon プライムが使い放題なのはなかなか嬉しい特典です。しかしながらゴールドカードであるがゆえに年会費が1万円と少々悩ましい年会費となっています。
というのもこのカードの特徴として、Amazonに特化しているためやはりゴールドカードでも他の店舗での特典などがあまりありません。またゴールドカードの特徴としての保険やラウンジサービスなども利用されない方にとっては、必要のないものでしょう。
そんな Amazon マスターゴールドカードですが、年会費を下げる方法があります。それはマイペイすリボという制度を利用して支払いをリボ払いにするということです。これは会計自体が自動的にリボ払いになるという仕組みです。
これを登録すると、年会費が半分になります。つまり年会費が5000円近くまで大幅に下がるということです。 年会費が5000円ならば、 Amazon でのポイント還元率2.5%はかなり優秀な数字と言ってもいいでしょう。
また Amazon マスターゴールドカードでは、 Amazon プライムも無料で利用できるため他のカードやクラシックなどと比較した時にあまり変わらない金額で、クレジットカードを持つことができます。
Amazonマスターゴールドはこのような人におすすめ
そんな Amazon マスターゴールドカードは、残念ながら万人向けとは言えません。やはり年会費はどうしてもかかってしまいますし、純粋に Amazon 以外での使い勝手は良くありません。
そのため、アマゾンで年間10万円近くの買い物をする場合や仕入れなどで Amazon を利用する方には便利なスペックです。ただしそれ以外の方は、 Amazon マスタークラシックかもしくは次で紹介するお得なクレジットカードの方がいいでしょう。
Amazonでお得なクレジットカード
アマゾンで比較的お得に使えるカードは何種類かあります。 代表的なものでは jcbカード Wやオリコカードザポイントなどです。これらのカードは、ポイントモールを経由すると Amazon での買い物が還元率2%以上になります。
それだけでなくJCB カード W の場合は、セブン-イレブンやスターバックスなど比較的使いやすい店舗でも還元率があがります。スターバックスなどは還元率5.5%ですので、よく使う方にとっては非常にお得なカードです。
オリコカードザポイントも Amazon だけお得なわけではありません。代表的なショッピングサイトである楽天や Yahoo ショッピングなどでも還元率最大で3%まであがります。入会半年間はさらにプラスでポイント還元がつくためネットショッピングをよく利用する方にとって非常にお得なカードです。
ただしどちらのカードにもデメリットはあります。 jcbカード W は年齢制限があり39歳以下しか作れません。オリコカードザポイントは アマゾンのポイントをにするためにはギフト券の購入が必須になります。
またどちらもポイントモールを経由して還元率を上げる仕組みですので、ポイントの付与期間が一定ではありません。即時に2%ポイント還元を受けられるということではないので注意が必要です。
まとめ
ここまで Amazon マスターゴールドカードについて紹介してきました。 Amazon MasterCard に関してはスペック自体は、そんなに悪いとは言えません。むしろ Amazon では最高クラスのクレジットカードと言っても過言ではありません。
しかし、同時に Amazon に特化していることで他の店舗での使い勝手は、いまいちです。アマゾンでどれぐらい買い物をするかが、このカードを作るかどうかの分かれ道になるかと思います。
決して悪いカードではないため、 Amazon で結構買い物をするという方は作るのもいいかもしれません。その際には、 Amazon 以外でどこに買い物をするかなども考慮しながらお得なカードを選んでみてください。