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この記事は実際に『ヒートサイクル 風アイロン ビッグドラム 日立ドラム式洗濯乾燥機』を使ってみた感想などを自由に記事にしたものです。前半は洗濯機に関する内容で後半が使用した感想などをまとめた内容となっております(・∀・)
ドラム式洗濯乾燥機ってどんなもの?洗濯方法★
ここ数年で家電量販店やCMで話題になっている家電の1つが洗濯機です。ドラム式洗濯機は年々機能性が高まり購入を検討している方も多いのではないでしょうか?洗濯機は寿命が長いのでまだタテ型洗濯機を愛用している方も少なからずいらっしゃるかと思います。
タテ型洗濯機との大きな違いは洗濯方法です!
ドラム式洗濯機は、基本的に『たたき洗い』といってドラムを回転させて衣類を持ち上げて汚れを落とす方法にプラスして『もみ洗い』といってドラムを急速に反転させ、小刻みに衣類を動かします。
逆に、タテ型洗濯機は『もみ洗い』や『押し洗い』です。
洗濯機のタイプは違っても洗浄力はほぼ同等と言われていますが、各洗濯機によって洗濯対象による得意・不得意はあると思うので何を自分の中で優先して洗濯するかを考えて購入することをオススメします。
ドラム式洗濯機とタテ型洗濯機の利用者割合
皆さんの周りのご家庭にはドラム式洗濯機を使っている割合はどのくらいですか?私の周りではあんまりいません…
最近の分譲マンションの中にはドラム式洗濯機が添え付けの所もあります。
ここでデータを見てみましょう。
このデータを見ると【縦型タイプ】が約70%も占めています!!対するドラム式はたったの約10%です…(´;ω;`)
このグラフでも縦型タイプは人気なんです。何だか寂しいです…( ;∀;)
そしてこのグラフが使用感についてです。今使っているタイプが良いと思う意見が多いようです。縦型タイプの方がドラム式に変えたらもしかしたらドラム式が良いと思う可能性は十分にありますよね。私の実家はドラム式が発売された初期から使ってますが、10年以上、特に故障もなく毎日働いてくれています。ドラム式が好きなので今もドラム式愛用者です。
ドラム式洗濯機とタテ型洗濯機のメリット・デメリット
【ドラム式洗濯機のメリット】
- 縦型よりも水の使用量が少ない(節水!)
- 洗濯物を優しく洗ってくれる
- 少ない水の量で洗うので洗剤の濃度が濃く皮脂汚れに強い
- 乾燥が早く、ふんわり仕上がる
- 乾燥機能が色々ある
- 洗濯機の上に物を置くスペースが出来る
- 見た目がスタイリッシュ
【ドラム式洗濯機のデメリット】
- 縦型の比べて洗浄力がやや落ちる(機種によります)
- 色移りしやすい
- サイズや重量が大きい(小型のドラム式もあります)
- 価格が縦型に比べて価格が高い
- 洗濯の途中であまり動作を止められない
- 子供が中に入る可能性がある(チャイルドロックがあるか要確認)
【縦型洗濯機のメリット】
- 汚れが落ちやすい
- ドラム式より値段が安い
- 多くの水を使うので洗剤の泡立ちが良く、洗浄力が高い
- 小型の物も多く、一人暮らしに合い、置き場所に困りにくい
【縦型洗濯機のデメリット】
- 衣類が傷みやすい
- 衣類がドラム式より乾きにくい
- 大きな衣類の出し入れがやりにくい
- 多くの水を使うので節水にはならない
節水して衣類をいたわるならドラム式が良さそうですし、ガンガン綺麗に洗いたいとなると縦型が良いのかもしれませんね。泥汚れのようになかなか落ちない汚れは縦型洗濯機の得意分野かもしれませんね。私の家庭は酷い汚れはそんなに無いのでオシャレ着を丁寧に洗うことや、毎日使うタオルをふわふわに仕上げたいのが優先なのでドラム式がベストなんです(*^-^*)
ドラム式洗濯機を使ったキッカケ
ドラム式の発売初期だったので周りに使ってる人が誰もいませんでした。新居に引っ越すので家電も全部新しくしようというのがキッカケで当時の最新を揃えたのが始まりでした。
両親は機能とかを深く考えずに設置する大きさと、何となく良さそうという感覚だけで買ってました(笑)
最初は丸い窓から洗濯物がグルグルと回っている光景に興味深々で歯磨きしながらでもぼんやりと眺めていました(笑)
母(←少々潔癖症疑惑ありw)としては使っているうちに『やっぱり、節水せずにガンガン洗ってくれた方が気分が良いわ』と数年経ってから言ってましたが、なかなか故障すらしないので未だに実家ではドラム式を使ってます。私はワンピースなどのオシャレ着を安心して洗ってくれるのでドラム式が好きです。好みや仕様に対する優先順位があると思うので大きな買い物ですし、購入の際はよく検討しましょう。
『ヒートサイクル 風アイロン ビッグドラム 日立ドラム式洗濯乾燥機』の本体仕様
2018年9月発売。我が家は2019年2月初旬に購入したかなと思います。まだ最新モデルとして販売されていました。
型式 | BS-SX110CL/BD-SX110CR | 電動機の定格消費電力 | 140W(50-60㎐) |
電源 | 100V 50-60㎐共用 | 電熱装置の定格消費電力 | 710W(50-60㎐) |
標準洗濯・脱水容量 | 11kg(乾燥状態での布質量) | 定格消費電力 | 980W(30℃) |
標準乾燥容量 | 6kg(乾燥状態での布質量) | 洗濯方式 | ドラム式 |
標準水量 | 37L(洗濯「標準」コース) | 質量 | 約80kg |
標準使用水量 | 11kg洗濯時 78L
6kg洗濯時 53L |
外形寸法 | 幅630mm
奥行715mm 高さ1065㎣ |
ビッグドラムというだけあって実家の母が一目見て「大きいわねぇ~」と言うサイズでした。我が家の場合は設置場所に難ありでした。床から水道の蛇口までの高さが足りなかったり、棚の扉を外したりして少し出っ張る感じにはなりましたが、洗濯機を使うことには何も苦労は無いです。
少し見にくいですが右の棚とギリギリなんです(笑)
水道の蛇口までの距離が足らない分は当日業者の方がその場で洗濯機の台を作ってくれました。底上げするような道具を用意して下さいと言われてたので東急ハンズでそれらしき物を買ったんですが業者パワーで解決しました。
こうして高さを出すことによって蛇口に届きました!(左もギリギリという状態ですw)
購入前にサイズを測る事を忘れないようにしましょう。店内で見るのと家で見るのはだいぶ大きさが違って見えます。最近の家電って大きいなとしみじみ思いました。約80kgもあるのに玄関から2階まで階段を上って、さらに台まで作って下さり業者さんにはとても感謝しています。
ビッグドラムには、こんな機能があった!(ざっくりと…)
❤がついている項目は個人的にオススメ機能です!(・ω・)ノ
①自動投入❤
最近では『自動投入』がドラム式の機能として次々と登場していますよね。購入して間もない頃は以前のよう手動で洗剤を入れていたのですが試しに自動投入を試したら『こりゃ良い!!最高!!(・∀・)』となり今では手動には戻れない生活を過ごしています(笑)
手が汚れないし、適切な量を自動投入してくれるので無駄が無い!洗剤と柔軟剤それぞれ【多め】【少なめ】で設定出来るのもオススメです!
残量が減ってきたらランプでお知らせしてくれます。
自動投入の部分はこんな感じです。我が家は上に棚が邪魔して全開に開けることが出来ないのでここまでです(笑)
フタを開けるとこんな感じです。少なく感じるかもしれませんが詰め替え用が丸ごと補充可能です!
手動の部分はこんな感じです。
全然使ってないのでヌメリすら無い状態(笑)
洗剤や柔軟剤を使い分ける方はメインを自動投入にして、たまに使うものを手動にすると良いですね♬
我が家は夜に予約運転で洗濯するので、深夜の風呂上りにいちいち洗剤入れたりするのが面倒なので本当にこの自動投入には助かってます♪
②毛布コース
他のドラム式でも毛布くらい出来ると思いますが、このビッグドラムも出来ます。大きいですがクイーンサイズの毛布くらいになるとサイズが厳しいのもあります。肌掛けやひざ掛けやシーツ類は無難に洗えます!
洗濯取り扱い条件…液温40℃を限度とし、手洗い表示があるもの。
毛布のサイズの目安…ダブル 幅180cm×長さ230cm、シングル 幅146cm×長さ203cm
③ダニ対策コース
シーツ・枕カバー・シングルサイズの毛布(アクリル・ポリエステル)で約3㎏以下です。
※ぬいぐるみ・枕・厚手の毛布などは使用できません。
④オシャレ着コース❤
ドラムをほとんど回転させずに洗濯物を優しく洗いあげます。ドライクリーニングが出来る物が対象です。弱めに脱水しますが少し部屋干しするだけで乾く程度です。刺繍が入ったワンピースも傷めることなく洗ってくれます♬
柔軟剤を多めにすると、出した時に柔軟剤の良い香りがふんわりと香ります♬
⑤デリケートコース
水をたっぷり使って衣類を泳がせるように洗うコースです。非常に弱い洗濯をするので傷むリスクが少ないです。
対象は30℃を限度として非常に弱い洗濯ができる物です。
⑥消臭除菌・花粉コース
乾いた洗濯物のニオイや雑菌が気になる時にお勧めのコースです。最初は洗いながら消臭除菌をするのかなと思いきや乾いた洗濯物を意味してるんだと説明書を見て気が付きました(笑)
洗濯ものに温風を吹き付けることで、消臭と除菌が出来ます。花粉コースは洗濯物の花粉を取りたい時にオススメです。
【消臭・除菌が出来るもの】
ウール・アクリル製品、スーツ・スラックスなど、帽子やカバン(皮革・毛皮製品以外)、ぬいぐるみ(ウレタン未使用なもの)、靴やスリッパ。
消臭・除菌(1kg以内)は50分・花粉(2kg以内)は15分の運転時間がかかります。
⑦スチームアイロン❤
この機能は使ってみると便利ですが、アイロンかけるのに慣れている方はそちらの方が早いかと思います。家にアイロンが無い方やアイロンかけるのが面倒な時にオススメです。
運転時間 | 最大衣類容量(目安) | 衣類例 |
15分 | 0.5kg | カジュアルシャツ1枚・ブラウス1枚 |
30分 | 1kg | カジュアルシャツ2枚・ブラウス2枚 |
乾いた状態のシワが気になる時に使います。物によってはシワが完全に無くなるわけではありません。
- つり干し後や着用後、タンスに収納していた衣類のシワを伸ばす
- 普段アイロンかけしないカットソーなどの衣類も手間なく仕上がる
- ごわついたタオルも、柔らかくふわふわに仕上げます
- 高い消臭機能でニオイを低減して清潔に仕上げる
- ただし、乾燥運転でついた深いシワは取れにくい
- 1kg以内での運転
- ハンカチ・タオル・ズボン・スカートなどもOKです。
⑧AIお洗濯❤
この機能はビッグドラムならではだと思います。AI機能が洗濯機にも搭載されるようになったんですね。
洗剤の種類や布質、汚れの量、水の硬度などの情報を見て、自動で「洗い」「すすぎ」「脱水」それぞれの行程に適した洗濯をしてくれます。便利な機能ですが我が家の洗濯物はAIを試したくなるような洗濯物が無いので通常の洗濯とあまり変わらないんです残念ながら…。
⑨自動お掃除
洗濯槽の裏側など見えない部分に付着しやすい汚れなどを、水道水を使って自動で洗い流します。「槽洗浄」と組み合わせると気持ちよく使用できます。この機能は単独で作動はしないので、洗濯運転中に作動します。自動おそうじを選択すると運転時間と使用水量が増えます。
⑩温水ミスト❤
汚れを落ちやすくする・黄ばみを予防する・黄ばみを落とす・ニオイの原因菌を洗い流す機能です。
洗い行程前に、洗濯物に温水ミストを吹き付け、衣類を温めます。洗剤の酵素パワーを活性化させ、かくはん洗いをすることで、黄ばみの原因となる皮脂汚れを落とします。
⑪ナイアガラすすぎ❤
たっぷりの水を使ってすすぎ、高速脱水を行い洗剤を落とします。いつも以上にしっかりすすぎたい時にオススメです。
窓から見た感じはそんなに水の量が違うのかは確認しにくいですが、ナイアガラってだけで満足しちゃいます(笑)
⑫手造りコース
自分でコースを作って洗濯できるコースです。「洗い」「すすぎ」「脱水」「乾燥」それぞれ回数や時間の選択が出来ます。
⑬予約運転❤
毎日予約運転してるのでここは写真つきで説明させて下さい(笑)
運転終了予定時間を予約時間と言ってます。1時間単位で3~24時間までの間で設定が可能です。
3~24時間後で設定可能 | 「洗濯」運転 |
5~24時間で設定可能 | 「洗▶乾」「乾燥」運転 |
「デリケート」「おしゃれ着」「スチームアイロン」「ダニ対策」「消臭除菌」「槽洗浄」「槽乾燥」コースは設定できません。
※ジェルボールは使用不可です
まずは手順です。ほんとに簡単です!パネル操作部位はこんな感じです。
電源ON。
「予約」ONすると予約運転で可能な部位が点灯します。
私の好みは以下の設定です。「洗い」25分・「すすぎ」2回・「脱水」1分・「乾燥」自動・「脱水・乾燥具合」弱め・自動投入は多めです。脱水が1分でも自動乾燥にして、シワくちゃにならないように脱水乾燥具合を弱めにしたら、朝起きたらそのままたたんでしまえるくらいふんわりと仕上がります。
なので、私は室内干しも外干しもしてません!!
「スタート」ON。少し経つと0.9杯と測定してくれますが自動投入なので受け流してOKです。
予約が完成すると「予約」の表示のみになります。この状態でドアは開くのですが追加で沢山洗濯物を入れた後、ちゃんと扉をしめないとエラーが出て予約運転しないので扉がちゃんと閉まっているかを確認しましょう。予約運転設定後は追加の洗濯物は乾きムラが出来たり、汚れ落ちが悪くなりやすいので注意です。
※予約運転する時は自分がすぐに取り出せる時間帯に設定しましょう。すぐに取り出さないとせっかくのふんわり感がシワになったり、ニオイの原因になります!温かくてふんわりと毎朝仕上げてくれるので、日中に洗濯物を気にすることもなく朝たたむだけで超楽です!
旦那様がアトピー持ちなので、タオルとかなるべく生地が柔らかいままキープ出来たら良いなと思ってたので丁度良かったです。
すぐに取り出せる自信が無い時は「ふんわりガード」を設定することも出来ます。
お手入れ方法(ざっくりと…)
毎度乾燥機能を使うとホコリがどうしてもたまります。毎度お掃除する事がオススメです。ホコリが溜まると乾燥に支障が出るようです。
洗濯が終わった直後の様子がこれです。下のゴムパッキンの所にホコリが付着しています。
ゴムパッキンの内側にもホコリが溜まります。この写真はあまり無いですが旦那様がポケットの中に領収書のような紙類を入れてしまうとここに溜まります(笑)円状のゴムパッキンなのでグルっと綺麗にホコリを取りましょう。
ドラム部分のホコリは無しです。
扉の内側にもうっすらとホコリが付くこともあります。
掃除機で吸い取る方法よりも実際にハンディー用の道具を使って掃除するのが早いし綺麗になります。私は「ウェーブ」とウエットティッシュを使って掃除しています。毎日掃除してるならこびりつくこともなくササっと綺麗に取れます。ウエットティッシュは仕上げに拭く程度です。消毒にもなるし良いかなと。
乾燥フィルターも毎日やらないと溜まります。やり方はこんな風に記載されてます。
1回でこのくらい溜まります。
ティッシュで軽くふき取るだけで簡単に取れます。形のまま取れるくらい柔らかいホコリです(ちょっとモザイクかけてみましたw)
中にも取り出せるフィルターがあるのでそれも綺麗にします。これもふわふわなホコリなので簡単に取れます。
ここまでのお掃除なら簡単ですが、忘れがちなのは洗濯機の下にある「糸くずフィルター」です。私はパネルに表示が出たらやります(笑)
扉を開けると潜んでます。これもお手入れ方法は記載されています。
簡単に出し入れ出来ます。
さぼりすぎると取り出した時のビジュアルが凄い事になるので表示が出たらすぐに掃除するのが良いです。不要になった歯ブラシや硬めのブラシを使ってホコリを落として、まだ気になる時はハイターにつけるのも良いと思います。
ビッグドラムのメリット・デメリット
【メリット】
- ふんわりと乾燥してくれたり、取り出したらそのまま畳めてしまう仕上がりになる
- 自動投入機能が手が汚れず、設定も簡単で、洗剤の無駄が無い
- 沢山の水で洗いたい時は水の量を調節できる
- オシャレ着洗いが安心な仕上がり
- 消臭除菌が出来て、花粉も落とせる
- 寝ていても音が気にならない(音に敏感なウサギですら近くでスヤスヤw)
- いろんな設定で汚れを落とせる
- AI機能が搭載されている
- アイロンが無くてもスチームアイロンで代役出来る
- お手入れが簡単
【デメリット】
- 設置する場所をよく考慮する必要がある
- お値段が高め
最後に…
ネットでの口コミは様々ですが、私個人の感想としては大満足なお買い物だったと思います。旦那様もいつもタオルが気持ちが良いねと高評価です。家事の負担をなるべく減らしたいという方にはとってもオススメです(・ω・)ノこれまで縦型洗濯機しか使ったことが無い方、新しいドラム式を探している方、是非とも日立のビッグドラムを検討してみてはいかがですか?(⋈◍>◡<◍)。