JCBプラチナはメリットが豊富!詳しい特徴と充実度の高いサービスを徹底解説

クレジットカードを利用する中で、今は一般カードだけどいつかは憧れのプラチナカードを手に入れたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

クレジットカードの中でもプラチナカードはハイステータスな1枚で、付帯サービスや特典が豪華な内容になっている点が魅力と言えるでしょう。

なお、そんなプラチナカードの中で特にコスパが良くておすすめの1枚と評判なのが「JCBプラチナ」です。今回はJCBプラチナの特徴をはじめ、どんな付帯サービスがあるのか、さらにお得な利用方法を詳しく解説します。

JCBプラチナの基本的な特徴とメリット

最初にJCBプラチナの基本的な特徴と利用する際のメリットについてまとめてみました。

JCBプラチナの基本的な特徴

「JCBプラチナ」はJCBの発行するプラチナカードで、2017年10月に登場しました。なお、一般的にプラチナカードはゴールドカードよりも上位ランクに位置する、ハイステータスなカードのことです。

年会費は27,500円(税込)で、家族会員の年会費は1名まで無料、 2人目以降は1名あたり3,300円(税込)が発生します。

なお、プラチナカードでは年会費が55,000円以上なことも珍しくありませんから、JCBプラチナの年会費の金額は比較的安いと言えるでしょう。

基本ポイントの還元率はJCBの一般カードと同じで、カード利用1,000円(税込)あたり1ポイントの付与となります。さらに、カードの年間利用金額に応じて翌年のポイント付与数が最大70%アップになる「JCBスターメンバーズ」の特典を受けることもできます。

そのほかにもJCBプラチナ盗難補償付きなので、紛失や盗難などで第三者に不正利用されても安心です。「紛失盗難受付デスク」への届出日から60日前にさかのぼり、以降の損害額はJCBにて補償します。

インビテーション不要で発行可能

プラチナカードは、ゴールドカードを保有済かつ一定の利用実績を築いた方に対し、カード会社がインビテーション(招待)を送付して申し込み可能になることが一般的です。

しかし、JCBプラチナはインビテーション不要なので、自身の都合の良いタイミングで申し込みできます。

JCBプラチナとJCB THE CLASSの違い

JCBのステータスカードには、JCBプラチナ以外にJCB THE CLASSがあります。

どこが違うのという疑問を持つ方がいるかもしれませんが、JCB THE CLASSはJCBの発行するクレジットカードの中でもっともステータスの高いカードです。

JCBプラチナの最上位のカードのため、年会費はJCBプラチナの倍にあたる55,000円(税込)で、家族会員の年会費は全員分が無料になります。年会費が高額なだけ、JCBプラチナにはないサービスや特典があることが特徴でしょう。

また、JCB THE CLASSは招待制のカードで直接申し込みができませんから、インビテーションなしで申し込めるJCBプラチナとは異なることになります。

JCB THE CLASSのインビテーションが届くためには、JCBプラチナで一定金額以上を使うことが条件です。まずはJCBプラチナをメインに利用し、良好な利用実績を築けばJCB THE CLASSを手に入れるための道が開けるようになります。

JCB THE CLASSとJCBプラチナの2枚同時保有はできませんが、いつかはJCB THE CLASSを持ちたいという方でしたらまずはJCBプラチナを手に入れてみてください。

選択可能なJCBプラチナの決済方法

JCBプラチナは通常のクレジットカードの利用以外に、2つの決済方法があります。

QUICPay

JCBプラチナでは、JCBの提供する電子マネー「QUICPay」を利用できます。

QUICPayはコンビニやファミレスなどの普段の生活に身近な店舗で利用可能なうえに、署名の記入や暗証番号の入力は必要ありません。店舗に設置されたカードリーダーにサッとかざせば決済完了です。

さらにQUICPayは後払い方式となり、あらかじめチャージ不要で残高を気にする心配も不要で、利用代金は後日クレジットカード利用分と合算請求されます。

クレジットカードだけでなくQUICPayで利用した金額もポイント付与の対象なので、少額の決済でクレジットカードを使いにくい場合でもお得にポイントを貯めることができるでしょう。

JCBプラチナでQUICPayを利用するにはカードを申し込む際に、QUICPayカードもしくはスマホで決済できるQUICPayモバイルの申請が必要になります。クレジットカードとQUICPayは一体型していないこと、1回あたりの利用上限金額は20,000円の設定となるので注意してください。

スマートフォン決済

JCBプラチナはスマートフォン決済が可能です。

Apple PayやGoogle Payなどのスマートフォン決済アプリにカード情報を登録すればカードを使うことなくスマートフォンで決済ができますが、FeliCa搭載のスマートフォン(非接触型決済に対応するスマートフォン)が必要になります。

対象のスマホを持っていないのであれば、JCBプラチナの申し込み時にQUICPayカードを選ぶと良いでしょう。

また、JCBプラチナのスマートフォン決済ではQUICPayとして決済されるので、1回あたりの利用上限金額は20,000円です。

JCBプラチナのメリット

数あるプラチナカードの中で、JCBプラチナは年会費が格安にもかかわらず魅力的なサービスが充実した1枚です。

支払う年会費以上のメリットがあり、グルメ、トラベル、スポーツなどのさまざまな場面でワンランク上のサービスを受けられます。

こちらでは、JCBプラチナのハイクオリティのサービスについて解説していきましょう。

コンシェルジュサービスを利用できる

コンシェルジュサービスが利用できるクレジットカードは年会費55,000円以上することが多いですが、JCBプラチナの年会費は27,500円(税込)なのでコスパの良さがわかるでしょう。

コンシェルジュサービスは24時間365日利用可能で、旅行の手配に予約の代行、さらにレストラン案内などのサポートを専任スタッフがおこなってくれます。

忙しい自分に代わって、秘書的な存在として利用できるコンシェルジュサービスを割安年会費で利用したい方にはおすすめです。

お得に豪華グルメを楽しめる「グルメ・ベネフィット」

「グルメ・ベネフィット」とは、国内の有名レストランのコースメニューを利用すると1名分の料理が無料になる優待サービスです。記念日や大切な人との食事はもちろん、ビジネスシーンでの接待や会食もお得に利用できます。

グルメ・ベネフィットのほかに、ダイニング30(サーティー)というお食事優待サービスの用意もあり、こちらは飲食で利用した会計金額が30%オフになるサービスです。

上記のように人数や目的に合わせてサービスを使い分けられるのは、うれしいポイントと言えるでしょう。

海外に行く方のマストアイテム「プライオリティパス」

海外へ出張に行く機会が多い方、または海外旅行が好きな方におすすめしたいのが「プライオリティパス」で、世界中の約130の国や地域、約500の都市にある、約1,000ヵ所の空港ラウンジを利用できます。

なお、プライオリティパスを普通に申し込む場合は年会費が発生しますが、JCBプラチナに入会すれば料金がかかることはありません。

フライト前に優雅なひとときを楽しめるのが大きな魅力で、アルコールやソフトドリンクがフリーなのはもちろん、軽食の用意にシャワールームなどの設置。そのほかにも新聞やビジネス用のデスクなどもあるので、フライト前の時間の有効活用にもつながるでしょう。

プライオリティパスを発行するには別途申し込みが必要なので、海外へ行く予定がある方は前もって申し込むようにしてください。

海外での万が一のときにも安心「JCBプラザ」

海外では現地語が通じないほか、文化も異なることから予約ができなかったりトラブルに巻き込まれたりすることも珍しくありません。

そんなときの頼りになる存在が「JCBプラザ」で、現地のJCB加盟店や観光情報を日本語で提供するサービスです。現地のホテル、レストラン、オプショナルツアー、各種チケットの手配代行をしてもらえるほか、カードの紛失や盗難時もサポートしてくれます。

さらに一部主要都市に「JCBプラザ ラウンジ」が設置されていて、JCBプラザのサービス以外にドリンクサービスやマッサージ機、荷物の一時預かりサービスが無料利用できます。また、場所によってはWi-Fi無料サービスも利用できます。

国内旅行で使えるJCBプラチナの付帯サービス

JCBプラチナは海外だけでなく国内旅行のサービスも充実しています。その中の一つが「プレミアム・ステイ」で、国内の厳選されたホテルや旅館の宿泊料金がお得になります。

また、JCB会員の中でも一部の方しか利用資格のない「JCB Lounge 京都」も利用可能で、ドリンクサービスがあったり新聞・雑誌などを閲覧したりできます。

京都駅ビル内にあるのでアクセスも良く、ラウンジの中は高級感のあふれる空間です。

さらにユニバーサルスタジオジャパンにもJCB Loungeがあり、年1回無料でラウンジの招待券を発行してもらえます。こちらもドリンクサービスや新聞・雑誌の閲覧はもちろん、アトラクションの優先搭乗ができる魅力があります。

ラウンジの利用は事前予約が必要で、招待券1枚で最大4名まで利用可能です。家族旅行や仕事の付き合いなど、自身の都合に合わせて使うのがおすすめでしょう。

JCBプラチナの付帯保険

慣れない場所に出かけることで病気や事故などのトラブルを引き起こすこともありますが、JCBプラチナでは、そのような万が一の事態に備えた旅行傷害保険の補償を受けられます。

補償金額は国内・海外ともに最高1億円です。年会費の安いクレジットカードなどで見られる、旅行代金をクレジットカード払いにしないと補償適用とならない利用付帯ではありません。

JCBプラチナカードを持っているだけで補償対象の自動付帯となり、旅行代金などをカードで支払わなくても補償されるので安心できるでしょう。

そのほかにもショッピングガード保険が付帯するので、購入した商品が破損したり盗難被害にあったりした合でも損害が補償されます。

ゴルフやスポーツがお得に楽しめる

JCBプラチナのゴルフ優待サービスでは、全国約1,200か所のゴルフ場のプレー予約を電話一本で手配可能です。

その際に、ゴルフ場の会員でないと予約困難な名門コースも手配できますし、有名コースで開催されるゴルフコンペにも参加できます。

また、スポーツクラブなどのさまざまな施設をお得に利用できる優待サービスの用意もあります。

JCBプラチナの申し込み方法と審査基準

カード会社からのインビテーション(招待)がないとい申し込めないプラチナカードが多いですが、JCBプラチナではそのような心配はいりません。

こちらではJCBプラチナの申し込み方法と審査基準について解説します。

インターネットから申し込み手続きが可能

JCBのクレジットカードを持っていない方が新たにJCBプラチナを申し込む場合、JCBの公式サイトから手続きできます。

・ホーム画面より「カードをつくる」をクリック
・JCBプラチナの申し込み画面に移動して必要情報を入力

上記の流れで進めてください。

また、申し込みには以下のものが必要になので準備しておきましょう。

・利用代金の引き落とし先となる口座情報を確認できるもの
→通帳、キャッシュカードなど
・本人確認書類
→運転免許証または運転経歴証明書、パスポート、在留カード、特別永住者証明書、マイナンバーカードなどの書類のコピー
・収入証明書類(キャッシングサービスを希望する場合)
→源泉徴収票、納税通知書、確定申告書、給与明細書など

すでにJCBのクレジットカードを持っている方は会員専用WEBサービス「MyJCB」からアップグレードの申し込みをすればカードの切り替えが可能です。

JCBプラチナの審査基準

JCBプラチナの本会員の申し込み対象となるのが、「25歳以上で、本人に安定継続収入のある方」です。

しかし、この条件を満たしている=審査通過するのは確実になったわけではありません。

クレジットカードの審査では、一般的に職業、年収、勤続年数、これまでのクレジットカードの利用状況などを参考にして総合的に発行できるかどうかを判断します。

年収がどんなに高い方であっても、これまでの利用状況が良好でないと判断されれば審査落ちすることはあるのです。

そのため、年収がどのくらいあれば審査通過するのかは一概に言えませんが、実際に審査通過した方の口コミでは年収600〜800万円未満の方が通過したことは確認できます。

あくまでも目安となる年収にしかすぎませんが、参考情報として覚えておくと良いでしょう。

JCBプラチナのお得な使い方3選

JCBプラチナの年会費の元を少しでも取るために、お得な使い方を3選にてご紹介します。

外食好きなら利用したい!「グルメ・ベネフィット」

外食好きの方であれば「グルメ・ベネフィット」の利用がおすすめです。国内の有名レストランのコース料理が1名分無料になるお得なサービスになります。

予約は2名以上になっているので、夫婦や恋人などで予約すれば通常の半額の料金で豪華な料理を楽しめます。

ただし、利用できる期間は4月~9月と10月~3月に分けられていて、1店舗あたり期間中1回まで利用できます。

人数が多い場合は「ダイニング30(サーティー)」

JCBプラチナのグルメ優待サービスは「グルメ・ベネフィット」以外に「ダイニング30(サーティー)」というものもあります。

全国の対象飲食店で飲食代が30%オフになるサービスで、コース料理以外にも割引が適用されます。

4名以上の利用であれば、グルメ・ベネフィットよりも食事をお得に楽しめるので、家族での食事やビジネスでの会食や接待の場にもおすすめです。

海外に行く機会が多い方は「プライオリティパス」がおすすめ

海外旅行や海外出張が多い方は、「プライオリティパス」を利用するのがお得です。

プライオリティパスは、世界500都市1,000以上の空港ラウンジが利用できるサービスで、「スタンダード」「スタンダード・プラス」「プレステージ」の3つのクラスがあります。

JCBプラチナで発行できるのは一番上のプレステージとなり、利用回数の上限なしに無料で空港ラウンジを利用可能です。

本来であれば429ドルの年会費がかかりますが、JCBプラチナを持っていれば年会費27,500円(税込)の中に含まれます。

JCBプラチナの3つの注意点

ここまで紹介した中で、JCBプラチナはメリットの多いカードなことがわかったかと思いますが、その一方でデメリットも存在します。

こちらではJCBプラチナをお得に利用するために、JCBプラチナの注意したい3つのポイントを解説していきましょう。

1:ポイントが貯まりやすくない

JCBプラチナの基本ポイントの還元率は通常のJCBカードと同じとなり、プラチナカードだから還元率が高いわけではありません。

翌年のポイント付与数がカードの年間利用金額に応じて最大70%割増になるポイントサービス「JCBスターメンバーズ」もありますが、こちらは年間30万円以上の利用がなければ特典を受けられません。

ポイントをお得に貯めたいのであれば、JCBプラチナだけをメインに利用する必要が出てくるでしょう。

2:付帯サービスを使わないのであれば、年会費は割高

すでに解説したように、JCBプラチナの年会費は27,500円(税込)となります。

付帯サービスの豪華さから考えればお得な年会費ですが、サービスを利用しなければ割高になるだけでしょう。

付帯サービスの内容を前もって確認して、自身にメリットはあるかを判断したうえで申し込む必要があります。

3:必ず審査通過するわけでない

クレジットカードを作成するにはカード会社所定の審査に通過しないとなりません。

こちらも前述したように、職業や年収などの属性やクレジットカードの利用状況しだいで審査落ちすることはあります。

特にプラチナランクのカードは一般やゴールドランクのカードよりもグレードが高いので、審査も厳しくなるでしょう。

職業や年収などの属性、過去のクレジットカードの利用状況は簡単に変わりませんが、申し込みのタイミングを工夫すれば審査通過しやすくなるかもしれません。

転職直後の申し込みを避ける、短期間に複数のクレジットカードを申し込まないようにするなどしてみましょう。

そのほかのおすすめのプラチナカードランキングはこちら

まとめ

JCBプラチナは年会費が割安価格で豪華なサービスが付帯するコスパの良いクレジットカードです。
カードです。

24時間365日いつでも利用できるコンシェルジュサービスがついて年会費27,500円(税込)は、かなりお得と言えるでしょう。

そのほかにも旅行や宿泊サービスも手厚く、旅行好きな方や海外に行く機会が多い方もメリットを得られるはずです。

年会費が高額でプラチナカードをあきらめていたという方も、ぜひJCBプラチナに入会してハイクオリティなサービスをお得に利用してみてください。

コメントを残す