社会人になったのに全く節約ができない、どうしてと思われる方も少なくないのではないでしょうか。せっかく自分で稼いだお金を自分の生活費だけで消費してしまう、そんな自分に嫌気がさしている人にこの記事はオススメです。
この記事では一人暮らしの社会人の節約方法をご紹介しますぜひ自分のお給料でコツコツ貯金ができる体質になりましょう
一人暮らしの社会人の生活費の平均額は?
はじめに、一人暮らしの生活費の平均額を知っておきましょう。
一人暮らしの生活費の平均額
一人暮らしの生活費の平均額は以下のとおりです。
- 家賃・・・66,000円
- 食費・・・20,000円
- 光熱水費・・・11,000円
- 通信費・・・11,000円
- 被服費・・・20,000円
- 日用品費・・・5,000円
合計132,000円(※あくまで平均値ですので、地域差があります。)
あくまで平均値ですが、もしも平均より高い金額で生活しているのであれば、すぐに節約を始めた方が良いといえます。
また、これから一人暮らしを始める方は、ぜひ参考に覚えておきましょう。
一人暮らしの社会人向け節約方法10選
ここでは一人暮らしの社会人向けの節約方法を十個ご紹介します
自分の生活や生活に合った節約方法があったら、ぜひ実践してみてください。
また全てを実践するのではなく、自分がやったことはないもん、もしくは自分がやれるものから一つずつ挑戦しましょう
家計簿をつけてみよう
社会人になっても、家計簿をつけていないという方はすぐにはじめてみましょう。
家計簿をつけるためには、以下の3つのコツが必要ですので覚えておくととても便利です。
レシートを取っておこう
社会人になって自分のお金でお買い物ができるようになると、レシートを撮るという習慣をつけづらい環境にありますなぜかというと無意識にお金は使ってしまってレシートを捨ててしまう人が多いからです
自分に合った、家計簿を見つけよう
自分に合った家計を見つけるということは家計簿おっ、続けていく上でとても重要です。
自分の生活や生活にあった、家計簿を探しましょう。家計簿の主なタイプは以下のとおりです。
- アプリ
- ノート
- エクセル
アプリ方の家計簿はつけ方が2種類あります。1種類目は写真を撮って、家計簿をつける方法です。この方法だとアプリで自動的に家計簿の項目を決めてくれるので手間が語らず簡単に家計簿をつけることができます
ノートタイプのアプリはレシートをノートにペタペタと貼り、項目別に支出を記入していけばいいだけなので、誰でも簡単に家計簿をつけることができます。家計簿をつけたことがない初心者の方にはノート型が一番おすすめです。
エクセル方の家計簿分は自分でオリジナルの項目を作ることができるので、細かい仕分けをしたい方にはオススメです。家計簿をつけることに慣れてきたの、エクセル方に移行しても良いでしょう。
家計簿はなるべく毎日つけよう
家計簿をつけることを決めたら、なるべく毎日家計簿つけるようにしましょう。なぜかというと、自分のお金の使い方と毎日向き合うことが必要だからです。
社会人になって全然貯金ができないという方は、自分のお金の流れと向き合ったことがない方々が多いのです。よって、家計簿をつける時間を、自分のお金の使い方とも向き合ってみましょう。
今までお金の使い方と向き合ったことがない方は、自分のお金の使い方のクセや、どの項目に一番お金を使っているのかを発見することができるようになります。
自分のお金の使い方がわかったら、後は使い方を少しずつ変えていけば自然と節約することができてきます。
それに伴って、余ったお金を貯めていくことも可能ですので、家計簿をつけることに慣れていない人はなるべく早めに、毎日家計簿をつけるようにしましょう。
自分の使えるお金の金額を把握しよう
自分が使えるお金の金額を把握している人は、意外と少ないです。
と思っている人もいらっしゃるかと思いますが、実はそうではないのです。
一人暮らしをしている方であれば、毎月決まった金額の家賃や光熱水費や通信費がかかってきます。
ここでお伝えしている「自分の使えるお金」とは、固定費と呼ばれる毎月必ず出ていく支出を引いた金額を指します。例えば手取り18万円の人で固定費が月10万円かかるとしたら、自分の使えるお金の金額は8万円です。
よって8万円で食費や娯楽費、趣味費などをやりくりする必要が出てくるということになります。
貯金が苦手な人は、自分の固定費がいくらなのかを把握していないことが原因に挙げられます。よって、まずは自分が月にいくらお金を使えるのかを把握するようにしましょう。
ストレスがなくできる節約方法を考える
節約方法は続けられることをやらなければ意味がありません。例えば一食100円でご飯を作るというルールを設けることは素晴らしいですが、毎日実行できるかといえば中々難しいものがあります。
続けることが困難な方法を無理に継続しようとすると、心と体に負荷がかかりすぎてしまい、途中で挫折する可能性が高いです。よって、あまり無理がない程度に節約を行うようにすることが大切です。
小さなことでいいので、コツコツとできる節約方法を自分なりに考えていきましょう、例えばマイボトルを週に3日分持って行ってみたり、夜ごはんは週に3日は自炊などというものです。
今お金を貯められる環境にいるのかを考えてみる
節約生活を始める前に、自分自身の現状をいったん見つめ直してみましょう。
例えば自分自身お金を貯められるような状態であるか考えてみましょう。借金の返済やクレジットカードのリボ払いがあれば、いくら節約をしていてもお金を貯めるということはできません。
よって借金の返済やリボ払いがあればそちらを優先して返済していくことが大切です。
お金を安心して貯められる環境になければ、まずは環境作りを行うことが先決です。そして、借金などの返済が終わったら、貯金をしていくようにしましょう。
固定費の見直しをしてみましょう
節約をするにあたって一番大切なのは、支出を抑えることです。
支出には大きく分けて2種類あります。一瞬夢は毎月支払い額が決まっている固定費と月に応じて金額が変わる流動費と呼ばれるものです。
固定費の例は以下のとおりです。
- 家賃
- 新聞代
- 通信費
- 生命保険料etc
上記のものが固定陽として項目に分けることができます。
反対に、流動費と呼ばれるものは以下のとおりです。
- 食費
- 光熱費
- 交際費etc
固定費と流動費を比べるとわかるのですが、支出の中で最も大きい部分を示すのは、実は固定費なのです。
ですが、固定費の見直しをする人は、意外と少ないので、まずは固定費の見直しから取り掛かりましょう。
固定費の見直しがすることができれば、大幅な支出削減が期待できます。
固定費で特に見直して欲しい項目は以下のとおりです。
- スマートフォン代
- 家賃代
上記2点は必ず見直しをするようにしましょう。スマートフォン代は月1万円以上かかっているのであれば見直しを行うことで数千円の節約効果を得られる可能性が高いです。
家賃の目安は手取り月収の30%以内です。30%以上の家賃を支払っている場合は家計を圧迫している可能性がありますので、引っ越すことを検討しましょう。
クレジットカード払いをやめてみよう
社会人になって、クレジットカードでの支払いができるようになり、たくさん買い物ができるようになりました。
しかし、便利であるがゆえにお金を使いすぎてしまう人も多くいるのが現状です。
貯金が全くできないという社会人はクレジットカードの明細を見直すことを強くおすすめします。
クレジットカードで分割払いしている商品などがあれば、それは無駄ではないか考えてみましょう。本当に必要な商品だったのか思い返してみましょう。
また、コンビニなどで小さい金額のものでもクレジットカードを使って購入している人は、お金を使っているという意識があまりない可能性があります。
クレジットカードでの支払いというのはとても手間がなくて簡単なものですが、お金をついつい使いすぎてしまうという悪循環に陥ってしまうこともあります。
よって、貯金の習慣がついていない方は、クレジットカードの使用を一旦止めて、現金払いをする生活を送ってみるようにしましょう。
自炊生活をスタートさせよう
一人暮らしで貯金ができないという方は、意外と外食が多い傾向があります。
家計簿をつけてみて、自分の外食費用が手取り月収の1割以上を占めるのであれば、少し外食を控えるようにしましょう。
外食を控える分、自炊では好きなものを食べれるように、レシピを覚えましょう。
自分の好きなものを食べるというところからスタートすると、あまり深く考えずに、美味しいご飯を食べようと思うことができるのでおすすめです。
最初から栄養管理やカロリー管理などをしてしまうと、挫折してしまいやすいので、あまり深く考えずに自炊を行ってみましょう!
交際費の見直しをしてみよう
交際費は社会人になってから大きな金額を占めるようになった、支出の一部はないでしょうか。
会社での接待、飲み会や同僚達との飲み会、上司との飲み会などたくさんのお付き合いがあります。
また会社の同僚との旅行なども交際費に当てはまります。
しかし、もしもあなたは不本意にお付き合いをして、不本意に支出をしているのであれば、できれば参加しないで節約することを優先しましょう。
ただし、仕事に支障が出るお付き合いを断ったりするのは良くないので、よく考えて交際する相手を選び、楽しくかつ自分の成長に繋がるられるお付き合いのために交際費を使うようにしましょう。
ATMの手数料にも注意しよう
社会人になってATMの手数料を気にせずお金を引き出す人も多いのではないでしょうか。
月に1回お金を下ろすだけであれば特に手数料気にする必要ありません。しかし、1週間に1回や2日など複数回お金を下ろすという形であれば手数料も気にする必要があります。
もしも、1回の手数料が100円で、1ヶ月のうち10回程ATMからお金を引き出すのであれば、手数料だけで1,000円かかってしまいます。
年間にすると12,000円も手数料を支払っていることになるのです。
手数料はとても小さい金額ですが、塵も積もれば山となるといいますので、なるべく手数料がかからない時間帯にお金をおろすようにしましょう。
節約生活の期間を設けよう
期限を設定して、節約生活を行うようにしましょう。できれば3ヶ月に1回など、こまめに節約生活に区切りをつけることが大切です
期限を設けることで、3ヶ月の間で何ができて、何ができなかったのかを反省することができます。また、期限を設定することで飽きずに節約を続けることができるのでおすすめです。
飽き性の人や、期限設定があると頑張れるという方はぜひ試してみてください。
節約生活でもできる貯金のコツ5つ!
ここでは節約生活でもできる貯金のコツを5つ紹介します。
貯金額の目標を明確にしよう
目標金額を明確化することで、お金を貯めやすくなります大きな目標でもいいですし、小さな目標を掲げてもいいです。ただし、大切なのは具体的な目標であることが大切です。
例えば「何ヶ月後か20万円を貯める」という目標と「3ヶ月後に10万円を貯める」という目標とでは、おそらく後者の方がお金をしっかり貯められるはずです。
人は具体的な目標を掲げると、どのように行動すればいいのかを考えることができますので、目標を掲げる時は必ず明確化しましょう。
お給料の3ヶ月分を目安に貯金をしてみよう
明確な目標を立てられないという方は、まずはお給料の3ヶ月分の貯金を目標にして貯めていきましょう。
お給料の3ヶ月分の貯金があれば、突発的な支出に対して対応することが可能になります。
また。お給料の3ヶ月分の貯金を貯めることができれば、その後の6ヶ月分、1年分、3年分、などは比較的溜めやすくなります。
よって、まずは3ヶ月分を貯められるようにするのも良いでしょう!
貯金専用口座を開設しよう
貯金をするためだけの口座を一つ開設しましょう。
どうして口座を一つ開設するのかというと、支出の口座と貯金の口座を分けることで、お金が貯まっていくことを可視化することができるからです。
支出の口座でもお金を貯めていくことはできますが、お金が減っていくのも見えてしまうので貯金のモチベーションが下がります。
自分はコツコツお金を貯めることができているのだという、見える化がとても大切になりますので、少し手間はかかりますが、貯金専用口座を開設しましょう。
とりあえず実行する
失敗を恐れていては、お金を貯めることはできません。
一人暮らしの社会人でも貯金することはできますが、実際に行動しなくては貯まるものも貯まりません。
明確な目標掲げたのであれば、あとはどんな行動に移せばいいのかを考えるだけです。
もちろん、失敗しても構いませんし、そもそも、失敗することが前提なのです。
自分のスタートラインを知り、スタートラインを知ったら、その後どうしていけばいいのか、どんどん考えていけば良いだけなのです。
最初から全て上手くできる方はいないので、どんどん失敗してどんどん行動に移していきましょう。
お金の勉強をしてみよう
貯金することが少しずつ出来てきたら、よりお金を増やせないか考えるようにしましょう。
例えば会社での給与アップや副業収入なので収入全体を上げることができないか考えてみましょう。
またある程度貯金が貯まったのであれば、投資などを考えてみてもいいでしょう。
効率よく貯金を増やしていく方法を知ることができれば、モチベーションも上がります。
貯金をはじめて余裕が出てきたら、ぜひ自分の興味のあるお金の勉強をやってみましょう。
まとめ
社会人の一人暮らしでもできる節約方法と貯金のコツをご紹介してきました。
どれも簡単で、しかし意外と実行していないものが多かった人もいたことでしょう。
社会人になって自分の家計を見直すということは大変なことです。しかし、家計を見直さないとどんどんお金を貯められない人になっていてしまうので、まずは家計の支出把握をしてから節約方法を実践していきましょう。
節約することに慣れてきたら、貯金ができるようになります。
貯金はやろうと思ってすぐできるものではありませんし、コツコツとお金を貯めてようやくできるものです。よって節約も貯金もコツコツとストレスなく続けられるものを選んでいきましょう。