同棲生活をスタートさせるにあたって、節約してお金に困らない生活をしたいという方は多いのではないでしょうか。しかし、どこをどう節約したら良いのかはじめのうちは、全くわかりませんよね。そこで、この記事では同棲をスタートさせるカップルに対してお得に生活ができる方法をご紹介していきます
同棲カップルが節約すべき理由
ここでは同棲カップルが節約すべき理由をご紹介します。
節約生活をすることでどのようなメリットを得られるのかを覚えておきましょう。
余裕を持って生活することができる。
節約生活をするべき理由として、余裕を作ることができるというのが挙げられます。
お金が手元にあるということは、とても安心できることではないでしょうか。
手元にお金がないと、欲しいものがあったときに買えなかったり、やりたいことがあった時にできなかったりします。しかし、手元にお金があるとやりたいことができますし、買いたいものも買うことができます。
やりたいことはいつでもやれるという環境、買いたいものはいつでも買えるという環境にいるということは、心にゆとりを持たせてくれます。
特に同棲中となると、節約をしないと生活するだけで精一杯になってしまい、自由にお金を使うことができなくなってしまいます。
よって、節約生活をすることで、お金も心も余裕を持てるようにすることが大切なのです。
貯金をすることができる
同棲生活をするにあたって、貯金をするということはとても大切です。
貯金がないと、いざという時の出費に備えることができません。また、貯金がないと先述した心に余裕を持つことも難しいでしょう。
しかし、節約生活をすることでお金を手元に残すことができます。手元に残ったお金をコツコツと貯金していくことで、お金と心に余裕を持つことができるようになるのです。
よって、同棲中のカップルは節約生活を行いコツコツと貯金をしていきましょう。
同棲カップルの生活費平均
同棲カップルの生活費の平均は以下のとおりです。
- 住居費・・・80,000円
- 電気代・・・5,500円
- ガス代・・・4,500円
- 水道代・・・3,500円
- 食費・・・48,500円
- 家具費・・・6,500円
- 被服費・・・13,500円
- 医療費・・・7,500円
- 交通費・・・30,500円
- 通信費・・・15,500円
- 娯楽・交際費・・・38,000円
- 雑費・・・28,500円
合計282,000円
あくまで目安の金額ですので、地域差があります。
しかし、平均を見る限りでは同棲していると、約30万円もの生活費がかかることがわかりました。
1人あたりの負担は15万円ですので、決して軽いものではありません。
よって、同棲中も意識して節約を行うことで、二人の負担を減らしていけるようになりましょう。
同棲生活の節約方法15選
ここからは同棲生活をしている人でもできる節約方法をご紹介します。
はじめから全ての節約術を試さなくても大丈夫です。1つひとつ丁寧に実践していき、習得しましょう。
そして、自分たちなりのアレンジを加え、楽しく簡単に費用削減をしていけるようになりましょう。
家計簿をつけてみよう
はじめに、家計簿をつけてみましょう。
同棲してから節約生活を始めるのであれば、できれば1年間は家計簿をつけるようにしましょう。
なぜ、1年間なのかというと、年間を通してどれ位の費用がかかるのかを把握することができるからです。
しかし、気負いすぎるとストレスになってしまうので、まずは最初の1ヶ月の支出を把握することに集中しましょう。
家計簿をつける上で1つ注意して欲しいことがあります。それは、必ずお互いでシートを取っておくことです。
節約生活をしたことがない方、家計簿をつけたことはない方は、レシートを取っておくということが苦手です。よって、無意識のうちに捨ててしまっていることもあります。
正確な支出の流れを知るためにも、レシートをとっておく癖はつけるようにしましょう。
おすすめの家計簿3タイプ!
おすすめの家計簿は以下の3タイプです。
- アプリ
- ノート
- Excel
上記の3つは、それぞれ特徴がありますので、自分の正確性に合ったものを選びましょう。
アプリタイプの家計簿はレシートを写真で撮るだけで自動的に読み込んで、項目別に振り分けてくれます。また自分で打ち込むタイプもあります。
ノートタイプの家計簿は、レシート、ノート、のり、電卓があれば誰でも簡単に家計簿をつけることができます。家計簿の付け方は、まずレシートをノートに貼り、電卓で食費や雑費などの項目別の費用を1日ごとに計算していきます。そして、週の終わりに項目別支出合計を出します。
Excelタイプの家計簿は、自分自身で項目を作ったり打ち込んだりする必要があります。細かい項目で家計簿をつけたい方にはとてもオススメですし、検索機能も付けられるので、自分が何にどれだけお金を使ったかを把握するのも簡単です。
しかし、エクセルタイプの家計簿は、家計簿上級者向けですので、最初はアプリタイプの家計簿かノートタイプの家計簿をつけてみるようにしましょう。
収入を把握しよう
支出を把握するのと同じぐらい大切なのは、収入を把握することです。お互いの大体の収入でいいので把握しておくようにしましょう。
収入を知ることで、貯金額の目安やどの程度の節約生活をしていかなければならないのかがわかります。
また、収入内で生活をしていくためには、どうやっていくべきかも具体的に話せるようになりますので、おすすめです。
固定費を計算してみよう
家計簿をつけることに慣れてきたら、固定費の計算をしてみましょう。固定費とは以下のとおりです。
- 家賃
- 通信費
- 水道光熱費
- 生命保険料
- NHK受信料etc
上記のような、あまり値段に変動がないものを固定費と言います。
家計簿を見直してみて、あまり値段の動きがないものをピックアップしましょう。そして、月にいくらぐらいの固定費が発生しているのかを計算してみましょう。
固定費は、支出の中でも大部分を占めるためどのくらいの金額を支払っているのかを把握しておかないと、どんどん無駄にお金を使ってしまっていくことになります。
固定費の見直し方法については後述しますので、まずは固定費を全額計算してみてください。
流動費を計算してみよう
次に流動費の計算をしてみましょう、流動費とは1ヶ月の中でも金額が変わる支出を指します。
- 食費
- 交際費
- 日用品日etc
流動費は、月々で支出金額が異なります。しかし、1年家計簿をつけてお金の流れを把握することで、「支出が多い月」と「支出が少ない月」も把握できるようになります。
支出が多い月の原因を突き止めるためにも、流動費の把握は必須ですので、必ず計算して覚えておきましょう。
1ヶ月にどれ位の生活費が必要か、平均を出してみよう
固定費と流動費が把握出てきたら、1ヶ月にどれぐらいの生活費が必要か平均を出してみましょう。
1ヶ月の平均がわかると、どのように生活費を捻出していけばいいかがわかりますし、どのように節約をしていけばいいかもわかってきます。
また、平均を知っておくと平均以上にかかった月は何が原因で支出が多かったのか分析できるようにもなります。
よって1ヶ月にどれぐらいの生活費が必要か、平均を出せるくらい家計簿をつけていきましょう。
できれば1年間の家計簿で平均を算出していただきたいですが、続けられた分の家計簿でもかまいませんので、「なるべく多くの月を入れた平均データ」を出せるようになりましょう。
家賃の見直しをしてみよう
次に家賃の見直しをしてみましょう。家賃の目安は手取り収入の3割以内とされています。
もしも今住んでいるところが、手取り月収の3割以上の家賃であれば、引越しを検討しましょう。
引っ越し代がかかるかもしれないと不安に思うかもしれませんが、長期的な視野で見たら引っ越しをした方が断然お得になる可能性が高いです。
しかし、転勤族などの人たちはすぐに引っ越しをしても負担が増すだけですので、今の自分の現状把握をしてから、引っ越しをする必要があるかどうかを考えることが良いでしょう。
通信費の見直しをしてみよう
次に通信費の見直しをしてみましょう。
特に見直してほしいのは、スマートフォンの料金プランです。スマートフォンなどのプランは日々新しいものが出てきていますので、こまめに見直しをすることで、お得なプランをゲットすることができます。
できれば、キャリアショップに行き、プランの見直しを相談してみることが望ましいです。今支払っている料金と同額でも、通信量などがお得に使えるプランがあったり、通話量や通信量を診断してもらい、適切なプランを紹介してもらうこともできます。
また、キャリアショップによっては、同棲している人でも「家族割」が使えることがありますので、ぜひ同棲している事実を伝えてプランの見直しをしてみましょう。
交際費の見直しをしてみよう
交際費の見直しも大きな節約効果を期待できます。交際費の見直しでは主に2つのことに注意しましょう。
1つ目は会社の付き合いの飲み会です。会社の飲み会は仕事上必要なこと、また仕事をする上で役に立ちそうな飲み会には参加しても良いでしょう。しかし、生産性のない飲み会や、上司との付き合い、同僚との付き合いの飲み会が多い方は回数を減らすように心がけましょう。
次に、旧友との飲み会も注意が必要です。数年に1度の頻度で会う旧友とのご飯会などであれば思う存分楽しんでも良いでしょう。
しかし、1ヶ月に1回など、定期的に行っている飲み会は、本当に必要なのかどうかを見直す必要があります。お金は、自分の今後のためになるものや、ストレス発散に有効活用することが一番ですので、以上のことを踏まえて、もう一度交際費を見直してみてください。
食費の見直しをしてみよう
食品の見直しも大きな節約効果を期待できます。特に見直してほしいのは、外食費です。
もしも外食費が多いなと感じた方は、自炊に切り替えましょう、同棲生活で外食するのも楽しいですが、美味しいご飯を、自分たちで手作りできると、自宅でのご飯がとても楽しくなり、仲も深まります。
お酒に合うおつまみや美味しいデザートなどを自宅で作れるようになることで、さらにお家にいることが楽しくなってきます。
自宅で楽しめるものがあると、無駄に出かける必要もなくなって来てさらに節約効果を得られるようになります。
よって食費の見直しを行い、無駄がない食生活を心がけましょう!
自炊をするときの注意点!
自炊をするときの注意点は以下のとおりです。
- 安い食材ばかりを買い過ぎない
- 計画的に食材を購入する
- 週の半分は自分たちの好きなご飯を食べる
安い食材ばかりを購入してしまうと、栄養や料理に偏りが出てしまうため、飽きてしまいます。よって、安い食材を買いつつ、適度に良い食材を取り入れてバランスの摂れた食事を心がけましょう。
次に、食材を余らせないように計画的に購入するよう意識しましょう。食材は、余らせて捨ててしまうとそれも「無駄遣い」になってしまいますので、注意しましょう。
最後に、食費を節約することは良いことですが、同棲中の食事を楽しむことを忘れてはいけません。よって、安い食材を買いつつも週の半分は互いの好きな料理を食べるようにしましょう。
節約中でも楽しく、和やかに食卓を囲むように意識することが大切です。
水道光熱費の見直しをしてみよう
水道光熱費も見直すことで、少しでも節約をすることができます。
お皿を洗うときや歯を磨く時に水道を出しっぱなしにするのをやめることで、少額ですが水道費を浮かせることができます。
ガス代に関しては、今現在プロパンガスを使っている方は、都市ガスに変更できないか検討してみましょう。都市ガスに変更するとガス代が安くなる可能性が高いです。
電気屋さんも変えられるか検討してみましょう。現在、電気屋は色々あり、安いプランを提供しているところがたくさんあります。自分の世帯の電気消費量を知り、お得な電気屋さんを見つけて契約できるかどうか検討してみましょう。
生活費の支払い方法について話し合っておこう
同棲生活を始めるにあたって、生活費の支払い方法については早めに話し合っておきましょう。
固定費の支払いは誰が行うのか、流動費の支払いは誰が行うのか等のルールを決めておくことが大切です。ルール作りが面倒だという人は、共同口座を作って管理するのも良いでしょう。
生活費の支払いルールを決めておかないと、後々トラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。よって、早めのうちに支払い方法を決めておくようにしましょう。
生活のリズムをなるべく揃えよう
生活リズムをなるべく揃えるだけでも、節約効果が得られます。
例えば、お風呂に入る時間が同じだと追い焚きをしなくても済みます。寝る時間も同じだと電気代も節約することができます。
また、生活リズムを一緒に揃えることですれ違いもなくなり、喧嘩をあまりすることなく同棲生活を楽しむことができます。
よって、生活リズムをなるべく揃えて、手間なく節約をして、ラブラブな同棲生活ができるようになりましょう。
お金のかからないデート方法を見つけよう
同棲していても、デートはしていたいですよね。しかし、お金がないからデートができなかったこともあるでしょう。
でも、できればなるべくお金のかからないデートができればお互いに負担を少なくすることができます。
お金のかからないデートとしては、公園でピクニックや、自宅でDVD観賞などが挙げられます。
楽しくお金のかからないデートをお互いに提案し合って、試してみるのも良いでしょう。
お金のかからないデートを知ることができれば、給料日前のピンチなときでもデートができるのでおすすめです。
1か月の生活費の予算を立ててみよう
家計簿をつけることに慣れ、節約することにも慣れてきたら、生活費の予算立てを行ってみましょう。
家計簿をつけ続けていると、1ヶ月で大体いくら生活費が必要かがわかってきます。
生活費の平均がわかれば、二人で予算を立てて予算内で節約生活を続けていけば良いのです。
楽しんで節約できる方法をどんどん探していこう
お互いに楽しんで節約ができる方法をどんどん話し合っていきましょう。
同棲生活中の話のネタにもなりますし、お互いの『楽しいと思う価値観の共有』もすることができます。
節約することも大切なことですが、一番大切なのはお互いが暮らしやすい環境を作ることですので、ぜひ楽しんで節約ができる方法を話し合って、どんどん環境を整えていってください。
まとめ
同棲生活の節約術をご紹介してきました。
カップルがお互いの収入内でやりくりをしていくというのは、結婚生活の予行練習みたいで楽しいものですよね。
お金に困らない同棲生活を過ごせるよう、日々お得な情報を逃さず、ゲットしていけるようになりましょう。