各種ポイントサービスを利用した食費の節約術や上手な出費方法。知識とアイディアでポイントの価値をアップさせる!

日常におけるちょっとした買い物でもポイントをもっと積極的に活用できればなぁと1度は思ったことがあるのではないのでしょうか。

 

ネットショッピングでの比較的高価な買い物やカフェ・カラオケばかりが生活の全てではありません。

 

また、現在たくさんのポイントサービスがあってそれぞれどうしてもポイントの端数が出てきてしまい、特にネットでの利用には限界が出てくることも少なくありません。

 

そこで捨てるにはもったいないちょっとしたポイント残数を街の買い物において「食費の出費」に回しうまく使い切る方法や、その他食費の節約になる各種ポイント活用法をこれからご紹介します。

 

 

 

ポイントを使った食費節約術のメリット

出典:NTTドコモ

 

 

今回紹介します食費の節約法は特に食品の性質であります「少額さ」や「賞味期限の短さ」といった点において、それらの特徴にあるデメリットを払拭させたものとなっております。

 

以下にそのメリットを挙げてみます。

 

「ポイントの端数処理に最適」

高額ではない普段の買い物において、今回のポイント活用法は冒頭でお話しした端数処理の際にピッタリです。

 

 

「賞味期限が短くても気にならない」

ネットスーパーなど一部のオンラインショップでも日常的な商品を買うことができますが、特に食材や飲料は賞味期限や配送日数が気になります。

 

しかし街での買い物であればそういった心配はほぼ皆無(納得して購入ができる)といった感じです。

 

 

「送料が無い」

当たり前の話ですが、自分で店舗へ赴き商品を手に入れますので完全に問題がありません。通勤・通学途中のお店でポイントを生鮮食品の購入に使うことができます。

 

 

「安売りセールでなくても安く購入できる」

ポイントはいつでも好きな時に使うことができますので、定価商品やちょっと高額な商品でも安く質が高い食品が手に入ります。

 

 

「安い食品を探す手間が省ける」

いつも買ってるあの商品もポイントで安く購入ができるわけです。ネットで安い商品を検索して価格を比較するのは意外と面倒なところもあり、ある程度無計画でいい加減な買い方でも大きな出費にはなりにくいのです。

 

 

「通信キャリヤ・ネットサービス利用の延長でできる」

大手ポイントサービスのdポイントやTポイント、楽天ポイントあたりでは月々の携帯料金の支払いや月額サービスの利用などでポイントが付くなど自然とポイントが貯まっていく所があります。

 

本ページは余ったポイントをどう処理していこうか、残数を出さないようにするにはどうすればよいのかという内容ですが、いつも無理なくポイントを得られるのであれば、特別なことをしなくても節約の原資を得られるという逆の見方もできるのです。

 

 

 

節約効果大!ローソンのお試し引換券を使った実例

出典:(株)ローソン

 

とにかくお得でしかない!

まずは、ドコモのdポイントを使ってローソンの「お試し引換券」を利用し食費を節約する方法を説明します。

 

こちらは、dポイントを消費して対象商品の引換券を手に入れ商品を購入するものですが、必要なdポイント数が商品価格の半額かそれ以下となっており、非常に安く商品を手に入れられるのが特徴です!

 

また通常のポイントを使った支払いよりも非常にお得となるパターンが多いです。

 

例えば次の画像の商品をあげてみますと、通常価格が税込150円ですが引換券を使えば50ポイントで手に入れることができます。

 

出典:(株)ローソン

 

 

普通に同じポイントを消化した場合、100円分の実費の支払いは残ります。しかし、引換券利用の場合この50ポイントだけを使えばいいのです

 

数十ポイントや2~300ポイントといった、使い方に困る残数を使い切り、しかも超お得に買い物ができるわけです。

 

 

実際の利用方法

では、このお試し引換券を使った商品購入の手順をご紹介します。

 

最初にお試し引換券を手に入れるわけですが、ローソン店内にある「Loppi」端末から紙の引換券を手に入れる方法と、ローソンアプリで引換券を表示させる方法の2種類があります。

 

ここではアプリから引換券を手に入れ商品を購入する流れを説明します。

 

*ローソンアプリ

 

 

ローソンアプリのトップ画面にある「クーポン・お試し引換券」をタップします。

 

出典:(株)ローソン

 

 

対象商品のリストが表示されます。ポイント数がオレンジ色のものがアプリから利用できる引換券で、青いものがLoppiで券を手に入れる商品となっています。

 

出典:(株)ローソン

 

 

ここでは例として「スニッカーズ」を選んでみます。この商品は1つ140円の商品ですが、60ポイントで手に入れることができます。下記画像にある「引換券を予約する」をタップします。

 

出典:(株)ローソン

 

 

すると予約確認画面が現れますので「予約する」をタップします。

 

出典:(株)ローソン

 

 

下記画像が出ましたら商品をもってレジに向かいます。

 

出典:(株)ローソン

 

 

またこの段階でポイントがマイナスされてしまいますが、引換券には有効期限(24時間)や取り消し機能があります。もし最終的な購入とならなければポイントは戻ってくるので安心して結構です。

 

 

レジに着きましたら、上記画像を下にスクロールさせ「今すぐレジで使う」をタップし、次の画像にある「発券する」をタップします。

 

出典:(株)ローソン

 

 

そうしますとバーコードが表示されますので、お店の人に提示して処理を済ませれば完了です。

 

出典:(株)ローソン

 

 

お試し引換券の補足事項

操作は非常に簡単で1度経験してしまえば誰でも使いこなせるようになります。

 

予約段階及びバーコード表示はそれぞれ有効期限があるので、もし購入に至らないことがあっても大丈夫です。予約の方は24時間、バーコードは30分の有効期限となっております。

 

商品リストはローソンアプリから確認しますが、対象商品が多くスクロールや画面展開がちょっと面倒です。そこでローソン店舗にある無料のカタログ「月間ローソン」を見れば月内における全ての対象商品を簡単に見ることができます。

 

出典:(株)ローソン

 

ちなみに下の画像はLoppiを使った紙の引換券です。

 

出典:(株)ローソン

 

 

「クリアアサヒ」という発泡酒の500ml缶で、通常買うには203円なのが引換券を使えば90ポイントで購入することができます。56%の割引きです!

 

またdポイントも付きます!下の画像のレシートでは3ポイント獲得となっておりますが、全額を引換券で購入したのにポイントまで付けてくれます。本当にお得としか言いようがないです。

 

出典:アサヒビール(株)、(株)ローソン

 

 

ローソンストア100は生鮮食品が特に充実

100円ショップ的な「ローソンストア100」にも以前はお試し引換券が導入されたことがありましたが、こちらはいつも提供しているわけではありません。

 

しかし、ストア100の方はローソンよりも野菜や果物、肉、惣菜など生鮮食品が充実しており、再び引換券を実施してくれれば大きな魅力となってきます。

 

出典:(株)ローソンストア100

 

 

ストア100については次の「楽天ペイを利用した食費の節約」でそのポイント活用方法を紹介します。

 

 

 

楽天ペイを利用した食費の節約

出典:楽天(株)

 

まず「楽天ペイ」ですが、こちらはスマホでバーコードやQRコードを表示しレジでの支払いを簡単に済ませることができる支払いアプリです。またネットでの決済でも使うことができます。

 

出典:楽天㈱

 

 

利用にあたっては、クレジットカードの登録(Visa、Master)と楽天会員IDが必要です。ただしクレジットカードについては、Visaであればデビットカードの登録も可能です(J-Debit カードは不可)。

 

 

楽天ポイントのデメリット

楽天ペイアプリを使った食費の節約方法ですが、こちらも先ほどのお試し引換券と同様にポイントの端数を有効に活用しようというものです。

 

今回の話では楽天ポイントとなり、ポイントは主に楽天市場での買い物などで稼ぐことができますが、ちょっとしたデメリットが無いわけでもありません(楽天に限った話ではありませんが)。

 

 

「デメリット」(例)

  • ネットでの奮発した買い物を頻繁にするわけにもいかず、その結果中途半端に楽天ポイントが残ってしまうことも珍しくない
  • メルマガ・くじ・ネット検索・街のお店・銀行取引等ポイント獲得源が豊富だがポイント数が多くないものも少なくない

 

 

楽天ポイントといえども上記のような不都合なことは起こってしまいます。そこで楽天ペイアプリで上記デメリットを解消しさらにお得に日常の買い物もしてしまおうというわけです。

 

 

多くのクレジットカードで楽天ポイントが利用できる

楽天ペイアプリが使える店舗は限られておりますが、基本的には登録したクレジットカードをアプリ経由で使いながら同時に楽天ポイントも消化するという形です。

 

*楽天ペイアプリ 取扱い店舗一覧

出典:楽天㈱

 

 

通常のカード払いのみですと、楽天系のカード以外では楽天ポイントとの関わりが少ないわけですが、楽天ペイアプリを使うことで楽天とはなじみが薄いカードの利用でも楽天ポイントを使うことができるようになるのです。

 

ちなみに後で利用状況の詳細を説明しておりますが、その時に登録していたカードはPayPay銀行が発行している「Visaデビット付キャッシュカード(ファミマTカード)」です。

 

 

 

ポイントの消化方法

実際の利用に際しては、全くもって難しい部分はありません。

 

ただ、今回の話では余っている楽天ポイントを確実に消化しようとするものですので、アプリに表示されている「すべてのポイント/キャッシュを使う」にチェックを入れるか、「設定画面」より使うポイント数を指定する作業は必要です。

 

 

出典:楽天㈱

ポイント消化設定

 

 

通常は「すべてのポイント/キャッシュを使う」にチェックを入れておけばいつでも全ポイントが消化できるようになります。

 

またポイントで支払いが足りない部分は登録してあるクレジットカードから支払われることになります。

 

そしてアプリ提携店舗のレジで「楽天ペイで払います」と言ってアプリ画面を差し出すだけで全てが完了します。

 

 

具体的なポイント消化と会計内訳

ここで、実際の支払いの例を紹介します。ポイントの利用状況や支払い内訳等が理解できると思います。

 

今回はローソンストア100での利用例で、以下がその支払い内訳となります。

 

  • 支払い総額・・・417円
  • 使用した楽天ポイント数・・・293ポイント
  • カードによる残金支払い金額・・・124円
  • 楽天ポイントの消費による割引率・・・約70%

 

 

まずは次の画像からです。楽天ポイントが293ポイントと中途半端に残ってしまっています。

 

出典:楽天㈱

 

 

そして商品をレジに持っていき楽天ペイで支払いを済ませた瞬間が以下の画像です。

 

出典:(株)ローソン

 

 

以下はレシートになります。「買上ポイント」とはdポイントのことで1ポイントが付きました。

 

出典:(株)ローソンストア100

 

 

次はアプリ利用後に届く楽天からのメールです。こちらは楽天ポイントが2ポイント獲得となりました。

 

出典:楽天㈱

 

 

節約効果・即時性に優れたアプリ

ローソンのお試し引換券とは異なり、こちらはクレジットカードの利用が根底にありますので、店内ほぼ全ての商品で使うことができるのが大きなメリットです。

 

そしてもちろんそれに伴って楽天ポイントを自由に使えるところが非常に大きな魅力となっています。

 

楽天ポイントには「期間限定ポイント」がありますが、楽天ペイの利用には全く問題とはなりません。この期間限定ポイントが早めに使える所もこの方法の大きな利点です。

 

ポイント還元についても、楽天ポイント・dポイントそれぞれ獲得ができお得です(ポイント還元ルールによる)。

 

この楽天ペイアプリの利用による食費の節約は、繰り返しになりますが豊富な生鮮食品を扱うローソンストア100が現状では一番向いている店舗となってきます。

 

販売されている商品数においては、2010年のデータですがローソンが約2,800、ローソンストア100が約4,500となっており、弁当やおにぎりはもちろん、調理パン、野菜、惣菜、お菓子、お酒など飲食に関わる商品が実に豊富です。

 

出典:学校法人中内学園(流通科学大学)

 

 

こういった買い物に使うことができるので、ネット決済にあるようなセキュリティを心配する心理的抵抗感が低く、思い立ったらすぐに生活必需品にポイントを回せる点が非常に魅力的であります。

 

 

 

各種ポイントを利用した食費節約術

他にもまだまだポイントを活用した節約術がありますのでご紹介しておきます。

 

 

「マルエツ(スーパー)」

マルエツはTポイントを取り扱っているスーパーですが、時々475ポイントを500円分の買物券に交換することができるサービスを行っております。

 

出典:(株)マルエツ

 

 

計算としては5%Tポイントをお得に使うことができることになります。しかし、不定期に行われるサービスであるのが欠点です。

 

 

「ウエルシア」

ドラッグストアのウエルシアは普段からTポイントの放出に積極的なのですが、毎月20日は200ポイント以上の利用で1.5倍の買い物を行うことができます。

 

1,000ポイントでしたら1,500円分の買い物ができ、5,000ポイントの時点では7,500円分といったその太っ腹ぶりがお得の域を超えてすさまじいです!

 

出典:ウエルシア薬局(株)

 

 

ハピタス」

ハピタスはネット上にあるポイントサイトですが、こちらで獲得したポイントをAmazonギフト券に交換する際、「490ポイント→500ギフトポイント」という具合に約2%だけアップさせることができます。

 

出典:ハピタス

 

 

しかも上記画像のようにこの記事執筆中は交換レートが「485ポイント→500ギフトポイント」(約3%)とアップしているところでもありました。

 

 

「外食モニター」

これは外にある指定の飲食店等に出向き、サービスの利用後に店の雰囲気や料理のおいしさなどのアンケート回答を行うことで報酬がもらえるものです。

 

モニターサイトやポイントサイトで行われており、ミステリーショッパーとも呼ばれています。

 

現地では利用にかかった実費を自分で負担しなければなりませんが、アンケート後の報酬がその実費の数十パーセントや半分以上といった相場で、通常のポイントサービスではありえないポイント還元を得ることができます。

 

 

*外食モニター 取扱サイト(一部)

  • とくモニ(モニターサイト)

 

  • ファンくる(モニターサイト)

 

  • ショッパーズアイ(モニターサイト)

 

  • ミステリーショッピングリサーチ(モニターサイト)

 

  • ちょびリッチ。(ポイントサイト)

 

  • GetMoney(ポイントサイト)

 

  • ECナビ(ポイントサイト)

 

 

 

まとめ

 

食費の節約効果が非常に高い今回の話題ですが、ローソンのお試し引換券は商品が指定されていることと、生鮮食料品が多いローソンストア100はもう少し店舗数が欲しいといった欠点があります。

 

「ローソン系列店舗数」(2018年11月現在)

  • ローソン・・・13,591
  • ローソンストア100・・・792
  • ナチュラルローソン・・・141(楽天ペイにも対応)

 

 

楽天ペイについては現在様々なモバイル決済アプリが登場しておりますが、それらは単にスマホで支払いができるだけといった使い方しか思い浮かばないかもしれません。

 

しかし今回の楽天ポイントと楽天ペイアプリのように、ネットと外との垣根を越えたポイントの消化がアプリによって簡単に行うことができるようになります。

 

さらに対応店舗が多くのスーパーやドラッグストアなどに広がって行けば、食費の節約をより促進させることができるようになってくるのです。

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