FXのチャート分析は無意味?初心者でもできる勝率が上がる分析のやり方を徹底紹介!

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FXのチャート分析は無意味って本当?全然当たらないんだけど・・・

こんな気持ちを持っている方は、おそらくチャート分析のやり方が間違っているか、知識が不足しています。

FXではチャート分析がもっとも重要です。これをおろそかにして感覚でトレードをしていると、たとえ短期的に勝つことはできても、長期的には必ず負け越してしまうからです。

いっぽうで、正しいチャート分析のやり方や基礎的な知識自体が間違っている人も多く見受けられます。そこで今回の記事では、FXでどのようにチャートを分析していけば良いのか、その方法を重要性と合わせて徹底的に解説していきます。

FXのチャート分析は無意味?

FXでチャート分析は無意味と感じている人は、かなり多く存在します。しかし、こうした人の多くはチャート分析を徹底して行っていないことが原因にあり、相場を読み解くことはできないと諦め、こうした思いにかられています。

実際に、プロの投資家でもチャートを100%予想することはできません。しかし、その精度を限りなく高めることで、億万長者まで上り詰めた投資家が存在することも事実です。多くのこうした投資家が語る事実を基に考えると、それができた理由はチャート分析に他なりません。

そこでまずは、FXにおけるチャート分析の重要性を確認していき、本当にチャート分析が無意味なのかを検証していきましょう。

FXでチャート分析はなぜ重要なのか

FXでは相場が常に変動しています。これらの動きには規則性がないように見えて、実はしっかりとした根拠のもとに動いているのです。しかし、チャート分析を浅知恵で身につけた人では、その動きを予想することは困難です。それだけでなく、「チャートを動かせるだけの資金力がある人しか勝てない」などの言い訳で自分を正当化しようとし始めます。

一向に当たらない自分の分析が続くと、結果的にチャート分析は無意味と感じてしまいます。しかし、そのほとんどの理由が勉強不足によってやり方を間違えていることが多いのです。

上述したように、FXの世界では勝ち続けているトレーダーが存在します。こうしたトレーダーはチャートを動かすほどの資金力がなくても勝ち続けることで、財をなしてきました。つまり、少ない資金からでも勝てる方法が実際に存在しているのです。そして、それがチャート分析であることは疑いの余地がありません。

ダブルボトムや逆三尊しか知らないのは知識不足

チャート分析でも代表的なのが、ダブルボトムや逆三尊でしょう。また、ゴールデンクロスやデッドクロス、ローソク足が移動平均線を超えたら上がるなどの手法も、おすすめの予想としてよく見かけます。

いっぽうで、チャート分析を勉強したと思っても、ダブルボトムや逆三尊、ゴールデンクロスやデッドクロスしか知らない人は明らかな知識不足です。テクニカル分析の手法はさまざまにあり、多角的に根拠のある判断ができなければいけません。これらの情報は、「知ってて当たり前」のものでしかないのです。

つまり、チャート分析を勉強したにも関わらず無意味だと感じている人は、知識不足である可能性が非常に高いといえます。実際にこうした人の多くは、そもそも何分足のローソク足でこうした分析をすれば良いのか、基本的なところすらわかっていない人がほとんどなのです。

チャート分析はファンダメンタルより強い

チャート分析で利益が出せないと感じる人は、結果的にファンダメンタル重視でのトレードを選択します。しかし、果たしてこれは正しいでしょうか。

相場の世界では、ファンダメンタルはあくまで後付けの理由であると言われています。つまり、テクニカル的な要因で価格が上下した結果に対して、ファンダメンタルで後々に理由をつけているという考え方です。

実際にファンダメンタルは投資をするうえで重要になりますが、ほとんどの場合相場の中に織り込み済みです。これは、長年に渡って利用されているダウ理論でも実証されています。こうした点を踏まえると、ファンダメンタルだけでの投資には限界があり、チャート分析を徹底することの重要性がさらに浮き彫りになってきます。

FXのチャート分析初心者におすすめのやり方

ここまで、チャート分析について確認してきました。おそらくほとんどの方が、その重要性を見逃していたことだと思います。また、チャート分析の知識が足りない方は、代表的なダブルボトムや逆三尊などしか知らなかった人も多いでしょう。

そこでここからは、さらにワンランクレベルアップしたチャート分析の手法で、初心者でも使いやすく相場を予想しやすい手法を紹介していきます。現状の知識だけで悩んでいる人は、この中から自分に取り入れられる手法を見つけて、予想にチャレンジしてみてください。

①エリオット波動

初心者でも使いやすい分析手法の1つとして、エリオット波動という手法があります。エリオット波動は、上昇までの5つの波と、その後の調整の3つの波(最大で5つの波)が起こるという予想手法の1つです。

たとえば、上記の画像では画面左側の底値から赤色で書いた上昇の波が5段階に起こって発生しています。そして、右側の画面には青色で書いたABCの調整の波が3波発生していることがわかるでしょう。

この法則を使うことで、上昇の波と調整の波を乗りこなして利益を出すことができます。一般的には、5分足や10分足など短い足ではエリオットは使いません。どちらかといえば1時間から4時間足、長ければ日足や週足などでエリオットを使っていきます。

また、エリオット波動の見方は人によっても異なりますし、チャートの至る所で発生しています。自分自身で練習を積み重ねながら、価格を予想する際に利用してみるようにしましょう。

②ウェッジ

ウェッジパターンはエリオットと合わせて活用したいチャート分析の手法の1つです。上記の画像では、安値の切り上がりの方が勢いが強く、対して高値は大きな切り上がりができていません。この場合、買いの勢力の方が優勢に感じるかもしれませんが、実はこのパターンが発生すると下落する傾向があるのです。

具体的には、価格が上昇するにつれて短期的な買いの勢力が弱まっていきます。いっぽうで、売りの勢力の方はそれほど力を使わなくても価格を押し戻せている状態です。そのため、あるタイミングで買いが枯渇し、売りが優勢になり一気に価格が下落します。

エリオットでは、調整ABCの段階でもウェッジが頻繁に発生します。その後の価格予想をするうえでは見逃せないポイントになるので、ぜひこの機会に覚えておいてくださいね。

下降型のウェッジパターンもある

先ほどのウェッジパターンは上昇型でしたが、実は下降型のタイプのものも存在します。上記の画像では、高値が切り下がる幅が大きいですが、底値が切り上がる幅は狭くなっています。

これはレンジ相場にも近いウェッジパターンであり、いっけんすると売りの勢力の方が優勢に感じるかもしれませんが、上昇型のウェッジパターンと同様に、時間が経つほど売りの勢力が枯渇していき、買いの勢力がそれを上回り、結果的に価格の上昇へとつながるのです。

このように、ウェッジパターンには2種類の形が存在します。どちらもチャート上などではよく見かけるので、価格予想時に役立ててみてくださいね。

FXチャート分析における注意点

FXではチャート分析を行い取引をするうえで、気をつけておきたいポイントも存在します。ここからは、どのような点に気をつけて取引を行えば良いのか、その注意点を探っていきましょう。

①多角的な根拠を持つ

多角的な根拠を持つことも、FX取引では重要なポイントです。具体的には、トレードにおけるエントリーや決済で1つの根拠だけで判断をしないということです。複数の要因から判断し、根拠を持てるタイミングでのみエントリーや決済を行っていきましょう。

この理由は、FXの世界でも長年利用されているダウ理論に基づくものでもあります。ダウ理論では、相場のトレンドは複数の銘柄で確認される必要があるとなっています。つまり、1つの銘柄でトレンドが発生しているからといって、他の相関性の高い銘柄でもそのトレンドが見受けられなければ、トレンドとして認識してはいけないという考え方です。

このように、多角的な要因からトレンドを判断したり、エントリーや決済の根拠を持つことは非常に重要なポイントです。チャート分析の注意点として、しっかりと覚えておくようにしましょう。

②毎週テクニカル分析を徹底する

FXのチャート分析は、毎週とにかく徹底して行うようにしましょう。具体的には、先週の相場の振り返り、現在のトレンドの把握、今後のチャート予想を行い、新たなインジケーターや相場の知識を身につけていくことです。

これを実践していくことで、FXでは大きな利益を出していくことが可能となります。逆に、これをうまく実践できなければ、FXでは利益を出せずに損失ばかりが先行してしまうことになるでしょう。

毎週のテクニカル分析は、どれだけやる気が起きなくても、習慣にできるよう必ず取り組みましょう。土日であればFXは市場が動いていないため、チャート分析も集中できます。

③リスク管理をしっかりとする

トレードにおいて、リスク管理をしっかりとすることは非常に重要です。どんなプロの投資家でも、まずはリスク管理をすることからスタートします。これできていなければ、いくらチャート分析で正確な結果を得られたとしても、結果的に大きな損失を出してしまう可能性があるのです。

実際に、FXではスイスショックという事件で、リスク管理の重要性が浮き彫りになりました。この時には、スイスの中央銀行が無期限の為替介入を撤廃したことで、価格が大幅に変動し、ロスカットが間に合わず多額の損失を被ってしまう人が続出したのです。

このタイミングでも、資金管理をしっかりと行いリスクコントロールを行っていれば、結果的に大きな損失を免れることができたはずです。そのいっぽうで、多くの投資家がこれをできていなかったことで、損失を出してしまうことになりました。ちなみに、この時にはFX業者の中でも倒産してしまう企業が出てくるほど、大規模な事件となっています。

FXで勝ちたいならココ!おすすめの業者TOP3

ここまでチャート分析について確認してきたことで、その重要性はよくわかったかと思います。続いて確認していきたいのが、利用するFX業者です。

チャート分析をしたのであれば、それを実際に実践して利益を狙うなら取引コストを抑えていきたいところです。加えて、チャート分析を練習するためのツールが豊富であれな、さらにその精度を高めていくことができます。

今回紹介するFX業者は、そうしたニーズを満たしてくれる3社です。すべてに登録しておけば準備は万全になるので、口座を開設していない人はこの機会に登録しておきましょう。

第1位 SBI FXトレード

SBI FXトレードは最小1通貨単位から取引可能なFX業者です。1通貨単位であれば、ドル円なら1ドルから取引をすることができます。仮に1ドルを取引する場合、SBI FXトレードでは最大で25倍のレバレッジに対応しているため、約4円から取引することが可能です。こうした最小金額の小ささは、同社を利用する大きなメリットの1つといえます。

加えて、取引コストも低く、スプレッドはドル円でなんと0.27銭と、国内でも最も狭い水準で提供されています。スプレッドは買いと売りの差額であり、実質的には取引手数料となります。つまり、これもありSBI FXトレードでは、取引コストを抑えてチャート分析の結果をフルに生かした取引が可能となるのです。

運営元の企業もSBIホールディングスのグループ会社のため、企業としての信頼性や資金力も申し分ありません。初心者でも安心して取引できる、コスト面もお得なFX業者であり、必ず登録しておくことをおすすめします。

第2位 DMM FX

DMM FXはDMM.comが運営するFXサービスです。同社は動画コンテンツの配信を中心に、国内外のスポーツチームの運営など、多角的に事業を手がけている魅力的な企業の1つです。経営基盤も安定しており、信頼性や資金力の面でもまさに申し分ないといえるでしょう。

それだけでなく、無料で使えるデモトレードが利用できる点も大きな魅力です。チャート分析を始めたばかりの頃であれば、自分の分析結果に自信が持てないことでしょう。しかし、DMM FXであれば、デモトレードを使って分析した結果からお試しでトレードをすることができます。

加えて、このデモトレードで提供されるFXのレートは、実際に同社で提供されている本番のレートと全く同じです。そのため、より精度の高い取引結果を得ることが可能となるのです。チャート分析を始めたばかりの人であれば、まずはDMM FXでその分析からトレードまでの実戦経験を積んでみることをおすすめします。

第3位 ヒロセ通商

ヒロセ通商では、DMM FXと同じくデモトレードが提供されています。もっとも大きな特徴としては、FXの市場が休みの土日にもデモトレードをすることができる点が挙げられます。FXに取り組んでいる人の多くが、副業で取り組んでいることでしょう。こうした人にとっては、土日は休みでありもっとも多く時間が取れるタイミングの1つです。

そのため、土日を中心にチャート分析を行い、トレードの練習をしたいと考えるでしょうが、通常のデモトレードではそれを行うことができません。こうした点も、ヒロセ通商なら解消して行うことができるんですね。

また、高い約定率も魅力です。約定率が高ければ、注文の取り逃がしもなく、精度の高い安定した取引を行うことができます。チャート分析を行って、その結果をフルに生かしていきたいという方にも、ヒロセ通商は非常におすすめなのです。

まとめ

以上、FXのチャート分析について解説してきました。今回紹介したように、FXではチャートを分析する力が非常に重要になり、勝率を高めていくのであれば必ず必要になります。また、チャート分析が無意味だと感じている人は、そもそもそのやり方が間違っている可能性は否定できません。あらためて自分のやり方や身につけている知識が十分かを確認してみましょう。

いっぽうで、チャートを分析しても100%その予想が当たるのかは誰にもわかりません。事実として、プロの投資家でも相場を100%言い当てることはできないからです。そのため、とにかくリスク管理を徹底して行うことはもちろんですが、できるだけ資金量を一定にしたり、レバレッジを低めにしてトレードをするなど、日頃から注意点を意識してトレードをしていきましょう。

この記事を参考に、ぜひみなさんもチャート分析でトレードの勝率をあげてみてくださいね。

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