目次
プロが教える「ソーシャルレンディングサイト(投資型クラウドファンディング)の選び方」
ソーシャルレンディングサイトとは、「お金を調達したい企業」と「お金を出資してリターンを得たい出資者」の窓口となる業者のことです。
ソーシャルレンディングという投資においての特徴として、まとまったお金じゃなくても投資可能で、出資金が1年で2倍になるというようなことはありませんが、数%~10%程度の利回りがあります。目先の値動きに一喜一憂しなくても良いというメリットもあります。
そんなソーシャルレンディングサイトを選ぶ際のポイントですが、大きくわけて4つだけ。「運営会社の信頼性」「取り扱いファンドと手数料」「担保・保証」「運用期間」です。今回はソーシャルレンディングの基本的な説明から、メリット・デメリットを説明させて頂きます。
冒頭からの繰り返しとなりますが、ソーシャルレンディングサイトは、企業と出資者のそれぞれの窓口となる業者のことです。
資金調達したいと思っている企業が一般家庭に訪問して出資をお願いすることはありませんし、出資を考えている人がどこかの会社を訪問して「お金借りない?」と、声をかけることもあり得ません。
双方が思っていても実行出来ない部分を解決してくれるのがソーシャルレンディングサイトの役割となります。
不動産の仲介業者の立ち位置をイメージして頂けるとわかりやすいかと思います。
「売りたい・貸したい顧客の情報」と「買いたい・借りたい顧客の情報」をマッチングさせてくれる業者さんです。親切丁寧で安心できて、契約手続もスムーズ。さらに手数料も安くしてくれる業者さんだと嬉しいものです。
日本ではソーシャルレンディングという単語はまだまだ浸透しておらず、現在の超低金利時代に利回り数%という話はアヤシイと思ってしまう数字だと思いますが、株式投資や不動産投資では数%~10%程度の利回りになるものは、実際にありますし、投資の世界で考えればそう珍しいものではありません。
当然預金と違って元本が保証されているわけではありませんので、リスクを理解した上で投資する必要はありますが、株式投資と違って日々の値動きを気にしないで良かったり1万円程度からの投資も可能で、不動産投資のようにまとまったお金がなくても始められるところがソーシャルレンディングのメリットと言えるでしょう。
そういったメリットのあるソーシャルレンディングサイトですがいくら利回りが良くても運営会社が信頼できないと、「お金を預けてるけどサギじゃないのかな?」という心配までしなければならなくなります。
「心配・不安」という心の葛藤はソーシャルレンディングに限った話ではなく、投資において「精神的ストレスの問題」は人それぞれ感じ方は異なりますが確実に存在し、投資において非常に重要なウェイトを占めます。
次に大切な部分としまして、取り扱いファンドと手数料です。
資金の使い道が不動産の建築費用であったり、企業の運転資金に融資する場合であったり、国内だったり海外だったり・・・と、ソーシャルレンディングサイトの取り扱いファンドには様々な特徴のあるファンドがありますが、どういったファンドを取り扱っているか、利回りはどれだけの予定か。ファンド手数料はどのくらいか、などを確認しましょう。
投資は、その事業に対して応援しようという気持ちが大切です。応援した結果、リターンを得られる場合もあれば、少々残念な結果になる場合もあるかもしれません。
プラスもマイナスも含めたリスク管理として、どこに投資をするかを決めることは投資家として重要な部分です。しっかり目論見書を読み、納得の上で投資をしましょう。
また、一度投資すると所定の期限が来るまで出金できませんので、生活資金での投資は絶対に考えないでください。
気になるファンドを見つけたら確認しなければならない大切な部分として、企業側が提出している担保の有無と種類も忘れてはなりません。
万一企業が債務不履行(デフォルト)になってしまった場合、担保が不動産等一般的に換金価値の高いものであれば、出資者としての損失は軽微で済むこともあると思われますが、備品・設備等が担保の場合では、実際に換金を考えた際に担保価値はほぼないため、損害が大きくなってしまう場合もあると思われます。
ファンド手数料や出金手数料は投資家の負担するコストとなります。ファンドやソーシャルレンディングサイトによって異なるため、利回りとあわせてしっかり確認しておきましょう。
出金手数料は、無料~数百円のソーシャルレンディングサイトが多く、手数料を取られたとしても金額的にたいした額ではないと感じる方もおられると思います。
大口の場合であれば誤差とも言えますが、少額運用の場合には特に注意が必要です。利益が1000円程度に対して出金手数料で300円かかってしまっては、利益の30%を失うこととなります。
なおソーシャルレンディングの税金に関してですが、利益に対して約20%の税金がかかります。利益が大きくなると支払う税金も大きくなり「こんなに取られるのか!」と、損をした気分になることもありますが、これは銀行預金の利息にもかかる部分で、ソーシャルレンディングだから発生する税金という訳ではありません。
最後に運用期間について、1年程度のものから数年の期間のものがありますが、これについては1年程度のものを選ぶようにしておいた方が良いでしょう。年数が長い運用の場合、市場の変化により計画が予定通りに進まない可能性が高くなります。
以上がソーシャルレンディングサイトを選ぶにあたっての基本事項となります。ご理解頂けましたでしょうか?
流し読みしていたので、わかったようなわからないような・・・という方のためにソーシャルレンディングサイトについてまとめを用意しておきましたのでご確認ください。
メリット
- 誰にでも高い利回りで運用できる(素人も玄人も関係ない)
- 価格変動が無い為、投資後に一喜一憂する必要がない
- 一度投資すれば満期まで値動きを気にしなくても良い
- (現在の所)比較的損失の可能性が低い
デメリット
- 利益の上限が平凡(2倍になったり3倍になったり10倍になったりしない)
- 返済遅延の可能性がある(満期予定日からずれ込む可能性がある)
- 貸し倒れ(債務不履行)の可能性がある(担保がある場合も元本割れの可能性がある)
- 満期を迎えるまで資金を引き出せない
ソーシャルレンディングは、貸し倒れの可能性があるからこその高利回りであるということを忘れてはなりませんが、投資後に値動きがなく、一喜一憂しなくて済むため、ゆっくりと投資をしたい人には向いていると言えます。
仮に1%~2%の運用としても預金と比べれば高利回りです。
5%や10%といった利回りのファンドは何故その利回りになるかということを考えて頂きたいところですが、ご自身で検討の上、納得いくのであれば投資するという考え方で良いかと思われます。
人気のあるソーシャルレンディングサイトで取り扱うファンドは申込殺到で募集があってもすぐに埋まってしまうこともあるようです。
タイミング次第で募集が無かったり、すぐに募集締め切りになってしまう可能性もありますので、いくつかのソーシャルレンディングサイトの口座を開設しておくのも良いかもしれません。
ファイナンシャルプランナーの私としましては、可能な限りマイナスリスクを抑えての投資をして頂き、皆様の大切な資産を上手に育てていってほしいと願います。
※今回の記事は2020年9月25日時点での情報元に作成しております。最新情報は各種サイトにてご確認頂けますようお願い申し上げます。
1年で約5%以上の利回りも!優良案件は争奪戦!?初心者でも・短期で・少額から・手間なく始められる「ソーシャルレンディング」とは?
ソーシャルレンディングとは、「お金を借りたい企業(融資先)」と「お金を貸したい人(投資家)」を、ネット上で繋ぐ金融仲介サービスのことを指します。「ソーシャルレンディング」を検索すると、様々なソーシャルレンディングの仲介業者が出てきます。「ファンドなの?」「銀行預金よりも利回りが高そう」「どんなリスクがあるんだろう?」色んな疑問が湧いてくると思いますが、最終的に行き着く疑問は・・・。「何を基準に選んだら良いのだろう?」ではないでしょうか?結論を先に言うと・・最も重要なポイントは、「ソーシャルレンディング業者を選ぶこと」です。ソーシャルレンディングの特徴・メリット・デメリットを解説してから、その選択基準をお伝えします。
そもそもソーシャルレンディングって何?
長引く超低金利に、少子高齢化の進展による老後生活保障に対する不安。さらに、新型コロナウイルスで世の中が大きく変化をしていく中で、私たちの将来はさらに不安を増している状態です。
- 預金に寝かせておくだけでは不安。
- 投資を考えるのも不安。
- 何もしなくても・・・結局は不安。
そんな「不安」だらけの将来を「安心」に変えてくれるかもしれない、比較的新しい金融サービスがあることを、今から知っておいて損はないでしょう。
それが「ソーシャルレンディング」です。
ソーシャルレンディング(ソーシャル:社会的な、レンディング:貸出)とは、「お金を借りたい企業(融資先)」と「お金を貸したい人(投資家)」を、ネット上で繋ぐ、金融仲介サービスのことを指します。
そのサービスを”仲介する業者が運営するサイト”のことを、「ソーシャルレンディングサイト」と呼びます。
クラウドファンディングという言葉を、一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。お金が必要な企業等に、お金を出資し、その見返りに商品やサービスを受ける仕組み(購入型クラウドファンディング)が一般的です。
「ソーシャルレンディング」は、そのクラウドファンディングの一種。お金が必要な企業等に、お金を貸し、その見返りに金銭(分配金)を受ける仕組みになっています。
そのため、「融資型クラウドファンディング」とも呼ばれています。
その市場規模は、「購入型クラウドファンディング」の169億円(2019年1月〜12月)に対し、「融資型クラウドファンディング」(ソーシャルレンディング)は1113億円(2019年1月〜12月)。
なんと、約7倍もの差があり、圧倒的にソーシャルレンディングの市場の方が大きいのです。
出典:一般社団法人日本クラウドファンディング協会「クラウドファンディング市場調査報告書(2020.06.19)」
規制緩和によって2008年に誕生したソーシャルレンディング。徐々に市場規模を拡大させてきた人気の秘密と、そこに潜むリスクについてお伝えしていきます。
ソーシャルレンディングの特徴は?
ソーシャルレンディングには、多数の仲介業者が存在し、それぞれの仲介業者が組成した融資案件(ファンド)を、自社のサイト上で公開しています。
情報例
- 融資案件(ファンド)の概要
- 募集期間や募集金額の上限
- 予定利回りや予定運用期間(満期)
出典:クラウドバンク
投資家はそれらの融資案件(ファンド)を選んで応募し、出資します。
運用期間満了後、投資家は、出資した「元本」と、予定されていた利回り=「分配金」を受け取ることが出来ます。
募集は先着順のため、優良案件はネット上で争奪戦になるなど、人気は過熱し、応募しようと思っても出来ないケースもあります。(※抽選タイプもあります)
人気のソーシャルレンディングのメリットは?
・利回りが高い
分配金の実質利回りは3〜10%程度。
銀行の預金金利や、国債・社債等の債券と比較しても、非常に高い利回りが設定されています。
※融資案件で表示されている利回りは、基本的に手数料(コスト)を差し引いた後の実質利回りとなっています。
また、分配金を受け取れるタイミングは、毎月・四半期毎・融資終了時一括など、融資案件(ファンド)によって様々です。
・期間が決まっている
「いつまでに」「いくら増えるのか」が明確に分かるところが株式や投資信託と違うところ。債券に近い特徴を持ちます。
また、1年未満〜3年程度と、比較的短い期間が設定されているところも、魅力の一つです。
・1万円からの少額投資が可能
手軽に利用出来ることで、分散もしやすく、リスクを抑えるポイントになります。
また、不動産への融資案件(ファンド)もありますが、一般的な不動産投資と違い、最初からまとまった資金は必要ありません。
・手間が掛からない
利用するための口座開設や、応募する際の手続きなど、全てネット上で完結します。
また、運用期間中は基本的に何もすることはありません。
株式や投資信託のように、元本の変動はないため、毎日一喜一憂することはなく、運用期間が終了するまでただ待つのみです。
逆に、ソーシャルレンディングのデメリットは?
・途中解約が出来ない
1.流動性(換金)リスク
運用を始めると、運用期間が終わるまで、途中で辞めることは出来ません。途中で現金化が可能な株式・投資信託・債券とは違うところです。※クーリングオフも出来ません。
2.延滞リスク
融資先の事情で、期日までに返済が行われない事態となった場合、予定の融資期間が終了しても、投資家の元本や分配金の支払いが延期されることがあります。それでも、途中で解約は出来ず、投資資金は拘束されてしまいます。
・元本が保証されていない
ソーシャルレンディング業者は、投資家に対し元本の保証は行いません。
・ソーシャルレンディング業者のリスク
ソーシャルレンディング業者がトラブルを抱え倒産してしまうと、投資家は元本を回収することが出来なくなります。
・融資先の貸し倒れリスク
融資先の事情で、返済不能となった場合、貸し倒れ(デフォルト)となり、元本を回収することが出来なくなります。
ソーシャルレンディングも、株式や債券と同じように、「貸し倒れ(デフォルト)を100%避けることはできない」と考えてください。
ソーシャルレンディング業者の重要性
信頼できるソーシャルレンディング業者は、貸し倒れ(デフォルト)が起きないよう、融資先の審査を厳格化し、不測の事態が起きることを想定し、担保の確保に努めるなど、投資家の利益を守るために、最善の努力をします。
過去には、一部の不誠実な業者が、投資家に損害を与え、金融庁から行政処分を受ける事態もありました。
融資案件(ファンド)が、どれだけ魅力的だったとしても、ソーシャルレンディング業者が不誠実(融資先の審査が甘い・担保の評価が甘い等)であれば、投資家が出資した元本を失う可能性もゼロではないでしょう。
以上のことから、ソーシャルレンディングを始めるにあたり、最も重要なポイントは、「ソーシャルレンディング業者を選ぶこと」となります。
そして、その選択基準は、「ソーシャルレンディング業者自体の信頼性」です。
ソーシャルレンディング業者選びで失敗しないための2つのポイント
1.「信頼できる裏付け」を持っているかどうか?
言葉だけの「定性的な情報」だけでなく、数字に裏打ちされた「定量的な情報」も重要です。
注目する情報
- 融資実績
- 主要株主の情報
- 審査態勢(審査体制、審査手続き等)
- 貸付債権の管理、回収方針
2.「積極的な情報開示」を行っているかどうか?
自信を持って勧められる融資案件でにあれば、積極的な情報開示が出来るはずです。
募集時、運用時はもちろんですが、不測の事態が起きた時に、どれだけ投資家に寄り添って情報開示が出来るか?もポイントになります。
注目する情報
- 融資先の属性
- 回収可能性に影響を与える情報
- 返済遅延等に関する情報
これら2つのポイントで、信頼できるソーシャルレンディング業者かどうかが分かります。
ソーシャルレンディング業者の選択を間違わなければ、ソーシャルレンディングでの失敗は大幅に減ることでしょう。
終わりに
2つのポイントを踏まえながら、魅力的な融資案件(ファンド)を揃える業者を選定し、ランキングにしてみました。
信頼性の高い業者が選定した融資案件(ファンド)は、それだけ信頼度が高いということです。
信頼性の高い業者を選び、各融資案件(ファンド)に分散投資することで、初心者でも十分に利益を上げることが可能でしょう。
この記事を読んで、ソーシャルレンディングに興味を持っていただき、「不安」だらけの将来が、「安心」に変わるキッカケになれば幸いです。
投資型クラウドファンディングを選ぶポイントは「利回り」「運用期間」「実績のある会社」の3つです
最近クラウドファンディングと言われる言葉をよく聞くと思います。個人が何か事業を始める際にネットを通して資金を集める、応援したい人の資金を提供するサービスです。そのクラウドファンディングで資金を提供しそのリターンを得るタイプを投資型クラウドファンディング、またの名をソーシャルレンディングと言います。主に不動産に投資をしてその報酬として投資金額の利回りを得ることができます。選び方のポイントは「利回り」「運用期間」「実績のある会社」の3つです。
投資型クラウドファンディングを選ぶポイントは「利回り」「運用期間」「実績のある会社」の3つです
株や投資信託とは違い日本ではまだあまり馴染みのない投資型クラウドファンディング、またの名を「ソーシャルレンディング」と言います。
ソーシャルレンディングとは銀行の代わりに一般の投資家がサイトを通して会社に資金を提供しその会社が不動産などを購入し、その見返りに投資金額の利回り配当を毎月得ることができます。
その得られる配当利回りは銀行の低金利とは違い、約4%~10%と高金利です。しかも月利で報酬が得られるのが魅力で、株や投資信託とは違い日々の値動きがないので株価の上げ下げの時に感じる嫌な気持ちにもならないです。
最低投資金額も1万円からと始めやすいのもポイントです。
そんなソーシャルレンディングですが、扱うサイトもたくさんあるのでどれがいいのか選ぶのも大変だと思います。選び方のポイントを3つ紹介します。
ポイント1.利回り
利回りとは、投資したお金に対してどのぐらい増えたかを示す割合のことで、基本的に1年あたりの平均利回り(年利回り)を指します。この利回りが高い方が収益も高く、得られるお金も大きくなります。
投資案件によってこの利回りが異なるので投資案件を買う前にきちんとサイトを調べてから投資案件を選ぶことが大事で、この利回り次第で報酬がだいぶ変わります。
例えば、利回り5%と10%では、当然ですが貰える報酬の差が変わります。
消費税の例をあげると分かりやすいかもしれませんね。
昔の消費税5%と今の消費税10%ではだいぶ変わりましたよね?これと同じで利回りも%によって将来の報酬がかなり変わります。
100万円×4%=4万円
100万円×10%=10万円
どうでしょうか?約6万の差があります。
利回りだけで収益にここまで差がでるので、事前に投資案件の利回りを調べて選ぶことが大切です。
ポイント2.運用期間
ソーシャルレンディングの案件には運用の期間があり、この運用期間が長ければ長いほど報酬も長くもらえるので、長い期間のものに投資をした方が収益も持続します。
運用期間も3か月~36か月など幅広くありどれを選ぶか迷ってしまうと思います。
先程紹介した利回りが高くても、運用期間が短ければ最終的な利益は変わります。
例えば先ほどの例と同じく、100万円投資したとします。
利回り4%=月の収益4万円×36カ月=144万円
利回り10%=月の収益10万円×12カ月=120万円
と、このように利回りが高くても運用期間によっては、最終的に貰える報酬が他の案件より少なくなってしまうことになります。
利回りと運用期間を見ることが大事ということです。
ポイント3.実績のある会社
利回り、運用期間と2つのポイントを紹介しましたが、最後のポイントは「実績のある会社」です。
クラウドファンディングの性質上様々な投資案件があり、過去に貸し倒れをした案件もあります。
基本的に保証はないので貸し倒れをしてしまうと投資した金額は返ってきません。他にも本当に運用をしているかわからない会社にも注意が必要です。
ソーシャルレンディング業を行うには第二種金融商品取引業と貸金業の資格が必要で、きちんとした会社なら公式HPに載っているはずなので、もし公式HPに資格が載っていないのなら詐欺の可能性が高いので絶対に投資をしないでください。
最近はインターネットが発達したこともあり、ネットを通して気軽に投資をできるようになった反面、金融系の詐欺も増えているので本物を見極める目が必要です。
まとめ
投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)は少額1万円から始められることができる投資で、毎月投資した金額の利回り分の配当が貰えます。ただし保証はされていないので注意が必要です。
投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の選び方のポイントは3つで、
- 毎月の配当金が決まる「利回り」
- 配当金が貰える期間である「運用期間」
- 貸し倒れしない安全な会社である「実績のある会社」
この3つを意識してソーシャルレンディングの投資案件を調べると自分に合ったものが選べると思います。
ソーシャルレンディンの投資は債券と同じく元本は運用期間を終了しないと返ってきません。投資は余剰資金での運用で行いましょう。
プロが教える「おすすめソーシャルレンディングサイト(投資型クラウドファンディング)ランキング」
おすすめしているプロ
評価コメント
リスクとリターンのバランスが良いと思われるソーシャルレンディングサイト
日本クラウド証券が運営するソーシャルレンディングサイトです。第1種金融商品取引業者の為、二種業者よりも高い財務基準を満たしており運営会社としての安心感があります。
海外を含む不動産事業やバイオマス発電事業のファンドが多く、5%前後~7%程度の利回りで人気のソーシャルレンディングサイトでもあります。
融資先の企業には若干厳しい話だと思いますが、しっかりと担保を設定する方針になっているようで、投資家からすると高めの担保設定がされていると安心できます。
また、現時点では貸し倒れは発生しておらず、過去に若干の遅延案件はあるものの素早いアナウンスや誠実な対応をしており、逆にイメージをあげる結果となっております。
FP 中田勝也
非常に審査の厳しい「第一種金融証券取引業」の登録事業者が運営しているサービス。実績も多く、利回りの高い案件を産み出しながらも、貸し倒れ率は未だゼロ!
ソーシャルレンディングの大手でトップクラスの実績を誇ります。
一般的なソーシャルレンディング業者が登録を受ける「第二種金融商品取引業」ではなく、資本要件・事業規制・主要株主規制など非常に厳しい審査をクリアした「第一種金融商品取引業」の登録事業者が運営。
2020年9月時点での応募総額は1,100億円強で、3,600件以上の案件を産み出しながらも、融資元本回収率100パーセント(=貸し倒れゼロ)実質平均利回りは7.09パーセントと、申し分のない実績。
融資額を上回る担保を確保し、万が一の際でも担保による回収が見込める仕組みを構築しており、安心感抜群です。
FP 谷亮磨
案件数が多いので案件が選びやすい
クラウドバンクのメリットは他のソーシャルレンディングと比べて案件数が圧倒的に多いことが特徴で、案件数は約3,000件と他のソーシャルレンディングより群を抜いて多いです。
もちろん他のソーシャルレンディングと同じく1万円から投資ができ、海外の案件にも投資ができます。
平均の利回りも7%と高めで融資元本率も100%となっているので安心して投資をすることが出来ます。
運用案件ごとに担保を設定しているので元本保全になっているのも安心できるポイントです。
FP 守屋勇希
おすすめしているプロ
評価コメント
安心のSBIグループが運営している
SBIグループ100%出資のソーシャルレンディング運営サイトのため、経営基盤がしっかりしており、サイトとしての信用度は1番あると思います。
大手グループの一員という事でネームバリューがあることはもちろんですが、過去に債務不履行(デフォルト)発生がありますが、しっかりと対応したことがある部分もプラス要因。
デフォルト発生はないことが1番良いものの、100%安全な投資は存在しません。今現在デフォルト発生がなくてもいつかは発生する可能性があります。万一そうなってしまった場合にもしっかり対応したという実績は安心感にも繋がります。
FP 中田勝也
巨大金融グループのSBIホールディングス(株)が母体となっている安心感!情報開示も積極的で丁寧!他社にはない常時募集型ファンドを扱う。
2008年1月設立で「SBIホールディングス株式会社」100%子会社。トップクラスの金融大手が母体となっているのは、やはり安心感があります。
2020年8月末時点で、累計融資額1,480億円で申し分のない実績。積極的な情報公開をしており、知りたい重要情報の一覧表示はとても分かりやすく、投資家の気持ちが分かっているなと感じます。
また、2018年に大きな延滞事案が発生したものの、迅速な対応に加え、きめ細やかな情報公開を行ったことで、逆に投資家を信頼を得ました。
他のソーシャルレンディング業者にはない、「常時募集型ファンド」を扱っており、いつでも制限なく投資が出来るのは、
SBIソーシャルレンディングならではです。初心者が始めるには最適ではないでしょうか。
FP 谷亮磨
SBIグループの子会社ならではの安心感
有名なSBIグループの子会社ということで非常に高い信頼性があります。
利回りは2.5%~10%と決して高くはないですが、SBIグループの5つの経営理念の元、顧客中心主義を貫き、顧客の利益を優先した運用をしているので信頼と安心があります。登録完了者も58,085人と多く、SBIグループの安心感がわかります。
なにより、運用会社がSBIグループなのでソーシャルレンディングの会社としても信頼がある会社となっています。
FP 守屋勇希
おすすめしているプロ
評価コメント
リスク低減を心がけているが、ある程度の利回りは予定されている。
CREファンディングは物流不動産案件のファンドを取り扱っているソーシャルレンディングサイトになります。ネット通販の普及により物流に欠かせなくなっている倉庫にスポットを当てている部分が特徴です。
東証一部上場企業である株式会社シーアールイーが物件をマスターリース(借り受け)した上で、テナントに貸し出す仕組みのため、賃料が安定します。
予定利回りは2.5~3%程度と、予定利回りが5%を超えるようなファンドが多く存在するソーシャルレンディングサイトの中では高い部類とは言えませんが、物件情報の開示やシーアールイーの保証など、投資家への損失リスクを低減する為に努力しているところが魅力的です。
FP 中田勝也
東証一部上場企業のお墨付きが付いたファンドで安全性が高い。物流不動産という魅力的な投資対象に特化!
東証一部上場企業であり、物流不動産で圧倒的な実績を持つ株式会社シーアールイーのお墨付きが付いた、物流不動産のファンドを扱っていることが最大の特徴です。
ネットショッピングの拡大に伴い、物流不動産へのニーズは高まるばかり。そんな魅力的な投資対象に、一般の投資家でも1万円からオンラインで投資が出来るのは、非常に稀です。
過去の融資実績は7件。利回りは3%程度。他のソーシャルレンディング業者と比べると、規模感や利回りは劣るものの、およそ1年未満の運用期間で、安定的に収益が得られるのは、投資家にとって安心材料でしょう。
過去に募集した7つの案件は、即完売になる等、相当な人気ぶり。案件が少ないため投資しづらいのが難点ですが、案件が出てきた際には要注目のソーシャルレンディング業者です。
FP 谷亮磨
物流に特化したソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングとしては珍しく物流センター案件に特化したソーシャルレンディングで、不動産・金融のプロフェッショナルが多数在籍し、運用をしています。
利回りは3%未満が多いですが、投資先が物流不動産ということもあり不動産より安定した運用を行えます。
また、大手ベンチャーキャピタルや金融機関、そして上場企業等からの出資を受けているので信頼と安心があります。
FP 守屋勇希「ソーシャルレンディングサイト(投資型クラウドファンディング)の選び方」
FP 守屋勇希
おすすめしているプロ
評価コメント
厳選審査でリスクを減らし、安心感がある。
上場企業(グループ企業を含む)に資金を貸し付ける形のソーシャルレンディングサイトになります。ファンド組成に当たっての審査により、厳選されたファンドのみが募集対象となります。
イメージ的には社債に近いものがあり予定利回りは2%前後が多く他のソーシャルレンディングサイトのファンドと比較すると低めと感じるものの、上場企業の中から厳選されたファンドのみの為、安心感があります。
また、投資をすると「Funds優待」という優待がもらえるファンドの募集を試みてみたりと、企業と投資家の関係を大切にする姿勢が好印象です。
FP 中田勝也
名だたる大企業グループが出資しており、信頼性が高い。融資先が上場企業等に限定されており、安心感が高い。予定利回りは抑えめで、堅実派にオススメ!
2019年1月にサービスを開始したばかりの新しいソーシャルレンディング業者です。
運営元のファンズ株式会社は、「伊藤忠商事」「みずほキャピタル」「三菱UFJキャピタル株式会社」「auカブコム証券」「電通」名だたる大企業グループから出資を受けているベンチャー企業。
予定利回りは3%前後とそれほど高くは設定されてませんが、融資先が上場企業や上場企業子会社等に限定されていることで、
これまでのソーシャルレンディング業者と比べると、融資先への審査が厳しく、案件の信頼度が高いことで、投資家の安心感を得ています。堅実派の人にオススメ。
円建てのみ、優待付きの案件や1円から投資可能、先着募集だけでなく抽選募集も行うなど、独自のサービスを展開しています。
FP 谷亮磨
おすすめしているプロ
評価コメント
海外案件に特化。10%前後の高利回り案件を多く抱える。こちらも名だたる大企業グループが資本参加。運用開始済みファンド数は1,000件以上で、実績も十分。
最大の特徴は、海外の成長国への10%前後の高利回り案件を数多く抱えており、クラウドクレジットを利用すれば、ソーシャルレンディングで、十分な国際分散投資が可能です。
「伊藤忠商事」「第一生命」「三菱UFJキャピタル」「ソニーフィナンシャルベンチャーズ」「丸井グループ」などが出資。こちらも名だたる大企業グループからの出資を受けています。
2014年からサービス開始しており、2020年6月時点で全体の累計出資金額は300億円を突破済。運用開始済みファンド数は1,000件以上で、実績も十分。
為替レートが大きく影響する海外融資案件(ファンド)なので、為替リスクがあります。
利回りは低下しますが、「為替の影響をなくした」為替ヘッジ付きの海外融資案件もあります。
他のソーシャルレンディング業者と比べると利回りが高い分、リスクは高めですが、国際分散・通貨分散を狙うなら、クラウドクレジットの利用を検討してみるのも1つです。
FP 谷亮磨
利回りの高さと海外投資の魅力
クラウドクレジットを選んだ理由は2点あり、1つ目は他のソーシャルレンディングと比べても高い利回りということです。クラウドクレジットの案件は平均利回りが約10%と他のソーシャルレンディングと比べても高い利回りになっています。
2つ目は海外に投資が出来ることです。とくにお金が必要な発展途上国に投資をすることで社会的貢献にもなり、国の発展の力になれます。
他にも様々な企業がクラウドクレジットに出資しているので会社的にも安心です。
FP 守屋勇希
おすすめしているプロ
評価コメント
非常に高い利回りが魅力。担保次第で積極的に利用したいところ。
不動産事業者が新たに購入する不動産の仕入れの資金調達用のファンドが基本となっています。
6%~13%という高い利回りの案件が多く、人気の高いソーシャルレンディングサイトです。高利回り過ぎて大丈夫なのかなと心配な気持ちも出てくるのですが、リスク軽減のため1年以内の短期投資になっていたり、大部分の案件に担保を設定することで
安心して投資をできるように配慮されています。
各案件の担保設定と利回りとのバランスをしっかり確認の上、検討することになると思います。
FP 中田勝也
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評価コメント
不動産のプロが運営している実績のある会社
運営しているロードキャピタル株式会社は不動産の自己運用・仲介・コンサルティングを行っている総合不動産会社で、OwnersBookは2014年スタートしました。不動産のプロが案件を運用しているので安心して投資を行えます
運用実績も多く、投資実行済案件数189件、元本割れ件数0件と安定の運用実績があり、不動産会社が運用しているため案件も多数あり、自分に合った案件を多数から選べるのもポイントです。
FP 守屋勇希
クラウドバンク 100点(3名/3名中)
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