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資産を増やす方法の一つとして「米ドルの外貨定期預金」という資産を増やす方法をご紹介します。
ファイナンシャルプランナー
MONEQまねく
ファイナンシャルプランナー 兼 投資家 兼 IT企業の経営者です。事業経営歴が10年以上、投資総額は10億円以上、ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、M&A、不動産投資、株式投資など幅広い投資を行っています。これらの経験から、お金を増やす方法、お金を増やせるサービスを、実体験をもとに評価し、紹介しています。
目次
資産を増やす方法「米ドルの外貨定期預金」とは?
資産の一部を米ドルの外貨定期預金で運用する
「なぜ、資産の一部を米ドルで保有することが重要なのか?わかりますでしょうか?」
大きな理由は3点あります。
- 通貨の分散投資によるリスクヘッジ
- 米ドルは高金利で運用できる(日本円は低金利でしか運用できない)
- 米ドルであれば、そのまま様々な投資に利用できる
です。
通貨の分散投資によるリスクヘッジ
投資の格言の一つに「卵は一つの篭(かご)に盛るな」というものがあります。
投資の格言「卵は一つの篭(かご)に盛るな」とは?
欧米で古くから言われる「Dont put all your eggs in one basket.」を日本語訳したもので、「卵を1つの籠(かご)に盛ると、その籠を落としたときに全部割れてしまう可能性がある。複数の籠に盛っておけば、そのうち1つの籠を落としても、他の籠に盛られた卵からやがて“ヒヨコ”が生まれ鶏(にわとり)に育つ可能性がある」との意味です。
日本円(円預金、日本株、日本の不動産も含む)だけで資産を持っている方は、日本円が大暴落(大きな円安)になってしまうと、すべての資産価値が大きく目減りしてしまうリスクを抱えているのです。
執筆時点の為替は、1ドル=150円です。しかし、3年前であれば、1ドル=100円という為替でした。
1ドル=100円の時に1億円(10,000ドル)の資産を持っている方の場合、たった3年間で1ドル=150円なら1億円(6,667ドル)に減ってしまっているのです。ドル(世界の基軸通貨)から見れば、資産は3分の2に減ってしまったことを意味します。
今は、1ドル=150円ですが、日本の経済が悪化して、1ドル=200円、1ドル=250円、1ドル=300円と円安が加速していく可能性も捨てきれないのです。
もし、仮に3年前(1ドル=100円)にドル資産を持っていた場合
資産の50%をドルにしていた場合
- 5,000万円
- 5,000ドル
今現在(1ドル=150円)は
- 5,000万円
- 5,000ドル → 7,500万円
日本円換算:1億2,500万円の資産
資産の30%をドルにしていた場合
- 7,000万円
- 3,000ドル
今現在(1ドル=150円)は
- 7,000万円
- 3,000ドル → 4,500万円
日本円換算:1億1,500万円の資産
資産の10%をドルにしていた場合
- 9,500万円
- 500ドル
今現在(1ドル=150円)は
- 9,500万円
- 500ドル → 750万円
日本円換算:1億250万円の資産
資産の100%を日本円にしていた場合
- 1億円
今現在(1ドル=150円)は
- 1億円
日本円換算:1億円の資産
上記を見てもわかる通りで
資産全額を日本円で持っていると、日本円が世界の基軸通貨である米ドルと比較して、円安の状況が加速してしまうと、資産が目減りしてしまうため、資産の何割かは、米ドルで資産を持っていた方が資産の防衛につながるということになります。
米ドルは高金利で運用できる(日本円は低金利でしか運用できない)
少なくとも、執筆時点では
- 米ドル定期預金 年率:5.0%
- 日本円定期預金 年率:0.1%
です。
日本円の定期預金で1,000万円を10年運用した場合
- 年率:0.10%
- 残高:10,100,451円
- 利息:100,451円
- ※税金考慮しない
利用した計算ツール「定期預金金利計算シミュレーション」
10年でたった10万円しか増えないのです。
米ドルの定期預金で1,000万円を10年運用した場合
- 年率:5.00%
- 為替変動:なし
- 為替手数料:25銭
- 為替レート:1ドル150円
- 残高:16,234,741円
- 利息:6,234,741円
- ※税金考慮しない
利用した計算ツール「外貨預金金利計算シミュレーション」
10年で約623万円もの利息が付与されます。これは、円定期の約62倍です。
外貨預金は、為替変動による為替差損が発生する可能性がある、ペイオフの対象外というデメリットがありながらも、これだけの利息が期待できるのです。
資産の防衛をしながらも、十分の利回りで運用できるのが米ドルの大きな魅力です。
米ドルであれば、そのまま様々な投資に利用できる
米ドルを持っておくことの最大のメリットは
世界の基軸通貨であり、そのまま米ドルで投資できる投資商品が多いこと
です。
米ドルを持っておけば
- 米ドル建ての保険
- 米国株
- 米国債券
- 海外ファンド
- 海外不動産
などにさらなる投資が可能になります。
もちろん、海外旅行などで自分で利用することも可能です。
「米ドルで預金をすると、いつかは日本円に変えなければならない」と考える方も少なくありませんが、世界がより身近になってきている現代では、あえて日本円に変える必要はなく、米ドルのまま再投資をすることも、運用することもできるのです。
このような理由があるからこそ
資産の一部(許容できるリスクによる)を米ドルの外貨定期預金で運用すること
は、資産防衛と十分な投資利回りを両立できる資産運用方法となります。
資産を増やす方法「米ドルの外貨定期預金」のメリットデメリット
メリット
- 高金利
- 世界の基軸通貨として安定している
- 米ドル建ての投資商品が多い
- 他の通貨と比較して為替手数料が安い
デメリット
- ペイオフ(預金保護制度)の対象外
- 為替差損が発生するリスクがある
- 元本既存リスクがある
資産を増やす方法「米ドルの外貨定期預金」の手順
まずはご自身の資産の何割であれば、外貨預金に分散投資して良いのか?決めましょう。
- 今後、円高になる可能性が高いと考える人 → 割合を少なくする
- 今後、円安になる可能性が高いと考える人 → 割合を多くする
のがおすすめです。
高金利の米ドル預金を提供している銀行を調べましょう。また、同時に重要なのは「為替手数料の安さ」です。為替手数料が安く、かつ高金利の米ドル預金がある銀行を選びましょう。さらに外貨(米ドル)のまま、他の投資先に送金できる銀行がおすすめです。※一部、日本円に両替してからしか出金できない外貨預金があるので注意が必要です。
高金利の米ドル預金があり、為替手数料が安く、米ドルのまま入出金が可能な銀行が見つかれば、その銀行の口座を開設します。
自分が利用している銀行の資金の一部(自分で決めた割合)を、開設した米ドル預金口座に送金(振込)で移動します。多くの外貨預金は、一旦、総合口座に入金の上、外貨預金口座に資金移動する形になります。
資産を増やす方法「米ドルの外貨定期預金」の注意点
円高になると為替差損が発生し、元本が毀損するリスクがある
米ドル預金では
- 米ドル預金時から円安になる → 為替差益が発生する
- 米ドル預金時から円高になる → 為替差損が発生する
仕組みになっています。
為替レートの変動を予想するのは、簡単なことではありません。世界情勢(戦争、米国の経済動向)に大きく影響を受け、それを予想するのは、プロのアナリストでも難しいことなのです。
つまり、
為替差損が発生するリスクは、理解したうえで投資する必要がある
のです。
外貨預金で為替差損が発生するリスクを減らす方法
積立投資です。
資産が150万円あったら、一度に150万円を米ドル預金に投資してしまうと、その時点からの為替変動により、為替差損が発生するリスクが出てきますが
月5万円ずつ積み立て型で外貨預金をしていけば、毎月の為替レートに合わせた米ドル購入になるため、為替差損が発生したとしても、そのダメージは軽減できるのです。
積立投資なしで、30カ月後に1ドル150円から1ドル120円になった場合
- 150万円 → 1万ドル
30カ月後
- 1万ドル → 120万円
為替差損:30万円
積立投資月5万円で、毎月1ドルにつき1円円高で、30カ月後に1ドル120円になった場合
- 30カ月の合計150万円 → 11,532ドル
30カ月後
- 11,532ドル → 1,383,874円
為替差損:116,126円
積立投資の方が為替差損の影響を受けにくく、かつその間に利息(5%)が付けば、利息分で為替差損を相殺することも可能になるのです。
ペイオフの対象外
外貨預金は、ペイオフの対象外です。
銀行が倒産したときに、外貨預金した資産は戻ってくるかどうか?わかりません。
ペイオフのリスクを回避する方法は
倒産しにくい銀行に預金すること
です。
日本はよくも悪くも保守的で、2003年にりそな銀行と足利銀行が経営破綻した際には、いずれも地域経済への影響が大きいという判断のもと、政府が巨額の公的資金を投入して一時国有化し、普通預金はもちろん、すでにペイオフの対象だった定期預金も全額保護しています。
日本では「国民の影響が大きい」とされる銀行の場合は、ペイオフとは関係なく、資金が守られるケースが過去にあったのです。
これを踏まえると
- できるだけ規模の大きい銀行の外貨預金を利用すること
- できるだけ利用者の大きい銀行の外貨預金を利用すること
が重要ということになるのです。
シェアが大きい、利用者が大きい、銀行の米ドル預金がおすすめです。