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支出を減らす方法の一つとして「低金利のカードローンに借り換える」という方法があります。今回は、今借り入れ中のカードローンを今よりも低金利のカードローンに借り換えて、支出を減らす方法をご紹介します。
ファイナンシャルプランナー
MONEQまねく
ファイナンシャルプランナー 兼 投資家 兼 IT企業の経営者です。事業経営歴が10年以上、投資総額は10億円以上、ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、M&A、不動産投資、株式投資など幅広い投資を行っています。これらの経験から、お金を増やす方法、お金を増やせるサービスを、実体験をもとに評価し、紹介しています。
目次
支出を減らす方法「低金利のカードローンに借り換える」とは?
今借り入れ中のカードローンを今よりも低金利のカードローンに借り換える
「カードローンの借り換え」という方法を知っていますか?
なんなとくはイメージできますが、詳しくはわからないです。
カードローンの借り換えとは?
今借りているカードローンを、新しく、別のカードローンに借り換えること
を言います。
「でも、どうやって、今借りているカードローンから、新しいカードローンに借り入れが移動するの?」
もっと詳しく言えば
今借りているカードローンの借入残高を、あたしく契約するカードローンで借りたお金で完済することで、借金残高が今借りているカードローンから、新しく契約するカードローンに移ることになります。
例えば
- カードローンAで50万円借り入れ中
- カードローンBに申し込み
- カードローンBで限度額50万円以上で審査が下りた場合
- カードローンBで50万円を借り入れ
- 借り入れた50万円をカードローンAに返済
- カードローンAが完済したことになり、カードローンBに借入残高50万円が残る
「なるほど。これでカードローンが別のカードローンに借り変わるのね。でも、なんで、借り換えをする必要があるの?」
それは、利息負担を減らすためです。
- 今借りているカードローンの金利 = 新しく借りるカードローンの金利
では、借り換えをする意味はありません。
- 今借りているカードローンの金利 > 新しく借りるカードローンの金利
と、借り換え先のカードローン金利が、今借りているカードローン金利よりも低金利の時にはじめて借り換えをする意味が出てくるのです。
低金利のカードローンに借り換えることで、利息が減り、総返済額も安くなるのです。
実際に計算してみます。
カードローン借り換えシミュレーション
試算条件
- 借り換え前のカードローン金利が18%
- 借り換え残高:100万円
- 毎月の返済額:3万円
借り換え先のカードローン金利:15%
借り換え前
- 完済までにかかる返済期間:47カ月
- 総返済額:1,396,665円
借り換え後
- 完済までにかかる返済期間:44カ月
- 総返済額:1,301,659円
利息軽減効果:95,006円
借り換え先のカードローン金利:12%
借り換え前
- 完済までにかかる返済期間:47カ月
- 総返済額:1,396,665円
借り換え後
- 完済までにかかる返済期間:41カ月
- 総返済額:1,222,467円
利息軽減効果:174,198円
借り換え先のカードローン金利:10%
借り換え前
- 完済までにかかる返済期間:47カ月
- 総返済額:1,396,665円
借り換え後
- 完済までにかかる返済期間:40カ月
- 総返済額:1,176,395円
利息軽減効果:220,270円
借り換え先のカードローン金利:8%
借り換え前
- 完済までにかかる返済期間:47カ月
- 総返済額:1,396,665円
借り換え後
- 完済までにかかる返済期間:38カ月
- 総返済額:1,176,395円
利息軽減効果:261,985円
金利が低金利のカードローンに借り換えることができれば、その分、同じ返済額であっても、総返済額が少なくなり、完済までの期間が短くなるのです。
つまり、
低金利のカードローンに借り換えができそう、または今借りているカードローンの金利が高い方であれば、カードローンの借り換えをして、返済負担を抑えることができる
のです。
とくにカードローンの借り換えをしようとして、審査に通らずに借り換えができなかったとしても、ペナルティやデメリットはありません。トライするだけの価値はあるということです。
支出を減らす方法「低金利のカードローンに借り換える」のメリットデメリット
メリット
- 利息が減る
- 完済までの期間が短くなる
デメリット
- 借り換え先のカードローンの審査に通らずに借り換えができない可能性がある
支出を減らす方法「低金利のカードローンに借り換える」の手順
現在借り入れ中のカードローンの金利を知らなければ、今一度確認しておきましょう。アプリなどがあれば、アプリに表示されるはずです。
今よりも低金利のカードローンの審査に通らないと、借り換えはできません。まずは、低金利になりそうなカードローンを探しましょう。銀行カードローンやクレジットカード会社のカードローンがおすすめです。
低金利になりそうなカードローンを見つけたら、最大3社と決めて、申し込みましょう。4社以上同時に申し込んでも、申し込みブラックと判定されてしまい、審査に通らない可能性が高いです。
借り換え先のカードローン審査に通って、現在借り入れ中のカードローンよりも低金利が適用された場合に、現在借り入れ中のカードローンの借り入れ残高分の借り入れをします。
借り換え先のカードローンで借りたお金で、現在借り入れ中のカードローンに返済して、完済します。
支出を減らす方法「低金利のカードローンに借り換える」の注意点
借り換えは、今のカードローンよりも低金利のカードローンでないと意味がない
借り換えは、今のカードローンよりも低金利のカードローンでないと意味がありません。
しかし、カードローンで適用される金利は、あらかじめわかっているカードローンは少なく、申し込んで、審査に通ってから、はじめて適用金利が知らされます。
その時に
- 今借り入れ中のカードローンよりも同じ、または高い金利だったら、借りずにそのままにする(利息も、返済も、発生しない状態)
ことで1円も支払う必要はありません。
- 今借り入れ中のカードローンよりも同じ、または低い金利だったら、借り換えを実行する
ことが重要です。
ちなみに、金利が低くなりやすいのは、消費者金融のカードローンよりも、銀行やクレジットカード会社のカードローンです。その分、カードローン審査は厳しめですので、注意が必要です。