本ページはプロモーションが含まれています。
資産を増やす方法の一つとして「未使用資金は、定期預金に預ける」という資産を増やす方法をご紹介します。
ファイナンシャルプランナー
MONEQまねく
ファイナンシャルプランナー 兼 投資家 兼 IT企業の経営者です。事業経営歴が10年以上、投資総額は10億円以上、ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、M&A、不動産投資、株式投資など幅広い投資を行っています。これらの経験から、お金を増やす方法、お金を増やせるサービスを、実体験をもとに評価し、紹介しています。
目次
資産を増やす方法「未使用資金は、定期預金に預ける」とは?
使っていない資金をノーリスクの定期預金に預ける
「あなたの資産の中で、銀行の普通預金に預金している金額はいくらあるでしょうか?」
普通預金でも、利息は付きます。
しかし、普通預金と定期預金を比較したときには、定期預金の方が利息が大きいのです。
どうせ使っていない資金(普通預金などの資金)であれば、定期預金に資産を入れ替えておいた方が良いのです。
現在の定期預金と普通預金の比較
2024年5月時点
金利比較
一番高金利の普通預金
GMOあおぞらネット銀行/ハビト支店口座
- 金利(年率):0.3%
- ※ハビト支店口座、口座残高100万円以下、キャンペーン
無条件で一番高金利の普通預金
あおぞら銀行/BANK口座
- 金利(年率):0.2%
一番高金利の定期預金
SBI新生銀行/スタートアップ円定期預金
- 金利(年率):1.0%
- ※スタートアップ円定期預金、3カ月
無条件で一番定期預金の普通預金
SBJ銀行/定期預金
- 金利(年率):0.55%
利息シミュレーション比較
前述した金利での利息シミュレーション
普通預金
- 預金額:1,000万円
- 預金金利:0.2%
- 1年利息:20,009円
- 5年利息:100,451円
- 10年利息:201,911円
定期預金
- 預金額:1,000万円
- 預金金利:0.55%
- 1年利息:55,000円
- 5年利息:278,041円
- 10年利息:563,814円
利用した計算ツール「普通預金金利計算シミュレーション」
利用した計算ツール「定期預金金利計算シミュレーション」
10年預金したときの利息の差は、なんと「361,903円」もの差が出てきてしまうのです。
普通預金に預金をしていた方が、定期預金に預金先を変えるだけで、「約2.8倍」もの利息の差が出てくるのです。資産を増やす上で有効な方法と言えます。
「でも、定期預金は、途中で引き出せないなどのデメリットがあるんじゃないですか?」
「いえ、それは大きな勘違いです。」
定期預金でよくある勘違い
1.定期預金は満期が来るまで途中で引き出せない
多くの方が
- 「定期預金は、満期が来るまで引き出せない」
- 「定期預金は、途中でお金が使えなくなるからリスクがある」
- 「定期預金は、お金が使えなくなる、ロックされてしまうので使いにくい」
と思っているのですが、これは大きな間違えです。
定期預金は、満期になる前の途中男系でも引き出し可能
なのです。
ただし、途中で引き出す(中途解約をする)と、満期まで預けたときに適用される予定だった金利(利息)が一定割合で減らされてしまうペナルティがあるものなのです。
つまり、
定期預金に預金しても、いつでも引き出しはできる。ただし、受け取れる利息は減る(元本は保証される)
ということになります。
定期預金は、途中でも引き出せるのですから、満期までお金が使えなくなる(ロックされる)ものではないのです。
2.定期預金は、ペイオフ対象外?
定期預金も、ペイオフの対象です。
ペイオフ(預金保護制度)とは?
ペイオフ(預金保護制度)とは、金融機関が預金等の払戻しができなくなった場合などに、預金者を保護し、また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを目的とする制度です。預金保険制度に加入している金融機関が破綻した場合、1預金者あたり元本1,000万円までとその利息が保護されます。
ペイオフの対象となる銀行であれば、どんなに規模が小さくても、どんなに赤字であっても、金利が高ければ、リスクはないのです。
定期預金を1銀行あたり1,000万円以下の預金に抑えておけば、銀行が倒産しても、元本も、利息も、戻ってくるのです。
つまり、
定期預金は
- 元本が保証されている
- 途中でお金を引き出すこともできる
- 銀行が倒産しても、ペイオフで元本と利息が戻ってくる
ノーリスクの資産運用方法なのです。
ノーリスクであれば、普通預金口座よりも高金利が適用されるため、普通預金よりも、定期預金がおすすめということになります。
普通預金に預金を余らせているぐらいなら、高金利の定期預金に資金を移した方が何倍も利息が大きく受け取れる
ということになるのです。
資産を増やす方法「未使用資金は、定期預金に預ける」のメリットデメリット
メリット
- 普通預金よりも何倍も大きい利息が受け取れる
- 元本が保証される安全な資産運用方法
- ペイオフの対象であり、銀行の倒産時にも、元本と利息が戻ってくる
- 途中で解約も可能。満期前でも引き出しができる
デメリット
- 途中で解約すると、満期まで預け入れした場合の適用金利が何割か減らされてしまう
資産を増やす方法「未使用資金は、定期預金に預ける」の手順
自分が日常生活で使っていない資金で、普通預金やタンス預金など利息が付かないものに預け入れしている金額を調べます。
借り換え候補となる高金利の定期預金を提供している銀行を調べましょう。
高金利の定期預金を提供している銀行が見つかれば、その銀行の口座を開設します。※1,000万円以上の預金がある方は、複数の定期預金を候補として、複数の銀行の口座開設をしましょう。
高金利の銀行の定期預金口座が開設出来たら、自分が日常生活で利用していない資金を口座に移します。銀行にもよりますが、単純に銀行口座に移すだけだと、総合口座や普通預金口座に入金されることになるため、そこから、再度定期預金口座に資金移動する必要があります。
資産を増やす方法「未使用資金は、定期預金に預ける」の注意点
途中解約はできるが、利息が減ることに注意
定期預金は、「満期になる前の途中解約」は可能です。ただし、途中解約してしまうと、満期まで預け入れた時に適用される金利は何割か減らされてしまい、利息が減ってしまうことに注意が必要です。
これを回避する、またダメージを軽減する方法は
- 複数の定期預金に分けて預金する → 万が一、途中解約する必要が出てきても、一つの定期預金だけ解約すれば事足りる可能性があるため
- 長期過ぎる定期預金(例:満期10年、満期5年)は避ける → 5年、10年という長期になると資金の使い道にほかの選択肢が出てくる、ライフスタイルが変わってくるなどの変化は避けられません。定期預金では、1年満期、2年満期、長くても、3年満期ぐらいのものがおすすめです。
- 1カ月未満の超短期の定期預金を利用する → 1週間もの、1カ月もので自動継続(元利継続)を利用すれば、常に定期預金の利息を短期間で受け取れるため、万が一、途中解約のタイミングが来ても、それまで満期で受け取っている利息が減るわけではないので、ペナルティのダメージが少なくて済む
などがあります。
途中解約リスクを抑える定期預金選びがおすすめです。