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資産を増やす方法の一つとして「資産に対する預貯金の割合を投資にシフトする」という方法があります。今回は、資産における預貯金の割合を投資に振り分けることで資産を増やす方法をご紹介します。
ファイナンシャルプランナー
MONEQまねく
ファイナンシャルプランナー 兼 投資家 兼 IT企業の経営者です。事業経営歴が10年以上、投資総額は10億円以上、ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、M&A、不動産投資、株式投資など幅広い投資を行っています。これらの経験から、お金を増やす方法、お金を増やせるサービスを、実体験をもとに評価し、紹介しています。
目次
資産を増やす方法「資産に対する預貯金の割合を投資にシフトする」とは?
資産の中での預貯金の割合を、投資へ振り分けることで資産を増やすこと
を言います。
「あなたは、日本人の預貯金の割合を知っていますか?」
「いいえ、わからないわ。」
日米英の家計金融資産の内訳比較
出典:金融庁/2023年3月末時点
預貯金の割合で言えば
- 日本:54%
- 米国:13%
- 英国:28%
となっています。
「そんなに違うの!?」
「そんなに違うのです。米国の人は、4割を株式投資に回していて、英国の人は、55%を年金や保険に回しているのです。」
「でも、預貯金を投資に回したからって、確実に資産が増えるわけじゃないわよね?」
その通りです。投資には、成功も、失敗もあり、損をする可能性もあるのが最大のデメリットです。
しかしながら、日米英の家計金融資産は、2002年から2022年までの伸び率を見ると
- 日本:1.5倍
- 米国:3.3倍
- 英国:2.3倍
となっています。
つまり、日本人が一番、資産を増やせていないのです。
「株式投資に資産を回している米国の人は、日本人よりも2倍以上も資産を増やしているのね。」
そうです。
20年間の実績を見れば
投資は、リスクもありますが、平均しても、資産を増やせる可能性が高いもの
と言えます。
そこで、提案したいのは
いきなり、米国並みに預貯金を減らすのはリスクが大きく、敬遠する方も多いと思いますので
- 資産の3分の1を投資(株式投資・投資信託・債券)に回す
- 資産の3分の1を保険・年金に回す
- 資産の3分の1を預貯金に回す
という資産バランスをおすすめします。
ただし、「最低限の預貯金が確保できること」という条件のもとです。
- 最低限の預貯金 = 生活費の6か月分
です。
米国ほど株式投資よりではありませんが、その中間ぐらいのバランスで、資産の配分を変えることで、資産の増え方を英国レベルまでは持っていくことができるのです。
資産を増やす方法「資産に対する預貯金の割合を投資にシフトする」のメリットデメリット
メリット
- 資産が増える可能性がある
デメリット
- 投資による損失で資産が減る可能性がある
資産を増やす方法「資産に対する預貯金の割合を投資にシフトする」の手順
資産全体がいくらあるのか?計算する
資産の全体像・内訳がわからないと何もはじまらないので、まずは資産の洗い出しを行い、資産総額と資産内訳を計算します。
資産全体の3分の1で最低限の預貯金が確保できているか?確認する
最低限の預貯金は、生活費の6カ月分と定義しています。不安な方は、9カ月分、12カ月分と増やして計算すると良いでしょう。
資産全体の3分の1ずつに資産を移動する
預貯金が多ければ、投資信託や株式投資に回したり、保険が少なければ、保険や個人年金を検討して調整します。
資産を増やす方法「資産に対する預貯金の割合を投資にシフトする」の注意点
投資は損をする可能性もある
投資というのは、預貯金と違って「元本が保証されないもの」です。
当然、リスクがあるのですが、そのリスクを軽減するためには
- 分散投資をする
- 長期投資をする
- 全体として上がっていく可能性が高いリスクの低い運用商品を選ぶ
ということが重要になります。
元本保証がないから、投資を敬遠するのではなく、元本保証がないからこそ、頭を使って、リスクを抑えてできる投資を行うことが重要です。