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資産を増やす方法の一つとして「計画的な積立運用で老後資金を貯める」という方法があります。今回は、計画的な積立運用で老後資金を貯めて、家計の資産を増やす方法をご紹介します。
ファイナンシャルプランナー
MONEQまねく
ファイナンシャルプランナー 兼 投資家 兼 IT企業の経営者です。事業経営歴が10年以上、投資総額は10億円以上、ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、M&A、不動産投資、株式投資など幅広い投資を行っています。これらの経験から、お金を増やす方法、お金を増やせるサービスを、実体験をもとに評価し、紹介しています。
目次
資産を増やす方法「計画的な積立運用で老後資金を貯める」とは?
将来必要な老後資金から逆算して、計画的な積立運用をして、老後資金を貯める方法のこと
を言います。
「老後資金っていくら必要か知っていますか?」
「たしか、ニュースになってたわね。2,000万円ぐらいだったかな?」
「そうです。令和元年6月に金融庁の金融審議会市場ワーキング・グループの報告書によると、老後の生活費が毎月5万円不足した場合には、30年間で約2,000万円の取り崩しが必要であるとされています。」
「どうやって、2,000万円を貯めればいいの?」
「積立運用がおすすめです。」
こちらで解説している「複利効果」と「積み立て」を併用することで、目標に対して、どのくらいの準備をしていけばいいのか?がわかります。
老後資金を貯めるために必要な期間
現在年齢 | 65歳までの期間 | 期待利回り 年率1.0% | 期待利回り 年率2.0% | 期待利回り 年率3.0% | 期待利回り 年率4.0% | 期待利回り 年率5.0% | 期待利回り 年率6.0% |
---|---|---|---|---|---|---|---|
25歳 | 40年 | 34,092円 | 27,592円 | 22,103円 | 17,539円 | 13,796円 | 10,769円 |
30歳 | 35年 | 40,006円 | 33,337円 | 27,565円 | 22,628円 | 18,452円 | 14,956円 |
35歳 | 30年 | 47,913円 | 41,083円 | 35,032円 | 29,716円 | 25,085円 | 21,081円 |
40歳 | 25年 | 59,011円 | 52,034円 | 45,713円 | 40,019円 | 34,920円 | 30,377円 |
45歳 | 20年 | 75,692円 | 68,594円 | 62,026円 | 55,969円 | 50,404円 | 45,307円 |
50歳 | 15年 | 103,539円 | 96,375円 | 89,610円 | 83,235円 | 77,237円 | 71,604円 |
55歳 | 10年 | 159,303円 | 152,210円 | 145,384円 | 138,818円 | 132,507円 | 126,446円 |
60歳 | 5年 | 326,732円 | 320,263円 | 313,924円 | 307,711円 | 301,624円 | 295,660円 |
計算にはこちらの積立運用計算シミュレーションを利用しています。
つまり、
- 今、30歳の方であれば、利回り3.0%の運用商品に投資をするなら、月27,565円の積み立てで65歳の時には2,000万円の資金ができている
- 今、30歳の方であれば、利回り4.0%の運用商品に投資をするなら、月22,628円の積み立てで65歳の時には2,000万円の資金ができている
- 今、30歳の方であれば、利回り5.0%の運用商品に投資をするなら、月18,452円の積み立てで65歳の時には2,000万円の資金ができている
- 今、40歳の方であれば、利回り3.0%の運用商品に投資をするなら、月45,713円の積み立てで65歳の時には2,000万円の資金ができている
- 今、50歳の方であれば、利回り3.0%の運用商品に投資をするなら、月89,610円の積み立てで65歳の時には2,000万円の資金ができている
ということになります。
運用期間が長ければ長いほど、毎月の積立額は少なくて済む
投資利回りが高ければ高いほど、毎月の積立額は少なくて済む
という特徴があります。
「そのぐらいなら積み立てに回せそうね。」
老後資金を貯めるために重要なポイントは
- できるだけ早くはじめること
- 目標額、例えば老後資金2,000万円から逆算して必要な金額を決めること
- 無理な投資商品を選ばない
- 複利運用をする
ということです。
ポイントを抑えたうえで、目標に向かって積み立て運用をするのであれば、老後資金も問題なく、貯められる可能性が高い
ということになります。
注意しなければならないのは「運用利回りが高い商品ほどリスクが高い」ため、欲張りすぎずに低利回りで安定が狙える投資商品を狙うということです。
資産を増やす方法「計画的な積立運用で老後資金を貯める」のメリットデメリット
メリット
- 計画的に老後資金を貯めることができる
デメリット
- 欲張りすぎて、元本が毀損するような投資商品を選ぶと、目標の金額に達しない
資産を増やす方法「計画的な積立運用で老後資金を貯める」の手順
老後資金であれば、2,000万円ですし、それ以上をせっていすることもかのうです。
投資利回りを決めないと必要な積立額も決まりません。「金融商品を決めてから、その金融商品に合わせて投資利回りを算出する」こともできますし、逆に「このぐらいの投資利回りを毎年の目標にする、と決めてから、合致する金融商品を選ぶ」ということもできます。
投資期間、目標額、投資利回りが決まれば「毎月いくらの積み立てが必要か?」が計算できます。
決まったルール通りに毎月積み立てをしていきましょう。
もし、投資利回りが想定通りに進まなかったら、計画の見直しが必要になります。
資産を増やす方法「計画的な積立運用で老後資金を貯める」の注意点
100%想定通りにいかない点に注意が必要
元本が保証されているような投資「定期預金」「日本国債」では、ほとんど利息が付かないため、貯金しているのと変わらないことになってしまいます。
年率3.0%程度のリターンで投資をしようとすると、元本既存リスクは必ずあるものなのです。
期待利回り3.0%で積み立ててきたけど、利回りが予想より低い
という状態になりかねないのです。
上記のようなリスクがあることを前提として
- 貯金のすべてを積み立て運用に回さないこと
- 期待利回りを欲張らないこと
- 確実性の高い投資先に投資すること
が重要です。