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アフィリエイトの広告にはどんな種類がある?
「アフィリエイトは広告の種類が多すぎて、何がいいのか分からない!」
アフィリエイトと一括りにまとめても、広告の種類によって手法や媒体は大きく異なり、どんな広告を使用するのか?という点によってその後のアフィリエイト行う上での行動が大きく変わってくると言えます。
そのためアフィリエイトを行う上で、まずはじめに初心者がぶつかる難題と言えば「広告の種類」だと思います。中にはアフィリエイトの広告の種類が多すぎて1つ1つをよく理解していない、どのように選択したら良いのか分からないという方も少なくないでしょう。
アフィリエイトのやり方や入門に関する情報は、ネット上や書籍でたくさん拝見する事が可能ですが、この記事ではアフィリエイトの「広告」という部分に焦点を絞って、アフィリエイトの広告の「種類」「比較」「おすすめの広告」などについてご紹介していきたいと思います。
まず、はじめにアフィリエイトの広告の種類について押さえていきましょう。
アフィリエイト広告の種類をどのように分けるのか
アフィリエイトの広告の種類を分ける方法はいくつかあり、成果報酬型(ASPなどの広告)、クリック保証型広告(Googleアドセンス)、オプトインアフィリエイト(メルマガの広告)などなど、一つ一つの広告を上げて分類する事が可能です。
しかし、上記のように一つ一つ分類していると一度に覚えないと行けないので、少し複雑に感じてしまいますし、書籍やWEBによって異なる名称で紹介されているケースも少なくありません。これでは、アフィリエイトの広告について理解しにくいと言えるでしょう。
なので、おすすめいしたいアフィリエイトの種類の押さえ方は「閲覧者のアクション」によって分類する方法です。その中でも閲覧者のアクションが「無料なのか?」「有料なのか?」という視点で、分類すると良いと理解しやすいです。
ここで言う閲覧者のアクションとは、広告で報酬が発生するにあたって必要な条件の事を指しています。例えば、クリック保証型のような広告なら報酬を発生させるにあたって、必要な閲覧者のアクションは「広告をクリックして貰う」事になります。
広告によって報酬を発生するまでに必要としている作業は異なり、その中でも「有料か無料か」というのは閲覧者がアクションを起こすまでの大きなハードルになるので、手法や媒体を左右する要素になります。
無料の広告
先程、無料か?有料か?という点で分類すると分かりやすいとご紹介させて頂いたので、これから無料か・有料かという点で、アフィリエイトの広告を分類していきたいと思います。
まず、はじめにご紹介するのは「無料」のものです。アフィリエイトを行う上で掲載できる・利用できる無料の広告は、
- クリック保証型の広告
(閲覧者が広告をクリックしたら報酬が確定) - 資料請求の広告
(閲覧者が資料請求したら報酬が確定) - メルマガ登録の広告(オプトインアフィリエイト)
(閲覧者がメルマガに登録したら報酬が確定) - 無料会員登録の広告
(閲覧者が無料会員登録したら報酬が確定)
などが挙げられます。無料の広告と一括りにまとめても、閲覧者のアクションが少し異なるので、多少の違いはありますが有料のものと比較した時に「報酬が発生するまでのハードルが低い」と言えると思います。
お金の掛からないものなら「取り敢えず試しに」という軽い気持ちで広告をクリックしたり、資料請求を行ったり、メルマガ登録・会員登録を促しやすいので、ハードル低く報酬が発生しやすいと言えるでしょう。
報酬が確定しやすいため扱うジャンルなどによって異なりますが、まずはじめに初心者がアフィリエイトを行う上で挑戦しやすい広告の種類であると言えます。
有料の広告
次にご紹介したいのは「有料の広告」です。ここで言う有料の広告とは、閲覧者がなにかを買う・予約すると報酬が確定する広告の事であり、以下のようなものが挙げられます。
- 成果報酬型広告
(そのほとんどが、ASPを通した広告です。一部、報酬確定までのアクションが無料のものもあります。) - Amazon・楽天等の広告
(有名ECサイトの広告)
などが挙げられます。成果報酬型とは、なにか成果が確定したとき(アクションが行われた時に報酬が確定)するような広告であり、主にASPを通した広告を指しています。
ASPとは?
ASPとは、広告主とアフィリエイター(アフィリエイトを行っている人)の間に立って、広告を仲介してくれるサービス・WEBサイトの事です。
主に成果報酬型の広告を提供しており、大手のASPだと様々なジャンルの広告をアフィリエイターに提供してくれます。
また、Amazonや楽天の広告は、各ECサイトに出品されている商品を紹介したり、バナーをサイト上に掲載する事で、もしも閲覧者が自分のサイトからECサイトでなにか購入した場合に、その一部が報酬として貰うことの出来る広告です。
有料の広告は、無料のものと比較した時に「報酬が高い」という特徴と「報酬が確定するまでのハードルが高い」という特徴があります。また、閲覧者にとって大きな買い物になればなるほど、そのハードルは大きくなると言えるでしょう。
しかし、報酬は無料のものと比べ物にならないくらい高いものに設定されており、特に成果報酬型の金融系(クレジットカードや投資系)の広告なら、なにか閲覧者にアクションを起させる事に成功すると「数万円」という報酬が発生する案件も存在します。
個人のアフィリエイターで、大きな成功を収めている人は「成果報酬型」の広告を利用しているケースも多く、アフィリエイトでしっかりと利益を出して行こうと考えた時に、まず考えるべきなのは「有料の広告」で利益を出していく事だと言えるでしょう。
媒体・稼げる度から広告を比較
先程、広告の種類を「無料・有料」という観点からご紹介させて頂き、様々なアフィリエイトの広告が存在する事が理解出来たと思います。
そこで知りたいのは「アフィリエイト広告の比較」だと思います。しっかりと比較していく事で、どのアフィリエイト広告が自分に合っているのか?という点について知る事が可能です。
なので、これからアフィリエイトの広告を「稼げる度」「媒体・難易度」などの観点から、先程ご紹介したアフィリエイトの広告の中でも、最も代表的な「無料の広告であるクリック保証型」と「有料の広告である成果報酬型」という2つの広告を比較していきたいと思います。
稼げる度
まず、はじめにアフィリエイトの広告を「稼げる度」で、比較していきたいと思います。クリック保証型と成果報酬型の広告を比較した際に、稼げるのは「成果報酬型」だと言えます。
まず、はじめに前提として「どちらでも大きな利益を出せる・出している人はいる」という点は変化しません。クリック保証型の広告を代表する「Google アドセンス」を利用した広告は、ネットサーフィンを行っていると必ずと言っていいほど目にしますし、多くの媒体で採用されている広告ではあります。
しかし、個人のアフィリエイター・初心者が「どちらの方が多くお金を稼げるのか?」という点に焦点を絞ると、成果報酬型の方が軍配が上がると思います。理由はいくつかありますが、以下の点が挙げられます。
- 成果報酬型は少しのPV(閲覧数)でも、報酬に繋げやすい
- クリック保証型は単価が低く、多くのPV数が必要
- 成果報酬型は、自分で広告を選択する事が可能(ターゲット層を絞りやすい)
- クリック保証型は、提供元で最適な広告が表示される=ターゲット層を絞りにくい
ターゲット層という点に関しては、Google アドセンスならGoogleが最適な広告を選択するため、一見ターゲットを絞りやすい広告のように感じてしまいます。しかし、実際にコンテンツを製作していく過程で、成果報酬型の方が一つ一つの商品(広告)にあったものを制作出来るとケースが多いです。
つまり、成果報酬型の方が広告に合った専門性の高いWEBサイトや各種コンテンツを製作していく事が可能であり、PV数が少なくてもしっかりと利益を出していく事が可能なのです。
一方の、クリック保証型はターゲットが絞りにくい分、たくさんのPV数が必要になります。この点がメリットになる事もあり、ジャンルを絞っておらず、ターゲットの層が広いWEBサイトなら有益な広告になりえます。しかし、小さいなPV数で大きな報酬は期待できません。
そのため、稼げる度という点から考えた時に「成果報酬型」の方が優秀であると言えるでしょう。ただ、両者とも一長一短あるので、既にWEBサイトをお持ちの方は、自分のWEBサイトに合った広告を選択すると良いと思います。
また、アフィリエイトを行う上で「お金を重視したい」「自分の発信したい事を重視したい」など、目的は異なると思います。ただ、目的が「お金」という観点なら「成果報酬型」の方が大きなお金が手元に残る可能性が高いと思います。
媒体・難易度
先程、お金の観点からアフィリエイトの広告をご紹介させて頂きました。次は「媒体」という観点からご紹介したいと思います。媒体というのは、アフィリエイトを行う上でお客さんを集まる役割を果たすものです。代表的なものなら、WEBサイトが挙げられるでしょう。
どんな媒体を選択するのか?という点によって、アフィリエイトを行う上での難易度も異なるので、しっかりと検討する必要性がある要素だと言えます。また、媒体によって使える広告が異なり、アフィリエイトを行う上での手法を左右します。媒体には以下のような種類があり
- WEBサイト
(使える広告 ほぼすべて) - SNS
(使える広告 成果報酬型、オプトインアフィリエイトなど) - PPC
(使える広告 高単価の成果報酬型) - メルマガ
(使える広告 成果報酬型)
が、アフィリエイトで利用できる媒体として挙げれます。難易度順に分けるとSNSとメルマガに関してはそれほど難易度に違いがあると言えません。しかし、最も簡単なのは「WEBサイト」であり、最も難しいのは「PPC」だと言えるでしょう。
PPCとは?
PPCとは、ネット上の広告の事であり、媒体として利用するには「Google AdWords」などのサービスに申し込む必要があります。
具体的には、検索結果の上位に出てくる広告の事であり掲載には、検索結果上位の広告がクリックされた回数 × 単価を支払う必要があります。
WEBサイトを媒体として利用するには、WEBサイトを検索結果上位に引き上げる必要があり、検索結果上位に引き上げる作業を「SEO対策」と言います。SEO対策では検索エンジンに、自分のサイトをアピールする作業が必要になり、この作業には大きな時間が掛かってしまいます。
というのも、ネット上のコンテンツ(WEBページ)は日々多数アップされており、その中で検索エンジンは、検索してくれた人に対して「どのサイトが最も適切なのか?」を判断する役割を担っています。そのため、SEO対策では自分のサイトが「検索された言葉に対して適切なサイトですよ」と検索エンジンに認識して貰う必要があります。
慣れている人だと、数ヶ月という短い期間で自分のWEBサイトを検索結果上に引き上げる事も可能だそうですが、初心者に関しては「数ヶ月~一年は必要」だと考えた方が良いでしょう。
WEBサイトという媒体は大きな費用が掛からない反面、大きな時間が必要になるのです。一方のPPCという媒体は対照的です。PPCでは検索結果の上位などに自分のWEBサイトを出してもらう対価として、広告費を支払う必要性があります。
PPCという広告に関して精通している人だと、しっかりと利益を出してく行くことが可能であり、広告費こそ捻出する必要性がありますが、SEO対策をする必要性がないのでそれほど報酬が発生するまでに時間は掛かりません。
しかし、PPCに関して理解が薄い段階で挑戦してしまうと、大きな「赤字」を作ってしまう可能性もあります。WEBサイトを媒体として、SEO対策をする手法では時間がかかる反面、費用は「サーバー代」と「ドメイン維持費」くらいで、大きな痛手を負うことはないでしょう。
上記したような理由から、WEBサイトとPPCは、時間・難易度と言った観点から見た時に全く違う立場の媒体です。自分はどのようなスタイルでアフィリエイトを行いたいのか?という点に関してしっかりと考慮すると、どの媒体を使えばいいのか?という点も見えてくると思います。
結局どの広告がおすすめ?
これまで、ネット上の様々な広告についてご紹介させて頂きましたが、結局知りたいのは「どの広告がおすすめなの?」という点だと思います。しかし、どのようにアフィリエイトを行いたいのか?によって、おすすめの広告は大きく異なります。
なので、これから「目的別」におすすめの広告を分類していきたいと思います。
しっかりと稼ぎたい!なら有料系の広告
もしも、しっかりとアフィエイトで利益を出していきたい・多くの収入を得るという点を重視するなら、有料系の広告が望ましいです。
無料系の広告の代表的な存在である「Google アドセンス」などのクリック保証型の広告でもたくさんの利益を出している方もいますが、基本的には有名ブロガーや企業が効率的にPV数を集めているようなメディアのみが大きな利益を出しています。
クリック報酬型広告で「数百万円」のような大きな利益を出すのは、一般的な個人が出来る範囲を超えていると言えるでしょう。(少なくとも、個人では効率的ではない)
しかし、有料系の広告では少ないPV数でも、報酬が発生するまでのハードルが高い分大きな報酬を期待できます。また、検索結果一位を独占するような専門的なコンテンツを数十記事だけアップし、たくさん利益を出していくという手法もあります。
つまり、手法によっては少ない労力でもしっかりと利益を出していける可能性を秘めているのです。そのため、個人で効率的に大きな利益を出すには、有料系の広告が向いています。
趣味の範疇もしくは他のマネタイズ方法を考えている
一方、もしも「趣味の範疇」「ブロガーとして有名になって、本を出したい」など、ネット上にコンテンツをアップしていく上で別の目的やモチベーションがあるなら、無料系の広告は優秀だと思います。
趣味の範疇として作ったサイトや、自分が発信したい情報を中心的に記事を投稿しているようなブログでは一般的に「ジャンルが雑多」になりがちです。ジャンルが雑多になってしまうと、集客した閲覧者に沿った広告を、有料系の広告で紹介するのは難しいと言えるでしょう。
そのため、もしも好きなようにネットで記事を投稿したい!自分の事を情報発信してお金を稼ぎたい!と考えるなら、無料系の広告がおすすめです。無料系の広告なら報酬が発生するまでのハードルが低いですし、クリック保証型ならサービス元が、閲覧者とって適切な広告を自動的に挿入してくれます。
有料系の広告を利用したアフィリエイトで効率的に利益を出していくには、ターゲット層を絞り報酬の発生率をアップさせる必要性があります。しかし、上記したようなメディアだとジャンルを絞る事が難しい=ターゲット層が定まらない事が多いので、無料系の広告を挿入するのが適切だと言えます。
まとめ
アフィリエイトの広告の種類
- 二種類に分類する事が出来る
- 報酬発生までのハードルが低い無料系の広告
- 報酬発生までのハードルが高い有料系の広告
稼げる度・媒体を比較
- 稼げる度は成果報酬型を中心的とした有料系
- 難易度が最も低いのがサイト、最も高いのがPPC
どの広告がおすすめ?
- しっかりと稼ぐなら有料系の広告
- 他のマネタイズを検討している場合、やりたい事を重視するなら無料系の広告
この記事ではアフィリエイトの広告という部分に焦点を絞ってご紹介させて頂きました。アフィリエイトを行う上で、広告というのはアフィリエイトを行う上でのスタイルを大きく左右するので重要な点だと思います。
ただ、早く成果を出したいなら「PPC」がおすすめだったり、記事の製作をしたくないという方は「SNS」などの媒体が向いているケースもあります。つまり、広告以外にもアフィリエイトをどのように行うのか?という点を左右するポイントはいくつかあるので、気になるものがあるなら取り敢えずチャレンジしてみるのも良いと思います。
これからアフィリエイトにチャンレジしたい!と考えている方には、以下の記事もおすすめです。