大学生のうちにクレジットカードを作っておくべき!その理由と注意点を解説

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「大学生はクレジットカードを最も簡単に審査が通る」

こんなことが言われていますし、私も同感です。

とはいえ、

  • なんで大学生でクレジットカードは作るべきなの?
  • 簡単に通過するのはなぜ?

という方も多いと思います。

そこでこの記事では大学生がクレジットカードを作っておいた方がいい理由を解説します。

クレジットカードを作りたいと思っている大学生はぜひとも参考にしてみてくださいね。

学生だからこそクレジットカードを持っておくべきなんです!

「クレジットカードは社会人になる前に作ったほうがいい」と聞いたことはありませんか?これは実際そのとおりで、クレジットカードは可能な限り大学生のうちに作ったほうがオトクなのです。

その理由は簡単なことで、審査の基準が全く異なるからです。クレジットカードを作るには審査というものが必須条件になります。この審査を通過しないとクレジットカードを作ることは出来ません。

これは大学生でも社会人でも同じです。ただし社会人の場合は審査の基準は比較的厳しいのです。年収や一人暮らしか、どんな会社に勤めているかなどを全てチェックされます。どのクレジットカードでも同じように審査されます。

他にも事前にクレジットカードで買い物をしたことがあるかという信用履歴も確認される貯め、これらのどれか一つに問題がある場合例えば、就職したけれどもすぐに退職しフリーターなどの場合は一気にクレジットカードを作るのは難しくなります。

新卒で社会人になり、就職した直後もかなり厳しい傾向があります。これは年収などの実績がクレジットカード会社側で確認を取りにくいため、クレジットカードを発行をためらうことがあるためです。

一方で大学生はいわば優良顧客なのです大学生のうちにクレジットカードを作っておいてもらい長く使ってもらおうというのが、クレジットカード側の狙いです。そのためクレジットカードを大学生に作ってもらうために様々な特典が用意されています。

審査自体も大学生専用のカードも存在するため、非常に厳しいということもありません。確かに最低限の条件はありますが、どれも通常通りに生活をしていれば問題ないレベルのものなので安心して作る事ができます。

どのような特典のカードがあるかと言えば、ポイントの還元率が大幅に増えていたり、年会費が無料になった上に海外旅行保険も付いていることもあり、優待券や割引券などもついてくるカードも存在します。

一見そこまで魅力的な要素に映らないかもしれませんが、実際に受けてみると数万円分のお得な特典になるのです。それだけでなく利用履歴を残せるのも早めにクレジットカードを作るメリットです。

クレジットカードは3~5年間が有効期限の場合が多く、大学生のうちにクレジットカードを作っておけば社会人になった際に利用履歴を持ち越せます。これの何が良いかと言えばクレジットカード会社からの信頼を得やすいのです。

そのため、クレジットカードの乗り換えも簡単に出来ますし、少しまとまったお金が必要になる場合にはカードローンや住宅ローンなども借りることが可能です。他のカードを作っていない人に比べて信用面で差が出てくるのです。

さて、ここまでクレジットカードの作る理由について解説してきましたが、ではクレジットカード会社はカードを発行する際に何を注目しているのでしょうか?答えは支払能力です。

「この人は返済できるのか?」ということを注目してクレジットカード会社は審査を行います。そもそもクレジットカードでの買い物は買い物の代金を立て替えてもらいあとで支払う仕組みです。

そう考えるとクレジットカード会社はきっちりと支払いをしてくれないと大損をしてしまうことになるのです。だからこそカードを発行する時には返済能力を重要視するのです。

しかし、大学生の場合はこの点に関して前述の通りそこまで厳しくは確認されません。もちろん過去に延滞などがあった場合には審査に落ちることもありますが、それ以外の場合は比較的通過するので問題ありません。

クレジットカード会社は大学生に向けたお得な特典が多く存在しています。審査の基準も独自のものが設定されているので、早めにクレジットカードを作った方がお得なのです。

これだけ覚えておけばクレジットカードは怖くない!

学生も申し込めるクレジットカードか確認しよう


クレジットカードによっては、学生の申し込み自体が、不可能というカードも存在します。代表的なところでは、プラチナやゴールドカードあるいはダイナ―スカードなどは学生が審査を通過するのは困難です。

これは、ゴールドカード以上のクレジットカードは全て安定収入が目的となっていることが多いため、学生が申し込んでも落とされるもしくは、そもそも申し込むことが出来ないのです。

一般カードの場合でも注意が必要です。カードによっては年齢制限を掛けているカードも存在するため、申込前に年齢制限に引っかかっていないか改めて確認をしましょう。

また、銀行系のカードには社会人向けと学生向けのカードが存在します。あまりありませんが、学生が社会人向けのカードに申込むと審査に落ちることもあります。学生の時は、学生専用カードの方が、年会費やポイントの還元率もお得なため、そちらを選びましょう。

一度に何枚も申し込まないようにしよう


恐らくこれが最も多い審査に落ちる原因でしょう。クレジットカードが欲しいあまりに1度に複数のクレジットカードに申込んだ場合は、高確率で審査に落ちます。

クレジットカード会社は前述の個人信用情報機関で、クレジットカードの申し込み履歴もしっかりと確認をしています。この申し込み履歴は最大で6か月記録されるため、この期間中に申込があれば、すぐに分かるのです。

この申し込み情報は全てのクレジットカード会社が共有で使うため、違う会社のカードを同時に作ることも不可能です。クレジットカードを同時に複数枚持てるようになれば、各社が制限しているショッピング枠が、機能しなくなります。

その様な状態になると、支払いが滞るか、最悪の場合は自己破産ということも考えられるため、クレジットカード会社は申し込み情報を細かく確認するのです。申し込むカードは1枚にして、落ちたら半年後に違うカードに申し込むのが確実です。

スマホの分割払いでの支払いを忘れないようにしよう


これは、すでに持っている人がクレジットカードを乗り換える際に参考にしてください。金融事故なんて大げさなと思っている人もいるかもしれませんが、細かい支払いが延滞が続いたらそれは、すでに金融事故です。

多いもので、携帯電話の分割払いの滞納や公共料金の支払い忘れが多いのです。これらの支払いが少しでも遅れれば、カードの審査にはかなり響きます。他にも家賃をクレジットカード払いにした場合なども個人信用情報に記録されます。

ただし、公共料金や家賃は銀行引き落としやコンビニ払いの場合はクレヒスに記録されることはありません。その場合はカードの審査に影響することはありません。

クレジットカードを作る前に学生で申し込めるカードかどうか確認し、何枚も同時申し込まないようにすることが重要です。また、スマホの分割払いなどを始めとして支払いには絶対に遅れてはいけないということを覚えておきましょう。

クレジットカードのメリットは?現金とは大違い!

クレジットカードのメリットは実に沢山そんざいしますが、大きいのは使える店舗ならば現金を持ち歩かずに済むことでしょう。実際に現金払いでは面倒なことも多いと思います。

会計の時にお釣りを大量にもらったり、小銭をわざわざ探したり、現金がない場合にはATMにわざわざ行って手数料を払って現金を引き出さなければいけません。実際1回あたりの時間は少ないですが、連続した場合や毎回となると面倒になると思います。

しかし、クレジットカードならばそのような心配も特にありません。クレジットカードは1枚持っていれば店員にわたして暗証番号を打ち込んで終了です。現金を引き出す必要も無ければお金が足りないこともありません。

欲しいと思ったときや買い時というタイミングを逃すことはありません。支払いも後払いが可能なためそこまで支払いに気にすることもありません。多くのクレジットカードはweb明細に対応しているため、ネット上で利用額を確認できます。

また以外に勘違いしている人が多くいるのが、クレジットカードは危険という認識です。クレジットカードはむしろ現金よりも安全性に関しては高い傾向があります。実際にクレジットカードを落としたとして不正利用されても本人確認が取れれば補償の対象になります。

不正利用されてもその商品の金額を支払う必要は無いのです。現金を落とした場合にはこうはいきません。まずそのお金は戻ってくることは無いでしょう。盗まれて不正利用されておしまいです。

また現金と違って使いすぎてしまうという方もいるかもしれません。確かにその可能性はあります。しかし、クレジットカードには全て限度額が設定されており、その上限金額以上の買い物は出来ないのです。

上限金額が10万円ならばそのカードで買物をできるのは10万円までです。現金には強制的に買い物をやめさせる手段などはありませんが、クレジットカードは上限が来たら買い物自体が不可能になります。

前述でも言いましたが、クレジットカードの利用履歴も細かくチェックする事ができるのでそこまで使いすぎることはありません。

ライフスタイルに合わせたクレジットカード選びのポイントは?

クレジットカードは自分にあったものを選びましょう。例えばそこまでクレジットカードを使う機会のない人は年会費がかからないものであったり、コールドカードが欲しい人は自動的にゴールドカードに移行するものを選びましょう。

学生限定で年会費が無料になったり海外での保険が自動付帯になっているものもあります。まずは年会費が基本的にはかからないものから自分のライフスタイルにあうものを選びましょう。

クレジットカード決済が必要だけれども、そこまでクレジットカードは必要ないという方には、家族カードと言う選択肢もあります。

家族カードとは、契約主の家族が持てるクレジットカードであり、カードの審査対象は契約主のため実質的に審査なしで持てるクレジットカードなのです。

主な特徴は以下の通りです。

・本会員カードの方の利用限度額を分けあう
・家族カードの利用は、全て本会員カードの所持者に連絡される
・本会員の方が延滞などでカードが停止されれば、家族カードも停止

家族カードは以上の条件でのみ利用可能となっている関係上どうしても親のカード状況に依存してしまうことになります。

そのため、本会員の人に了承を得る必要があり、利用状況も把握されてしまうため十分に家族で話し合って作るのがいいでしょう。

家族カードを使用すると購入した履歴は全て本会員である親の元に通知が届きます。そのため、購入したものを親に知られたくない場合は、自分でクレジットカードっを作るのがいいでしょう。

クレジットカードはポイントが付いたり、海外旅行保険があるものもあるので自分が何の特典を使うか確認して年会費無料のものを選びましょう。そこまで使わない方は家族カードという選択もあります。

 

アルバイトとかしてないけれど本当にクレジットカードは作れるの?

学生の場合は、クレジットカードの申し込みを行うのに年収の記載が無くても審査には問題なく通過します。ただし、アルバイトで定期的な収入を確保している場合には、その収入を記載した方が通過率は上がります。

学生の場合は、毎月貰える額の平均額は異なると思いますので、年収の欄には平均の12倍で記載をしておきましょう。

アルバイトで安定した収入が高ければ高いほど、審査の通過率も上がりますが、非常に高く記載した場合例えば、年収600万円と書類に記載した場合にはクレジットカード会社から虚偽記載を疑われて、収入証明書を求められるか審査に落とされます。

虚偽記載をしてしまうともう一度申し込むときにその情報は、クレジットカード会社全社に回るため、他のカードを作るのにも一苦労しますもし定期的なアルバイトではない場合は、収入欄に記載するのは避けた方がいいでしょう。

また、学生が一定の収入を得る手段としてあるのが、単発のアルバイトと親からの収入でしょう。これらのお金は申し込み書類に記入する必要はありません。

親からの仕送りは、一見すると自分の収入に見えないこともないですが、あくまで扱い上は親からの分配金のため、万が一審査に引っかかり、所得証明書の提示を求められた場合に対応することができません。

短期のアルバイトの場合はも同様に申し込み書類に記載する必要はありません。例えば普段はアルバイトをしていませんが、単発でアルバイトをした場合はクレジットカード会社は安定した収入とは認めません。

クレジットカード会社は安定した収入があるかどうかを最優先で確認したいため、臨時のお金などは審査の対象ではないのです。仕送りや短期バイトなどは、記入すると審査の際に不審がられ審査を遅らせる原因にもなるため、書かない方が無難でしょう。

安定的にアルバイトをしている場合は、記入をした方がクレジットカードの通過率は上がります。しかし、自分で稼いだ収入以外はむしろマイナス要素になりかねないため、申し込み時には書かない方がいいです。

審査を無事に通過するには、嘘を書かないこと、正確な数字を記載することが大切です。安定収入がある場合は記載しておくと通過率が上がります。無い場合は、審査が遅くなるので記載しないでおきましょう。

 

もしも使いすぎてしまった場合にはどうすればいい?

まずは何に使ったのかをすぐに明細で確認しましょう。対策を取る場合にしても何につかったのかわからない場合は何も出来ません。そのため、まずは確認が最優先です。

そして使いすぎの原因がわかった場合には、次に行うのは対策です。一つはクレジットカードの限度額を引き下げるということです。現在持っているクレジットカードの限度額を引き下げること。

これにより多少は使いすぎを防止できます。しかし、限度額の最低金額は10万などの場合が多いので根本的な解決には遠いですね。

もう一つは少々強引ですが、クレジットカードを一定期間使わないようにすることでしょう。クレジットカードを使いすぎてしまったならばまずは支払いを優先して買い物はクレジットカードではなく現金などに切り替えましょう。

ともかく一番まずいのはクレジットカードの支払いを遅れることです。これをすると信用が一気に落ちるため、将来的に住宅ローンや車のローン、カードローンなども含めて全ての審査で不利になりますので使いすぎた場合にはまずは支払いを優先しましょう。

まとめ

クレジットカードの作る理由とその注意点を解説してきました。クレジットカードは使いこなせれば非常に便利な存在です。まずはすべてクレジットカードで支払うよりも現金などと併用して使うと良いかもしれません。

大きな買い物はクレジットカードの分割払いを活用するなどの使い方をするとポイントも貯まり非常にお得です。ただし、いくら限度額があるからと言っても使いすぎた場合には返済するのは大変です。

また、クレジットカードの返済が遅れた場合は後々にも影響が出てくるため「少しぐらい遅れてもいい」ではなく絶対に支払いだけは守りましょう。それだけ注意できればクレジットカードは非常に頼もしい存在です。

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