エンジニアがWEBライターしてみた。ライターとしての収入の推移や本業・副業になり得るのかを解説

エンジニアがWEBライターになった理由

「WEBライターに挑戦したい!けど、どのくらい稼げるの?副業・本業にすることは可能?」

インターネットを利用した広告の市場規模の成長が加速しており、その影響もあってか例えば「Youtuber」が、広告収入によって大金を稼いでいるという情報を目にしたことも多くなりました。

ですが「Youtuber」になって広告収入を得るには、かなりの時間と労力が必要ですし、運の要素も強いと言えるでしょう。しかし、この成長している市場に誰でも気軽に挑戦出来る方法があります。それが「WEBライター」です。

ネット上の広告が成長している中で、ネット上の文章(コンテンツ)を作成出来る人材が求められており、AIなどの台頭で様々な職業が消えていくと言われる中、「スキルがあるWEBライター」は末永く食べていける職業だと思います。

筆者もWEBライターの一人であり、この記事では「WEBライターはどんな仕事?」「どのくらい稼げるの?」「本業・副業になるの?」という点について自らの経験談も踏まえながら、ご紹介していこうと思います。

まず、始めに「WEBライターはどんな仕事?」という部分を、掴むために「筆者がWEBライターになった理由」などについて書き留めていこうと思います。

WEBライターってこんな仕事

WEBライターってどんな仕事なのか?という点について、まず始めにご紹介していきましょう。WEBライターとは「WEB上の記事を作る人」です。

個人が運営しているようなブログを除いて、現在ネット上に投稿されているPV数を意識した記事(沢山の人に見てもらうための記事)は、ほとんど「WEBライター」が作成していると言えます。(厳密には、ブロガーもWEBライターって言われてたり、定義が曖昧)

例えば、ネット上で「ニキビを治す方法」と調べたとしましょう。すると「スグ効く!ニキビを治す方法5選」のような記事や「ニキビが出来る原因はこれ!ニキビを治す方法についても」みたいなタイトルの記事を、拝見する事が出来ると思います。

このような記事は「ニキビを治したい」という人のニーズを汲み取って、記事の中で「ニキビケアの商品」だったり「肌荒れ防止のスキンケア商品」を紹介しているケースが多いです。何故なら、その広告から閲覧者が紹介したものを購入すると、そのサイトにお金が入ってくる仕組みになっているからです。

そのような記事を作成するのが「WEBライター」の仕事であり、大物のライターさんだと「1記事数十万円」のような金額で、執筆しているケースもあります。もちろん、上記のような記事だけがWEBライターの仕事ではありません。中には「個性を活かした記事」や「専門知識を活かした記事」を作成している方も沢山います。

取り敢えず、ここでは「WEBライターはネットの記事を作る人」という点を押さえて頂けると、この後の記事が読みやすくなると思います。

WEBにもっと関わりたかった

ここで、筆者がWEBライターを始めた理由についても触れておきたいと思います。筆者は元々「エンジニア」です。詳しくいうと「WEBデザイナー」だったり、「フロントエンドエンジニア」と言われたりする仕事をしています。

簡単にまとめてしまうと「WEBのデザイン」を作る仕事で、趣味で始めたWEBデザインからもっと高度なものに挑戦したい!と思うようになり、学生の頃から「WEBデザイナー」の仕事をクラウドソーシングなどで受注していました。

クラウドソーシングって?

クラウドソーシングとは、主にオンライで仕事を「応募」「受注」「支払い」まで出来てしまうサービスのことです。
具体的には仕事を受注したい人・仕事を依頼したい人の中間の立ち位置で、WEBデザインの仕事やライター、翻訳などの仕事が掲載されています。(オンラインで完結するような仕事が多い)

エンジニア一本の当時は、主にエンジニアの仕事を探していたのですが、クラウドソーシングを通じて「WEBライター」の仕事を受注できる事を知りました。

エンジニアとしてWEBに関わっていく中で「コンテンツ」まで、理解しているデザイナーが居たらニーズがあるかも?という所から、WEBのコンテンツ=記事というイメージだったので、挑戦したのがきっかけです。

シンプルにまとめると「もっとWEBと関わりたい!」と思っていました。

文章が好きだった

WEBのエンジニアと聞くと「数学」「英語」を使って、難しい言葉を使っているすごい人みたいなイメージが、自分がデザイナーになるまであったので「理系にしか出来ない!」と思っていました。

同じ様に、エンジニア=理系の職業というイメージを持っている方も、少なくないと思います。しかし、筆者は「完全な文系」です。小さな頃から本を読むことが好きで、なぜか「国語だけ点数が良い」少年でした。

実際のところ、エンジニアも「文系でも出来る職業」で、筆者は毎日ソースコードと向き合っているのですが、元々文系気質な所もあり「文章が好き」でした。なので、どこか無意識のレベルで「WEBライター」という仕事に、魅力を感じていたのだと思います。

WEBライターを2年~3年ぐらい行っている今でも、まだまだ壊れたような文章しか執筆出来ませんが、文章を書くこと自体は大好きです。

稼げるまでにはどのくらいの時間が掛かるのか?

筆者がWEBライターを始めた理由が分かった所で、最も気になる「WEBライターのお金事情」についてご紹介していこうと思います。ネット上で、検索すれば様々なWEBライターの給与事情を拝見する事が可能で、人によってその額は大きく異なります。

今回はあくまで「筆者」の経験談なので、参考程度に読み進めて頂ければと思います。

初めは0.3円

上記したような理由で「WEBライターになりたい!」と思った筆者は、エンジニアの仕事を探す時に使っていた「クラウドソーシング」を利用しました。現在は、横のつながりでエンジニアの仕事を貰っているので、なんだか久しぶりにクラウドソーシング触って、ウキウキしていたのを覚えています。

しかし、探しても探しても出てくるのは「単価の低い案件」ばかりでした。というよりも、単価が高い案件に応募しても「採用されない」のです。今考えると、実績のないライターに単価の高い仕事を依頼するはずがありません。

単価とは?

クラウドソーシング独自?の文化かもしれませんが、一文字あたりの報酬額を「単価」と呼びます。例えば、1文字1円のお仕事だと「単価1円」という風に記載されているケースが多いです。

結局、筆者のライター報酬は「一文字あたり0.3円」という所から始まりました。今見ると、かなり低い額のように感じますが、当時「ビギナーにとっては高い」と言えるような報酬でした。(中には0.1円もあった)

中学生の頃からパソコンを触っていたので、タイピングには自信があり時給「800円」くらいは稼げました。エンジニアと比べるとかなり低い金額でしたが「実績作りと勉強」自分に言い聞かせて、似たような案件を10件くらいこなしました。

そのあたりから「WEBライターってこんなものなんだ」という大まかな部分が分かってきて、0.5円くらいまで単価を上げる事が出来ました。(厳密には、単価交渉をしました)

月5万円を初めて達成した時

月5万円を達成したきっかけは「単価が上がった」という部分がかなり大きいです。単価0.5円に上がった事がきっかけで、時給「1500円」まで上がっていたのです。作業時間は1日1~2時間程度だったので、そのあたりから「結構稼げるのかな?」と思い始めていました。

そこから、クラウドソーシングで受注した「キュレーションメディア」でのライティングを始めました。キュレーションメディアのような大きいメディアは、様々な部分に驚かされました。

まず、記事を投稿している量です。キュレーションメディアは取り敢えず「記事を投稿しまくる」というメディアなので、メディアによっては「月500記事」ぐらい記事を投稿している所もありました。

キュレーションメディアの出会いは衝撃的で、大量の記事を投稿するために「編集者1人」が「ライター30人程度」を管理しており、「記事を校正する人」「記事の構成を作る人」のように役割分担がされ、まるで「WEB記事の工場」のように感じたのを覚えています。

そんな「WEB記事の工場」の歯車として、1日1記事は必ず作成していました。また、筆者のように「定期的に記事をアップする」人には、ボーナスも出て「記事の単価数百円アップ」みたいな特典も付いてきます。そのため、最終的には月10万円近く稼いでいたと思います。

「月10万円」を達成した時も「1日1時間~2時間」の作業しかしていなかったので、かなり割の良いライティングだっと記憶しています。

月15万円を達成した時

キュレーションメディアでのライティングでは「校正係」の人が厳しく記事をチェックしてくれるので、基礎的なライティングのスキルやSEOを意識した記事のライティング力が付いたと思います。

SEOとは?

SEOとは「検索エンジン最適化」の事です。簡単にまとめてしまうと「検索結果上位」に出現するように、WEBサイトやそのコンテンツを調整する作業の事です。

割の良い報酬を貰っていて、エンジニアの仕事プラスアルファ大きな収入が入ってきたので、経済的にもかなり余裕が出来ました。しかし、ここで重要な事に気付くのです。興味のない分野のライティングをしていたので「このライティング全然楽しくない!」と感じるようになっていました。

そのため、キュレーションメディアでライティングする機会は自然と減っていき、最終的には全くライティングしないようになっていました。「WEBライターって面白くないな」っと思って、完全に熱が冷めかけていたのですが、このタイミングで「エンジニアに関する記事の作成!」という依頼を見つけたのが、大きな転機でした。

その依頼に見つけてスグ応募し、採用されライティングをする事が決まりました。このメディアは、比較的「自由なライティング」をする事が可能だったので、自分の経験談を踏まえて楽しくライティングしたのを、今でも覚えています。

また、専門的な知識が必要なライティングだったので、単価も1.5円という高めのものに設定されていました。なので、報酬もぐっと上がり結果的には「月15万円」稼いでいました。そこで「自分が楽しいと思えるライティングをしよう」と決めて、今に至ります。

副業や本業にするなら「お金」というのは大切な要素ですが、「自分が楽しいと思えるライティングをする」というのも、かなり重要な要素だと思います。楽しくライティング出来た記事は、必然と「記事の質」もあがりますし、なによりも「ライターを続けていくモチベーション」に繋がります。

もしも、これからWEBライターを新たな収入源として検討しているなら、お金と同じくらい「ライティングを楽しんでいるのか?」という点も重視するべきだと思います。

本業・副業になり得るのか?

先程、WEBライターのお金事情についてご紹介させて頂きましたが、中には「その給料なら本業・副業にできそう!」と感じた方も少なくないと思います。なので、これから「WEBライターは副業・本業になるのか?」という点をご紹介していきます。

本業にするなら強みがいる

まず、始めに「WEBライター」は「副業」になると言えます。実際の所、スキルやコツが分かってくるとバイトをするよりも、大きな報酬を期待出来る仕事だと思います。ただ、「本業」にすると話は変わってくると思います。というのも、本業にするなら「強みが必要」だと常々感じるからです。

理由はいくつかありますが、主な要因は2つです。1つ目に「報酬が上がりやすい」という点、2つ目に「安定的に仕事が穫れる」という点です。

筆者を例にすると、FP技能士や簿記、宅地建物取引士などの資格を持っており、個人的に投資もしているので「お金」や、それに関する法律の知識は「一般の方よりも高い」と思います。また、本業がエンジニアなので「プログラミング」や「IT」に関する知識も、高いほうだと言えるでしょう。

ここで言う強みとは、何も「資格が必要」という事ではありません。「一般の方よりも詳しい情報」を持っているというのが、重要なポイントです。

例えば「ダイエットの方法」という記事を制作するために、1からダイエットの方法を調べて記事を制作するよりも「ダイエットの体験談」という記事を執筆するほうが書きやすいと思いませんか?

体験談を書くという事は、既に自分が経験・知っている事を書くので「一般の人よりも詳しい状態」であり、何もない状態よりも執筆が楽になると言えます。他の分野においても同じことが言え、どんなジャンルでも「基礎的な知識」が付いているものは、ライティングをしやすいです。

お金に関する記事を執筆するなら「経済学」や「金融」の知識を持っている事で、スムーズに執筆する事が可能ですし、「プログラミング」に関する記事を執筆する際も、基礎的な情報が頭に入っているとライティングをしやすいと感じています。

また、その情報が専門的であれば、あるほど「報酬は高くなる」傾向にありますし、自分の強いジャンルを持っておくことで、記事が書きやすくなります。つまり、記事を生産する上で「安定しやすくなる」と言えます。もしも、ライターを本業にするなら何かしら「自分が詳しい分野」を持っておくことを、おすすめします。

ライティング知識は勝手につく

WEBライターに挑戦したい!と思っているけど、二の足を踏んでいるという方の中に「ライティングの知識がない!」と心配している方もいるかも知れません。しかし、そんなもの最初からある訳ないと言えます。(特別に文章に関わる仕事・勉強をしていた人は除く)

ライティング知識というのは「やれば勝手に付くもの」だと思います。つまり、場数をこなすことで「WEBにある人並みの文章は書ける」という事です。

もちろん、中にはしっかりと基本的な知識を押さえておきたい!という方もいるかもしれません。そんな方には、以下の書籍をおすすめします。

この書籍は「書く」という事の本質的な部分について触れており、伝わりやすい文章の書き方はもちろんですが、「頭にあるものをどうやって文章にするのか?」という部分にしっかりと迫っている書籍です。

とは言っても、難しい言葉が大量に並べてあるだけの本ではなく、初心者の方にも分かりやすく「文章」について説明している記事なので、ライターなら一読しておくと良いかも知れません。

筆者は未だに副業

ちなみに、筆者は未だに「副業」です。ライターとしての収入も、3社ほどのクライアントから報酬を頂いており、以前よりはかなり多くの報酬を得られるようになったと思います。

もちろん、WEBライターを本業にするのも「あり」だとは思いますが、筆者の場合は「エンジニアだからこそ書ける記事」を執筆している部分もあるので、エンジニアを続けているからこそ自分の強みが維持されて、ライターとしての報酬も上がっているだと感じています。そのため、当面の間は「副業の状態」が続くと考えています。

今現在行っている職業・経験がライティングに活かされるというケースは、少なくありません。例えば「転職」の経験があるなら、転職関連のメディアでライティングすると経験が活かされますし「接客」「営業」「事務」どんな仕事でも、ライティングに活かされると思います。

知り合いのライターに「ニート時代にゲームやっていたのが、強みになった」という方もいます。その人はニート時代にハマっていた大ヒットスマホゲームに関する知識がマニアレベルだったので、それに関連するブログを作って大きな収益を上げていました。

「今やってる仕事・境遇」というのは、意外に大きな強みになるかもしれません。

まとめ

エンジニアがWEBライターになった理由

  • WEBライターはネットの記事を作る人
  • WEBのコンテンツ部分まで関わりたかった
  • 文章がそもそも好きだった

稼げるまでの期間は?

  • 徐々に報酬は上がっていった
  • 最終的には15万円を超えた
  • 楽しいライティングをするようになった

本業・副業になるのか?

  • 副業にはなる。本業なら強みが欲しい
  • ライティング知識は勝手につく
  • 筆者は強みを活かすために、未だに副業

最後に豆知識として、もしもWEBライターを「副業」や「本業」にしたいと考えるなら「報酬を細かく貰っておく!」という点を押さえると良いです。一度、筆者はライティングの報酬を滞納されたまま放置されたケースを経験しています。(納品後、突然音信不通になった)

当時は大きな依頼に関しても契約書も何も結んでなかったので、為す術もないという感じでしたが、どのみち契約書を結んでいたとしても「数十万円」のために、時間・手間を掛けて相手方に請求するのは割に合いません。必ず、報酬は「細かく貰う」もしくは「マイルストーン払い」にする事をおすすめします。

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