
こんな気持ちを持っていませんか?
スウィングトレードは、初心者でもできるFXのトレードスタイルの1つです。FXではスウィングトレードによって、大きく利益を得ることが可能となります。そのためには、スウィングトレードの正しい知識を身につけることが非常に重要です。
そこで今回の記事では、FXのスウィングトレードについて初心者向けにわかりやすく解説していきます。これからスウィングトレードを始めようと考えている方には必見の内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
FXのスウィングトレードとは?特徴を覚えよう!
FXのスウィングトレードとは、数日から数週間にかけてポジションを保有して行うトレードのことです。他のトレードスタイルと比較しても、ポジションを保有する期間が長い点が、大きな特徴の1つです。
また、スキャルピングなどの短期トレードではチャートを分析する難しい知識や、利益を出すためにまとまった資金量が必要です。こうした点に関しても、スウィングトレードであればそれほど難しい知識も必要ないですし、小額からでもある程度の利益を狙えるため、初心者に特におすすめです。
FXのスウィングトレードで利益を出すコツ
スウィングトレードで利益を出すには、チャートの中にあるトレンドの大きな波を捕まえる必要があります。そのためには、トレンドの正しい定義を理解しておくことが重要です。
そこでここからは、チャートの分析において長年に渡って利用されてきたダウ理論を基にして、トレンドの正しい定義を確認していきたいと思います。
上昇トレンドの定義
ダウ理論における上昇トレンドの定義は、高値も底値も切り上がっている状態のことです。たとえば、上記のドル円のチャート画像では、青色で囲ったところに上昇トレンドが発生しています。実際に、高値も底値も切り上がっている状態ですね。
上昇中の下落でエントリーしよう!
上昇トレンド中であっても、右肩上がりで永遠に上昇するわけではなく、相場は上下の動きを繰り返していきます。これは、価格の上昇によって利益を得たトレーダーがポジションを決済したことや、これ以上価格が上がらないだろうと見込んだトレーダーがショートを仕掛けることが理由です。
上昇トレンド中であっても、高値でエントリーをしてしまうと思ったような利益を出すことができません。そのため、こうした下落が起こったタイミングでエントリーをすることをおすすめします。これによって、スウィングトレードでも効率的に利益を出していくことが可能です。
下降トレンドの定義
続いて、下降トレンドについて確認していきましょう。ダウ理論における下降トレンドの定義は、高値も底値も切り下がっている状態のことです。たとえば、上記のドル円のチャート画像では、青色で囲ったところに下降トレンドが発生しています。実際に、高値も底値も切り下がっている状態となっていますね。
下落中の上昇でエントリーしよう!
下降トレンド中であっても、永遠に価格が下落するわけではなく、上昇トレンドと同じように相場は上下の動きを繰り返していきます。これは、価格の下落によって利益を得たトレーダーがショートポジションを決済したことや、これ以上価格が下がらないだろうと見込んだトレーダーが買いを仕掛けることが理由です。
スウィングトレードでは、上昇トレンドと下降トレンドをうまくつかむことが非常に重要です。このタイミングでしっかりと覚えておきましょう。
レンジ相場の定義
最後に、レンジ相場の定義を確認しておきましょう。ダウ理論におけるレンジ相場とは、一定の価格帯でチャートが推移している状態を指しています。たとえば、上記のドル円チャートでは、青色の線で囲ったところでレンジ相場が発生していますね。
レンジ相場は高値と底値でエントリー
基本的には、スウィングトレードはレンジ相場にあまり適していません。なぜなら、レンジ相場は取れる値幅も少なく、その後に上下どちらかに強く触れる可能性を持っているからです。
また、いずれの場合もレンジの上限や下限にきたらポジションを決済しましょう。上述したように、レンジ相場は上下どちらに抜けるかわからないので、これにはリスクヘッジをする目的もあります。
エントリーポイントが掴めない場合はフィボナッチを活用しよう!
エントリーポイントが掴めない場合は、フィボナッチを活用しましょう。フィボナッチは自然界の事象を基にした数列であり、相場の世界でもよく用いられます。具体的には、トレンドの始点から終点へ線を引き、あらかじめ決められた水準まで価格が到達した際に、反発する可能性が高いという特徴を持っています。
たとえば、上記の画像では下落トレンド終了後の中でフィボナッチが合計4回にかけて機能していますね。エントリーポイントの1つの目安として活用することができます。エントリーポイントがなかなか掴めない方は、ぜひ活用していきましょう。
スウィングトレードで活用したいFX業者TOP3
ここまで、スウィングトレードの概要や、トレードで利益を出すコツについて確認してきました。大方のイメージはついたのではないでしょうか。
ここからは、スウィングトレードでおすすめのFX業者TOP3を紹介したいと思います。今回紹介するのは、初心者でも使いやすいところばかりなので、登録がまだ済んでいない人は、ぜひこの機会に登録しておきましょう。
第1位 SBI FXトレード
SBI FXトレードは、大手企業であるSBIホールディングスが運営するFXサービスです。大手企業の運営によって、高い信頼性を持っており、初心者の方でも安心して取引をすることができます。
加えて、取引コストの安さもSBI FXトレードの人気の理由の1つです。具体的には、スプレッドが業界内でも非常に狭い0.27銭で提供されています。これによって、取引コストも抑えたFX取引をすることが可能です。
第2位 DMM FX
DMM FXは大手企業であるDMM.comが運営しているFXサービスです。大手企業ならではの安心感があることはもちろんですが、サポート体制も整っており、トラブルが起こっても問い合わせですぐに解決することが可能です。
それだけでなく、DMM FXはFX口座の開設数で国内No.1という実績も持っています。多くの人が支持する使いやすさがあるということに他なりません。使いやすい取引環境、万全のサポート体制、入念に準備をしてから取引に移行したい方などは、ぜひDMM FXを利用しましょう。
第3位 ヒロセ通商
ヒロセ通商は、99.9%という驚異的な約定率が魅力のFX業者です。約定率が高いことは、スキャルピングなどの短期的なトレードでは特に重宝します。短期トレード主体でFXを検討している方には、ヒロセ通商はまさにピッタリです。
FXに副業で取り組んでいる方であれば、土日が休みという場合も多いでしょう。ヒロセ通商なら、こうした人の希望にも答えることができるのです。
スウィングトレードの注意点
ここまで、スウィングトレードにおすすめのFX業者を見てきました。トレードできるイメージは、大方掴めたのではないでしょうか。
ここからは、スウィングトレードにおける注意点を確認していきましょう。
①値幅が大きいためハイレバレッジは危険
スウィングトレードは保有する期間が長く、値幅が大きいため、ハイレバレッジのトレードは危険です。値幅が大きいということは、取れる利益も大きくなりますが、損失が出た場合にも非常に大きな損失が出ることになります。
損失が出ないようにするリスク管理は、スウィングトレード以外でも重要です。実際に初心者の失敗で多いものの1つがハイレバレッジトレードであることからも、トレード時には気をつけることをおすすめします。
②土日の持ち越しは資金管理を徹底しよう
スウィングトレードでは土日に持ち越しをする場合もあります。このタイミングでは、資金量をしっかりとコントロールすることをおすすめします。
そうならないためにも、資金量は極力減らすよう心掛けていきましょう。具体的に目安をいうのであれば、証拠金に対して10%までが運用できる資金の目安と考えておくことをおすすめします。
③根拠を持ってトレードをしよう
初心者がやってしまいがちなミスとして、根拠のないトレードをしてしまう点が挙げられます。こうしたトレードは、たとえ短期的に勝つことができても、長期的にはほとんどの場合で負け越してしまいます。
実際にプロのトレーダーはすべてのエントリーと決済において根拠を持ってトレードをしています。この点は、初心者とプロのもっとも大きな違いといえるでしょう。根拠を持つ方法としては、テクニカル分析やファンダメンタル分析を行う方法が挙げられます。しっかりと日頃から学習して、トレードに活かせるよう取り組んでいきましょう。
④感情的にならないよう心がけよう
FXの世界では、感情的にならないことも重要なポイントです。感情的になってしまうと、冷静な判断ができなくなってしまい、思わぬところで大きな損失を受けてしまう可能性があるからです。
これによって、感情的になったタイミングでも、誤った判断をしないようになります。トレードできるチャンスはいくらでもあります。大事なポイントでしっかり稼げれば問題ないので、大きな損失を出してしまった時などにはいったん相場から離れることを忘れないようにしましょう。
⑤土日に勉強を心がけよう
土日に勉強することも、スウィングトレードで利益を出すには重要なポイントです。土日はFXだと休みであるため、暇な時間と思い余暇に当てる人が多いです。しかし、このタイミングで勉強するかどうかは、その後のトレードにも大きな差をもたらします。
また、翌週のファンダメンタルを確認しておくことも大事なポイントです。どのような予定があるかを確認し、スマートフォンやカレンダーにメモを残しておきましょう。そして、そのタイミングでは必ずトレードが行えるように準備をしておきます。これによって、大事な買い時や売り時も逃さずに済むようになります。
アメリカの雇用統計は特に重要
ファンダメンタルの中でも、アメリカの雇用統計は特に重要です。アメリカは世界の経済の中心地であり、その動向が世界経済に大きな影響を与えます。そのアメリカの中でも、個人消費がGDPのほとんどを占めていることから、それに直結する雇用統計は非常に重要となるのです。
雇用統計には事前にファンドなどが導き出した予想値と呼ばれる値があります。実際の数値が出た時に、予想値よりも結果がよければ価格が上昇し、悪ければ価格は下落します。相場が大きく動くタイミングで、非常に重要なポイントとなるので、必ず抑えておくようにしましょう。
まとめ
以上、FXのスウィングトレードについて解説してきました。今回紹介したように、FXではスウィングトレードを使うことで、効率的に利益を出していくことができます。また、スウィングトレードは比較的長期のトレードになるため、仕事で忙しい人にもおすすめです。トレンドの定義を覚えて、それをしっかり掴むことができれば、難しい知識もそれほど必要ありません。
いっぽうで、トレードをする際にはハイレバレッジのトレードはあまり適していません。期間が長いほど、価格の変動率も高くなる可能性があり、大きな損失を受けてしまう可能性があるからです。また、資金管理を徹底することも大事なポイントです。なぜなら、証拠金維持率ギリギリでトレードをしてしまうと、強制ロスカットの対象になってしまう可能性も出てくるからです。
この記事を参考に、ぜひみなさんもFXのスウィングトレードで利益を出してみてくださいね。