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こんな気持ちを持っていませんか?
FXは土日が休みのため、取引をすることができません。「今日どうして取引できないの?」なんて日は、大体の場合土日のことが多いでしょう。一見するとトレーダーにとっては暇な時間のように感じますが、この土日の時間をどう使うかで翌週以降のFXの勝率も大きく変化します。
そこで今回の記事では、FX取引で勝率をあげるためにどのように時間を活用していけば良いのかを解説していきたいと思います。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
FXの土日は休みで取引できない
FXの土日はなぜ休みなのでしょうか。それは、世界的な商習慣にあります。FXでは平日は世界各国の市場が常にどこかしらオープンしているので、問題なく取引をすることが可能です。
これに対して、土日は銀行や証券取引所など、FX取引に関連する企業や組織が休みを取っています。これは日本においても同様です。FXの土日休みの背景には、こうした世界的な商習慣があるのです。
FXで土日を有効活用するコツ
土日になぜ取引ができないのかは、世界的な商習慣が背景にあることがここまででよくわかりましたね。
ここからは、具体的に土日の時間を活用するコツを確認していきましょう。
①先週までの相場の振り返りを行う
先週までの相場の振り返りを行うことも、FXの世界では土日を活用するために重要なポイントになります。具体的には、先週の相場の分析を指標やツールを基に行い、現在どのような位置に価格がいるのかを把握することです。
良かった点と悪かった点は必ずノートなどに書き留めておきましょう。改善点がわかることでトレードの質も向上しますし、良い部分はその後も継続して伸ばしていくことができるからです。
②翌週のファンダメンタルの確認を行う
翌週のファンダメンタルの確認は、必須作業として行いましょう。具体的には、翌週各国がどのような経済指標を発表するのかチェックをすることです。また、経済指標以外にも、価格に関連しそうな重要なイベントがある場合にはチェックしておきましょう。
また、経済指標に関しては、そのすべてを把握することは困難です。重要なものだけピックアップして、メモを残しておくようにしましょう。
アメリカの経済指標は必ず確認
アメリカの経済指標の発表はマストで確認する癖をつけましょう。アメリカは世界経済の中心地であり、その動向がすべての商品に対して影響を及ぼします。そのなかでも、雇用統計はお祭りといわれるほどビックイベントであり、その結果によっては相場が大きく変動する可能性があるのです。
予想値よりも実際の数値がよければ、ドル円の価格は上昇します。逆に実際の数値が悪ければ、ドル円の価格も下落します。事前に予想値を確認しながら、発表後の実際の数値と照らし合わせてトレードを行っていきましょう。
③テクニカル分析を勉強する
テクニカル分析を勉強することは、FXの世界ではもっとも重要な項目です。土日には必ず行うようにしましょう。どんな投資の本を読んでも、テクニカル分析の重要性は必ず書かれています。それくらい、テクニカル分析を勉強することは、相場のなかで生き残るには必須作業であるといえます。
これを疎かにして感覚でのトレードを行ってしまうと、結果的に長期でみれば100%負け越すことになります。テクニカル分析をすることで、明確な根拠を持ってトレードに取り組むことができれば、あなたのFXの勝率も飛躍的に向上することでしょう。
まずはダウ理論から覚えよう!
何からやれば良いのかわからない方は、まずはダウ理論から学びましょう。ダウ理論は、アメリカの経済紙ファイナンシャル・タイムズの元を作り上げた、チャールズ・ダウ氏が提唱した理論です。相場の世界では長年に渡って利用されてきており、すべての投資家がトレードの基本として勉強してきました。
ダウ理論を覚えることで、トレードにおける基礎が身につきます。基礎が身についていない状態で勉強をしても、いつまでたっても成果は挙げられません。逆にダウ理論で基礎が身についたら、その他のインジケーターや指標などを覚えていきましょう。これによって、勉強自体も効率的に行うことができるようになります。
④リフレッシュのためにしっかりと休む
土日の効果的な時間の使い方として、リフレッシュのためにしっかり休むという点も挙げられます。FXでは平日は24時間常に価格が動いています。トレーダーにとっては、緊張感を常に持っている状態で、心が休まらないでしょう。
土日の時間を効果的に活用することがテーマですが、気持ちがリフレッシュできていないと、感情的になる可能性が高くなります。感情的になると、非常に高い確率でトレードでは負けてしまうのです。そのため、時には勉強を辞めてリフレッシュすることも心がけていきましょう。
FXの土日に関してよくある質問?
ここまで、FXで土日を活用するコツを見てきました。具体的な方法がわかったことで、土日の時間を効果的に活用するイメージが湧いたのではないでしょうか。
ここからは、土日に関してよくある質問を確認していきましょう。
①土日は決済や取引ができない?
土日はいかなることがあっても、取引も決済も行うことができません。いっぽうで、デモトレードに関しては仮想の取引レートを提供することで、土日にも利用できるものもあります。
後ほど詳しく紹介しますが、ヒロセ通商は土日にもデモトレードができる数少ない業者の1つです。練習時には、積極的に活用していきましょう。
②土日にポジションを持ち越してもOK?
土日に関してよくある2つ目の質問は、土日にポジションを持ち越しても良いのかというものです。結論をいうと、土日にポジションを持ち越すのは、あまりおすすめできません。
また、週明け月曜日は多くのFX業者で早朝メンテナンスを行っています。つまり、取引が開始される時刻になって相場が思わぬ方向に進んでも、メンテナンスで決済できない可能性があるのです。こうした点を踏まえると、FXにおいては土日にポジションを持ち越すことをおすすめできません。
FXで土日の活用と合わせて利用したいおすすめの業者TOP3
ここまで、FXの土日に関してさまざまな事柄を見てきました。大方の疑問は解決できたのではないでしょうか。
ここからは、FXで土日の活用と合わせて利用したいFX業者を紹介していきます。登録がまだ済んでいない人は、この機会にぜひ登録してみてくださいね。
第1位 SBI FXトレード
SBI FXトレードは、国内でも最小の取引単位を提供するFX業者です。1通貨単位から取引をすることができるため、最小で4円ほどあればFXをスタートすることができます。資金がなくトレードを始めようか悩んでいる人も多いでしょうが、SBI FXトレードならこうした悩みも不要で問題なく取引を始めることができます。
低資金で取引を始めたい人や、信頼性の高い業者で安心して取引をしたい人、コストを抑えたお得な取引がしたい方などぜひSBI FXトレードを使って取引を始めてみましょう。
第2位 DMM FX
DMM FXは国内の大手企業であるDMM.comが運営するFX業者です。動画配信やスポーツチームの運営など、数多く事業を手がけており、資金力や信頼性の面でもバツグンに高い点が特徴です。大手企業の運営だけあって、サポート体制も充実しており、何かトラブルが起こってもすぐに解決することができます。
デモトレードを利用することで、本番前にしっかりとトレードの練習を行うことができます。まずは準備を入念に行ってから取引をしたいと感じている人であれば、DMM FXのデモトレードを積極的に利用してみることをおすすめします。
第3位 ヒロセ通商
ヒロセ通商は、土日にも利用できるデモトレードが最大の強みです。上述したように、FXは土日は休みのため利用することができません。しかし、ヒロセ通商では仮想の取引レートを提供することで、ユーザーが土日にもFXの練習ができるよう取引環境を整えてくれています。土日に利用できるFX業者が少ないなか、ヒロセ通商の存在は非常に貴重だと言えるでしょう。
土日を中心にしっかりと練習をしたい方はもちろんですが、スキャルピングなどの短期トレードで利益を狙っていきたい方も、ぜひヒロセ通商を活用していきましょう。
FX取引に関しての注意点
ここまで、FXのおすすめ業者を確認してきました。いっぽうで、実際にトレードを行う際には、いくつか気をつけておきたいポイントもFXには存在します。
そこでここからは、実際に取引をする時の注意点を確認していきましょう。ここで紹介する内容は、FXで大きな損失を出さないために重要な内容ばかりです。必ずこのタイミングで抑えておくようにしましょう。
①ハイレバレッジの取引は避けよう
ハイレバレッジの取引は、基本的に避けるようにしましょう。見落としがちなポイントなのですが、レバレッジはかけたらかけた分だけ利益が大きくなりますが、損失も大きくなります。
こうした点を踏まえても、FXではハイレバレッジの取引は避けたほうが良いでしょう。取引に慣れるまでは、できるだけ低めのレバレッジで取引をすることを心がけ、慣れてきてから徐々にレバレッジを引き上げていくことをおすすめします。
②資金管理を徹底して行おう
資金管理は、取引における基本中の基本です。これができていないと、相場の世界から早々に追い出されることになってしまいます。資金管理とは、1度の取引で利用できる資金量の上限を守ることを指しています。
たとえば、1度の取引で10万円までの資金量しか使わないと決めたのであれば、これを徹底して守ります。このルールを破って取引を行った場合には、大きな損失に繋がる恐れが出てきます。具体的に目安をいうのであれば、証拠金に対して10%までの資金量を目安にトレードを行っていきましょう。
③浅めの損切りを心がけよう
浅めの損切りを心がけることも、FXにおいては重要なポイントとなります。具体的には、証拠金に対して1%から2%を目安として損切りをするようにしていきましょう。
こうした事態を避けるためにも、浅めの段階で損切りが入るよう心がけていきましょう。損切りは、ポジションを保有した段階で逆指値注文やOCO注文を活用していくようにしましょう。
まとめ
以上、FXの土日について解説してきました。今回紹介したように、FXでは土日の時間を効果的に活用することで、その後のトレードにおける勝率を向上させることができます。特に、テクニカル分析はトレードにおいて非常に重要となるため、毎週のように勉強する癖を身につけていくようにしましょう。
いっぽうで、資金管理やハイレバレッジのトレードを避けることなど、FXでは気をつけておきたいポイントもあります。また、土日のポジション持ち越しは非常にリスクが高いです。持ち越すにしても、資金量を引き下げるなど、何かしらの対策を必ずするよう心がけていきましょう。
この記事を参考に、ぜひみなさんも土日を活用してFXで利益を出していってくださいね。