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こんな気持ちを持っていませんか?
FXではチャートの見方を覚えることが非常に重要です。正しい見方を覚えることで、効率的なトレードが可能となります。また、トレードスタイルに応じても意識して見たいチャートのポイントが異なるため、こうした点を把握しておくことも重要です。
そこで今回の記事では、FXのチャートの見方に関して徹底的に解説していきます。トレードにおける利益を出すコツにもつながる内容なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
FXのチャートの見方を覚えよう!
FXのチャートの見方を確認していきましょう。基本的なローソク足の見方から、トレードスタイルに応じた見方までこの項目で解説していきます。
①ローソク足の見方
ローソク足の基本的な見方から確認していきます。ローソク足は主に2つの要素で構成されています。
ローソク足の構成要素
胴体・・・時間ごとの始値と終値を表した部分
ヒゲ・・・時間ごとの最高値と最安値を表した部分
胴体は始値と終値を示したものですが、前回のローソク足の終値がそのまま次の始値となります。そして、この次の始値を終値が超えた場合には、上昇のローソク足として表示されます。
また、ヒゲは最高値と最安値を示したものです。一般的には、下ヒゲがついたところが、その時間の最安値となり、上ヒゲがついたところがその時間帯の最高値となります。
赤と青の違い
ローソク足は、下落時と上昇時で色の表記が違います。前回の終値よりも、その次の終値が高ければ上昇のローソク足になり、低ければ下落のローソク足となります。
利用するチャートツールによって、これらのローソク足の表記方法は異なります。必ずしも下落が赤で表記されるわけではありませんし、上昇が青で表記されるわけでもありません。
②移動平均線の見方
続いて、移動平均線の見方を確認していきましょう。一般的には、移動平均線とは時間ごとの終値の平均値を合計して、その値を計測する日数で割った価格を線で結んだものになります。
上記のチャート画像は、ドル円チャートに20日移動平均線を表示したものです。チャートの動きと合わせて、移動平均線も推移していることがわかりますね。一般的には、計測する期間が短いほど、短期的な価格に沿った動きをします。また、計測する期間が長ければ長いほど、長期的な価格に沿った動きをします。
売り時につながる「デッドクロス」
売り時につながるデッドクロスも覚えておきましょう。デッドクロスは、短期の移動平均線と長期の移動平均線を活用したチャートパターンです。具体的には、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下回ったタイミングで発生します。
このように、デッドクロスは価格が下落するサインとして使われています。移動平均線の見方としても必ず覚えておきたいので、このタイミングでしっかりと抑えておきましょう。
買い時につながる「ゴールデンクロス」
ゴールデンクロスは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を超えたタイミングです。一般的に、ゴールデンクロスが発生すると、価格も継続的に上昇することが予想できます。
ゴールデンクロスは、代表的なチャートパターンとして非常に有名です。デッドクロスと同様に、移動平均線を使ったチャートの見方として必ず覚えておきましょう。
③デイトレのチャートの見方
ここからは、デイトレードのチャートの見方を確認していきましょう。デイトレードとは、1日の間にトレードをすべて完結させるスタイルです。基本的には、翌日にポジションを持ち越すことはありません。
基本的に、デイトレードは大きなトレンドをつかむことが重要です。トレンドの方向に目線を固定して、調整が入ったタイミングでエントリーを行います。そのため、この項目でもトレンドの定義や見方に絞ってポイントを確認していきます。利用するローソク足も、1分や5分などの短めの足ではなく、4時間足や日足で確認することをおすすめします。
上昇トレンドの定義
まずは、上昇トレンドの定義です。上昇トレンドとは高値も底値も切り上がっている状態を指しています。上記の画像のように、青枠で囲ったところが上昇トレンドの定義に当てはまります。
また、移動平均線を組み合わせることで、さらに効率的なトレードを行うことができます。具体的には、上記で紹介したゴールデンクロスも合わせて発生していれば、上昇の信頼性はさらに高まるでしょう。
下降トレンドの定義
続いて、下降トレンドの定義です。下降トレンドとは高値も底値も切り下がっている状態を指しています。上記の画像のように、青枠で囲ったところが下降トレンドの定義に当てはまります。
上昇トレンドと同じように、このタイミングでデッドクロスが発生していれば、下落の信頼性はさらに高まります。トレンドを見つけながら、移動平均線もしっかりと注視しておきましょう。
④スキャルピングのチャートの見方
スキャルピングでは、トレンドの転換点を見つけてエントリーをすることをおすすめします。利用する時間足も、1分の短めのローソク足がおすすめです。具体的な転換点を挙げると、N字型のチャートが出現したタイミングがベストです。
スキャルピングは資金量が必要になり、超短期での取引で常にチャートに張り付いている必要があります。そのため、基本的に初心者の方にはおすすめできません。初心者の方は、上記で紹介したデイトレードなど、期間が長めのスタイルを選択することをおすすめします。
チャートが見やすいおすすめのFX業者TOP3
ここまで、FXのチャートの見方に関することを、質問が多い点を中心に解説してきました。トレードスタイルによってもチャートの見方が異なる点は、意外と多くの人が見落としている点です。意識的に取り組めば、効率的に利益を出せるでしょう。
ここからは、チャートが見やすいおすすめのFX業者を紹介していきたいと思います。まだ登録が済んでいない人は、この機会にぜひ登録してみてくださいね。
第1位 SBI FXトレード
SBI FXトレードは、国内大手企業であるSBIホールディングスが運営するFX業者です。金融関係の事業を長年に渡って手がけてきた同社は、豊富なノウハウでサポート体制も万全となっています。
また、スプレッドが非常に狭い点もおすすめポイントの1つです。ドル円であれば0.27銭のスプレッドで取引をすることができるので、コストを抑えてお得に取引をすることができます。今回紹介したチャートの見方と合わせてコストを抑えられれば、FXの勝率も飛躍的に向上することでしょう。
第2位 DMM FX
DMM FXは、国内でも有名なDMM.comが運営するFXサービスです。大手企業ならではの安心感はもちろん、サポート体制も万全で疑問点があれば問い合わせですぐに解決することができます。国内ではFXの口座開設数第1位となっており、多くの人が支持する使いやすさがある点も、大きな魅力の1つです。
こうした点を踏まえても、DMM FXは準備をしっかりとしてから本番の取引に移行したい人などに非常におすすめです。積極的に活用することで、効率的なトレードができるよう取り組んでいきましょう。
第3位 ヒロセ通商
ヒロセ通商は、約定率が99.9%と非常に高い点が特徴です。今回紹介したスキャルピングなどの短期トレードで、買い時や売り時を逃しません。そのため、短期的なトレードで制度の高いトレードをしたいという方には、非常におすすめのFX業者です。
FXの市場が動いていない土日ですが、副業で取り組んでいる人が多いFXでは、土日にデモトレードができる点はうれしいポイントでしょう。DMM FXとSBI FXトレードと合わせて、しっかりと準備してトレードを行いたい方には非常におすすめなのがSBI FXトレードです。
FX取引における注意点
ここまで、FXのチャートの見方やおすすめのFX業者まで確認してきました。大方の疑問は解決できたかと思います。
いっぽうで、FXでは取引において気をつけておきたいポイントもいくつかあります。ここからは、取引における基本的な注意事項を確認していきましょう。
①資金管理を徹底しよう!
資金管理を徹底することは、FXにおいて非常に重要なポイントです。具体的には、現時点で証拠金がいくらあるのかに応じて、1度の取引で利用する資金量を管理・コントロールするということです。
そのため、資金管理は基本中の基本であり、必ず抑えておきたいポイントとなります。具体的に目安をいうと、1度の取引で運用できる資金量は、証拠金に対して10%といわれています。このルールをしっかりと守ることで、安全で効率の良い取引を目指していきましょう。
②ハイレバレッジのトレードは避けよう!
ハイレバレッジのトレードを避ける点も、FXにおいては重要です。資金量ギリギリでトレードをしてしまう人が多いように、ハイレバレッジのトレードも初心者がやってしまいがちなミスの1つです。
国内では法律で最大25倍のレバレッジまで認められています。最大レバレッジで取引をすれば、損失も25倍になってしまうのです。こうした点を踏まえても、レバレッジの適用は慎重に行うようにしましょう。
③根拠を持ってトレードしよう!
根拠を持ってトレードをする点も、FXにおいては重要なポイントです。ほとんどの場合、多くの初心者が、感覚でトレードをしてしまいがちです。いっぽうで、こうした感覚でのトレードはたとえ短期的には勝つことができても、長期的にはほとんどの場合に負け越してしまうことになります。
根拠を持つには、分析がとにかく重要になります。具体的には、チャートを分析するテクニカル分析と、ファンダメンタル分析です。特に、テクニカル分析はファンダメンタル分析よりも重要になるので、今回紹介したチャートの見方と合わせて徹底的に行うようにしましょう。こうした分析でトレードにおける根拠を持つことができれば、あなたのFXの勝率も飛躍的に高まることでしょう。
④ロスカットを必ず入れよう!
ロスカットを必ず入れることも、FXにおいては重要なポイントとなります。具体的には、FX会社が定めた水準よりも、もっと前の段階でロスカットを入れる必要があります。
具体的に目安をいうと、証拠金に対して1%〜2%が損失の目安となります。この水準をしっかりと守ってトレードを行うことができれば、損失を小さくしてトータルの収益をプラスに持っていける可能性も高くなるでしょう。
まとめ
以上、FXのチャートの見方について解説してきました。今回紹介したように、FXではチャートの見方をしっかりと覚えることで、効率的なトレードをすることが可能となります。それだけでなく、自身のトレードスタイルに応じてチャートの見方や取引手法も変わってくるため、それらをしっかりと抑えておくことは非常に重要なポイントとなります。
いっぽうで、感覚でトレードをせず根拠を持ったトレードをすることや、ハイレバレッジのトレードを避けることなど、FXでは注意しておきたいポイントも数多くあります。こうしたことをないがしろにしてしまうと、どれだけチャートをしっかりと見たとしても、大きな損失を受けてしまうからです。特に、資金管理とロスカットを自主的に入れることは、何よりも重要となります。
この記事を参考に、ぜひみなさんもFXで効率的なトレードを行えるようチャレンジしてみてくださいね。