FXスウィングトレードのコツ・テクニック・エントリーポイントを徹底解説!

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FXのスウィングトレードって勝てるの?コツやテクニック、エントリーポイントを知りたい!

こんな気持ちを持っていませんか?

FXでは代表的な4つのトレードスタイルがあります。その中でもスウィングトレードは、プロも実践しているだけでなく、初心者には特におすすめの取引手法です。いっぽうで、スウィングトレードがどんなトレード手法なのか、知らない方も多いでしょう。

今回の記事では、スウィングトレードの具体的な概要だけでなく、トレードで勝つためのコツやテクニックまで解説していきます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

FXのスウィングトレードとは?

概要 中期間のトレードスタイル
トレード期間 数日から数週間
どんな人に向いている? 初心者から上級者まで幅広い

FXのスウィングトレードとは、数日や数週間といった中期間での取引で利益を出すトレード手法のことです。代表的なトレードスタイルとしては、デイトレードやスキャルピングなどが挙げられます。これらのスタイルと比較しても、よりトレードの期間が長い点が大きな特徴といえるでしょう。

スウィングトレードは初心者にはもちろんですが、上級者まで幅広い層に適している代表的なトレードスタイルの1つといえます。デイトレードやスキャルピングで勝てないと悩んでいる人は、スウィングトレードに切り替えてみても良いかもしれません。

スウィングトレードのメリット

スウィングトレードのざっくりした概要は、ここまででわかったかと思います。スウィングトレードは他のトレードと比較しても、期間が長いことに大きな特徴があります。

それでは、スウィングトレードにはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは、その具体的なスウィングトレードのメリットを確認していきましょう。

①中長期の価格変動で大きな利益を狙える

スウィングトレードは他のトレードスタイルと比較しても、比較的期間が長めに設定されていることが特徴です。そのため、短期間の取引では限定的な価格変動しか捉えることができませんが、スウィングトレードであれば大きめの価格変動を狙っていくことが可能となります。

価格変動が大きいということは、それだけ狙える利益も大きくなります。こうした点より、スウィングトレードには大きな利益を狙えるというメリットがあるのです。

②チャートを常に気にする必要がない

チャートを常に気にする必要がないという点も、スウィングトレードのメリットの1つです。たとえば、短期間でのトレードで有名なスキャルピングやデイトレードの場合、常にチャートを気にしていなければなりません。

FXではほとんどの人が副業で取り組んでおり、土日が休みです。平日の仕事中しか取引ができないため、チャートを常に確認しなければいけないこうしたトレードスタイルを実践することは非常に困難といえるでしょう。

いっぽうで、スウィングトレードであれば、チャートを気にする必要がないため、こうした悩みも不要です。仕事をしながらでも取り組みやすいため、副業で取り組んでいる初心者の方にも非常に適しているトレードスタイルといえるでしょう。

スウィングトレードのデメリット

スウィングトレードには大きなメリットがありましたね。いっぽうで、スウィングトレードには気をつけておきたいデメリットもあります。

ここからは、スウィングトレードにどのようなデメリットがあるのかを確認していきましょう。

①利益も大きいが損失も大きくなる

スウィングトレードは利益も大きいですが、損失も大きくなります。上述したように、スウィングトレードはトレードの期間が長いため、価格の変動幅が大きくなります。利益が出る方向に価格が進めば問題ありませんが、損失が出る方向に価格が進んでしまうと、大きな損失を被ってしまう可能性があるのです。

こうした点を踏まえても、スウィングトレードでは利益も大きいが損失も大きくなるというデメリットがあるのです。トレードをする際には必ず意識しておきたいデメリットの1つといえるでしょう。

②短期で利益を出したい人には不向き

短期間で利益を出したい場合には、スウィングトレードはあまり適していません。スウィングトレードは数日や数週間といった比較的長めの期間でトレードを行うからです。

たとえば、スキャルピングやデイトレードであれば、当日中にでも結果を残すことができます。すぐに利益を狙いたい人たちは、こうしたトレードスタイルに切り替えたほうが良いといえるでしょう。

スウィングトレードで利益を出すコツとテクニック

ここまでで、スウィングトレードのメリットやデメリットはわかりましたね。良い部分だけでなく、悪い部分も理解しておくことで、結果的にトレードの勝率を高めることができます。

ここからは、スウィングトレードで具体的にどうやって利益を出すのか、そのコツとテクニックを確認していきたいと思います。

①トレンドに乗って利益を出す

スウィングトレードではトレンドの大きな波の流れに乗って利益を出すことが非常に重要になります。そのためには、トレンドの種類と正しい定義を把握しておくことが非常に重要となります。これらのトレンドは、長年に渡って利用されている「ダウ理論」というチャート理論において定義されています。

ダウ理論における3つのトレンドと定義

1、上昇トレンド・・・高値も底値も切り上がっている状態

2、下降トレンド・・・高値も底値も切り下がっている状態

3、レンジ相場・・・一定のレンジ(価格帯)で価格が推移している状態

こうしたトレンドは、その存在を知っていても明確な定義を知らない人は非常に多いです。しかし、これらを理解してトレードに臨むことができれば、スウィングトレードで大きなトレンドの波に乗って利益を出すことが可能です。このタイミングでしっかりと覚えておくようにしましょう。

相関性の高い銘柄も要確認

ダウ理論ではトレンドの確認は、相関性の高い他の銘柄でも行われる必要があります。たとえば、イギリスのポンドは原油価格と相関性があるといわれています。

そのため、ポンドにて上昇トレンドが確認されたら、原油価格もチェックしてみましょう。このタイミングで原油価格も上昇トレンドに入っていれば、ポンドの上昇トレンドの信頼性もさらに高まります。

他の銘柄においても同様です。トレンドが相互で確認できるよう、常日頃から意識してチャートを見ておくことをおすすめします。

②「頭と尻尾はくれてやれ」を実践する

相場の世界では、「頭と尻尾はくれてやれ」という格言があります。これは、最高値や最安値でエントリーまたは決済することは難しいため、その途中の値幅だけをしっかりと狙っていこうという意味があります。

欲張ってしまってエントリーや決済タイミングを逃してしまうことは、もったいないことです。ましてスウィングトレードの場合であれば、値動きの幅も大きいため、多少の価格差はあまり意味がありません。判断材料は直近の底値や安値ではなく、チャートの形を重要視してエントリーや決済を行うようにしましょう。

③上に引きつけてショートする

ショートをする場合には、上に引きつけてショートをするという意識を持つようにしましょう。価格が下がっている状態で突っ込んでエントリーをするのは非常に危険です。

下降トレンドの中でも、必ずどこかのタイミングで調整に入るところがあります。このタイミングを狙って、上に引きつけてエントリーをすることで、より有利な条件でトレードをすることが可能となるのです。

いっけんすると当たり前のように感じるかもしれませんが、こうした基本的なところは非常に重要なポイントです。自分の感情に支配されずにトレードを行う必要があります。必ず実践できるように心がけておきましょう。

④下に引きつけてロングする

上記と同じく、ロングでエントリーをする場合には、下に引きつけてエントリーをするようにしましょう。上昇トレンド中に価格が上昇しているタイミングでエントリーをするのは、突っ込みすぎのため危険です。

下降トレンドと同じように、必ずどこかのタイミングで調整は入るものです。このタイミングでエントリーをすることで、ふたたび上昇トレンドが再開した時に、その値幅を狙ってトレードをすることが可能となります。

⑤根拠を持ったエントリー・決済をする

エントリーや決済は、そのすべてにおいて根拠を持つようにしましょう。根拠とは、先ほどのダウ理論における定義や、その他の指標の状態などを指しています。

たとえば、上昇トレンド中にMACDがシグナルを超えて、その水準も0以上であった場合には、その後も継続して上昇する可能性が高まります。移動平均線も、複数の線が上向きであれば、さらにその信頼性も高まることでしょう。これらの指標をうまく活用することができれば、より精度の高いトレードを行うことができるのです。

根拠を持っているかどうかは、初心者とプロのトレーダーの明確な違いの1つです。根拠のないトレードはたとえ短期的に勝つことができても、長期的には必ず負けてしまうことになるため、意識的に実践できるように取り組んでいきましょう。

⑥資金量を引き上げすぎない

資金量を引き上げすぎないことも、スウィングトレードにおいては重要なポイントの1つです。スウィングトレードは期間を長めに設定してポジションを保有します。そのため、値動きの幅も大きくなるという特徴をもっています。

このタイミングで資金量を多くポジションを保有していたらどうでしょうか。もちろん、利益が出る方向に価格が推移すれば良いですが、損失が出る方向に価格が移動してしまった場合は非常に危険です。

こうした点を踏まえても、資金量は引き上げすぎないよう意識的に取り組んでいきましょう。可能であれば、証拠金に対して10%ほどとを目安に取り組んでいくことをおすすめします。どれだけ多くても、証拠金維持率が最低200%を超えた状態であるようにしましょう。

⑦ロスカットを浅めに入れる

ロスカットを浅めに入れておくことも、大事なポイントの1つです。上述したように、スウィングトレードは損失が大きくなる可能性も秘めています。ロスカットをせずにそのままポジションを保有していれば、必ず大きな損失を生み出すことに繋がってしまいます。

ポジションを保有した段階で、逆指値の決済注文を入れたり、決済と損切りを同時に出すことができるOCO注文を入れておきましょう。具体的な損切りの目安としては、証拠金に対して1%ほどが良いといわれています。1%だと少し厳しいと感じる人は、2%ほどで損切りが入るようにしておきましょう。

どの投資本を読んでも、損切りの重要性が書かれているように、FXで勝つためには損切りが非常に重要です。スウィングトレードでは特に大事なポイントになるので、このタイミングでしっかりと覚えておきましょう。

スウィングトレードにおすすめの業者TOP3

ここまで、スウィングトレードの具体的なトレードテクニックやコツなどを確認してきました。実際にトレードをするイメージがつかめたのではないでしょうか。

ここからは、スウィングトレードにおすすめの国内業者TOP3を見ていきましょう。今回紹介する業者は、取引コストが安かったり、練習環境が整っている業者です。スウィングトレードをこれから始める人にはピッタリなので、ぜひこの機会に登録してみてくださいね。

第1位 SBI FXトレード

SBI FXトレードは、SBIホールディングスが親会社のFX業者です。国内でも長年に渡って事業を行ってきているだけあり、その信頼性は非常に高く、資金力やサポート面も優れています。初心者の方でも、安心して自分の大事な資産を任せることができるFX業者といえるでしょう。

最大の特徴は、最小取引金額の小ささです。同社では、最小で4円からトレードを行うことができます。4円といえば、どれだけ資金が少ない人でも準備できる金額であるため、取引をするうえでは資金面で悩むことはまずないでしょう。

また、スプレッドが狭い点も大きな魅力の1つです。ドル円の取引ペアであれば、スプレッド0.27銭からトレードをすることができるため、取引コストを抑えたトレードが可能となっています。コストを抑えて少額から取引したい方や、大手企業で安心して取引をしたい方は、ぜひSBI FXトレードに登録してみてくださいね。

第2位 DMM FX

DMM FXは国内大手企業であるDMM.comが運営するFX会社です。大手企業の運営によって信頼性が高いことはもちろんですが、サポート体制も万全のため安心してトレードを行うことができる点も魅力です。

同社の最大の魅力は、なんといってもデモトレードができる点でしょう。スウィングトレードにおけるコツやテクニックを紹介しましたが、急に本番の取引でそれらを実践しようとするのに抵抗を感じている人も多いはずです。しかし、デモトレードであれば、これらのコツやテクニックを思う存分無料で練習することができます。

これによって、本番の取引に移行した時にも、より効率的にトレードを行っていくことが可能となります。DMM FXでは最長で3ヶ月間みっちりトレードをすることができるので、まずは練習や準備をしっかりしてからスウィングトレードを行いたいという方には、非常におすすめのFX業者です。

第3位 ヒロセ通商

ヒロセ通商は、DMM FXと同じくデモトレードを提供しているFX業者です。最大の特徴として、ヒロセ通商のデモトレードはFXが休みの土日にも利用することができます。

土日といえば多くの人が休みのタイミングであり、絶好の練習日和となっています。このタイミングでもヒロセ通商では仮想の取引レートを提供することでトレードを行うことができるのです。土日を中心に練習をしたい方は、ぜひヒロセ通商に登録してトレードを行いましょう。

まとめ

以上、FXのスウィングトレードについて解説してきました。今回紹介したように、FXではスウィングトレードをうまく活用することで、初心者でも大きな利益を狙うことができます。また、ポジションを保有する期間も長いため、価格の変動率も大きくなることから、少額からでもある程度の利益を出していくことが可能です。資金面で勝てないと悩んでいる方にも、スウィングトレードは非常におすすめです。

いっぽうで、大きな利益が狙える分、大きな損失を受けてしまう可能性もあります。そのため、損切りをしっかりと行うことが、スウィングトレードでは大事なポイントとなります。また、闇雲にエントリーをしないことも重要なポイントです。すべてのエントリーにおいて、分析で得た根拠をしっかりと持てるように取り組んでいきましょう。

この記事を参考に、ぜひみなさんもスウィングトレードで利益を狙ってみてくださいね。

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