目次
こんな気持ちを持っている方は、非常に鋭いです。
FXでは手数料無料と言っている業者が多いですが、実際には手数料に近い存在のスプレッドがあります。これによって、取引コストが割高になったり、取引をするうえで不利になることも多いのです。いっぽうで、FXを始めたばかりの人だと、スプレッドがどのような存在なのかもよくわからないでしょう。
そこで今回の記事では、FXの手数料について疑問点を洗い出し、実質手数料のスプレッドの解説から、コストを抑えた取引方法で利益を出すポイントまでわかりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
FXの手数料とは?
FXの手数料にはどんなものがあるのでしょうか。まずは、FXの手数料について概要や種類を確認していきましょう。
FXの手数料の種類
FXの手数料の種類は、大きく分けて以下の2つになります。
FXの2種類の手数料
①入金手数料・・・入金時にかかる手数料
②出金手数料・・・出金時にかかる手数料
意外と少なく感じるかもしれませんが、ほとんどのFX業者でこれ以外の手数料は発生しません。また、入金手数料に関してはインターネットバンキングを使って入金する「クイック入金」を使うことで、無料で入金できるFX業者も数多く存在します。出金手数料も、業者によっては無料にしてくれるところもあります。
上記の手数料を見ればわかるように、FXには取引手数料が存在しません。下記で詳しく解説しますが、実はFXの取引手数料は「スプレッド」というものに含まれているのです。
FXの実質取引手数料のスプレッドと計算方法
FXの実質取引手数料となっているのが、「スプレッド」です。スプレッドとは直訳すると「開く」「広げる」などといった意味があります。FXの世界におけるスプレッドとは、買い価格と売り価格の差額のことを指しています。わかりやすいように、例で確認してみましょう。
このように、買いと売りの差額がスプレッドになります。この開きはFX業者の方で定めるため、ユーザー側に決定権はありません。
スプレッドは広いほど取引で不利になる
一般的に、スプレッドは狭いほど取引をするうえでは不利になります。
このように、スプレッドは開きが大きくなるほど利益を出すことが難しくなります。そのため、この開きの分を実質的に業者の方で手数料として取っているようなイメージとなるのです。
コストを抑えて取引できるおすすめ業者TOP3
ここまで、FXの手数料や実質手数料のスプレッドなどを確認してきました。全体的な概要はしっかりとつかめたのではないでしょうか。
ここからは、スプレッドが狭くコストを抑えられるFX業者や、初心者向けの練習に適したFX業者を紹介していきます。また、信頼性の高い国内業者だけに絞って紹介するので、登録がまだ済んでいない人はこの機会に登録してみてくださいね。
第1位 SBI FXトレード
SBI FXトレードは、国内金融大手のSBIホールディングスが運営するFX業者です。長年に渡って事業を行ってきただけあり、その信頼性や資金力は申し分ないといえるでしょう。初心者の方でも安心して取引をすることが可能です。
また、SBI FXトレードはスプレッドの狭さも魅力の1つです。スプレッドが0.27銭と他の業者と比較してもダントツで狭くなっているので、取引コストを抑えることが可能です。少額投資とコスト削減で効率的に利益を狙いたい方は、ぜひSBI FXトレードに登録してみましょう。
第2位 DMM FX
DMM FXは大手企業DMM.comが提供するFXサービスです。大手企業の運営のため、その信頼性が高いのはもちろんのことですが、使いやすさも非常に優れており、国内でもFX口座開設数第1位と圧倒的な人気を博しています。また、サポート体制も万全なため、使い方に関連して何かわからないことがあった時など、すぐに解決することができます。
これによって、しっかりと取引に慣れた状態で本番へ移行することが可能です。まずは準備をしてからトレードを開始したいという方や、国内でも信頼性が高い業者を使いたいという方であれば、ぜひDMM FXを使ってみましょう。
第3位 ヒロセ通商
ヒロセ通商は99.9%という高い約定率が魅力のFX業者です。約定率が高ければ、買い時や売り時を逃さずに済みます。特に、スキャルピングのような超短期トレードを行う方に非常に適しているといえるでしょう。
SBI FXトレードやDMM FXと合わせて、登録しておくことでトレードの幅や練習の質も向上します。ヒロセ通商に登録が済んでいない人は、この機会に登録しておきましょう。
取引で利益を出すコツとポイント
ここまでで、FXの手数料やスプレッドに関する内容はよくわかったかと思います。
ここからは、取引で利益を出すための具体的なテクニックを確認していきたいと思います。
①損切りを徹底する
損切りを徹底することは、FXにおいて非常に重要なポイントです。損失を小さくすることで、取引のトータルで勝つことがFXで勝つための大原則となるからです。いっぽうで、多くのトレーダーが損切りをできないことで、多額の損失を受けています。この原因は、人間の心理として損をしたくないという思いがあるからです。
具体的な損切りの目安としてよく言われるのが、証拠金に対して1%〜2%です。エントリー時にOCO注文や逆指値注文を出しておき、この水準まで価格が変動したら損切りができるようあらかじめ設定しておきましょう。
②運用金額を一定にする
FXの世界では、運用金額を一定にしてトレードをした方がリスクを抑えることができます。具体的には、1度の取引で運用できるの金額は、証拠金に対して10%までと決めてトレードを行いましょう。
こうした事態に陥らないためにも、運用資金は常に一定にするよう心がけましょう。絶対的な自信が持てる時だけ、運用金額を増やすことをおすすめします。
③部分利確で利益を伸ばす
部分利確で利益を伸ばすことも、FXの世界では重要です。上述したように、FXでは「損を小さく、勝ちを大きく」が大原則です。いっぽうで、利益が出てもすぐに減ってしまうことを恐れて利確してしまい、利益を伸ばせない人も多数います。そのため、勝ちを大きくすることが難しいと感じている方も多いでしょう。
なぜこの手法が効果的なのかというと、利益を確保しながら、さらに残りの利益を伸ばしていくことができるからです。部分利確後にチャートが伸びればそのまま利益を伸ばせますし、仮にチャートが反発しても残りのポジションを決済すれば損失を小さくすることができます。直近の底値と高値を意識しながら、部分利確で利益を伸ばしていきましょう。
④ハイレバレッジのトレードは避ける
ハイレバレッジのトレードは、基本的に避けることをおすすめします。具体的には、5〜10倍ほどのレバレッジで基本的にはトレードを行い、自信が持てるタイミングでのみレバレッジを引き上げてトレードをすると良いでしょう。
こうした点を踏まえても、レバレッジはできるだけ下げてトレードをしたほうが無難です。特に、取引に不慣れな初心者の人は、絶対にハイレバレッジのトレードは避けるようにしましょう。
⑤感情的にならないようにする
感情的にならないようにすることは、FXにおいて非常に重要なポイントです。具体的には、利益が出た時や損失が出た時に喜びや怒りを出さずに、フラットな状態でいるようにすることです。これによって、安定的に利益を出すことができるようになります。
大事なポイントは、感情が出た時点でコントロールを意識的にできるかどうかです。そのためにも、日々のトレードでどんな時にどのような気持ちになったかを、日記などに記録しておきましょう。それらを定期的に振り返ることで、同じような場面で感情が発生した時にも意識的にコントロールすることが可能となります。
⑥エントリーと決済に根拠を持つ
初心者の人でもっとも多い失敗の1つとして、感覚でなんとなくトレードをしてしまうというものがあります。こうした感覚でのトレードは、たとえ短期的に勝つことができても、長期的には絶対に勝ち続けることができません。なぜなら、再現性がないからです。
すでにFX取引を始めている人であれば、思い当たる節があるかもしれませんね。また、これから始める人もまずは根拠を持ったトレードができるよう、分析を徹底していくことをおすすめします。根拠の数は多ければ多いほど信頼性が高くなるため、できるだけたくさん見つけられるようにしましょう。
⑦海外事業者も使ってみよう!
日本国内の業者も良いですが、海外の業者は日本にはない独自の強みを多く持っています。たとえば、海外ではレバレッジの制限がありません。国内では最大で25倍のレバレッジしかできませんが、海外であればそれ以上のレバレッジで取引をすることができます。
このように、海外業者には独自のメリットや強みが数多くあります。国内業者と合わせて使い分けることで取引のバリエーションを増やせるので、慣れてきたらぜひ使ってみましょう。
海外業者ならiFOREX
もし海外業者を使うのであれば、ギリシャに拠点を構えているiFOREXがおすすめです。iFOREXは最大で400倍というとてつもないレバレッジでトレードができるだけでなく、スプレッドも0.0008%と非常に狭くなっています。また、ゼロカットシステムももちろんあるので、ハイレバレッジの取引でも借金をする心配がありません。
日本の業者に登録する場合には、身分証をアップロードしたりなど、めんどうな本人確認などの手続きがあります。長ければ登録から取引開始まで1週間以上かかることもあります。しかし、iFOREXはメールアドレスといくつかの情報を入力するだけですぐに取引を開始できます。こうした楽な点も、おすすめポイントの1つです。
まとめ
以上、FXの手数料について解説してきました。今回紹介したように、FXでは手数料が無料となっていても、実質的に手数料に近い存在となるスプレッドがあります。つまり、スプレッドが広いほどFX業者は収益を得ていることになり、ユーザー側にとっては取引コストが高くなるので不利な条件で取引をすることになってしまいます。これらを踏まえると、できるだけスプレッドが狭い業者を使いたいところです。
また、取引をする際にはスプレッドに限らずリスク管理をしっかりと行いましょう。具体的には、損切りを徹底することや、ポジションの運用金額を一定にすることなどが該当します。加えて、ハレイバレッジの取引などはリスキーなので避けていきましょう。基本的には、「損を小さく、勝ちを大きく」の考え方をしっかりと実践することで、効率的なトレードが可能となります。
ぜひこの記事を参考に、みなさんもFX取引で利益を出してくださいね。