みずほ銀行発行のデビットカード「みずほJCBデビット」について徹底解説!基本概要からメリット・デメリットを分かりやすく解説!

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国内の3大メガバンクとして存在するみずほフィナンシャルグループのみずほ銀行は、メガバンクだけあり多くの方々が利用しているかと思います。

そんなみずほ銀行を利用する上でお得に使えるデビットカード「みずほJCBデビット」はみなさんご存知でしょうか?

みずほJCBデビットは、国内の利用はもちろん世界各国でも使えるJCB付帯のデビットカードになっていて、使い方一つでとてもお得になるデビットカードになりますので、今回は「みずほJCBデビット」の基本概要からメリット・デメリットについて解説していきますので、参考にしてみてください。

みずほJCBデビット基本概要

年会費 初年度無料

2年目以降1,100円(税込)

※1度でも利用があれば無料※満23歳以下の方は年会費無料

発行手数料 無料
対象年齢 満15歳以上
付帯ブランド JCB
ポイント還元率 0.2%のキャッシュバック
保険 国内・海外旅行傷害保険(利用付帯):最高3,000万円まで

ショッピングガード保険(海外のみ):年間100万円まで

上限金額 最大250万円まで

みずほJCBデビットは、2017年の1月から発行開始されたカードで、比較的新しいデビットカードになっています。年会費は満23歳以下なら無料で、それ以上の年齢の方でも年に1回でも利用すれば無料になるので、条件緩めの年会費無料のカードとなっています。

ではみずほJCBデビットの基本的な利用方法からまずは見ていきましょう。

みずほJCBデビットの利用方法

みずほJCBデビットは、満15歳以上から申し込み可能なデビットカードになっていて、高校生から申し込みができます。また、デビットカードなので審査の必要もなく、みずほ銀行の口座さえ持っていれば申し込みが可能になっています。

みずほJCBデビットは、JCBブランドを付帯したカードになっているので、世界190の国と地域のJCB加盟店で利用ができるので、国内・海外問わず支払いができるカードとなっています。では、その支払方法について詳しく見ていきます。

みずほJCBデビットの支払方法

みずほJCBデビットの支払方法は、みずほ銀行の口座から即時引き落としするカードになるので、1回払いのみの支払方法になります。みずほJCBデビットを使うシチュエーションとしては、店頭もしくはインターネットでの決済を可能にしていますので、この2つのシチュエーションで支払の流れをまとめると以下のようになります。

【店頭時の決済】

  1. カードを提示する
    →会計時にカードを提示して「1回払いで」と伝える。
  2. 暗証番号入力またはサインをする
    →店頭スタッフから依頼された暗証番号もしくはサインを行う。
  3. 利用の通知
    →利用通知メールがJCBから届く。
    ※「利用通知メール」を受信するには会員専用WEBサービス「MyJCB(マイジェーシービー)」からメールアドレスの登録が必要です。
  4. 利用明細の確認
    →「My JCB」から利用金額明細を確認する。

【インターネットでの決済】

  1. 決済方法の選択
    →ショッピングサイトの支払方法手続きから「クレジットカードorデビットカード」を選択する。
    ※選択肢にデビットカードがなければ、クレジットカードを選択する。また、国際ブランドのみの入力であれば、 「JCB」を入力する。
  2. カード番号・有効期限の入力
    →みずほJCBデビットのカード番号・有効期限を入力し、決定・注文確定などのボタンをクリックする。
  3. 利用の通知
    →「利用通知メール」が届く。
  4. 利用明細の確認
    →「My JCB」から利用金額明細を確認する。

店頭・インターネットと利用方法は異なるものの、これまでクレジットカードやデビットカードを利用したことのある方であれば、なんら難しいことはありませんし、初めてであっても指示に従うのみで簡単に利用できるので上記の流れを覚えておきましょう。

みずほJCBデビットを利用するとキャッシュバック

みずほJCBデビットは、ポイントの還元はなく利用金額に応じて自動的にキャッシュバックされる特典が付いています。

毎月16日〜翌月15日までの一月の利用金額に応じて0.2%分がみずほ銀行の口座に自動キャッシュバックされます。キャッシュバックされる時期としては、翌々月の中旬をめどにキャッシュバックされ、一月の上限金額が250万円なので、最大で5,000円分のキャッシュバックが受けられます。

デビットカードでもポイント還元が多い中で、自動的に口座にキャッシュバックされるのは、ポイント交換などの手続きも省けて便利ですが、還元率が0.2%なのでとても還元率が低いのは残念です。

ただ、現金払いよりは還元が受けられ、スムーズな決済を可能にしているので、利便性はあると言えます。

みずほJCBデビットの申込方法

みずほJCBデビットを申し込む場合には、みずほ銀行の口座が必須になります。そのため、みずほJCBデビットを申し込む上で、口座をお持ちでない方は、まずはみずほ銀行の口座を開設していきましょう。

みずほ銀行の口座を開設するには、

  • 店舗で口座開設
  • インターネットで口座開設
  • アプリで口座開設

3つの方法から口座開設を行っていく必要があります。口座開設を行うことで、同時にみずほJCBデビットを発行することができるので、口座を持っていない方は合わせて行なっていきましょう。

すでにみずほ銀行の口座を持っている方は、インターネット申込受付から申込手続きを行っていき、フォームに従って発行手続きを行います。申込が完了すれば2〜3週間程で自宅に郵送されますので、時間が多少かかりますが、手続きは簡単ですので、あらかじめ余裕を持って申し込むといいかもしれません。

以上が、みずほJCBデビットの基本概要についてになります。

みずほJCBデビットの内容を簡単にまとめると、

  • 満15歳以上でみずほ銀行の口座を持っていれば作れるデビットカード
  • 1度でも利用すれば年会費無料のデビットカード
  • 国内外のJCB加盟店で使えるカード
  • 利用金額に応じて0.2%の自動キャッシュバックが受けられる

となっています。

それでは基本概要も踏まえて、みずほJCBデビットのメリット・デメリットについて説明していきます。

みずほJCBデビットのメリット

みずほJCBデビットのメリットは、以下のような点が挙げられます。

  • デビットカードなので計画的に利用ができる
  • ATM手数料がお得に使える
  • 海外でも便利に使えるカード(保険付き)
  • Apple Payも利用可能

それぞれ見ていきましょう。

デビットカードなので計画的に利用ができる

みずほJCBデビットは、支払方法が1回払いのみになるので、クレジットカードのように後払いや海外を除き金利などの手数料がかからないため計画的に利用できることがメリットとしてあります。

みずほ銀行の口座からリアルタイムで引き落としされるので、自身の持っているお金の範囲で利用する必要があるので、しっかりと計画立てて利用することができます。クレジットカードであれば、使いすぎが怖いという意見も多い中で、そういった方にはぴったりの支払ツールと言えるでしょう。

ATM手数料がお得に使える

みずほJCBデビットを月に1回以上利用している方であれば、みずほマイレージクラブ加入することでATM手数料が無料になる特典も付けることができます。

受けられるATM手数料無料の特典内容としては、

  • みずほ銀行・イオン銀行のATM時間外手数料無料
  • コンビニATM利用手数料・時間外手数料無料
    (月4回まで)
  • みずほ銀行本支店宛の振込手数料無料

とATM手数料を気にせずに使える特典内容となっていますので、金額としては微々たるものですが確実にお得な特典です。普段銀行が開いている時間に行くことができない方などには重宝できる特典と言えますので、これもみずほJCBデビットのメリットになっています。

海外でも便利に使えるカード(保険付き)

みずほJCBデビットは、JCB加盟店であれば海外でも使えるカードになります。海外の利用においては手数料が3.4%かかりはするものの、不要な現金を持ち歩かずに済む利点はあるので、便利に使えます。

そして何よりも、みずほJCB加盟店デビットは、デビットカードでは珍しく海外旅行傷害保険が付帯しているので、海外旅行の万が一の時にも安心した保険が付帯しているのが最大のメリットになっています。また、ショッピング保険も年間100万円までの補償が受けられるなど、保険が充実しているので安心です。旅行傷害保険の補償内容については以下にまとめていますので、そちらをご覧ください。

【国内旅行傷害保険】

傷害死亡・後遺障害 最高3,000万円

【海外旅行傷害保険】

傷害死亡・後遺障害 最高3,000万円
傷害治療費用 100万円
疾病治療費用 100万円
賠償責任 2,000万円
救援車費用 100万円
携行品損害(免責3,000円) 20万円

Apple Payも利用可能

みずほJCBデビットは、Apple Payも対応可能となりQUICPay加盟店での利用が可能になりました。そのため、Apple PayのWalletアプリ内でのSuicaチャージや、アプリでのネット決済を可能にしているので、より使いやすいデビットカードとなっています。

以上が、みずほJCBデビットのメリットについての内容になります。

みずほJCBデビットのメリットとしては、

  • デビットカードなので計画的に利用ができる
  • ATM手数料がお得に使える
  • 海外でも便利に使えるカード(保険付き)
  • Apple Payも利用可能

とデビットカードが持つ特性や、みずほJCBデビットならではのメリットのあるカードになっていますので、今後のキャッシュレス決済として使えるデビットカードになっています。

みずほJCBデビットのデメリット

みずほJCBデビットを利用する際には事前にデメリットについても知っておく必要がありますので、デメリットについても見ていきましょう。

みずほJCBデビットのデメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

  • 受けられる還元が平凡
  • 海外手数料が高め
  • 海外ATMの利用は不可
  • 利用時間帯によっては使えないことも!
  • 使えないお店も存在する!

それぞれ見ていきましょう。

受けられる還元が平凡

みずほJCBデビットでは、受けられる還元が0.2%のキャッシュバックと還元方法は便利でも還元率が低いことは大きなデメリットと言えます。

同じデビットカードの中でも、楽天銀行デビットカードやミライノデビットカード、リクルートポイント付デビットカード、セブン銀行デビットカードなど、0.8%〜1.0%還元のデビットカードがあるのは事実ですので、この還元率の低さはデメリットとなりますので、その点は注意しておきましょう。

海外手数料が高め

みずほJCBデビットは海外で利用する際に3.4%の手数料がかかりますが、この手数料に関しては他のデビットカードよりも若干高めに設定されています。

  • 三菱UFJ-VISAデビット:3%
  • 楽天銀行JCBデビット:3.024%
  • イオン銀行JCBデビット:1.6%
  • スルガ銀行デビット:3%
  • セブン銀行デビット:3%

上記のように、他のデビットカードよりも若干高めになっていて、比較してしまうとデメリットとして言わざる得ない状況です。イオン銀行のデビットカードのように1%代の手数料は別格ですが、他のデビットカードも同じ3%代ではあるものの、高い手数料なのは事実ですので、覚えておきましょう。

海外ATMの利用は不可

これも大きなデメリットになりますが、みずほJCBデビットは、海外ATMの利用ができません!

デビットカードでは、国際ブランドが付帯したデビットカードが近年増えてきており、海外のショッピングはもちろん、海外ATMで出金が可能なデビットカードと多数存在します。そうすることで、海外での資金調達が容易に行うことができるので、両替の手間も省けるのですが、みずほJCBデビットではこれができません。

海外での利用に関しては、ショッピングでの支払いのみのデビットカードになっているので、海外へ行く際の現金調達は別の方法で行うようにしましょう。

利用時間帯によっては使えないことも!

みずほJCBデビットは、時間帯によってカードが使えない時間が存在します。

日本時間で

  • 土曜日22:00〜日曜日8:00
  • 毎月第1・第4土曜日3:00〜5:00

上記の時間帯はカードが利用できません。時間帯で使えないというのは、不便なのは言うまでもなく、特に土曜日の夜となると利用される方も少なくありませんので、この点は忘れずに利用していくようにしましょう。

使えないお店も存在する!

みずほJCBデビットは、基本的にはJCBが使えるお店で利用ができるカードになりますが、登録型加盟店や一部のタクシー、レンタカー、ホテル、高速道路通行料、機内・車内販売、ガソリンスタンドでの利用ができません!

これは実はみずほJCBデビットに限った話ではありませんが、デビットカード全般に言えるデメリットとなっています。

特に注意しておきたいのは、ガソリンスタンドでの料金や携帯電話や公共料金等の登録型決済は、クレジットカードで言えば利用者も多いので、デビットカードでは利用できないことをしっかりと認識しておく必要があるかもしれません。

以上が、みずほJCBデビットのデメリットについての内容になります。

みずほJCBデビットのデメリットとしては、

  • 受けられる還元が平凡
  • 海外手数料が高め
  • 海外ATMの利用は不可
  • 利用時間帯によっては使えないことも!
  • 使えないお店も存在する!

となっていて、他のデビットカードと比較するとデメリットになる点があり、還元率・海外での利用・利用時間帯には特に注意する必要がありますので、利用前にしっかりと理解しておきましょう。

まとめ

みずほJCBデビットについての基本概要からメリット・デメリットについて記事をまとめてきました。

みずほJCBデビットの内容を簡単にまとめると、

  • 満15歳以上でみずほ銀行の口座を持っていれば作れるデビットカード
  • 1度でも利用すれば年会費無料のデビットカード
  • 国内外のJCB加盟店で使えるカード
  • 利用金額に応じて0.2%の自動キャッシュバックが受けられる

上記のようになっていて、メリット・デメリットも以下のようになっています。

【メリット】

  • デビットカードなので計画的に利用ができる
  • ATM手数料がお得に使える
  • 海外でも便利に使えるカード(保険付き)
  • Apple Payも利用可能

【デメリット】

  • 受けられる還元が平凡
  • 海外手数料が高め
  • 海外ATMの利用は不可
  • 利用時間帯によっては使えないことも!
  • 使えないお店も存在する!

最後になりますが、みずほJCBデビットは、キャッシュカードとしても支払いツールとしても使えるデビットカードとなっています。年会費もほぼ無料で、還元率が低いといったデメリットはあるものの、ATM手数料が優遇されたり、何かと便利なデビットカードです。

みずほ銀行ユーザーは多いと思いますが、もう一歩踏み込んだみずほJCBデビットをぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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