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最近はキャッシュレス化が浸透するようになり、クレジットカードは生活の必需品になっているのではないでしょうか。
そして、買い物をする際はクレジットカードで決済するという方も増えているかと思います。
しかし、クレジットカードを買い物で使う方は多いものの、家賃や光熱費などの生活にかかるお金をクレジットカード払いにしていない方も多いようです。
当記事では、生活費をクレジットカードで支払うことのメリットをはじめ、おすすめのクレジットカードを紹介します。ぜひ最後までチェックしてください。
クレジットカードで生活費をお得に支払いたい
最初に解説したように、生活費をクレジットカードで払うと多くのメリットを得られます。
自宅の家賃なども、不動産賃貸業者によってはクレジットカード払いに対応していて、ポイントを貯めやすいなどの魅力もあるでしょう。
それでは、生活費をクレジットカードで払うことでどんなメリットがあるのかを解説します。
・支払いを管理しやすい
・アプリで利用金額や内訳の確認がしやすい
・現金の盗難や紛失のリスクが少ない
ポイントが貯まる
ポイントはクレジットカードで生活費を支払うもっとも大きなメリットになるでしょう。
クレジットカードには年会費無料でありながらも、ポイント還元率1.0%以上のものがあります。それらを上手に使うことで、毎月の生活費の節約につながるはずです。
たとえば、生活費に毎月10万円支払っている場合、還元率1.0%のクレジットカードで支払えば毎月1,000円の節約になります。
さらに還元率の高いクレジットカードを選べばさらにお得になりますから、ぜひ生活費のクレジットカード払いを検討してみてください。
支払いを管理しやすい
クレジットカードで支払うことは、後で利用内容を管理しやすい点があります。
家賃や光熱費などの一括管理もできますから、わかりやすくまとめることができるでしょう。
アプリで利用金額や内訳の確認がしやすい
次に挙げられるのは、アプリから実際に利用した金額や内訳の確認がしやすいことです。
また、クレジットカードは使用履歴は記録されますから、家計のチェック・管理も楽になるでしょう。
現金の盗難や紛失のリスクが少ない
クレジットカードは現金とは異なり、盗難や紛失のリスクが少ない点が挙げられます。
これは生活費にかぎったことではなく、クレジットカードを使うことで得られるメリットですが、現金を引き出さなくても良いのは安全面においても安心です。
また、クレジットカードをなくしたり、盗難にあったりしても、すぐに窓口に連絡すれば自分の貯めたお金が被害にあうことは避けられます。
このように、普段の生活費をクレジットカード払いにするメリットは数多くあるのです。
生活費の支払いに使うクレジットカードのおすすめの選び方
クレジットカードは多くの会社が発行しているため、その中から何を基準に自分に合ったカードを判断すれば良いのでしょうか。
クレジットカードの機能はさまざまなので、クレジットカードを選ぶポイントはその人によって異なるでしょう。
そこで、クレジットカードを選ぶ際に重要視される具体的な傾向が以下のようになります。
・大きな出費が特になければ幅広く使えるカードを選ぶ
・ポイントの交換先が豊富かどうか
・年会費有料でもポイント還元を考慮すればお得な場合もある
・電子マネーに対応しているかで判断する
生活費用のクレジットカードを選ぶ際のポイント
生活費用のクレジットカードを選ぶ際のポイントの中で、特に重要なのが生活費を支払う際に獲得できるポイント還元率が高いかどうかです。
せっかくクレジットカードで生活費を支払うのであれば、少しでもポイントがお得なものを選ぶのがおすすめですが、ポイントを貯めても使い道が限定されては上手に使いこなせないことになります。
ポイントの使用用途は自身に適したものなのか、交換先が幅広いかについて、クレジットカードを申し込む前に検討するようにしてください。
また、クレジットカードはゴールドカードやプラチナカードなどの上位ランクのカードがあることがほとんどです。それらは年会費が高めになりますが、ポイント還元率やサービス面の充実度が高くなっています。
使い方しだいではポイント還元率の高さで年会費をカバーできることもあり、総合的に見たら下位ランクのカードよりもお得なこともあります。ゴールドカードやプラチナカードだからといって避けるのではなく、自身のクレジットカードの使い方とカードの機能をチェックしながら検討してみるのがおすすめです。
また、電子マネーに対応しているかも重要で、最近はスマートフォンで決済できるサービスが増えています。何かのきっかけで使ってみたいという方は、電子マネーに対応するクレジットカードを作るようにしましょう。
生活費の支払いにおすすめのクレジットカード
こちらでは、生活費の支払いにおすすめしたいクレジットカードをご紹介します。
紹介するクレジットカードは、いずれも評判が高くて優秀なものが多いですから、それぞれのメリットなどを参考にしながら自身に合うクレジットカードを選ぶようにしましょう。
ポイントの交換先やポイント還元率で比較
生活費をクレジットカードで支払うのであれば、最重要視される、ポイントの交換先とポイント還元率に優れたおすすめクレジットカードを選んでいきます。
いずれも高還元率なことでられるカードであ、しかも年会費無料です。生活費の支払い以外でも使いやすいクレジットカードを選びました。
楽天カード
最初に紹介するのは、抜群の人気と知名度の高さを持つ楽天カードです。楽天ポイントを貯めることが可能で、さらに上手に利用すればポイント還元率も高くすることができます。
たとえば、楽天市場で買い物をするとポイント還元率が+1.0%、さらに楽天カードで決済をすればポイント還元率+2.0%、楽天市場のスマートフォンアプリを使えばさらに+1.0%で、合計4.0%の還元率となるのです。
このように、楽天の提供するさまざまなサービスを利用することでポイント還元率が高くなり、そこに期間限定キャンペーンなども併用するとポイント還元率10.0%以上の実現もできます。
楽天の関連サービスには、雑誌読み放題の「楽天マガジン」、ポイントを使って投資信託の購入が可能な「楽天証券」、日用品の買い物に役立つ「楽天24」といった、さまざまなサービス展開がされています。
・年会費永年無料の人気クレジッットカード
・ポイントは電子マネー「楽天Edy」にも交換可能
・楽天Payの決済を楽天カードにすると最大還元率が1.5%にアップ年会費:無料
次年度以降:無料
ポイント還元率:1.0%~4.0%
ETC年会費:540円
発行期間:7営業日程度
オリコカード THE POINT
オリコカード THE POINTは、ポイントをお得に貯められることで有名なカードです。
通常、クレジットカードのポイント還元率は0.5%程度のことが多いですが、オリコカード THE POINTの場合は基本の還元率が1.0%の高さです。
さらに、オリコモール経由でAmazon.co.jp、Yahoo!ショッピングなどで買い物をすれば還元率は2.0%以上となるので、ネット通販の利用機会が多い方にはぜひおすすめしたいクレジットカードと言えるでしょう。
また、オリコカード THE POINTのメリットはポイント還元率だけではありません。年会費無料で気軽に作成できるほか、年会費無料のカードながらも旅行関連サービスの充実度が高いです。
格安航空券サービスにレンタカーサービス、手荷物宅配サービスなどがあるので、いずれも旅行を頻繁にする方にとっては活用しやすいサービスばかりです。
旅行傷害保の付帯はありませんが、年会費無料のクレジットカードの中ではレベルの高いサービスを提供しています。
・年会費が永年無料でポイント還元率は常に1%以上
・入会後6ヶ月間はポイント還元率が2倍の2%
・貯まったポイントはAmazonやiTunes、LINEのギフトと即交換ができる年会費:無料
次年度以降:無料
ポイント還元率:1.0%~2.0%
ETC年会費:無料
発行期間:最短8営業日
JCB CARD W
JCB CARD WはJCBの発行するプロパーカードで、安定感と信頼感は抜群と言えるクレジットカードでしょう。
若年層を対象にしたクレジットカードなので、申し込みできるのは18歳~39歳の方のみです。しかし、あらかじめ制限を設けているだけあり、魅力的な内容のカードとなっています。
JCB CARD Wは基本となるポイント還元率が1.0%という高さで、これはJCB一般カードと比較すると2倍の還元率です。
JCBで貯まるポイントはOki Dokiポイントで、さまざまな買い物に使えるほか、nanacoポイントやマイルなどへ交換することもできます。
そのほかにも年会費無料のカードでありながらも海外旅行保険が付帯。最高2,000万円の補償を受けることが可能で、さらにショッピング保険や紛失盗難補償などの保険も充実しています。
・WEB入会限定カード
・年会費永年無料!
・ポイント還元率は常に2倍以上年会費:無料
次年度以降:無料
ポイント還元率:1~5%
ETC年会費:無料
発行期間:1週間程度
JCB CARD Wで貯められるOki Dokiポイントの特典
JCB CARD Wは、以下の店舗でポイントが数倍になる特典があります。
イトーヨーカドー:ポイント3倍
セブン-イレブン:ポイント3倍
Amazon.co.jp:ポイント2倍
昭和シェル石油:ポイント2倍
そのほかにも、JCB運営のOki Dokiランドを経由してAmazon.co.jpなどで買い物をすれば、さらにポイントをお得に貯めることができます。
また、Oki DokiポイントはnanacoポイントやTポイントと交換できるので、使い勝手も良いです。
年会費が発生するクレジットカードも生活費の支払いで使えばお得になる
前の高コムで年会費無料のクレジットカードの中からおすすめを紹介しましたが、こちらでは年会費が発生するカードから紹介します。
しかし、年会費が発生しても、ポイント還元率や受けられるサービスの種類が豊富なので、使い方によって年会費無料のカードよりもお得になることもあるでしょう。
dカードGOLD
NTTドコモの発行する、dカードGOLDはドコモユーザーに魅力が多いカードです。
dカードGOLDの年会費は11,000円(税込)ですが、ドコモの利用料金のうち10%が還元される特典があります。
要するに、毎月9,000円程度をドコモの通信費として使用すれば実質年会費無料でゴールドカードを持てるというわけです。
そのほかにもケータイ補償の付帯があったり、紛失時に最大100,000円の補償を受けたりできます。
さらに、ローソンで使えば最大5.0%のポイント還元、マツモトキヨシでは最大4.0%のポイント還元が受けられるなど、これらのお店舗でよく買い物をする方にはお得なサービスと言えるでしょう。
他にも、空港ラウンジを無料で使用できますし、国内と海外の旅行傷害保険も付帯しているので旅行によく行く方にも便利なクレジットカードです。
・ドコモユーザーなら利用料金の10%還元
・3年間最大10万円のケータイ補償付き
・d払いの決済をdカードにすると還元率1.5%年会費:11,000円(税込)
次年度以降:11,000円(税込)
ポイント還元率:1~10%
ETC年会費:無料
発行期間:2週間
Amazon MasterCardゴールド
Amazon MasterCardゴールドは、Amazon.co.jpでの買い物が多い方にとっておすすめのカードです。
ポイント還元率はAmazon.co.jpの利用で2.5%、Amazon.co.jp以外でも1.0%とお得で、貯まるポイントもAmazonポイントなのにそのまま買い物ができます。
さらに空港ラウンジが利用できますし、国内と海外の旅行傷害保険が最高5,000万円まで付帯します。
年会費は11,000円(税込)ですが、マイ・ペイすリボとWEB明細書サービスを利用すると割引され、4,400円(税込)にまでなります。
さらに、Amazonプライム会員の権利も自動付与されるため、それを利用すれば実質年会費無料です。
Amazonプライム会員として、Amazon.co.jpで買い物をすることが多い方であれば、持っていて損のないクレジットカードでしょう。
・Amazonプライム特典が使い放題
・Amazonのショッピングで2.5%還元
・空港ラウンジサービスの利用年会費:11,000円(税込)
次年度以降:11,000円(税込)
ポイント還元率:1~2.5%
ETC年会費:無料
発行期間:最短即日
多数の電子マネーに対応するおすすめクレジットカード
さまざまな電子マネーに対応するクレジットカードを紹介します。
クレジットカード払いよりもスムーズに会計が済ませられることも多い電子マネーは、これからますます普及していくことが予想されるしょう。
ぜひ、導入を検討しておきたいところかもしれません。
オリコカード THE POINT
電子マネーの使用をするのにおすすめのクレジットカードは、すでに紹介済のオリコカード THE POINTになります。
実は、オリコカード THE POINTはiDやQUICPayといった電子マネーに対応していて、iPhoneで使えるApple Payの使用にも対応しています。
コンビニで少額の買い物を支払う際も、スマートフォンをかざすだけで支払い完了するのでとても便利に使えるでしょう。
対応する電子マネーは普及率も高いですし、特にiDは後払いと先払いを選べますから、使い勝手も良いです。
・年会費が永年無料でポイント還元率は常に1%以上
・入会後6ヶ月間はポイント還元率が2倍の2%
・貯まったポイントはAmazonやiTunes、LINEのギフトと即交換ができる年会費:無料
次年度以降:無料
ポイント還元率:1.0%~2.0%
ETC年会費:無料
発行期間:最短8営業日
電車によく乗る方におすすめのクレジットカード
電車によく乗る方に便利でおすすめのクレジットカードもご紹介します。
Suicaは多くの方が使っているかと思いますが、Suicaと連携するクレジットカードを持っていれば、オートチャージや提携店でのポイント獲得など多くのメリットがあります。
ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカードは大手家電量販店のビックカメラのビックポイントを貯められるほか、JR東日本のJRE POINTも貯められるカードです。
ビックカメラでの買い物ではポイント還元率が最大11.5%になるなど、ビックカメラでの買い物が多い方には必携のカードとも言えるでしょう。
JRE POINTとビックカメラのビックポイントは2重取りが可能で、合計したポイント還元率は1.0%になります。
また、年会費は2年目以降525円(税込)ですが、1度でもクレジットカードを使用すれば年会費無料になるので、実質年会費無料のカードとして使用できます。
・オートチャージが利用できる
・きっぷや定期券の購入でポイント3倍
・公共料金や買い物の支払いでポイントが貯まる年会費:無料
次年度以降:525円(税込)
ポイント還元率:1~1.5%
ETC年会費:525円(税込)
発行期間:14日間
ビュー・スイカカード
ビューカードは3種類あり、その中でもっとも一般的なのがビュー・スイカカードです。
Suicaにクレジットカード機能がついたようなカードで、さらにオートチャージ機能や定期券機能もそろっています。
オートチャージ機能は毎回チャージする手間が省けますし、残高確認なども気にする必要がありません。
また、定期券をみどりの窓口やJRの券売機で購入すれば、ポイントが3倍になる特典もあります。
通常のポイント還元率は0.5%ですが、特典を利用すればポイント還元率が1.5%となってお得です。
そのほかにも、ENEOSやエッソモービルゼネラルなどでビュー・スイカを使うとポイントが通常の2倍貯まり、ポイント還元率は1.0%になります。
・オートチャージが利用可能
・きっぷや定期券の購入でポイント3倍
・公共料金やお買い物などの支払いでポイントが貯まる年会費:525円(税込)
次年度以降:525円(税込)
ポイント還元率:0.5~1.5%
ETC年会費:525円(税込)
発行期間:1週間程度
まとめ
毎日の生活費をクレジットカードを使うことで少しでもお得になるように、さまざまなクレジットカードをご紹介しました。
生活費の支払いは、それぞれの生活スタイルによって大きく変わります。だからこそ、自身に合ったクレジットカードを探すのが大切になるでしょう。
こちらの記事をきっかけに、ぜひ生活費をクレジットカードでの支払いを検討してください。