みずほ銀行カードローンの審査基準と審査落ちしないためのポイントを徹底解説

みずほ銀行カードローンは大手銀行の商品であることから知名度も高く、安心して利用できると考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、申し込みをしたいと思う反面、発行のための審査が厳しいのでは?というイメージを持っている方もいることでしょう。

そこで、今回はみずほ銀行カードローンの審査について幅広く解説していきます。審査を受けるための条件をはじめ、審査の流れに審査基準、そのほかにも審査落ちする方の特徴や、審査を有利に進めるためのポイントもまとめてみました。

みずほ銀行カードローンを契約したいけれど、審査通過するかどうかが不安という方はぜひ最後までチェックしてください。

みずほ銀行カードローンの審査を受けるための条件

みずほ銀行カードローンを利用するにあたり、まずはみずほ銀行所定の審査基準をクリアしていないとなりません。

みずほ銀行カードローンの審査基準は表向きに公開されていないものの、審査申込みのための条件として以下に当てはまることが求められます。

・契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方
・安定かつ継続した収入がある方
・みずほ銀行指定の保証会社となる(オリエントコーポレーション)保証を受けられる方

みずほ銀行のカードローンの場合、対象年齢は満20歳以上満66歳未満となっています。そのため、カードローン契約中に66歳に達すると追加融資の申込みができなくなります。

さらに、毎月しっかりと返済していくために安定かつ継続した収入があることも条件です。

安定かつ継続した収入とは?

安定かつ継続した収入とは、毎月一定の金額の収入がある状態を指します。一般的に挙げられるのが会社員の給与で毎月の給与に変動がなく、決まった日に支給されることです。

しかし、みずほ銀行カードローンの利用条件に雇用形態について詳しく書かれていません。

派遣社員やパート・アルバイトの方も申込みができるため、雇用形態問わず「とにかく継続的な収入があること」「返済が滞らないこと」を重要視している可能性が高いでしょう。

みずほ銀行カードローンの審査の流れ

みずほ銀行カードローンの申込み手続きをおこなってから審査までの流れは以下のようになります。

1.カードローンの申込み
2.審査
3.審査結果の連絡
4.審査完了後の契約手続き
5.契約完了
6.利用開始

そして、契約が完了するとカードローン口座開設の完了を伝えるメールが送られてきます。

その後、自宅に「契約内容確認書」が郵送され、さらに1~2週間後にカードローン専用カードが送付される流れで、融資はそのカードを利用して受けるようになります。

また、みずほ銀行のキャッシュカードをすでに持っている方は、キャッシュカードをローンカードとして利用可能ですので、契約完了後すぐに融資を受けることが可能です。

みずほ銀行カードローンの申し込み方法

みずほ銀行カードローンに申し込みをするための方法が以下のようになっています。

・パソコン・スマートフォン
・電話
・郵送
・店頭窓口

一般的な方法がパソコン・スマートフォンからの申し込みです。この場合、みずほ銀行カードローンの公式ホームページにアクセスして必要事項を入力し、所定の方法で書類を提出してください。

そのほかに電話で申し込む方法があり、この場合はみずほ銀行専用ダイヤル(営業時間:平日9:00~20:00)に電話をします。そして、必要事項を電話口で伝えてください。

次に郵送で申し込む方法ですが、この場合は申し込みのための記入書類を公式ホームページでダウンロードするか、店頭で入手するかしなくてはなりません。

最後に店頭窓口で申し込む方法です。この方法を利用する場合、みずほ銀行の営業時間となる平日9:00~15:00に対応するのが決まっています。

みずほ銀行カードローンの審査申し込みに必要な書類

みずほ銀行カードローンの審査申し込み時に必要となる書類が以下の2つです。

・本人確認書類
・収入証明書類

本人確認書類はみずほ銀行カードローンを利用する方は提出が必須で、以下の中から用意してください。

・本人確認書類
・運転免許証
・運転経歴証明書
・パスポート
・各種健康保険証
・印鑑証明書
・住民票
・特別永住者証明書
・在留カード

本人確認書類として印鑑証明書の提出をする場合、発行後3ヶ月以内のものを用意するのがスムーズです。

そのほかにも、本人確認書類のほかに収入証明書類が必要となる場合があります。

・源泉徴収票
・住民税決定通知書または課税証明書
・納税証明書

源泉徴収票の入手ができない自営業や個人事業主の方は、それ以外の書類を提出してください。

土日祝日に審査はおこなわれているのか?

みずほ銀行カードローンの申し込み方法の中で、電話と店頭窓口を選んだ場合は平日のみの受付ですが、インターネットと郵送は24時間受付できます。

ただし、審査をおこなっているのは平日のみなので、銀行休業日となる週末に申し込み手続きをした場合、審査は翌営業日に持ちこされます。

この場合、審査結果の連絡がくるまでの時間がかかることがあるので注意してください。急ぎで審査を受けたい方は、平日以外の申し込みは避けるようにしましょう。

みずほ銀行カードローンの審査基準

みずほ銀行は一般に審査基準の公表をしていませんから、審査基準がどうなっているのかは謎に包まれています。

しかし、銀行カードローンの審査は、一般的に消費者金融よりも厳しめと考えていてください。なぜなら、銀行カードローンは消費者金融よりも金利が低いことから、審査はその分だけ慎重におこなっているからです。

結論として「ほかのどのカードローンよりも審査難易度が低い」などのことはないでしょう。

また、銀行カードローンの中で、みずほ銀行カードローンの審査だけが特段に厳しいなどの口コミは特に見当たりません。銀行カードローンとしての審査難易度は一般的なレベルである可能性と言えます。

銀行カードローンよりも消費者金融が審査難易度の低くてスピーディー

これまでにした借金で支払いトラブルがあるなど、信用情報に問題があったり、カードローンの審査通過に自信がなかったりする場合、銀行カードローンよりも審査難に度が低い傾向にある消費者金融を検討してください。

銀行カードローンよりも消費者金融の方が発生する金利は高いですが、審査時間は短めで最短即日融資などもできます。

みずほ銀行カードローンの審査結果

みずほ銀行カードローンの審査結果は、メールか郵送で伝えられます。

審査を受けたら結果が出るのが気になりますが、銀行カードローンの審査は消費者金融よりも時間がかかります。当日のうちに結果が出ることはないですし、申し込み方法によっても審査結果が出るまでの時間が異なります。

また、みずほ銀行から審査結果の連絡がメールでくる場合、申込時に登録したメールアドレスに届きます。このメールアドレスの入力が間違っていると審査結果のメールは届きません。

そのほかにも審査結果のメールが迷惑メールフォルダに振り分けられていることも考えられます。審査結果がなかなか届かないと感じたら、迷惑メールフォルダをチェックしてください。

上記をチェックしても理由が見当たらないのでしたら、みずほ銀行に電話で問い合わせるのが良いでしょう。

みずほ銀行カードローンの審査落ちする方の特徴

次に、みずほ銀行カードローンの審査落ちする方はどんな方なのかという特徴を解説します。

・信用情報に問題がある
・勤務先などの個人情報に嘘があった
・収入が安定していない
・他社借入が多い

それぞれの特徴を以下で詳しくまとめてみました。

信用情報に問題がある

信用情報に問題がある場合、審査落ちする可能性は高くなるでしょう。

なお、信用情報とは、これまでに利用したカードローンやクレジットカードなどの利用履歴や支払状況に関する記録です。

カードローンの審査をおこなう際にかならずこの信用情報が照会され、中にはカードローンの利用履歴以外に携帯電話の端末代金の割賦支払いなどの情報も含まれます。

そして、利用代金の支払いの遅延などで信用情報に問題があれば、みずほ銀行カードローンの審査落ちする可能性は高いです。

特に金融事故がある場合、審査に落ちる可能性が非常に高くなります。

長期延滞

クレジットカードやカードローンの返済を2~3ヶ月以上延滞することで長期延滞と信用情報に記録され、金融事故の取り扱いとなってしまいます。

1ヶ月などの短期間であれば金融事故にならない場合もありますが、複数回繰り返すことで短期間でも金融事故と見なされてしまうでしょう。

返済遅れをしたことがある方は、カードローンの審査に悪い影響を与えるので注意してください。

債務整理

債務整理とは、利息の減額をはじめ支払期日に猶予を持たせるなど、借金の負担を弁護士や司法書士に相談して減らすことです。また、債務整理には借金の返済が全額免除となる自己破産も含まれます。

そのほかの債務整理に任意整理や個人再生などもありますが、いずれも金融事故扱いです。

強制解約

強制解約とは、クレジットカードやカードローンなどの利用でトラブルを起こし、契約が強制的に解約されることです。なお、強制解約では支払いは免除になることがなく、解約後も支払いをしなくてはなりません。

強制解約後に支払い完了したとしても利用トラブルの履歴は一定期間消えませんので、審査を受けても落ちる可能性は高いでしょう。

代位弁済

代位弁済とは、クレジットカードやカードローンの契約者が返済不となり、保証会社が代わりに返済をすることです。また、代位弁済の措置を受けた後は金融事故として履歴が残ります。

勤務先などの個人情報が事実と異なる

審査時に申請する勤務先や属性などの情報に虚偽が発覚した場合、審査通過の可能性は低いでしょう。

簡単な間違い程度でしたら、みずほ銀行から申し込みの確認の電話が入った時点で修正してください。ただし、審査を有利にしたいがために嘘をついて申請した場合は状況が異なります。

審査落ちだけでなく、詐欺罪や詐欺未遂として取り扱われる場合もあるので、カードローンの申し込みは正しい情報を申請するようにしてください。

収入が安定していない

収入が安定していな方も審査落ちする可能性が高いです。

たとえば仕事を始めてから1ヶ月程度などの短期間ですと、仕事を辞めて収入がなくなる可能性があると審査時に判断。その結果、マイナスの影響を与えることになってしまうのです。

そのほかにも収入が不定期で入ってくるような職業も「収入が安定しない」と判断される場合がありますし、収入に対する返返済比率が高い方も審査落ちする可能性があるでしょう。

他社借入れが多いと審査に落ちる

みずほ銀行カードローンの審査をおこなうにあたり、信用情報機関を通して他社の借入れ額や借入件数なども確認されます。

他社で借入れしている=その分の支払いも毎月おこなわなくてはなりません。そのため、収入があっても他社借入れが多いことで返済が滞る可能性が高いと判断されてしまうのです。

借入れ先が増えれば、それだけ返済管理も負担になります。既存の借入先で増額できそうな場合、新規ではなくまずは増額審査を受けることがスムーズでしょう。

みずほ銀行カードローンの審査を有利にするポイント

みずほ銀行カードローンの審査を有利にするポイントとして、どんなことがあるのでしょうか?

・希望する限度額を最小限におさえる
・信用情報に問題がないことを確認してから申し込む
・カードローンの利用目的を模範的なものにする

希望する限度額を最小限にする

カードローンの利用限度額は、契約者の返済能力や年収などで決まります。

審査通過を実現したいのであれば、まずは最小限の限度額を希望することをおすすめします。なぜなら、返済能力がないにもかかわらず高い限度額で希望申請を出すと審査落ちする可能性が高いからです。

申し込み時に自身の返済能力を冷静に判断して「毎月これくらいの返済ができる」という金額を設定してください。そして、自身に見合う限度額を申請しましょう。

返済に無理のない限度額を申請することが、審査通過の可能性を高めるポイントになるかもしれません。

また、限度額は後で引き上げできるので、良好な利用を継続してから改めて申し込むのも方法の一つです。

信用情報に問題がないことを確認してから申し込む

申込者自身の信用情報に問題がある場合、審査通過は極めて困難になります。また、その状況で申し込みを複数回繰り返すことで、申し込みブラックとなり審査通過がさらに難しくなるでしょう。

自身の信用情報を開示請求して確認することが重要です。そのほかにも携帯電話や家賃などの返済に遅れがある場合もマイナスポイントなので、不安な方は信用情報機関に開示請求の手続きを依頼してください。

信用情報に問題がないことを前もって確認してから申し込めば、何度も審査落ちして信用情報を悪化させることを避けられます。

カードローンの利用目的を模範的に!!

みずほ銀行でカードローンの申し込みの際に、借りたお金をどのように利用するのかの目的を聞かれることがあります。

みずほ銀行カードローンは、借りたお金を事業性資金として利用できませんから、「経営している会社の運転資金にしたい」などと答えれば審査落ちする原因を招くだけでしょう。

そのほかにも「他社ローンの返済に充当する」などと答えればと、自転車操業でカードローンを返済するという印象を与えてしまいますからおすすめしません。

みずほ銀行カードローンの審査に落ちたときの対処方法

もし、みずほ銀行カードローンの審査に落ちてしまったときは、どのように対処すれば良いでしょうか?

審査落ちしたとしても、お金が必要な状況は変わりません。こちらでは、審査落ちたした場合の対処方法について詳しく解説します。

・カードローンの希望限度額を下げて再審査の申込みをする
・消費者金融のカードローンを検討する

カードローンの希望限度額を下げて再審査の申し込みをする

申請した利用限度額が自身の返済能力に見合っていない場合、高すぎる場合は審査通過は困難でしょう。

こうなった場合、まずは利用限度額を最低限まで下げてから再度申し込み手続きをおこなってみてください。自身に見合った限度額と判断されれば、審査通過の可能性はきっとあるはずです。

ただし、再度申し込みをするタイミングには気を付けてください。たとえば審査落ちしたあとすぐに再申し込みをする、短期間内に複数回の申し込みをしていれば、申し込みブラックとなって審査に通らなくなることが考えられます。

再度申し込みをするのであれば、最低でも半年以上の期間を空けてからにしましょう。

消費者金融のカードローンを検討する

みずほ銀行カードローンの審査通過が難しい場合、次の選択肢となるのが消費者金融のカードローンになります。

消費者金融の方が銀行カードローンよりも審査通過率が高く、利用開始までの流れもスピーディーです。

ただし、審査落ちしてからすぐに申し込むと、こちらも申し込みブラックになるリスクが高いので、短期間に複数のカードローンに申し込まないようにしてください。

それか、銀行カードローンの審査に自信がない方は、最初に消費者金融のカードローンから始めて利用実績を積んでみると良いでしょう。

まとめ

みずほ銀行カードローンの審査について解説してきましたが、記事を通して審査に対する疑問点や不安なポイントは幾分軽減さえたのではないでしょうか?

みずほ銀行カードローンは、どうしても消費者金融の審査より厳しいと言えます。しかし、その分だけ金利が低いので、お得に利用できることが魅力です。

みずほ銀行カードローンの審査を受けたい方、利用先をどこにしようか悩んでいるという方は、当記事で解説した審査のポイントをおさえたうえで十分に準備をしてください。そのうえで審査通過を目指していきましょう。

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