FXでほぼ確実に勝てる必勝法は存在した!?勝率ほぼ100%の両建てトレードテクニックを徹底解説!

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Man
FXで全然勝てないよ・・・。FXに絶対勝てる必勝法ってあるのかな?

こんな気持ちを持っていませんか?

結論からいってしまうと、FXでは絶対に勝てる可能性がある必勝法は存在しません。しかし、限りなく勝率が100%に近い形でトレードができるテクニックは、実は存在します。それが、今回紹介するスワップ狙いの両建てトレードです。この手法にもいくつかデメリットや注意点がありますが、それさえ守ることができれば、ほぼ100%に近い形で勝利を収めることができます。

そこで今回の記事では、このスワップ差を狙った両建てトレードのやり方を中心に、注意点やデメリットと合わせて紹介します。FXで勝てないと感じている人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

FXでほぼ確実に勝てるスワップ狙いの両建てトレードテクニック

スワップ狙いの両建てトレードの概要を確認していきましょう。まず、そもそもスワップを知らない方にざっくり概要を説明すると、各国の通貨の金利差のことを指しています。正確にいうと、日本円と海外の法定通貨の金利差のことです。通貨ごとに各国が金利を設定していることは知っていると思いますが、FXではスワップポイントという名称で日本円より金利が高い通貨を購入した場合には、その金利差分の収益をほぼ毎日受け取ることができます。

そして、このスワップポイントの数値はFX会社ごとに異なります。今回紹介する両建てのトレード手法では、各FX会社のスワップポイントの差を狙ってトレードを行います。上記の画像をご覧ください。ある通貨100万円分でA社のスワップポイントが1日あたり100円だったとします。そして、B社ではその通貨100万円分のスワップポイントが90でした。一般的に日本円より高い金利の通貨を購入すれば、スワップポイントはロングであればプラスの収益となり、ショートであればマイナスで支払いが必要になります。

もしA社で100万円分のロングのポジションを保有し、B社で100万円分のショートポジションを保有したらどうなるでしょうか。B社でショートでマイナスのスワップなので毎日90円の損失が出ていますが、A社では100円分のプラスのスワップポイントが利益として発生します。この場合の計算式は「100円(A社のプラススワップ)- 90円(B社のマイナススワップ) = 10円(スワップ差)」となります。つまり、スワップ差となる10円が利益となるのです。

スワップが高い方をロング低い方をショートで同じ量保有する

上記の例からもわかるように、スワップが高い方を原則としてロングで保有します。逆にスワップが低い方はショートで保有します。なぜこのようにロングとショートで分けるのかというと、為替の変動リスクを避けることが狙いとなっています。

一般的なスワップポイント狙いの投資では、スワップポイント以上に為替価格が変動することで損失が出る可能性があることが、もっとも大きなリスクです。いっぽうで、ロングとショートを同時に保有し同じ取引量にすることで、価格が変動しても片方では利益となり、もう片方では同じ金額の損失が出ることになります。つまり、結果的に為替の価格変動による損失リスクがなくなるのです。

もちろん、利益が出るタイミングを殺していることにもなりかねませんが、このトレード手法の本来の狙いはスワップポイントです。為替の価格変動を狙った取引利益は、そもそも出る必要がありません。

スワップポイントが高い通貨、つまり金利が高い通貨というのは、その国の情勢が不安定なことがほとんどです。価格の変動幅も激しくリスクが高いことから、金利を高くしなければ買い手がつかないリスキーな商品であることが一般的です。しかし、この手法であればこうした変動リスクもなくすことができるのです。

スワップ狙いの両建てトレードのメリット

ここまでで、スワップ狙いの両建てトレードの概要はわかりましたね。スワップポイント狙いの投資に存在するデメリットを、両建てのメリットを使うことで見事に排除した、優れたトレードテクニックであることが理解できたでしょう。

ここからは、スワップ狙いの両建てトレードの具体的なその他のメリットを確認していきましょう。

①トレードに関する知識不要で高確率で勝てる

上述したように、このトレードテクニックは非常に高い確率で勝利することができます。為替の変動リスクがなく、もらえるスワップポイントの差だけが毎日の利益となっているからです。

FXで勝てない人の多くが、相場の先読みができないことが理由となっています。つまり、トレードの知識がないことや、テクニカル分析やファンダメンタル分析ができていないことが原因です。こうした知識は一朝一夕で可能になるものではなく、長い時間と勉強に時間をかけることで身につくものです。

いっぽうで、スワップ狙いの両建てであれば、こうしたトレードの知識も必要ありません。なぜなら、為替の価格変動利益を狙っていないからであり、相場を先読みする必要がないからです。そのため、こうしたメリットがあるこの手法は、現時点でトレードで勝てない人には特におすすめなテクニックだといえるでしょう。

②長期的で安定的な利益が見込める

長期的で安定した利益が見込める点も、このトレード手法では大事なポイントです。スワップポイントは金利差を狙ったトレードのため、各国の法定通貨の金利が重要となります。いっぽうで、こうした通貨の金利というのは短期間で何度も変わることはほとんどありません。

加えて、日本円は安全資産だと捉えられており、金利も常に超低金利が採用されています。現時点でも0.1%と異常な低金利であるだけでなく、この数値が過去からずっと続いているのです。つまり、ほとんどの場合海外の通貨の方が日本円よりも金利が高くなるのです。

これは、この手法を行ううえで大きなメリットとなります。2019年は特に、トルコのリラをはじめ、高金利を設定する国で溢れかえっています。この手法を使うチャンスが多いということになり、より利益を積極的に狙っていきやすいのです。

スワップ狙いの両建てトレードの注意点・デメリット

スワップ狙いの両建ては、いっけんすると勝率100%の無敵の投資手法に感じるかもしれませんね。しかし、いっぽうで、この手法にもデメリットやリスクが存在しています。始める前にこれらの注意点やリスクを抑えておかないと、後々大きな損失を受ける可能性もあるのです。

そこでここからは、スワップ狙いの両建ての注意点とデメリットを確認しておきましょう。

①序盤はスプレッドの分で損失が出る

一般的にこのスワップ狙いの両建てトレードは、序盤はスプレッドの分で損失がでます。スプレッドとは買いと売りの価格差のことであり、実質的に取引手数料です。通常の取引と違い、FX会社2社でポジションを保有するこの手法の場合、スプレッドも2倍かかることになります。

これもあり、最初の数日間は利益を出すことができません。スプレッド分のスワップ差を受け取ってから、初めてこの手法の利益を出すことができます。こうした点を踏まえると、スプレッドによる損失はこの手法のデメリットといえるでしょう。

②資金量がないと利益が少ない

スワップ差を狙った両建てのデメリットとして、資金量がないと利益も少なくなる点が挙げられます。

たとえば、ある通貨を2つの会社で100万円分保有して、そのスワップ差による利益が1日あたり10円だったとしましょう。この場合、1ヶ月で稼ぐことができる金額はざっくり300円です。年間で考えると、3,600円の利益となります。これを高いか安いか判断するのはあなた自身ですが、低いと感じる人の方が割合でいえば多くなるでしょう。

もしこの手法で年間36,000円の利益を狙うとすると、1,000万円の金額を運用する必要があります。加えて、年間360,000円の利益を狙うのであれば、なんと1億円の資金が必要です。実際にはスワップポイントがもう少し高めのため、ここまで大きな資金が必要になることは少ないですが、資金量がある程度ないと大きめの利益を出すことが難しいということは、デメリットの1つとして必ず覚えておきましょう。

③FX会社や国がスワップポイントを大きく変更する可能性

FX会社がスワップポイントを大幅に変更する可能性があることは、必ず抑えておきたいポイントです。具体的には、1日あたり100円だったスワップポイントを、急に80円に変更するなどの事例が挙げられるでしょう。

一般的に、スワップポイントの大幅な変更はそこまで頻繁に起こりませんが、こうしたリスクがあることは常に意識しておかなければいけません。変更されたことによって、本来であれば利益が出る構造が一気に逆転してしまう可能性があるからです。

④ロスカットによる損失リスクがある

ロスカットによる損失リスクが、もっとも重要なデメリットであり注意点です。なぜなら、この手法で片方のポジションだけにロスカットが入ると、利益構造が崩れてしまうことになってしまうからです。

この手法の最大のメリットは、スワップポイントのデメリットである為替の変動幅のデメリットを克服している点でしたね。いっぽうで、ロスカットが入ってしまうと、入っていないポジションの方で為替の変動リスクが発生してしまうことになります。

これがうまく利益の出る方向へ変動すれば良いですが、もし損失が出る方向へ変動してしまったらどうなるでしょう。結果的にこれはギャンブルと同じで、どちらに転ぶかわからなくなるのです。そのため、こうしたロスカットが入る可能性があることは、必ず覚えておきたいリスクの1つといえます。

おすすめの国内FX会社TOP3

ここからは、おすすめの国内FX会社も確認しておきましょう。今回はこれから両建てスワップを始めてみたいという方に向けて、スプレッドが狭く初期費用を抑えられる会社や、取り扱い通貨が多い会社を中心に紹介していきます。

第1位 SBI FXトレード

SBI FXトレードは、SBIホールディングスが親会社になっているFX会社です。同社は金融関係の事業を長年に渡って行ってきたことで、非常に高い信頼性を持っていおり、初心者の方でも安心して取引をすることができます。

加えて、最大の魅力が1通貨単位から取引ができる点です。これによって、たとえばドル円であれば最小で4円から取引することも可能です。それだけでなく、スプレッドも狭く、ドル円0.27銭からと業界でも最も狭い水準のスプレッドで取引をすることができます。少ない資金で費用を抑えて取引を始めたい方は、ぜひSBI FXトレードを利用しましょう。

第2位 DMM FX

第2位のDMM FXは、国内口座開設数第1位のFX会社です。多くのユーザーから支持を受けている、バツグンの使いやすさが自慢です。また、同社ではデモトレードも行うことができます。

急に両建て取引を始めることに不安を感じている人であれば、まずは同社のデモトレードからスタートしてみても良いでしょう。取引に慣れてきたら、本格的に今回紹介したスワップ狙いの投資を行うのも、おすすめの始め方の1つです。

第3位 ヒロセ通商

ヒロセ通商はDMM FXと同じく、デモトレードが人気のFX会社です。加えて、ヒロセ通商のこのデモトレードは、本来であればFX取引が休みの土日でもトレードをすることができる優れた機能を持っています。

多くの人が副業で取り組んでいるFXでは、土日がもっとも有効的に時間を使えることでしょう。ヒロセ通商なら、この土日にデモトレードができるためさらに効率よく勉強が可能です。また、取り扱い通貨も多いことから、両建てスワップを狙うにもおすすめです。

必勝法を求めている人が知っておきたいFX取引の注意点

ここまで見てきたように、両建てのスワップ狙いの取引は非常に高い確率で勝利を収めることができます。いっぽうで、こうした必勝法に近い形のトレードを行う人に、知ってもらいたいリスクや注意点も存在します。

ここからは、その必勝法を求める人が知っておきたいFX取引の注意点を確認していきましょう。

①FXや投資において「絶対」はない

FXや投資において、「絶対」ということは存在しません。つまり、絶対価格が上昇するということや、絶対価格が下がるという予測は誰にもわからないのです。これは、スワップ狙いの両建てにおいても同様です。

実際に注意点やデメリットでも解説しましたが、ロスカットが入ってしまえばポジションが解消されるため、大きな損失につながる可能性もありますし、FX会社がスワップ自体を変更してしまえば、それによって大幅に損失が出る可能性もあります。

こうした事態に備えて、資金はいつでも移動できる状態にしておいたり、同じ損失水準で損切りを入れておくなどリスクへの予防策が必要です。何かあった時に対応できるよう日頃から準備しておきましょう。

②証拠金に余裕を持ちレバレッジは低めに設定しよう

両建てのスワップをやっていると、利益率の低さからついつい運用するポジションを大きくしたいと考えてしまいがちです。この場合の選択肢としては、レバレッジをさらに高く引き上げるか、取引量を増やして証拠金維持率をさらに下げるかのどちらかを選択することになるでしょう。しかし、この選択はどちらも非常に危険です。

上述したように、このトレード方法にはロスカットというリスクがあります。このリスクは、レバレッジを高めたり取引量を増やすことでさらに大きくなってしまいます。万が一にでもロスカットが入ってしまえば、スワップで得た利益がすべて吹き飛んでしまうほどの損失が出る可能性もあるでしょう。

こうした点を踏まえても、スワップ狙いの両建ては低レバレッジで行うことを意識しておくべきでしょう。また、証拠金維持率も高めを維持することで、できるだけリスクを抑えた投資ができるよう心がけておきましょう。

まとめ

以上、FXの必勝法について解説してきました。今回紹介したように、投資の世界において「絶対」ということが存在しない以上、必勝法もFXでは存在しません。しかし、両建てのスワップ狙いのトレードは、限りなく勝率を100%に近づけることができる、優れたトレードテクニックであることは間違いないでしょう。こうした点からも、勝てなくて悩んでいる方などは、特に実践してみることをおすすめします。

いっぽうで、このトレードテクニックには資金量がないと思ったように利益を出せなかったりするデメリットもあります。また、FX会社がスワップポイントをそもそも変更してしまったり、ロスカットが入ってしまうなどリスクが少なからずある点は必ずおさえておかなければいけません。もしこのトレード方法を実践するのであれば、こうした注意点やデメリットには常に気を配りながらトレードをしていきましょう。

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