FXはギャンブルではない!初心者でも勝てるFXで儲けるトレード手法

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FXって全然勝てないし、価格がどう動くかなんてわかんないよね。結局、ギャンブルと同じじゃない?

こんな気持ちを持っていませんか?

FXは株と同様に代表的な投資として有名な存在です。これから投資を始めようと考えている人であれば、FXを検討している人も多いのではないでしょうか。いっぽうで、FXでは失敗談も多く見かけられ、投資としてリスクもあるため、ギャンブルに近いと感じている方が多いことも事実です。実際に、FXはやり方によってはギャンブルになってしまいます。

FXはギャンブルではないこと、初心者でもコツさえ掴めば勝率をあげることができる点など、FXで儲けるトレード手法と合わせて紹介していきます。

FXはギャンブルと同じ?

まずは、FXがギャンブルなのかどうか、どこにその原因があるのかやその解決策を見ていきましょう。

知識や根拠がないFXは「ギャンブル」と同じ

FXはギャンブルと同じであると考えている人も多いようですが、確かにFXにはギャンブルに近い性質があります。しかし、その原因のほとんどは根拠もなく感覚でトレードをしていることが原因です。

たとえば、ギャンブルでも有名なのはパチンコです。パチンコではデータを見て打っている人も多いですが、確率論だけで考えるとデータには何の意味もありません。それにも関わらず多くの人がデータを見ていることの理由は、「この台は出ているから今日も出そうだな」といった感覚に頼ったものだといえるでしょう。

こうした点を踏まえても、根拠のない感覚だけで行うFXトレードはパチンコなどのギャンブルと同じだといえるでしょう。

知識と根拠があるFXはギャンブルではなくて「投資」

ここまでの点を踏まえると、正しい知識を身につけ根拠を持ってトレードをすることで、FXではギャンブル性を減らすことができます。

たとえば、FXでは価格の変動に対して、さまざまな要因が絡んできます。良い情報が出れば価格にも影響が出る可能性もありますし、悪い情報が出れば価格への悪い影響が出る可能性があります。これらを踏まえたトレードであれば、知識や根拠があるトレードであり、感覚に頼ったギャンブルとは一線を画しているといえるでしょう。

このように、知識と根拠があれば、FXはギャンブルではなく「投資」となります。これによって、ギャンブルよりもさらに効率的に利益を狙っていくことができるのです。

FXをやるなら必ず覚えておきたい4つの専門用語と仕組み

ここまでで、FXはギャンブルではないことがわかりましたね。正しい知識を身につけ、根拠のあるトレードをしっかりと行えば、FXではギャンブルではない「投資」として機能することがわかったのではないでしょうか。

そこでここからは、FXで投資をするためにも覚えておきたい知識や専門用語、仕組みを紹介していきたいと思います。

FXで必ず覚えておきたい専門用語と仕組み

①証拠金

②レバレッジ

③差金決済

④ショート(空売り)

①証拠金

証拠金はざっくりいうと、FX会社に入金するお金のことを指しています。FX取引ではこのお金を基にして取引を行いますが、他の投資とは決定的に違う点として、証拠金を元手にして本来では扱えない大きな金額を取引で利用することができます。

証拠金はそのための担保となるお金と考えておけば良いでしょう。「証拠」という言葉には、大きな金額を扱って損失が発生しても、それを補えるだけの資金力があるということを示しているといえるのです。

②レバレッジ

レバレッジは、資金をどれくらい大きくできるかの「倍率」のことを指しています。具体的には、国内であれば5倍や10倍から、最大で25倍のレバレッジを使って取引をすることが可能です。わかりやすいように、例で考えてみましょう。

たとえば、証拠金が10万円だったとして、レバレッジが10倍であった場合を想定してみましょう。この場合の計算式は、「10万円(証拠金)- 10倍(レバレッジ)= 100万円(取引で使える総額)」となっています。つまり、本来であれば証拠金10万円しかなかったのですが、レバレッジを適用したことで100万円もの資金を扱えるようになったことがわかるでしょう。

このように、FXでは証拠金とレバレッジの仕組みが重要です。大きな金額を扱えることで、より大きな利益を狙うこともできるため、これがFXの人気を集めている秘訣ともなっているのです。

③差金決済

差金決済はFXの仕組みを支える大事な存在です。この決済方式では、取引の結果として生じた差額のみが決済されるという特徴があります。わかりやすいように、こちらも例で確認してみましょう。

たとえば、1ドルの取引価格が110円の時に、1ドルを購入します。その後、1ドルの価格が111円になったタイミングで売却を行いました。この場合の計算式は、「110円(1ドルの購入価格)- 111円(1ドルの売却価格)= 1円(取引利益)」となります。

取引を見る限りでは、1ドルのやり取りが行われていることがわかります。しかし、差金決済の方式ではこの間に発生している1ドルの売買は実際にはやり取りされず、取引の結果として生じた差額の「1円」だけが決済される仕組みとなっています。これがFXにおける差金決済の仕組みであり、この後に紹介するショートにも結びついてきます。

④ショート(空売り)

ショートは日本語では空売りという呼び方もされています。具体的には、通貨を売ったと仮定して後から買い戻すことで利益を出すトレード手法です。これによって、相場が下がると予想した時にショートのポジションを持つことで利益を出すことができます。

たとえば、1ドルの取引価格が110円の時に、1ドルをショートします。その後、1ドルの価格が109円になったタイミングで買い戻しを行いました。この場合の計算式は、「110円(1ドルのショート価格)- 109円(1ドルの購入価格)= 1円(取引利益)」となります。

このように、価格自体は下がっているのですが、結果としてそれによって利益が出ています。FXではショートの仕組みを活用することで、下落相場や不況などの暴落時にも利益を出していくことができるのです。

ギャンブルより勝てるFXの4つのトレード手法

ここまでで、FXとギャンブルの違いや、ギャンブル性を下げるために覚えておきたい専門用語や仕組みを確認してきました。ここからは、具体的なトレード方法について見ていきたいと思います。

FXのギャンブルではないトレード方法には、以下のようなものが挙げられます。

ギャンブルより勝てるFXのトレード手法

①テクニカル分析を活用する手法

②ファンダメンタル分析を活用する手法

③トレーダーやサイトの情報を活用する手法

④自動売買(システムトレード)を活用する手法

①テクニカル分析を活用する手法

テクニカル分析を活用する手法は、FXにおいて重要なポイントの1つです。テクニカル分析とは、チャートを指標やインジケーター、ラインなどを引くなどして分析を行い、その後の価格を予想してトレードに役立てる分析手法のことです。

どんな一流の投資家もFXではチャートを分析することを徹底しています。逆をいうと、テクニカル分析をしないで成功したトレーダーは一人たりともいないのです。こうした点からもその重要性がわかるでしょう。

これによって、FXではチャートの予想を感覚でトレードをするより精度を高めることができます。つまり、ギャンブル性を下げることにもつながり、結果として勝率をあげることもできるのです。

②ファンダメンタル分析を活用する手法

ファンダメンタル分析は、情報を基にして価格を予想し利益を狙っていく手法のことです。たとえば、良い情報が出れば価格は上がると判断できますよね。このタイミングで通貨を買い、実際に価格が上昇した後に売却することで利益を出すことができます。

このように、FXではファンダメンタルを活用して投資をすることで、ギャンブル性の低いしっかりとしたトレードを行うことが可能です。特に重要なファンダメンタルとして、毎月第一金曜日に発表されるアメリカの雇用統計などが挙げられます。初心者の方でも比較的利益を狙いやすいので、積極的に活用していきましょう。

③トレーダーやサイトの情報を活用する手法

先ほど、テクニカル分析を使ったトレード手法がギャンブル性を下げるポイントだと紹介しました。いっぽうで、最初のうちはテクニカル分析が難しいと感じることも多いと思います。実際にテクニカル分析はすぐに身につくものではないため、日々の勉強や実戦トレーニングが必須です。

こうした手間や時間がかけれない人は、有名なトレーダーやウェブサイトなどからプロの分析を確認してトレードに役立てると良いでしょう。これによって、自分自身のトレードも根拠を持ってトレードすることができますし、何よりテクニカル分析の勉強としても役立てることができます。

④自動売買(システムトレード)を活用する手法

自動売買はここ最近注目を集めている手法の1つです。プログラミングされたシステムが、お金を入金してストラテジーを選択するだけで、勝手に通貨の売買を行ってくれます。自動売買の魅力は、あなたが取引できないタイミングでも勝手に売買をしてくれる点でしょう。

人力では難しい細かな利益を積み重ねるトレードも自動売買なら可能になるため、初心者の方にもおすすめです。また、感情に左右されないトレードをしてくれるため、感覚でのトレードよりギャンブル性を低くすることもできます。

ギャンブルにならないためのFXで気をつけておきたい4つのポイント

FXがギャンブルではなく投資にできるということは、ここまででわかったでしょう。知識や正しいトレード手法などを実践することで、FXはギャンブルより勝てるようになっていきます。

いっぽう、ギャンブル性を下げるためにも気をつけておきたいポイントが他にもある点は事実です。ここからは、FXでギャンブル性を下げるために意識しておきたいポイントを確認していきましょう。

FXで気をつけておきたいポイント

①資金に余裕を持って取引しよう

②低レバレッジを心がけよう

③浅めの損切り注文を必ず入れよう

④感情的にならないようにしよう

①資金に余裕を持って取引しよう

資金に余裕を持って取引をすることも、FXでは非常に重要です。資金ギリギリで取引をしてしまうと、急激な価格変動が発生した場合に借金を背負ってしまう可能性があるからです。

実際に、スイス銀行が為替介入を撤廃したことで発生したスイスショックと呼ばれる事件では、たった数時間の間に価格が20%以上も変動しました。FXは法定通貨を取引するという性質上、短時間での急激な価格変動は頻繁には起こりません。しかし、こうした過去の事例を踏まえると、今後も起こらないという保証はどこにもないのです。

こうした点を踏まえても、資金には余裕を持って取引をすることは非常に重要です。可能な限りリスクを抑えて取引をすることで、ギャンブル性を減らしていきましょう。

②低レバレッジを心がけよう

低レバレッジを心がけることも、FXでは非常に重要です。レバレッジはかけたらかけた分だけ、損失が大きくなります。

仮にレバレッジ10倍で取引をした場合には、本来発生するはずだった損失の10倍の損失が出ることになります。国内であればレバレッジ25倍まで法律で認められているので、その倍率で取引をすれば損失もおのずと25倍になるのです。

こうした点からも、高レバレッジでの取引はリスクが高くなります。リスクが高い取引というのは、知識や根拠のあるトレードでもギャンブルと同じになるでしょう。こうした点を踏まえると、低レバレッジで取引をすることは必ず抑えておきたいポイントといえるでしょう。

③浅めの損切り注文を必ず入れよう

浅めの損切り注文を入れることも、FXにおいては重要なポイントです。FXでは損失を拡大させないためにFX会社が設けた強制的にポジションを決済させる仕組みであるロスカットがあります。これによって、一定水準以上の損失が発生した段階でポジションが強制的に決済されます。しかし、FXにおけるロスカットの水準は、実は結構大きめの損失が発生した段階で発動することになっています。

FXの基本的な考え方は、損を小さくして勝ちを大きくするという手法です。この考え方に従って考えるのであれば、ロスカットの水準まで達した段階で損切りをするということは、損を小さくするということにはならないため、避けたほうが良いでしょう。

具体的には、もっと早めの段階で損切り注文を入れるべきです。よく言われているのが、証拠金に対して1%の損失が発生した段階で損切りを入れるのがベストでしょう。これらの損切り水準はは1%ルールとも呼ばれており、FXであれば必ず覚えておきたいポイントです。損切りに目安に活用してみてくださいね。

④感情的にならないようにしよう

感情的にならないようにすることは、FXトレードにおいてギャンブルにならないためにも必要です。ギャンブルを経験したことがある人であれば、感情的になってしまい負け越してしまったことが多いのではないでしょうか。これはFXにおいても同じことがいえ、感情的なトレードは結果としてギャンブルとまったく同じになってしまうのです。

こうした事態を防ぐためにも、FXでは感情のコントロールをすることが大切です。特に、負けを取り返したいと感じた時は非常に危険です。万が一負けてしまっても、熱くならずに冷静でいられるよう心がけるだけでなく、感情的になっていると感じたタイミングではいったん相場から離れましょう。

FXではトレードをするチャンスはいくらでもやってきます。必ずしも負けを取り戻すためにすぐに相場にエントリーする必要はないのです。

まとめ

以上、FXのギャンブルについて解説してきました。今回紹介したように、FXは知識と根拠がなければ、ギャンブルと同じことになってしまいます。仮に1回のトレードで勝つことはできても、長期的にみればこうしたギャンブルに近いトレードは持続性がないため、負け越してしまう可能性が高くなります。正しい知識とエントリー時の根拠をしっかりと持つことで、ギャンブルのようなFX取引からは卒業しましょう。

また、ギャンブルにしないためにも低レバレッジで取引をしたり、資金に余裕を持ったトレードをすることは非常に重要です。リスクをとればとるほど、どれだけ知識や根拠があっても、その投資はギャンブルと同じようになってしまいます。また、負けがかさんで感情的になってしまうことも避けましょう。相場からいったん離れて冷静になれば、トレードで利益を得るチャンスがいくらでもあることがわかるはずです。

この記事を参考に、ぜひみなさんもギャンブルではないFX投資で利益を出してみてくださいね。

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