こんな気持ちを持っていませんか?
投資に興味を持っている人であれば、株かFXを選ぶことでしょう。加えて、FXを始めた人であれば、トレードスタイルに関しても悩みを持っているはずです。FXのデイトレードはスキャルピングやスウィングトレードと並んで、代表的なトレードスタイルの1つです。いっぽうで、その詳しい概要はあまり知られていません。
そこで今回の記事では、FXのデイトレードの概要から、専業向けなのか取引回数など、さまざまな疑問を初心者向けにわかりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
FXのデイトレードとは?
FXのデイトレードは、1日の間に取引を完結させるトレードスタイルです。そのため、デイトレードでは翌日にポジションを持ち越すことはありません。ポジションは決済し、必ずその日のうちに取引を完結させます。
以下では、デイトレードに関するさまざまな疑問を確認していきましょう。
FXのデイトレードは専業向け?それとも副業?
1つ目の疑問点として、デイトレードは専業か副業かという点です。この結論は、「どちらにも向いている」という答えになります。
いっぽうで、デイトレードでは1日で取引が完結します。そのため、副業の方でも休みの日や仕事終わりであれば取り組みやすいといえます。こうした点を踏まえると、デイトレードは専業でも副業でもおすすめなトレードスタイルの1つです。
FXのデイトレードで使う時間足やインジケーターは?
時間足やインジケーターも疑問点の1つだと思います。まず時間足に関しては、日足を使い現在のトレンドを把握し、その日1日の大まかな方向感を確認しましょう。実際にトレードを行う場合は、この方向感に沿ったトレードを5分足〜1時間足ほどで行っていきます。
このように、デイトレードでは時間足やインジケーターも積極的に活用して利益を狙っていくことをおすすめします。
FXのデイトレードの取引回数は?
FXのデイトレードの取引回数についても確認しておきましょう。これは、初心者の方でも質問が多いことの1つです。いっぽうで、この答えはシンプルで「利益の目標金額やトレード方法によって変わる」というものになります。
実際に億万長者のトレードの中には、確実に勝てる時にしかトレードをしないという人もいます。その理由として、「もう十分すぎるほど稼いでいるから、リスクを冒してまで稼ぐ必要がない」と答えているのです。そのため、取引回数がわからないという方は、まずはその1日でどれくらいの利益を出していきたいのか、どのようにトレードをしていくのかを明確にして、そこから逆算して取引回数の目安を掴んでいきましょう。
その他のトレードスタイルにはどんなものがある?
デイトレード以外にも、FXには主要な取引スタイルが3つあります。具体的な内容を把握しておくことで、デイトレードへの理解をさらに高めることができます。下記で、ざっくり確認しておきましょう。
デイトレード以外の3つのFXのトレードスタイル
①スキャルピング・・・数秒や数分の超短期間取引であり、専業・プロトレーダー向けのトレードスタイル
②スウィングトレード・・・数日や数週間の中期間取引であり、初心者からプロまで幅広くおすすめなスタイル
③長期トレード・・・数ヶ月や数年での運用を目指した手法であり、スワップポイント狙いでよく利用される
基本的に期間が短くなるほど専業・プロ向けでありますが、大きな成功を収めたトレーダーの中にはスウィングトレードを主戦場としている人もいます。長期トレードに関してはスワップポイントによる金利収益を狙ったトレードスタイルでもあり、少し特殊かもしれません。デイトレードの理解を深めるためにも、かんたんにで良いので頭の中に止めておきましょう。
FXのデイトレードのコツ・手法・注意点
ここまでで、デイトレードの概要やどのようなメリットがあるのかの確認と、その他の細かな疑問点を解決してきました。ここからは、FXのデイトレードのコツや手法、注意点を解説していきます。
①1%ルールを徹底する
デイトレードにおいては、利益を出すためにまずは1%ルールを徹底することが大事です。1%ルールとは、証拠金に対して1%以上の損失が発生した段階で損切りをするというトレード手法です。
どの投資本を読んでも損切りに関することは必ず書いてあります。それだけでなく、成功した投資家の中で損切りをしなかった投資家は一人も存在しません。こうした点からも、たとえデイトレードであっても1%ルールを守り損切りを適切に行っていくのが非常に重要です。儲けるためのコツであり、手法の1つといえるでしょう。
②IFD-OCO注文を利用する
1つ目のメリットと合わせて、IFD-OCO注文は積極的に活用していきたいところです。この注文方法は、通常の指値(逆指値)と合わせて、利食いと損切りの注文をセットで入れておく方法です。
これによって、指値注文が約定した後にわざわざ逆指値で損切りを入れる必要もないですし、必要以上に損失が発生することも防ぐことができます。こうした点を踏まえても、デイトレードをするのであればIFD-OCO注文は積極的に活用していきたいところです。
③レンジ相場を狙う
レンジ相場を狙った取引も、デイトレードでは非常に効果的です。具体的には、レンジ相場ではあらかじめ決められた水準の間を価格が動きます。そのため、価格の動きが読みやすく、1日の間でも取引を完結させやすいという特徴があります。
もしどちらのラインにも価格がない中立の状態であれば、両建てもおすすめです。ラインに近づいたタイミングで利益が出ているポジションを決済し、ふたたび中間点を目指して離れたタイミングでもう1つのポジションを決済すれば、その差額が利益として発生することになります。
1と2と同様に、レンジ相場を狙った取引であっても必ず損切り注文を入れておきましょう。レジスタンスラインやサポートラインに近いタイミングでIFD-OCO注文を入れる手法も値幅が取りやすくおすすめです。
④ハイレバレッジの取引は必ず損切りを
もしあなたがハイレバレッジでデイトレードをするのであれば、1%ルールよりもさらに早い段階での損切り注文を入れておきましょう。FXでは予期せぬ突発的なファンダメンタルで、たった1日でも20%以上価格が変動することもあります。この場合、損切り注文が追いつかずに思っていた以上の損失を出してしまうこともあります。
実際に、スイスの中央銀行が為替介入を突如として辞めることを発表したスイスショックでは、たった1日だけで20%以上の価格変動が起きており、通貨ペアによっては40%以上価格が変動しています。今後もこうしたことが起こらないという保証はなく、予期することも困難です。こうした点を踏まえても、ハイレバレッジの取引でデイトレードで勝つためには、必ず1%よりもさらに早めの段階の損切りを入れておきましょう。
⑤ブレイクアウトに逆指値を入れておく
ブレイクアウトを狙った逆指値も、デイトレードではおすすめです。具体的には、ブレイクアウトはある一定の水準を超えた段階で大きく価格が動くことを指しています。
ブレイクアウトの見極めは初心者では難しいでしょう。そのため、アナリストや専門家の分析を参考にしながら、そうした人たちがおすすめしている価格帯に逆指値で注文を入れておき、値幅を取りにいっても良いでしょう。
⑥証拠金維持率は200%以上を心がける
取引量を増やしすぎるのも、デイトレードでは危険です。先ほどもお伝えしたように、突発的なファンダメンタルで急激な価格変動が起きることも、FXではよくあります。
そのため、証拠金維持率は高めに設定しておくよう取引量やレバレッジを調整しておきましょう。ざっくり目安をいうと、証拠金維持率が200%以上になるくらいを目安として取引をするよう心がけておきましょう。
FXのデイトレードにおすすめのFX会社
ここまでで、デイトレードのメリットや概要、疑問点などは大方わかりましたね。ここからは、デイトレードをするのにおすすめのFX会社を見ていきましょう。今回は初心者の方でも安心して取引ができる、信頼性の高いFX業者を中心に紹介していきたいと思います。
最小4円からスタートできる「SBI FXトレード」
SBI FXトレードは、国内でも有数の大手企業であるSBIホールディングスが運営するFX会社です。金融業界で長年積み重ねてきた事業実績を基に、常にユーザーファーストなサービスを提供してくれている、非常に信頼性の高いFX会社です。
初心者の方であれば、投資に回せる資金がそこまで多くないでしょう。いっぽうで、SBI FXトレードであれば資金がそれほど多くない初心者の方でも手軽に取引をすることができます。こうした点は、同社を利用する大きなメリットということができるでしょう。
どのFX会社に登録すれば良いのかわからない方は、まずはSBI FXトレードに登録しておきましょう。
デモトレードで安心してスタートできる「DMM FX」
DMM FXは国内でも多数の事業を手がけるDMM.comが運営するFX会社です。同社は国内のFX会社の中でも、口座の開設数No.1です。多くの人から支持を受けていることからも、その信頼性や使いやすさがはっきりとわかるでしょう。
DMM FXでは最長で3ヶ月間のデモトレードが可能です。利益が出ても反映されませんが、損失が出ても反映されないため、思う存分FXの練習をすることができるでしょう。気に入ればそのままDMM FXで本口座の開設を申請し、取引をスタートすることができます。
急に本番の取引に移行するのが不安だという方は、まずはDMM FXからスタートしてみると良いでしょう。
土日にも練習ができる「ヒロセ通商」
土日も練習ができるヒロセ通商もおすすめのFX会社の1つです。FX取引は基本的に土日が休みです。これは世界的な商習慣としてFXに関わる証券会社や銀行が土日に休みを取っていることが理由です。これと合わせて、デモトレードは土日に利用することができません。先ほど紹介したDMM FXも、実は土日にデモトレードができないんですね。
DMM FXと合わせて、ヒロセ通商でも練習を積み重ねることで万全の状態で本番の取引に移行することができます。ぜひとも積極的に活用していきましょう。
まとめ
以上、FXのデイトレードについて解説してきました。今回紹介したように、デイトレードは初心者や副業でも休みの日に取り組みやすく、おすすめのトレードスタイルの1つです。スキャルピングのように常にチャートを気にしなければいけないわけではなく、スウィングトレードにように長期間やきもきすることもありません。シンプルにすトレードに取引したい方にはピッタリといえるでしょう。
いっぽうで、資金量がある程度必要になったり、ハイレバレッジの取引ではリスクがある点など、気をつけておきたいポイントもいくつかありました。取引をする時には今回紹介したような注意点をしっかりと守るように心がけておきましょう。この記事を参考に、ぜひみなさんもデイトレードで利益を狙って行ってくださいね。