FXのデイトレードとは?概要・取引回数・専業か副業かなど気になる疑問点を総まとめ!

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FXのデイトレードってどんなもの?取引回数とかやり方とか、まったくわからない・・・

こんな気持ちを持っていませんか?

投資に興味を持っている人であれば、株かFXを選ぶことでしょう。加えて、FXを始めた人であれば、トレードスタイルに関しても悩みを持っているはずです。FXのデイトレードはスキャルピングやスウィングトレードと並んで、代表的なトレードスタイルの1つです。いっぽうで、その詳しい概要はあまり知られていません。

そこで今回の記事では、FXのデイトレードの概要から、専業向けなのか取引回数など、さまざまな疑問を初心者向けにわかりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

FXのデイトレードとは?

FXのデイトレードは、1日の間に取引を完結させるトレードスタイルです。そのため、デイトレードでは翌日にポジションを持ち越すことはありません。ポジションは決済し、必ずその日のうちに取引を完結させます。

以下では、デイトレードに関するさまざまな疑問を確認していきましょう。

FXのデイトレードは専業向け?それとも副業?

1つ目の疑問点として、デイトレードは専業か副業かという点です。この結論は、「どちらにも向いている」という答えになります。

一般的に、トレード期間が短いほど専業向きになるのがFXの特徴です。たとえば、デイトレードよりも期間が短いスキャルピングでは、数秒や数分という超短時間で取引を行います。常にチャート画面を確認していなければいけないため、仕事中などにチャートの確認ができない副業で取り組む方では少し難しいといえるでしょう。

いっぽうで、デイトレードでは1日で取引が完結します。そのため、副業の方でも休みの日や仕事終わりであれば取り組みやすいといえます。こうした点を踏まえると、デイトレードは専業でも副業でもおすすめなトレードスタイルの1つです。

FXのデイトレードで使う時間足やインジケーターは?

時間足やインジケーターも疑問点の1つだと思います。まず時間足に関しては、日足を使い現在のトレンドを把握し、その日1日の大まかな方向感を確認しましょう。実際にトレードを行う場合は、この方向感に沿ったトレードを5分足〜1時間足ほどで行っていきます。

加えて、利用するインジケーターはRSIなどがおすすめです。具体的には、大まかな方向感の中でRSIが80以上で加熱しすぎたタイミングであれば、反発を狙って利益を狙っていくのも良いでしょう。また、逆にその日の方向感に反してRSIが20以下になったら売られ過ぎを示しています。大きめの波に乗って利ざやを稼ぐチャンスなので、積極的に多めの取引量で利益を出しても良いでしょう。

このように、デイトレードでは時間足やインジケーターも積極的に活用して利益を狙っていくことをおすすめします。

FXのデイトレードの取引回数は?

FXのデイトレードの取引回数についても確認しておきましょう。これは、初心者の方でも質問が多いことの1つです。いっぽうで、この答えはシンプルで「利益の目標金額やトレード方法によって変わる」というものになります。

たとえば、1日の取引で1万円の利益をあげたい人であれば、自分の資金と相談しながらその利益を出せる取引回数と取引量でトレードを行っていきます。人によっては1万円を稼ぐまでに1回の取引で済む場合もあれば、10回の取引で1万円の目標金額に達する場合もあります。そのため、「目標金額」や「トレード方法」によって取引回数は異なってくるのです。

実際に億万長者のトレードの中には、確実に勝てる時にしかトレードをしないという人もいます。その理由として、「もう十分すぎるほど稼いでいるから、リスクを冒してまで稼ぐ必要がない」と答えているのです。そのため、取引回数がわからないという方は、まずはその1日でどれくらいの利益を出していきたいのか、どのようにトレードをしていくのかを明確にして、そこから逆算して取引回数の目安を掴んでいきましょう。

その他のトレードスタイルにはどんなものがある?

デイトレード以外にも、FXには主要な取引スタイルが3つあります。具体的な内容を把握しておくことで、デイトレードへの理解をさらに高めることができます。下記で、ざっくり確認しておきましょう。

デイトレード以外の3つのFXのトレードスタイル

①スキャルピング・・・数秒や数分の超短期間取引であり、専業・プロトレーダー向けのトレードスタイル

②スウィングトレード・・・数日や数週間の中期間取引であり、初心者からプロまで幅広くおすすめなスタイル

③長期トレード・・・数ヶ月や数年での運用を目指した手法であり、スワップポイント狙いでよく利用される

基本的に期間が短くなるほど専業・プロ向けでありますが、大きな成功を収めたトレーダーの中にはスウィングトレードを主戦場としている人もいます。長期トレードに関してはスワップポイントによる金利収益を狙ったトレードスタイルでもあり、少し特殊かもしれません。デイトレードの理解を深めるためにも、かんたんにで良いので頭の中に止めておきましょう。

FXのデイトレードのコツ・手法・注意点

ここまでで、デイトレードの概要やどのようなメリットがあるのかの確認と、その他の細かな疑問点を解決してきました。ここからは、FXのデイトレードのコツや手法、注意点を解説していきます。

①1%ルールを徹底する 

デイトレードにおいては、利益を出すためにまずは1%ルールを徹底することが大事です。1%ルールとは、証拠金に対して1%以上の損失が発生した段階で損切りをするというトレード手法です。

FXの基本的な考え方には、損を小さくして利益を大きく取るというものがあります。この小さな損失の目安が、証拠金のざっくり1%と言われています。

どの投資本を読んでも損切りに関することは必ず書いてあります。それだけでなく、成功した投資家の中で損切りをしなかった投資家は一人も存在しません。こうした点からも、たとえデイトレードであっても1%ルールを守り損切りを適切に行っていくのが非常に重要です。儲けるためのコツであり、手法の1つといえるでしょう。

②IFD-OCO注文を利用する

1つ目のメリットと合わせて、IFD-OCO注文は積極的に活用していきたいところです。この注文方法は、通常の指値(逆指値)と合わせて、利食いと損切りの注文をセットで入れておく方法です。

先ほどの1%ルールでは、証拠金に対して1%の損失が発生した段階で損切りを入れていましたね。IFD-OCO注文でも同様で、指値の金額に対して証拠金の1%の損失が発生した時点で損切りが発動するようセットで注文しておきます。

これによって、指値注文が約定した後にわざわざ逆指値で損切りを入れる必要もないですし、必要以上に損失が発生することも防ぐことができます。こうした点を踏まえても、デイトレードをするのであればIFD-OCO注文は積極的に活用していきたいところです。

③レンジ相場を狙う

レンジ相場を狙った取引も、デイトレードでは非常に効果的です。具体的には、レンジ相場ではあらかじめ決められた水準の間を価格が動きます。そのため、価格の動きが読みやすく、1日の間でも取引を完結させやすいという特徴があります。

レンジ相場の場合、まず日足を使い全体の方向感を掴んでおきましょう。レンジの中のどの位置に現在価格が存在するのかも確認が必須です。もし、レンジのレジスタンスラインに近いのであれば、ショートのポジションでエントリーをしてみましょう。逆に、レンジのサポートラインに近いのであれば、ロングのポジションでエントリーをしても良いでしょう。

もしどちらのラインにも価格がない中立の状態であれば、両建てもおすすめです。ラインに近づいたタイミングで利益が出ているポジションを決済し、ふたたび中間点を目指して離れたタイミングでもう1つのポジションを決済すれば、その差額が利益として発生することになります。

1と2と同様に、レンジ相場を狙った取引であっても必ず損切り注文を入れておきましょう。レジスタンスラインやサポートラインに近いタイミングでIFD-OCO注文を入れる手法も値幅が取りやすくおすすめです。

④ハイレバレッジの取引は必ず損切りを

もしあなたがハイレバレッジでデイトレードをするのであれば、1%ルールよりもさらに早い段階での損切り注文を入れておきましょう。FXでは予期せぬ突発的なファンダメンタルで、たった1日でも20%以上価格が変動することもあります。この場合、損切り注文が追いつかずに思っていた以上の損失を出してしまうこともあります。

比較的低めのレバレッジであれば、1%ルールの損切りが急激な価格変動で間に合わなかったとしても、損失を抑えることができるかもしれません。しかし、ハイレバレッジの取引で損切りが追いつかないと、証拠金すら全滅してしまう可能性があります。

実際に、スイスの中央銀行が為替介入を突如として辞めることを発表したスイスショックでは、たった1日だけで20%以上の価格変動が起きており、通貨ペアによっては40%以上価格が変動しています。今後もこうしたことが起こらないという保証はなく、予期することも困難です。こうした点を踏まえても、ハイレバレッジの取引でデイトレードで勝つためには、必ず1%よりもさらに早めの段階の損切りを入れておきましょう。

⑤ブレイクアウトに逆指値を入れておく

ブレイクアウトを狙った逆指値も、デイトレードではおすすめです。具体的には、ブレイクアウトはある一定の水準を超えた段階で大きく価格が動くことを指しています。

ブレイクアウトの見極めは初心者では難しいでしょう。そのため、アナリストや専門家の分析を参考にしながら、そうした人たちがおすすめしている価格帯に逆指値で注文を入れておき、値幅を取りにいっても良いでしょう。

⑥証拠金維持率は200%以上を心がける

取引量を増やしすぎるのも、デイトレードでは危険です。先ほどもお伝えしたように、突発的なファンダメンタルで急激な価格変動が起きることも、FXではよくあります。

証拠金維持率があまりにも低いと、少しの価格変動でも大きな損失が発生します。場合によってはFX会社のロスカット水準に達して強制的にポジションが決済される可能性もあります。

そのため、証拠金維持率は高めに設定しておくよう取引量やレバレッジを調整しておきましょう。ざっくり目安をいうと、証拠金維持率が200%以上になるくらいを目安として取引をするよう心がけておきましょう。

FXのデイトレードにおすすめのFX会社

ここまでで、デイトレードのメリットや概要、疑問点などは大方わかりましたね。ここからは、デイトレードをするのにおすすめのFX会社を見ていきましょう。今回は初心者の方でも安心して取引ができる、信頼性の高いFX業者を中心に紹介していきたいと思います。

最小4円からスタートできる「SBI FXトレード」

SBI FXトレードは、国内でも有数の大手企業であるSBIホールディングスが運営するFX会社です。金融業界で長年積み重ねてきた事業実績を基に、常にユーザーファーストなサービスを提供してくれている、非常に信頼性の高いFX会社です。

加えて、同社の最大の魅力は最小取引金額が非常に小さい点です。具体的には、1通貨単位から取引をすることができます。1通貨単位であれば、レバレッジ25倍を適用するとざっくりドル円で4円から取引をすることができます。

初心者の方であれば、投資に回せる資金がそこまで多くないでしょう。いっぽうで、SBI FXトレードであれば資金がそれほど多くない初心者の方でも手軽に取引をすることができます。こうした点は、同社を利用する大きなメリットということができるでしょう。

どのFX会社に登録すれば良いのかわからない方は、まずはSBI FXトレードに登録しておきましょう。

デモトレードで安心してスタートできる「DMM FX」

DMM FXは国内でも多数の事業を手がけるDMM.comが運営するFX会社です。同社は国内のFX会社の中でも、口座の開設数No.1です。多くの人から支持を受けていることからも、その信頼性や使いやすさがはっきりとわかるでしょう。

加えて、同社の最大の魅力は本番環境とまったく同じ環境でデモトレードができる点です。デモトレードは料金がいっさいかからずに、仮想の口座でFX取引を楽しめるシステムです。これによって、実戦の前にFX取引を練習することができます。

DMM FXでは最長で3ヶ月間のデモトレードが可能です。利益が出ても反映されませんが、損失が出ても反映されないため、思う存分FXの練習をすることができるでしょう。気に入ればそのままDMM FXで本口座の開設を申請し、取引をスタートすることができます。

急に本番の取引に移行するのが不安だという方は、まずはDMM FXからスタートしてみると良いでしょう。

土日にも練習ができる「ヒロセ通商」

土日も練習ができるヒロセ通商もおすすめのFX会社の1つです。FX取引は基本的に土日が休みです。これは世界的な商習慣としてFXに関わる証券会社や銀行が土日に休みを取っていることが理由です。これと合わせて、デモトレードは土日に利用することができません。先ほど紹介したDMM FXも、実は土日にデモトレードができないんですね。

いっぽうで、ヒロセ通商であれば土日にも仮想のレートで取引をすることができます。多くの人が副業で取り組んでいるFXでは、土日は休みのもっとも時間が取れるタイミングであり、練習や取引にも時間をかけたいところです。ヒロセ通商なら、こうしたユーザーのニーズにも応えることができます。

DMM FXと合わせて、ヒロセ通商でも練習を積み重ねることで万全の状態で本番の取引に移行することができます。ぜひとも積極的に活用していきましょう。

まとめ

以上、FXのデイトレードについて解説してきました。今回紹介したように、デイトレードは初心者や副業でも休みの日に取り組みやすく、おすすめのトレードスタイルの1つです。スキャルピングのように常にチャートを気にしなければいけないわけではなく、スウィングトレードにように長期間やきもきすることもありません。シンプルにすトレードに取引したい方にはピッタリといえるでしょう。

いっぽうで、資金量がある程度必要になったり、ハイレバレッジの取引ではリスクがある点など、気をつけておきたいポイントもいくつかありました。取引をする時には今回紹介したような注意点をしっかりと守るように心がけておきましょう。この記事を参考に、ぜひみなさんもデイトレードで利益を狙って行ってくださいね。

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