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こんな気持ちを持っていませんか?
株取引と並んで代表的の投資として有名なFX取引。FXは世界的な商習慣として、土日は銀行や証券取引所が休みです。そのため、土日は取引をしたくてもすることができません。
いっけんすると暇な時間のように感じるかもしれませんが、土日の時間をどのように利用するかで他のトレーダーと大きく差がつくことになります。つまり、土日の時間はぜひとも効果的に活用していきところなのです。
そこで今回の記事では、FX取引をしている方に向けて土日の効果的な時間の使い方や、土日に関するさまざまな疑問、土日を活用したトレード手法などを解説していこうと思います。ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
FXの土日は休みで暇!勉強をして勝率をあげよう!
基本的に、FXは土日が休みのため非常に暇です。チャートもいっさい動いていないため、トレードをすることすらできません。せっかくの休みであれば、FXのことは忘れて遊びたいところですよね。いっぽうで、成功しているトレーダーのほとんどはこうした気持ちをグッとこらえて、この土日の時間を効果的に使い勉強をすることで財をなしてきました。
こうした点を踏まえても、FXトレーダーであれば土日に勉強をすることが非常に大切です。効果的に時間を活用し、翌週からのFX取引で勝率を上げていきましょう。
FXの土日に関する3つの疑問
土日の勉強方法を確認する前に、土日に関する疑問を解決しておきましょう。今回確認する疑問は以下の3点です。
土日に関する3つの疑問
①土日にポジションを持ち越しても大丈夫?
②土日の値動きってあるの?
③土日を活用したトレード手法ってあるの?
①土日にポジションを持ち越しても大丈夫?
1つ目によくある疑問が、土日にポジションを持ち越しても大丈夫なのかという点です。翌週の価格の動きによほどの確信がある場合を除き、土日のポジション持ち越しはリスクがあるため、原則としておすすめしません。
こうした点を踏まえても、土日のポジション持ち越しはリスキーです。取引に慣れるまではたとえ損失が出ていたとしても、できるだけポジションを金曜日の段階で決済しておくことをおすすめします。
トレードスタイルによっては土日持ち越しもあり
また、土日のポジション持ち越しはトレードスタイルにもよりけりになります。たとえば、短期トレードであるスキャルピングやデイトレードをしている人であれば、ハイレバレッジで証拠金もギリギリで取引をすることがほとんどです。そのため、悪いファンダメンタルが出た時のためにも、土日のポジション持ち越しは必ず避けておきたいところです。
もともとこうしたトレードスタイルは、長期間にわたってポジションを保有することを目指しています。そのため、土日のポジション持ち越しでも比較的小さいリスクでトレードをすることができるのです。逆に、スキャルピングやデイトレードでも低レバレッジで証拠金維持率も高ければポジション持ち越しをしても良いでしょう。
②土日の値動きってあるの?
土日に値動きがあるのかも、FXトレードをしている人の疑問の1つでしょう。結論からいうと、実は土日でもFXの市場は動いています。上述したように、FXでは土日が世界的な商習慣として休みとなっています。いっぽうで、バーレーンなどの中東の市場では、宗教上の理由で休みが金曜日の国などがあるのです。
いっぽうで、個人レベルではこうした国のチャートを確認することは困難です。加えて、市場の規模も非常に小さいため、アメリカを始めとした他の市場へ与える影響もそれほど多くありません。そのため、価格を含めて土日の中東市場はそこまで気にする必要はないといえるでしょう。
③土日を活用したトレード手法ってあるの?
土日を活用したトレード手法があるのかも、気になるポイントの1つでしょう。実はFX取引では、「窓トレード」と呼ばれている土日の時間を使った取引手法が存在します。このトレード手法は、金曜日の価格の終値と、月曜日の価格の始値の差額を狙ったトレード手法となっています。わかりやすいように、具体的な例で確認してみましょう。
また、この価格が戻っていく様子が窓が閉じられたような形に見えることが、窓トレードの語源となっています。もちろん、必ずしも価格が元に戻るわけではありませんが、その傾向があると長年のチャートが証明しています。チャンスがあれば積極的に狙っていきたいところといえるでしょう。
FXの土日で成果をあげる4つの勉強方法
ここまでで、FXの土日に関する疑問などは大方解決できましたね。実は土日にも世界のどこかで市場が動いている点など、初心者の方であれば少し意外な事実もあったことでしょう。
それではここからは、土日の時間を効率的に活用するための具体的な勉強方法などを確認していきましょう。今回は下記の4つの勉強方法や時間の使い方を紹介していきます。
FXの土日の効果的な4つの勉強方法・時間の使い方
①テクニカル分析を徹底しよう!
②翌週のファンダメンタルの日程を確認しよう!
③アプリやツールを確認しよう!
④メンタル面のリフレッシュも忘れずに!
①テクニカル分析を徹底しよう!
テクニカル分析を徹底することは、土日を効果的に活用するための重要なポイントの1つです。テクニカル分析をする場合には、まずはその週の自分のトレードを振り返りましょう。そして、どのトレードが良いトレードであったかと、どのトレードのどこが悪かったかを紙に書いて記録していきます。
また、余裕があれば当月や当年のテクニカル分析もあらためて行いましょう。中長期的なトレンドを把握しておくことで、大きな転換点に巻き込まれて損失を出さずに済むことができます。
自分だけの分析手法を確立しよう!
トレードのスタイルは人それぞれ違い、それと同時に分析手法も人によって合う、合わないがあります。実際に、チャートを分析するための指標やツールは現在でも数え切れないくらい存在しています。
土日の振り返りでは、どのようなテクニカル分析が自分に合っているのかも含めて、分析を進めてみると良いでしょう。
②翌週のファンダメンタルの日程を確認しよう!
翌週のファンダメンタルを確認しておくことは、FX取引において非常に重要なポイントです。FXでは毎週のように、各国が経済に関連した指標を発表しています。そして、その内容によっては通貨の価格にも大きな影響をあたえるのです。
こうした点を踏まえても、翌週のファンダメンタルの確認は非常に重要です。すべてを覚えることは難しいので、特に大きな影響を与えそうな発表だけスマートフォンやカレンダーなどにメモをしておきましょう。そして、その時間では必ず取引できるように準備をしておくよう心がけましょう。
アメリカの経済指標の発表は超重要!
ファンダメンタルの発表の中でも特に重要なのが、アメリカの経済指標の発表です。アメリカは世界の経済の中心地であり、その動向がアメリカ以外にも大きな影響を及ぼします。どの通貨ペアで取引をしている方でも、必ず押さえておきたいところです。
また、重要なファンダメンタルの優先順位としても、アメリカはランクが高くなっています。他の経済指標は抑えられなくても、アメリカの雇用統計の発表時間などは必ず把握しておくようにしましょう。
③アプリやツールを活用しよう!
アプリやツールを活用することもFXの練習では大事なポイントです。現在、さまざまな勉強用ツールが開発されており、チャートの予想問題やデモトレードなど実力を鍛えるためのツールが数多く存在します。
アプリやツールはかしこまって勉強をする必要がありません。土日に限らず、ちょっとした平日の隙間時間などでもスマートフォンで手軽に練習できる点が魅力です。FXで勝率をあげるのであれば、ぜひとも活用していきたいところでしょう。
基礎を学ぶなら視覚的に楽しめる「FXナビ」がおすすめ
基礎を学ぶのであれば、FXナビがおすすめです。同アプリは入門書的な役割を持っており、デモトレードを通じてトレードの練習ができるだけでなく、マンガを通してFXの知識を学ぶことができます。
FXトレードをスタートしたばかりの方であれば、「FXナビ」は非常におすすめです。
アプリで練習するならDMM FXのデモトレードがおすすめ!
その中でも特におすすめなのが、DMM FXのデモトレードです。DMM FXは国内でも口座の開設数がナンバーワンとなっており、多くのFXトレーダーから支持を集めています。その実績もさることながら、取引ツールが非常に使いやすいという優れた特徴があります。
ただし、DMM FXでは土日はデモトレードをすることができません。土日にデモトレードをするのであれば、後ほど紹介するヒロセ通商がおすすめです。注意点として覚えておきましょう。
④メンタル面のリフレッシュも忘れずに!
FXでは平日であれば24時間相場が動いています。たとえポジションを持っていなくても、なんとなく気を使ってしまうことでしょう。そのため、平日は気持ち的にはなかなか休むことができません。いっぽうで、土日はFXではチャートが唯一動いていないタイミングでもあり、気持ちを休ませることができます。
成功した一流の投資家ですら、メンタル面の重要性を説いています。リフレッシュをして新しい気持ちでトレードを行うことができれば、勉強をするのと同じように勝率を高めることにもつながるのです。
土日にデモトレードをするならヒロセ通商がおすすめ!
土日にデモトレードをするのであれば、ヒロセ通商がおすすめです。基本的に、FX会社は土日が休みのため取引をすることができません。DMM FXでもそうでしたが、これはデモトレードにおいても同じことです。いっぽうで、ヒロセ通商であれば仮想のレートを使って土日でも取引をすることが可能となっています。
もちろん、ヒロセ通商でデモトレードをして気に入った場合には、本口座の開設を申請して、そのままトレードを継続することもできます。ヒロセ通商は国内でも人気の高いFX業者でもあるので、DMM FXと合わせて口座を作っておいても損はないでしょう。
まとめ
以上、FXの土日について解説してきました。今回紹介したように、土日の時間をどのように使うかは非常に大事なポイントになります。もしあなたが土日が暇で時間を持て余しているのであれば、積極的にこの時間を活用することで、他のトレーダーと大きな差を付けることができるでしょう。結果として、将来的に自分がトレーダーとして成功をつかむきっかけにもなるはずです。
いっぽうで、土日のポジション持ち越しなどはリスクがあります。具体的には、どのようなファンダメンタルが土日にかけて行われるかがわからないからです。自分のポジションにプラスに働く内容であれば良いですが、マイナスであれば損失を抱えてしまうことになります。こうした点を踏まえても、土日は基本的にポジションを持ち越さない方が良いでしょう。
ぜひこの記事を参考に、土日の時間を有効活用してFXの勝率をあげてみてくださいね。