【ボーナスの使い方】みんなどうしてる?ボーナス活用法10選!

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ボーナスの時期がきました。待ちに待ったボーナスを何に使いますか?おそらくボーナスが支給される前から、何に使おうかと楽しみに考えていた人は多いでしょう。ボーナスをもらったら、みんなどうしているのでしょうか。

ボーナスは一生懸命働いた代償として得た大切なお金です。できるだけ有効な使い方を検討したいものです。

楽しみに待ったボーナスはたいていは預金口座に入金されるでしょうから、ひとまずは普通預金に腰をすえているでしょう。気がついたら全部使ってしまっていた、と後悔することがないように上手にボーナスを活用していきましょう。

今回は、ボーナスの使い方の参考となるよう、ボーナス活用法10選をご紹介していきます。

ボーナスをどうする?

仕事をする理由は必ずしもお金を得るためだけではありませんが、毎月の生活費として給料を得ることがまず第一に優先されるでしょう。それぞれの職種や職場によっては、人間関係やストレスに悩まされながらも、誰しもお金を得るために頑張って我慢して働くものです。

一般的には社員として働いている人であれば、毎月必ず支払われる給料の他に、夏と冬のボーナスがあります。

頑張って働いて得たお金です。せっかく給料以外でまとまったお金を得たのであれば、後悔しないように有効な使い方を考えていきたいものです。

さて、給料以外で手にした、まとまったお金をどのように使っていきましょうか。

もう予定は決まっている?

ボーナスをもらう前から、ボーナスの使い道が何かの支払いで、すでに決まっている人は注意する必要があります。

すでに予定済のボーナスの使い道として代表的なものをいくつか挙げておきましょう。

  • 住宅・車などのローンの支払い
  • 子供の教育費などのローンの支払い
  • 家具や家電などのローンの支払い
  • クレジットカードの返済

などボーナスをあてにしてローンを組む人は、つい返済能力を超えた借入をしてしまいがちです。基本的にローンを組む時には毎月の収支をもとに借入金額を考慮しなければなりません。そうしなければ、せっかくまとまったお金を手にしても、あっという間になくなってしまいます。

ボーナスは予定外の収入として確保

このようなご時世です。会社によっては、思ったように売り上げが出ずにボーナスが減額されたり、支給されないという可能性もあるのです。最悪の場合は、会社が倒産したり、本人が辞職したり、病気やケガで働けなくなることもあり得ます。

ローンやクレジットカードを利用するということは、いわば借金をしているのと同じことです。

不確定な収入をあてに、許容範囲を超えた借金をつくることをまずは普段の生活において注意するようにしましょう。

何に使おうか

ボーナスをもらった時の理想は、実際にボーナスが銀行口座に入ってきた時点で、さて何に使おうかと考えることです。予定が決まっていないからこそ、そのお金を貯蓄に回したり、資産運用に活用したり、普段から欲しいと思っていたものを購入したり有効活用できるわけです。

ボーナスをあてにした借金がないからこそ、ボーナスをもらう楽しみも数倍大きくなります。

そんなボーナスの使い方をぜひ今年から実践していきましょう。

頑張って働いて得た「浮いたお金」「予定外のお金」を上手に将来のために使っていきたいものです。

ボーナス活用方法10選!

そこで、いざボーナスをもらった時に考えたいボーナスの活用方法10選をご紹介していきます。ぜひ、大切なお金の使い方として参考にして下さい。

ひとまずは普通預金?

近年では給料・賞与の支払いは銀行の普通預金口座に振り込まれるのが一般的です。

そこで、ひとまずは普通預金に預け入れたまま時間が経ってしまいます。しかし、ここで考えておきたいことは、その普通預金口座の金利はいくらかということです。会社によっては、銀行口座が指定されてある場合もありますが、もし可能であればまず振込先の普通預金口座を見直しておきましょう。

通常の都市銀行・地方銀行の場合、金利は0.001%とごくわずかです。基本的に預金口座の金利は年率で計算されますから、数か月でその金額を使ったとすれば、無きに等しい金利です。

普通預金口座の見直しを!

ほんのしばらく預け入れておくだけでも、金利がお得な銀行はあります。例えば一部のネット銀行なら、普通預金でも金利が0.005%~0.10%ぐらいの範囲で探すことが可能です。会社指定の普通預金口座を利用している人でも、入金されたらすぐに条件のいい別の銀行口座にひとまず預け入れておくことをおすすめします。

普通預金口座でもATM手数料が無料、振込が無料になるなどと利便性が高い口座もあります。また、一時的にでも入金しておくことで特典がつく普通預金口座も多数あります。たかだか普通預金口座だからどこでもいい、というわけではないのです。

※下記のサイトにて、金利が高い普通預金口座を選ぶ時の参考にしていただけます。

王道は定期預金!

ボーナスの活用方法の王道は定期預金です。今すぐ使う予定がなくとも、将来的な出費にそなえて一定期間を定期預金に預け入れておけます。

定期預金の金利の相場は、

  • 都市銀行→0.01%
  • 地方銀行→0.01%~0.20%
  • ネット銀行→0.10%~0.20%

金利が特別に高い場合で、0.25%~0.30%ぐらいが限界ではあります。

1カ月、3か月などの短期になると0.50%などの高い金利がつく場合もあり、さらに投資信託などとセットにすると2カ月定期の金利が3.0%以上つくようなケースもあります。その他、ボーナスの時期になると、定期預金新規預け入れのキャンペーンを実施して特典をつける銀行も増えます。

この機会を利用して、少しでも金利や特典がお得な定期預金に預け入れるようにしましょう。

※定期預金の金利比較サイト

緊急用の預金を別途で確保!

さらに貯蓄用の預金とは別で、余裕資金ができるボーナスの時期にこそ、緊急用の預金を別途で確保しておきたいものです。

緊急で必要なる費用として、

  • 病気やケガ
  • 災害などの緊急時
  • 冠婚葬祭
  • その他家電や車の修理費用など

などが考えられます。これらの費用は毎月の生活費とは異なり予測ができません。ある日突然必要となる費用であるため戸惑い慌てることもしばしばあります。

普段はなかなか余分なお金が捻出できない方でも、ボーナスに手をつける前に緊急用の預金を必ず確保しておきましょう。最低でも1~3カ月分の生活費を目安に、いつでも出し入れできる状態(普通預金やタンス預金など)にしておけば安心です。

※緊急用のお金に関する様々な考え方や意見が、こちらでご覧いただけます。

長期で投資信託!

確かに定期預金にて貯蓄をするのはボーナス活用法の王道ではあります。しかし、だからといって全部を定期預金だけに回してしまうのも勿体ないです。なぜならわずかな金利しかつかないからです。

まとまったお金が入ってくるボーナスの時期は、投資を始める絶好の機会でもあります。投資信託であれば、少額からプロに運用を任せられますので初心者におすすめの投資方法です。価額の値上がりを狙ったり分配金を得たりとコツコツとお金を増やしていくことが可能です。(ただし、元本割れのリスクはあります)

投資信託の活用方法として、

  • 税金が控除されるNISA
  • 年金として積みたてるiDeco
  • 積み立て型投資信託
  • 上場投資信託ETF

など自分に合った方法を長期的な視野で検討してみましょう。投資信託として活用する資金は、ボーナスの10%~15%ぐらいを目安にするといいでしょう。不安な方は5000円~1万円から始めることも可能です。

※そもそも投資信託とは何なのか、詳しく知りたい方はこちらから。

手堅く債券投資なら安心!

いくら少額でも、いくらプロに任せられるといっても元本保証がない投資信託はどうしても不安だ、という方も中にはいるでしょう。損失が不安な方におすすめな手堅い投資方法は債券です。

とくに日本政府が発行する国債は、安全性の高さでは世界一だといわれています。ほぼ100%元本が保証されます。金利で得る収益はその他の投資に比べるとかなり少なくはなりますが、損失を出す心配がないから安心な投資方法でもあります。

国債は、3年、5年、10年ものが毎月販売されています。満期日までは、それぞれの債券に設定された金利を受け取ることができます。定期預金替わりに活用する人も多いようです。

※最も安全だといわれる国債について下記で解説しています。

ふるさと納税で地域に貢献!

ボーナスの時期はお中元やお歳暮の時期でもあります。ご親戚やご友人、会社関係でつきあいのある方に贈り物を検討している人も多いでしょう。この機会に、ふるさと納税で節税しながら地域に貢献するのも粋ではないでしょうか。

お中元やお歳暮を選びは結構悩んでしまうものです。そんな時には、被災した地域の特産物がおすすめです。お買物ついでに被災地の支援ができるのです。ほんのちょっと購入先を選ぶだけで地域に貢献ができるなんて素敵なボーナスの活用方法です。

例えば、西日本豪雨の際に広島県・岡山県、京都や兵庫は大変だっただろうな、とその地域の特産物を特典で入手することができます。納税したい地域のふるさと納税のサイトから希望の商品を探すことができます。

※ふるさと納税サイトはこちらを参考にして下さい。

安全資産として金・プラチナを購入!

まとまったお金、余裕資金、予定外の収入ができた時こそ安全資産である金・プラチナを購入しておくのもボーナス活用法の1つです。

金・プラチナは古代から希少な貴金属として貨幣同様の役割を果たしてきました。国や企業が破綻すると紙幣や証券は紙くず同然となりますが、金・プラチナはどのような時代にあってもその価値は変わらず世界中で売買することが可能です。

金・プラチナの価格は、その時の経済動向の影響を受け価格が変動するリスクがありますが、価値ある貴金属としての地位は永久的に変わることはないでしょう。購入方法は、最も一般的で初心者でも取り組みやすいのが現物の金・プラチナを購入する方法です。

現物の金・プラチナは、宝飾店や貴金属店から購入することができます。また、指輪やネックレス・時計などの美的価値を有する金・プラチナであればコレクターの間で法外な価格で取引されることもあります。

現物を保有するのが心配な方は、証券会社から貴金属の証明書(証券)を購入する方法もあります。

※なぜ稼ぐ投資家は金・プラチナに投資をするのかその理由がご覧いただけます。

旅行や趣味を楽しもう!

また、ボーナスの1部を自分へのご褒美として楽しむために使うことも忘れてはいけません。楽しみがあるからこそ、仕事で辛いことがあっても頑張っていけるのです。

ボーナスが支給される時期は、長期休暇がとりやすい時期でもあります。海外旅行、国内旅行を計画したり、趣味にお金や時間を費やすのもいいでしょう。

一人旅でのんびりと、あるいはカップルで仲良く、友人や家族とみんなで過ごしたいなど、それぞれの希望に合った方法で旅行を楽しめば日常の疲れも癒されます。

また、ゲームやショッピング、釣りやスポーツ、園芸に本にバイクなどの趣味にお金を使って、プライベートを充実させることも大切です。

※旅行や娯楽に関する情報はこちらを参考にしてみて下さい。

家電を買い替えよう!

もし、ちょうど寿命が近づいている家電があるなら、ボーナスで家電を新しく買い替えましょう。日常生活でかかせない家電に古いものがないかチェックしてみて下さい。

日常において必要不可欠な家電には、

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • エアコン
  • PC/スマホ
  • 掃除機
  • ドライヤー
  • 電子レンジ
  • トースター
などがあります。これらの家電製品の平均寿命は10年です。中には15年~20年と使えるものもあれば、PC/スマホなどの端末機器は使えても古すぎるとシステム上で限界が生じてしまいます。

とくに冷蔵庫やエアコン等の大型家電は古くなりすぎると消費電力が非常に高くなるので注意が必要です。家電を新しく省エネ機能に替えるだけで電気代が大幅に安くなることも多々あります。

使用年数や使用頻度に応じて、優先的に買い替えの必要があるものを選んでみましょう。

※全国の家電10万店舗のお買い得情報が調べられるサイトです。

自己教育・自己啓発にお金を使う!

自分自身の能力やスキルを高めるために学習・訓練することを自己教育・自己啓発といいます。使うあてのないボーナスから、自己教育・自己啓発にあてる費用も確保しておきたいものです。

自己教育や自己啓発にはどのような方法があるのでしょうか。

自己教育・自己啓発の事例

本を読む

最も簡単で費用がかからない自己教育法は、仕事や生き方の参考となる本を読むことです。図書館であれば無料ですし、BOOKOFFなどの古本業者から割安で中古の本を購入することができます。時に、言葉とは「ペンは剣よりも強し」ともいわれるように、多大な影響力を与えることもあります。

講演会やセミナーに参加する

地域で興味のある講演会やセミナーが開催されていないか調べてみましょう。無料のものもあれば、数百円、千円程度で参加できるセミナーは随時行われています。積極的に参加して自己啓発を行うことで、仕事のスキルを上げ昇給を狙うことも可能です。

スクールや習い事を始める

エクセルやワード、イラストレーター、栄養士、医療事務、ファイナンシャルプランナーなどの養成スクールに通って自己教育する方法もあります。

資格取得を目指したり、普段の仕事で役に立つ技術の取得に費用を使っても惜しくはないといえるでしょう。

ワーキングホリデーや短期留学

また、1年2年の留学となればかなり多額な費用がかかりますが、短期のワーキングホリデーや短期留学であれば、ボーナスで工面できないこともありません。

短いものだと1週間程度のワーキングホリデーや、語学学校などの短期留学なども経験できます。

自己教育・自己啓発の注意点

自己教育や自己啓発の一環として、スクールに通ったり、何かを購入する際には悪質な業者もあるので注意する必要があります。高額な資料や入会費が請求されるものや、ネットワークビジネスの要素を含んだあやしい団体などもありますので、業者や商品についてリサーチした上で取り組むことが大切です。

※働きながら空いた時間が利用できるオンライン通信講座が便利です。

まとめ

今回は、ボーナスの時期にぜひ参考にして頂きたいボーナス活用法10選をご紹介いたしました。

ひとまずは普通預金に入金されることから、普通預金にボーナスのお金が入ったまま月日が経つこともあります。しかし、仮にそれがただ単に預け入れるだけの普通預金口座だとしても、どこの口座に入れておくか、まずそこから考えることが上手なボーナスの活用法です。

そして、貯蓄としての定期預金、緊急用の費用、投資計画、趣味・娯楽などとそれぞれの要望や状況に応じて、お金を効率よく振り分けて使っていきましょう。

このように、手元にある資金をどのように振り分けていくか、それが資産運用です。ボーナスの使い方を考えるということは、まさに資産運用を行っているのと同じことなのです。

将来のために、自分のために、大切なご家族のためにも有効なボーナスの使い方を考えていきましょう!

 

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