丸井以外でもお得に使えるクレジットカード!エポスカードのメリットと上手に使うための方法を解説

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デパートやショッピングセンターの発行するクレジットカードは「そこでショッピングをするときだけ、特典や割引などのサービスが受けられる」と思っている方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する、ファッションビルの展開で有名なマルイの発行するエポスカードはそれだけではありません。マルイ店舗でのショッピングや食事をはじめ、その他のお店やウェブショッピングを利用したときでも割引やポイント還元がされるお得なクレジットカードなのです。

また、専業主婦に学生、新社会人なども発行しやすく、気軽に申し込めるクレジットカードとしても知られています。

当記事では、エポスカードがどんなカードなのかを知るため、具体的な詳細やお得に利用できる割引や優待制度、その他にもポイントを上手に貯める方法や付帯サービスの内容についてまとめてみました。

ぜひ最後までチェックして、導入を検討してみてください。

エポスカードのスペック

最初にエポスカードの基本情報をおさえておきましょう。

年会費:永年無料
国際ブランド:VISA
ポイント還元率:0.5%(マルイのショッピング利用は還元率1%)
ポイントの有効期限:ポイント加算日から2年間
ETCカード:年会費永年無料

年会費はもちろん、入会金や発行手数料もかからないので維持費0円で済ませることができます。また、申し込みのタイミングしだいで即日発行もできるので、急な海外出張などが決まった場合にも便利です。

その他にも、内容は後ほど詳しく解説しますが、付帯保険と補償内容も年会費無料のクレジットカードの中では充実度が高いです。

エポスカードの審査基準

エポスカードの申込条件は「日本国内在住の18歳以上の方(高校生を除く)」と、公式ホームページに記載されています。

国内在住で18歳以上であれば、専業主婦に学生、新社会人の方でも申し込みが可能で、年齢以外に年収などの条件提示がありません。そのようなこともあり、エポスカードは一般的な他のクレジットカードよりも審査通過難易度が低めと言われているのでしょう。

クレジットカードを初めて手に入れるという方にもおすすめできる1枚かもしれません。

エポスカードの締め日と支払日

エポスカードの締め日と支払日は2つのパターンがあり、自身で選べます。

・締め日が27日の場合:翌月の27日が支払日
・締め日が4日の場合:翌月の4日が支払日

土日祝日、金融機関の休業日は、翌営業日に引き落とされます。

エポスカードの支払方法

エポスカードの支払方法は以下の5種類です。

・1回払い
・2回払い
・ボーナス払い
・リボ払い
・分割払い(3回払い以上)

リボ払いと3回以上の分割払いは、利用金額に対する手数料が発生します。ただし、リボ払いと分割払いはその他の支払方法と異なり2倍のポイントを獲得できる特徴があります。

1回・2回・ボーナス払い:200円(税込)につき1ポイント
リボ払い・分割払い:200円(税込)につき2ポイント

手数料は発生しますが、手持ちの現金が足りないときなどはリボ払いと分割払いがあれば役に立つでしょう。

ETCカードは年会費永年無料でポイントも貯まる

オプションで申し込めるエポスカードのETCカードは、年会費永年無料です。

また、ETCカードをETCマイレージサービスに登録することで、通行料金の支払い金額に応じて獲得できる「ETCポイント」を無料通行分に交換できます。

エポスカードの割引と優待制度

こちらでは、エポスカードの割引と優待制度について解説します。

まず、エポスカードは導入することで以下の3つのメリットを得ることが可能です。

・年4回開催されるマルイ店舗でのカード会員10%オフセール
・マルイ以外での豊富な優待・割引
・期間限定セール

同じく流通系カードとなるイオンカード、ルミネカードとの年会費と主な優待・割引内容を比較してみましょう。

イオンカード
・年会費無料
・毎月20日と30日は「お客さま感謝デー」で5%オフ
・イオンシネマの一般鑑賞料金から300円引きルミネカード
・初年度のみ年会費無料。次年度からは1,048円(税込)
・ルミネ店舗内のショッピングはいつでも5%オフ
・年4回開催のカード会員10%オフセール

ルミネカードはルミネでのショッピングいつでも5%オフという魅力はありますが、次年度から年会費を支払わなければなりません。

また、イオンカードはエポスカード同様に年会費が永年無料ですが、割引は月2回の5%オフのみです。大幅値引きを期待するのであれば、エポスカードの方が希望に近い1枚になるでしょう。

では、エポスカードの優待・割引について詳しく見ていきましょう。

マルコとマルオの7日間で年4回10%オフ

エポスカード最大のメリットになるのが、年4回開催される会員限定セール「マルコとマルオの7日間」です。

期間中にエポスカードで支払うことで、マルイとモディ全店、公式ネット通販「マルイウェブチャネル」でのショッピングが10%オフになります。

もしも近くにマルイやモディの店舗がなかったとしても、エポスカードを持っていればウェブショッピングのセールが利用できるのは魅力でしょう。

さらに、マルイ内に無印良品がある場合、マルコとマルオの7日間の期間とに無印良品週間が重なればショッピングが最大19%オフになります。もしも、利用するマルイに無印良品がある場合は要チェックでしょう。

エポスカード会員期間限定セール「エポスカードウィークス」

カード会員限定セールはマルコとマルオの7日間だけではありません。エポトクプラザに掲載済のマルイ以外の店舗やサービスにおける優待・割引にも期間限定のものがあるのです。

なお、開催期間や対象店舗によって、エポスカード会員期間限定セール、エポスカードウィークスなどと呼ばれています。マルイ店舗のセールだけでなく、その他にもお得な期間があることを覚えておくと良いでしょう。

なお、エポトクプラザで開催期間が告知されるので、情報をこまめにチェックするのがおすすめです。

全国約10,000店舗以上のお店で優待や割引が受けられる

お得に利用できるのではマルイに限定されることはなく、エポスカードを持っているだけで全国約10,000店舗以上のお店で優待や割引が受けられるのです。

レストランにカフェ、アミューズメントにレジャーをはじめ、レンタカーやスクールなど、ジャンル多岐にわたります。

常時割引になる店舗・施設の一例が以下のとおりです。

・カラオケ館、ビッグエコー:一般料金の室料30%オフ
・モンテローザ系居酒屋:ポイント5倍
・HUMAXシネマ、イオンシネマ:一般鑑賞料金500円引き
・HAIR TAYA:通常料金より10%オフ
・富士急ハイランドフリーパス:大人(18歳以上)200円引きの5,500円(税込)

普段、何気なく利用して現金で支払っていたこともあるかもしれません。これまでは通常価格で支払っていたものも、エポスカードに変えるだけでお得に利用できるようになるのです。

マルイ以外で利用するときは、割引店舗が掲載されているエポトクプラザを事前にチェックしておいてください。

エポスカードでポイントを上手に貯める方法

次にエポスカードのポイントについて解説していきましょう。

まず、エポスカードで支払いをすると200円(税込)につき1エポスポイントが付与され、0.5%還元となります。ポイント還元の対象になるのは税込価格なので、実際の支払い金額×0.5%です。

ポイントアップ店舗なら最大10倍のポイントを獲得

特定の店舗や施設でのショッピング料金をエポスカードで支払うことで、獲得ポイントの倍率が大幅アップするチャンスにつながります。

倍率がアップする店舗一例は以下のとおりです。日頃の生活の中で利用しやすい店舗も多いので、エポスポイントを効率的に貯めるのに役立つでしょう。

HP Directplus(PCメーカー直販サイト):10倍
モンテローザグループ(魚民、笑笑、白木屋、山内農場、千年の宴、福福屋、月の宴、ホルモンおいで屋、くろまる、横濱魚萬、めでた家):5倍
nojima online(ノジマオンライン):5倍
アパホテルズ&リゾーツ:5倍
KEYUCA:5倍
IDC大塚家具:2倍

ポイント10倍で5%還元、5倍で2.5%還元となります。貯まったエポスポイントは、次回以降のショッピングで利用できるので節約にもなるでしょう。

その他にも期間や曜日限定でポイントアップする店舗もあるのでチェック必見です。エポスカードでショッピングをする場合、エポトクプラザであらかじめ情報をチェックするようにしてください。

また、マルイでエポスカードを提示してショッピングをした際のレシートはすぐに捨てていけません。レシートに記載されたQRコードを読み込み、アンケートに答えることで1回につき15ポイントのエポスポイントを獲得できます。

たまるマーケット+ポイントアップコンシュルジュでポイント最大30倍

エポスカードのポイントアップサイト「たまるマーケット」を経由してショッピングするだけで、簡単にポイント2倍~30倍還元が実現します。

たまるマーケットは「総合通販・百貨店」「ファッション」「旅行・チケット」「美容・健康」「暮らしと生活」などのカテゴリに分けられていて、さまざまなECサイトがまとまっています。もしかするとエポスカードを導入する以前より利用したことのあるサイトもあるかもしれません。

たとえば以下のネットショッピングや予約をたまるマーケット経由で行うことで、獲得できるポイントはこれだけ違ってきます。

・Amazonで書籍を購入:ポイント2倍
・ユニクロで衣類を購入:ポイント2倍
・Booking.comでホテル予約:ポイント9倍
・FANCLのサプリを定期購入:ポイント4倍

店舗も多く、獲得できるポイントも多いことが特徴です。

電子マネーの利用で効率良くポイントを貯める

コンビニにスーパーなど、最近はキャッシュレスでショッピングをするシーンが増えています。

エポスカードは楽天Edy、モバイルSuicaへのチャージ対応が可能で、チャージ金額200円につき1エポスポイントが貯まります。

さらに効率良くするのが楽天Edyで、決済をすると200円ごとに楽天スーパーポイントが1ポイント付与されます。エポスポイントを貯めながら、楽天スーパーポイントも貯まるので、ポイントの二重取りが実現するわけです。

そして、貯まった楽天スーパーポイントをEdyにチャージして決済に使うなどのこともできます。

また、エポスカード+Apple Payも可能で、QUICPay加盟店ならどこでも利用できます。ただし、支払うときの注意点として、Apple Payの支払いでは通じないことがあるので「QUICPayの利用」の旨を伝えてください。

そして、スマホをかざしてTouchIDやFaceIDで認証すれば支払い完了です。

エポスカードの付帯サービス

ショッピングする際の割引や特典があるだけでなく、エポスカードは年会費無料のクレジットカードながらも付帯サービスが充実しています。

こちらでは、付帯サービスの内容について詳しく解説します。

海外旅行傷害保険

海外旅行に行くにあたり、クレジットカードを作る方もいるかと思います。

そこで、エポスカードなら、海外旅行先での病気やケガ、その他トラブルの補償をしてくれる保険機能が自動付帯しています。

詳しい補償金額は以下のとおりです。

死亡・後遺障害:最高500万円
傷害治療費用(1事故の限度額):200万円
疾病治療費用(1疾病の限度額):270万円
賠償責任(免責なし、1事故の限度額):2,000万円
救援者費用(1旅行・保険期間中の限度額):100万円
携行品損害(免責3,000円、1旅行・保険期間中の限度額):20万円

エポスカードの海外旅行傷害保険は、海外での病気やケガをしたときをはじめ、持ち物の破損と盗難に特化した補償がそろっています。

たとえば、海外で入院が必要な病気になったときは、最高270万円までカバーしてもらえます。その他にも置き引きにあった、カメラを落として破損したなどの携行品損害も最高20万円まで補償対象です。

また、別のクレジットカードで海外旅行傷害保険が付帯する場合、死亡・後遺障害以外であれば保険の最高金額は合算ができます。

医療費キャッシュレス決済

海外で医療費が発生したけれど持ち合わせの現金がない場合、エポスカードで支払えます。一時的な立て替えるとなるにしても、高額な医療費を現金で支払えないときは助かります。

日本語で案内可能な緊急医療アシスタントサービス

海外旅行中に緊急のトラブル対応が必要になった場合、現地デスクが日本語でサポートしてくれます。

また、現地デスクのクローズ時間にトラブルが発生した場合、日本のエポスカード海外緊急デスクが24時間で対応してくれるので安心です。

保険以外のサービスも充実度が高い

海外旅行傷害保険だけでなく、他にも以下のようなサービスを利用可能です。

・旅行中のカード紛失や盗難時の不正使用も全額補償(届け日を含め61日前まで全額補償)
・現地ATMでキャッシング:ATMから現地通貨を必要な分だけ出金可能

海外旅行の前にクレジットカードを作る方の中には、海外が初めての方も多いかと思います。年会費永年無料でここまでのサービスやサポート付帯があるのは、とても助かりますしエポスカードならではの強みです。

他の年会費無料のクレジットカードでは保険付帯があっても自動付帯ではなかったり、保険そのものが付帯していなかったりする場合もあります。

エポスカードのデメリットもチェック

付帯サービスも充実しているエポスカードですが、当然ながらデメリットもあります。最初に知っておくことで回避策も立てられるので、チェックしておいてください。

まず、1点が利用明細の郵送が有料で、紙の明細を希望すると1通あたり88円(税込)が必要となります。しかし、利用明細はアプリの画面からも確認できますし、エポスNetでPDF形式の明細をダウンロードして印刷も可能です。特に必要なければ、紙不要にすることでお金はかかりません。

もう1点は家族カードがないことです。他のクレジットカードでは多く見られる、本会員に紐づけられた家族カードがエポスカードにはありません。

どうしても家族カードが必要な場合、ゴールドカード会員からの紹介で申し込み可能なエポスファミリーゴールドカードを作ることで、家族カードを年会費無料で持てます。

また、エポスファミリーゴールドに入会すると「ファミリーボーナス」というポイントサービスが適用。こちらは、家族の年間利用総額額に応じてエポスポイントがもらえる仕組みです。

家族の年間利用総額(全員がゴールド会員 )
100万円以上:1,000P
200万円以上:2,000P
300万円以上:3,000P家族の年間利用総額(1人以上がプラチナ会員)
100万円以上:2,000P
200万円以上:4,000P
300万円以上:6,000P

エポスカードがおすすめなのはこんな方

年会費永年無料で海外旅行傷害保険が自動付帯、割引サービスも充実したエポスカードは多くの方におすすめできるクレジットカードです。

最後にエポスカードのメリットを受けられる、おすすめの方のタイプを解説します。

海外旅行に行く機会の多い方

すでに説明しているように年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯するカードは少ないので、よく海外旅行に行く方には重宝するでしょう。

海外で病気やケガで治療を受けるとなれば医療費の金額は莫大なものとなります。入院は最低でも数百万円、症状によっては数千万円となることもあるのです。

そこで、海外旅行によく方にとって、海外旅行傷害保険の付帯するクレジットカードは必須アイテムと言えます。旅行する際にとても頼もしい存在になるはずです。

マルイでのショッピングが多い方

マルイで年4回開催される「マルコとマルオの7日間」の期間中にエポスカードで決済をすると、マルイ・モディ全店、公式ネット通販「マルイウェブチャネル」でのショッピングが10%オフとなります。

マルイをよく利用する方であればお得にショッピングが楽しめるので、メインカードとしてだけでなくサブカードとしてセールのためだけに持ってみるのも良いかもしれません。

まとめ

エポスカードはマルイでのショッピングはもちろん、毎日のショッピングでもエポスポイントを多く獲得できる機会があります。また、会員限定セールが年に4回開催されるので、そのタイミングでたくさんショッピングを楽しんでみるのも良いかもしれません。

そこに海外旅行傷害保険の自動付帯などもあって安心ですし、入手難易度も低めなので初めてクレジットカードを作る方にもおすすめの1枚です。

ぜひ、気になる方は申し込み手続きをしてみてください。

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