積み立てなしでチャレンジできる投資信託「ポイント投資」のススメ

目次

投資にチャレンジしてみたい、という方はたくさんいます。投資信託とかNISAとかオススメされるから、とパンフレットを手にされる方も多いです。でも実際に投資をやっている方は少ないのが現実です。なぜ興味はあるのにチャレンジしないのか、そこには共通の答えがあります。

Man
「損をしたくない」

 

Woman
「増やすどころか減ってしまいそうで嫌だ」

そんなあなたに朗報です。損をしない、つまり自分の懐を痛めることのない投資信託というのが最近出てきています。ズバリポイント投資です。今回はこのポイント投資についてご紹介していきます。

 

投資信託の基本は積立型

ポイント投資で投資する商品の多くは投資信託になります。ですのでポイント投資について学ぶ前に、まずは投資信託についての基本を知っておきましょう。

投資信託は「みんなで出資したお金をプロに運用してもらう」

投資信託とは、投資家が出資するお金を集めて運用者に託し、運用者が運用して得た収益を投資家に分配するという仕組みの商品です。投資家ひとりひとりが出資する金額は小さくても、それを集めることで大きなお金になります。大きなお金ができると運用者は株や債券など複数の金融商品に分散して投資できるので、投資家は自分の持つお金をそのまま投資するよりも多くの商品に投資することができます。

分散投資をするとリスクも分散されるので、大きなマイナスを出しづらくなり安定した運用が見込めます。ドカンと一発当てるみたいなことは難しいですが、時間をかけてコツコツと増やしていくのには良い投資方法です。

投資信託で効率よく増やすなら積立型

投資信託をする場合、元本ははじめに全額払ってしまうパターンと定期的に積み立てていくパターンがあります。はじめに全額払ってしまうパターンは支出の負担が1度で済みますが、よほど大きな資金でない限りは積立型と比べると長期的な利益は少なくなります。積立型の場合は、1回ごとの投資額は少なくても積み立てていけば長期的に見て大きな資金になるので、利益も大きくなることが期待できます。

ポイント投資の場合は、基本的には定期的に、あるいはポイントが発生するごとに投資資金として積み立てていく積立型となります。

 

ポイント投資をオススメする理由

投資信託の中でもポイント投資やおつり投資は、最近大きな注目を集めています。なぜ注目されているのか、なぜオススメなのかを解説していきます。

オススメ理由①:負担が少ない

投資信託は基本として定期的に積み立てていく積立型が多いです。毎回の投資額は少額に設定することも出来ますが、少額であっても毎回支払わなければならないというのは負担になります。

その点、ポイント投資ならばお買い物などで発生したポイントを投資にまわすので、自分自身のお金を支出する必要がありません。1回の積立額は小さいですが、チリツモでいつのまに大きな金額が積みあがっていることでしょう。

オススメ理由②:損失が出ても気持ちの整理がしやすい

投資は1回ごとの成績にこだわりすぎず、トータルで利益が残るように運用していくことを目指すものです。なので1回の取引で利益が出ることもあれば損失が出ることもあります。

この事実、頭では理解している方が多いのですが、とはいえ損失は出来れば出したくないし、トータルでプラスになれば良いと分かってはいてもマイナスを見てしまうと気分的に落ち込んでしまったりするものです。

その点、ポイント投資であればもともと自分のお金を支出したものではなくお買い物をしたときなどにもらったポイントを運用しているので、そのポイントが無くなっても「もともと私のお金じゃないし」と諦めがつきやすいものです。

日本人は他の国の人と比べても投資に対する経験が浅く、「損をしたくない」という気持ちを強く持っている人種だと言われます。そんな日本人の私たちには、自分たちの負担の少ないポイント投資のほうが、抵抗なく始められるでしょう。

オススメ理由その③:自動積立なので手間がかからない

ポイント投資はどこのサービスでも、はじめるときに簡単な設定をしておしまいです。あとはポイントが発生するごとに、もしくは毎月〇日といった感じで決まった日に、その設定に従って勝手に積み立てが行われていきます。

通常の投資信託だと、細かい手続きなどがちょくちょく発生することもありますが、ポイント投資なら自動積立なので手間が全然かかりません。まさに「いつのまに増えてた!」という嬉しい状況が実現できます。

 

ポイント投資おすすめ

それではいよいよ、ポイント投資について紹介していきます。すでにサービスを使っていたり、今は使っていなくてもすぐ使える状態にあったりするものが1つはあると思いますので、ぜひ今日からはじめたいと思うものを見つけてみてください。

dポイント投資

ドコモユーザーにはおなじみdポイントを使ったポイント投資です。いつでも「いま何ポイント貯まっているのか」が簡単に確認でき、さらに運用中のポイントはいつでもdポイントに戻すことが出来るのでかなり使い勝手のよいサービスとなっています。

dポイント投資の仕組み

dポイント投資の仕組みはいたって単純です。次のような流れになります。

  1. ドコモ商品を使ったり提携店で買い物をしたりするとdポイントが貯まる
  2. 貯まったdポイントを運用ポイントに振り替えると、自動で投資信託として運用してくれる
  3. dポイントとして使いたいときに使いたいだけ、運用ポイントからdポイントに交換する

この仕組みのみなので、とてもシンプルで分かりやすいものとなっています。dポイントとして使うことがなければ、ずっと運用ポイントのまま置いておけば投資信託として運用してもらえるので、少しずつ増えていくことになります。

運用プランは2種類

dポイント投資には2つのコースがあります。アクティブコースとバランスコースです。

アクティブコース

積極的に増やしていく運用のコースです。債券よりも株式投資の比率が高く、それなりのリスクをとった上で大きなリターンを狙っていくプランとなっています。

バランスコース

大きな利益を狙わず、少しずつコツコツ増やしていく運用のコースです。株式よりも債券投資の比率が高く、ローリスクローリターンで堅実に増やしていくプランとなっています。

どちらのコースで運用していくかを、dポイント投資をはじめるときに決めます。また運用途中でのコース変更も可能となっています。

dポイント投資のメリット

dポイント投資のメリットは、簡単かつ柔軟に投資できることです。具体的には次のようなメリットがあります。

  1. 運用ポイントの出し入れがいつでも出来て簡単
    投資信託として運用するポイントは、専用サイトを通じて簡単にできます。しかも毎日のように操作ができるので、ポイントが発生したときや使いたいときにすぐに出し入れできます。
  2. 運用状況が簡単に確認できる
    いま自分が持っている運用ポイントがどのくらいあるかが、瞬時に分かります。日々増えたり減ったりする様子が分かるので、安心して投資できます。
  3. 運用ポイントの出し入れで効率的に増やせる
    これは上級者向けのメリットになりますが、投資信託に組み入れられている商品の状況を見ながら運用ポイントを日々増減させることで、増やせる日は大きく増やし、減るときは最小限に抑えるようなコントロールがある程度可能です。(ただし必ず想定どおりになるとは限りません)

 

楽天ポイント投資

続いては楽天ポイントで投資できる投資信託です。楽天市場でのお買い物や楽天カードの利用など、楽天スーパーポイントを獲得する機会は多いはず。ぜひそのポイントを投資信託として運用してみてはいかがでしょうか。

楽天ポイント投資の仕組み

楽天ポイント投資は5つのステップを行うだけで始められます。

  1. どの投資信託にするか選ぶ
  2. 買付金額(いくら運用するか)を決める
  3. 2で決めた買付金額のうちどのくらいをポイントにするか決める
    (全額ポイントも可能。その場合は100円から)
  4. 分配金コース(どのくらいの頻度で分配金をもらうか)を選択
  5. 注文

投資を始める前にある程度の計画やシミュレーションは必要ですが、一度決めてしまえば毎回同じでOKなのでルーチン化も可能です。ポイント投資ではなく普通に投資信託を買う時も基本的な流れは同じなので、本格投資信託デビューの練習にもなりますね。

注文方法は2種類

楽天ポイントは使い道もたくさんなので、全部を投資にまわさず普通に使いたいという方もいることでしょう。楽天ポイント投資では注文方法が2種類あるので、いろんなニーズにこたえてくれます。

注文方法その①:通常注文(注文ごとに金額を決める)

投資信託を購入するときに毎回、いくら購入するかを決める方法です。ポイントがたくさんあるときは多めに、あまりポイントがたまっていないときや別に使いたいときは少な目に、といったコントロールが可能になっています。定期的に注文オペレーションを行っていくので、「投資をしている」という実感もわきやすくなり経済ニュースなどへの興味も強くなっていくかもしれませんね。

注文方法その②:積立注文

こちらはより楽に投資をしていきたい方におすすめの積立型タイプです。毎月どのくらい投資するかを事前に決めておくと、毎月自動で投資信託を購入していってくれます。自動つみたての機能と投資の機能の両方を持つタイプなので、貯金のかわりにこちらを利用すればいつの間にお金が積み立てられかつ増えていくことになります。

投資信託商品は自分で選べる

dポイント投資の場合は2つのコースから選ぶのみでしたが、楽天ポイント投資の場合はさまざまな投資信託商品から投資先を選ぶことができます。アクティブ運用なのかパッシブ運用なのか、債券メインなのか株式メインなのか、国内メインなのか外国メインなのか等さまざまな切り口で商品が分かれるので、ある程度投資の知識がある方にはとてもおすすめです。

また投資初心者の方でも安心して選べるよう、「初めての方向け」「少し慣れてきた方向け」といったレベル別おすすめ商品もリストアップされています。

 

セゾンポイント投資

セゾンカードを使うと、その金額に応じてもらえる「永久不滅ポイント」。これを自動で運用してくれるのが、セゾンカードのポイント運用サービスです。

運用は100ポイント単位、払い出しは1ポイントから

永久不滅ポイントが100ポイント以上あれば、ポイント運用サービスを利用することができます。運用口座へのチャージは100ポイント単位ででき、逆に運用口座からポイントへの戻しは1ポイント単位で可能なので、いつでも好きなだけ運用へまわすことができます

また毎月決まったポイント数を運用口座へ振り替えるつみたて制度もあるので、「いつのまに増えてた!」という感覚を味わいたい方やあまり細かくチェックせず放置しておきたい方はこちらの利用も検討してみると良いでしょう。

投資信託4コースに加え株式コースも選択可能

運用コースは5種類から選ぶことができます。投資信託の場合は株式をメインに扱う日本株コース・アメリカ株コースに加え、債券と株式を合わせて運用するアクティブコースやバランスコースがあります。

珍しいのが、株式投資コースを設けているところ。カルビー・日清食品・ホンダと限られた銘柄のみではありますが、株式投資を体験できるのは他のポイント投資にはない特色となっています。これから本格的に投資を始めたい方で、まずはシミュレーションや体験をしたい、という方にピッタリのコースです。

 

松井証券ポイント投資

松井証券のポイントを、そのまま投資信託に充てられるサービスです。証券会社と聞くと株や債券などを買わないとポイントがもらえないのでは、と思われる方もいるかもしれませんが、普段の生活の中でもポイントを貯めることが可能になっています。

ポイントの貯め方は2種類

ポイント投資をしようにも、そのポイントが貯まらないことには出来ません。そこでまずはポイントの貯め方をご紹介します。

貯め方①:投資信託を購入する

松井証券で取り扱いのある投資信託のうちポイント対象のものを購入すると、保有し続けている金額に応じて月1回ポイントが付与されます。また投資信託を購入すると、そのときにかかる購入時手数料と同額がポイントで還元されます。

投資信託を買い増ししなくても持っているだけでポイントになるし、新たに購入するときの手数料が実質タダになるので、かなりオイシイ条件になっていますね。

貯め方②:松井証券クレジットカードで買い物をする

まだ投資を始める資金がない、投資信託を買う余裕がない、という方でもポイントを貯める方法があります。それが松井証券のクレジットカード「MATSUI SECURITIES CARD」で買い物をするという方法です。毎月の利用金額100円ごとに1ポイントが貯まりますので、還元率はまあまあ高め。普段のお買い物や公共料金の支払いなどにカードを使えばあっという間にポイントがたまっていきます。

ポイント投資の仕組み

実際にポイントが貯まるようになってきたら、今度はそれを使って投資をしていく番です。投資先や投資方法など仕組みを解説していきます。

投資先は2種類

貯まったポイントを投資する場合、その投資先は投資信託3商品の中から選ぶことができます。国内メインなのか先進国メインなのか、はたまた投資先を限定せず幅広く投資していくのか、その時の景気の状況に合わせて選ぶことが出来るし途中の変更も可能なので、状況を見ながら投資先を決めていくことが出来ます

ポイントの自動積立設定ができる

貯めたポイントは手動で投資にまわしていくことも可能ですが、しっかり増やしていきたいなら自動積立設定がオススメです。毎月決まった日に、貯まっているポイントを投資信託購入に自動で振り替えてくれるので、積立を忘れることなく継続していくことができます。これならせっかく貯めたポイントを失効させてしまう心配もなく、効率的に増やすことができます

増やしたポイントは商品やギフト券と交換できる

投資信託を通して増やしたポイントは、様々な商品やギフト券と交換することができます。商品は3,000種類以上から選ぶことができますし、Amazonギフト券なら1,000ポイントで1,000円分と交換できるので、コツコツ積み立てていけばポイント投資にしてはかなり大きなリターンが期待できます

 

インヴァストカードポイント投資(マネーハッチ)

ひとつ前にご紹介した松井証券ポイント投資と少し似ている、インヴァストカードポイント投資。似ているところ・違うところを詳しくご紹介していきます。

そもそも還元率の高いクレジットカード

ジャックスが発行しているインヴァストカードは還元率が高い、つまりカードを使ったときにポイントとして還元される割合が大きいことで有名です。通常のお買い物では100円使うごとに1ポイント(1円相当)、そしてJACCSモールというネットショッピングモールを通じてお買い物をすると、100円のお買い物ごとに0.5~12ポイントが追加でもらえます。

JACCSモールにはAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングといった大手ショッピングサイトが含まれるので、ネットでお買い物する方にはうってつけのカードになっています。2年目以降は年会費がかかりますが、条件を満たせば年会費免除になりますし、ネットで良く買い物をする方なら、還元率を考えると年会費を払ってもお得になることが多いカードです。

たまったポイントは自動で証券口座へ

カード利用によりたまったポイントは、1ポイント1円としてインヴァスト証券の取引口座へ振り替えられます。ポイントとしてではなく現金として証券口座に貯まっていくところがインヴァストカードポイントの特徴です。この証券口座にたまった現金を元手として投資信託を自動で購入することができ、ほったらかし投資が可能になっています。この点は松井証券ポイント投資と同じになります。

マネーハッチで自動積立が可能

インヴァストカードポイント投資は他のポイント投資とは違い、ただ投資信託や株を買うだけではありません。少しでも増える楽しみが実感できるように、見える形でお金が増えていく状態を作り上げています。

マネーハッチによる自動運用

購入したときよりも値段が高くなったら売却し、また安くなったところで購入して売却のチャンスを狙う、というように利益確定と再投資をする仕組みのことを「マネーハッチ」と呼んでいます。ただ投資信託や株を買うだけでなく、利益確定と再投資まで自動でやってくれるので、効率よくお金を増やすことができます

購入するのは上場投資信託(ETF)

上場投資信託とは、取引所で誰でも購入することのできる投資信託です。銀行や証券口座などを通さずに購入できるようになっているので、未上場の投資信託と比べて適正価格がつきやすくなっています。日本株を対象としたETFだけでなく、世界の株を対象にしたETFも選ぶことが出来ます。自動運用してくれるマネーハッチのしくみがあるので、値動きの激しいETFならハイリスクハイリターンに、値動きがあまり大きくないETFならローリスクローリターンとうまく使い分けることができます

Pontaポイント投資

ローソンやケンタッキー・フライド・チキンなどでのお買い物や、ホットペッパーの利用などでポイントが貯まるPontaポイント。実際に普段から貯めている方も多いのではないでしょうか。実はこのPontaポイントも投資運用してくれるサービスがあります。

手続きは簡単3ステップ

運用を始めるのもやめるのも、手続きはWebから簡単にできます。

  1. 会員登録をする
  2. ポイント運用したい銘柄と運用するポイント数を決めて運用スタート
  3. 運用をお休みしたり銘柄変更したりしたいときは運用をとめる

他のポイント投資とは違って自動積立の機能がないため、ゲットしたPontaポイントをすべて運用にまわしたい場合はゲットするたびに運用スタートの手続きが必要となります。その代わり、自分で運用するポイント数をコントロールできるので、お買い物に使ったり運用に回したりと使い方を分けたい場合にはとても分かりやすく便利です。

投資先は9種類

投資できる商品は株式と投資信託あわせて9種類あります。

個別株式
  1. ゲオホールディングス
  2. 日本航空
  3. 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  4. リクルートホールディングス
  5. ローソン

Pontaカードが使える企業が多いですね。株を買ってさらに企業応援をしよう、という感じですね。

投資信託(ETF・REIT)
  1. 上海株式指数・上証50連動型
  2. ダウ・ジョーンズ工業株30種平均
  3. 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型
  4. ジャパンリアルエステイト投資法人

ETFが購入できるポイント投資は他にもありますが、REITが対象となっているのは珍しいですね。ちなみにREITとは不動産投資信託のことで、これから物件価格が上がっていくようなときには値上がりが期待できる商品となっています。

Tポイント投資

2019年5月よりついに、Tポイントでも投資が出来るようになりました。こちらは他のポイント投資とは仕組みが違い、自由度が高くなっています。

SBIネオモバイル証券でTポイントが使える

SBIネオモバイル証券とは、国内ネット証券の中でも最大手のSBIグループに属する証券会社です。投資商品を買うためには証券会社の口座に入金をして、その資金を元手に買うわけですが、SBIネオモバイル証券では現金のかわりにTポイントを入金することが出来るのです。

前項までにご紹介したポイント投資は、それ専用に作られたサービスであり、投資できる商品も限られていました。ですがTポイントを使ったSBIネオモバイル証券はポイント投資専用のサービスではなく、個人投資家が普通に使う証券会社なので、サービスも充実しているし投資できる商品も他サービスより豊富になっています。ポイント投資をきっかけに、これから本格的に投資をスタートしていこうという方にピッタリのサービスとなっています。

SBIネオモバイル証券投資の特徴

SBIネオモバイル証券を使うとどんな良いことがあるのか、挙げてみます。

特徴①:Tポイントで入金できる

上にも書いた通り、現金のほかにTポイントも入金できます

特徴②:株とロボ運用の2種類が選べる

SBIネオモバイル証券なら、日本国内の取引所に上場している株式のほとんどを購入することができます。また個別株のほかに、WealthNaviによるロボット資産運用コースもあります。こちらは自動積立もできるので、コツコツ貯めながらロボットが増やしてくれるのを楽しむことができます。

特徴③:1株から・1万円からはじめられる

個別株の場合、ふつうは100株単位とか1,000株単位での購入となりますが、SBIネオモバイル証券なら1株単位での購入が可能です。500円あれば1株買えるくらいの企業もあるので、現金を使わずTポイントのみで個別株を買いたい人にはかなり嬉しい制度です。

またロボ運用の場合は1万円から運用をはじめることができます。

投資信託をやるうえで気を付けるべきこと

さあ、どのポイント投資にチャレンジするかを決めたら、いよいよ投資スタートです。でもその前に、気を付けるべきことについておさらいしておきましょう。

注意点その1:自分で決める

どのポイント投資をやるか、そのサービスの中でどの投資商品にするか、どのくらいのポイント数を運用するかなど、投資をするにあたって決めなければならないことがいくつか出てきます。これらは人任せにせず、自分の意思で決めるようにしましょう。

ポイント投資に限りませんが、投資信託は紹介する銀行や証券会社などの手数料ビジネスとなっている一面があります。投資する私たちにあまりメリットがなくても、銀行や証券会社などが手にする手数料が多い商品を進めてくる可能性があります。そんなときに、自分で決めずに勧められるまま購入してしまっては、手数料ビジネスの餌食となってしまい増えるものも増やせなくなってしまいます。

与えられた条件や持っている知識の中で、どれを選ぶのが一番良いか。自分で考えて、自分で決めるということを心がけてみてください。

注意点その2:長期運用を前提に

何か戦略がある場合は別ですが、そうでなければ一度投資したポイントはなるべく引き出さず投資したままにしておくのが望ましいです。逆にすぐ使う予定のあるポイントならば、はじめから運用にまわさず確保しておきましょう。また自動積立の機能を持つサービスならば、毎月ちょっとずつでも節約してその分を積立にまわしていけると、資産が増えるスピードを速めることができます。

投資信託というのは、短期間で利益を狙うハイリスクハイリターンタイプではなく、リスクを下げながら長期間でコツコツ増やしていくタイプの商品です。しかもポイント投資ともなれば元手資金が小さいため、さらに根気よくゆっくり増やしていくことになります。

いずれにしても、日々の増減で一喜一憂しすぎないこと。一度運用にあてたポイントは放置してそのまま忘れちゃうくらいが良いですね。

まとめ

ポイント投資とひとくちに行っても、サービスの内容や投資できる商品は様々あります。普段の生活の中でポイントを貯めやすく、さらに「この商品なら投資してみたい」と思える商品があるポイント投資を選べれば、頑張らなくても長続きすることでしょう。ぜひ今日からでも明日からでも、ポイント投資を始めてみてください。

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