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JCBカードと聞くと、日本を代表する唯一の国際ブランドであるため、知っている人は大勢いるかと思いますが、JCBカード本体が発行しているクレジットカードは全部で何種類あるかご存知でしょうか?
実はJCBカード本体が発行しているカードというのは、デザインが異なったり、企業様の法人カードも含めて24種類のカードしかありません!
これを多いと捉えるか、少ないと捉えるかには個人差があるかと思いますが、国内で発行されている多くのカードは、JCBカード以外のカード会社が発行しているケースが多いのも事実です。
そこで今回は、JCBカード本体が発行している主軸となる7種のカードにスポットを当てて、JCBカードについて記事をまとめしたので、この機会にJCBカードについてより詳しく知っていきましょう。
JCBは国内唯一の国際ブランド!
冒頭でもお伝えしましたが、JCBは国内で唯一の国際ブランドになっていて、日本を代表するクレジットカードと言えます!
そんなJCBブランドですが、国内で発行されているクレジットカードの中には、
- JCB本体が発行しているJCBカード
- 他カード会社がJCBブランドを付帯して発行しているクレジットカード
と見た目は同じJCBカードでも2種類のJCBのカードが存在しています。これは、JCBカード本体が発行しているカードと、例えば楽天カードやイオンカードのような別のカード会社が発行しているカードと全くカード会社が異なりますので、しっかりと誤認しないように覚えておきましょう。
JCBカードが会員に提供しているサービスを、別のカード会社が発行しているJCBカードで受けられると思っていたら受けられなかったというようなことになりかねませんので、注意しましょう。
JCBカード本体が発行している全24種のクレジットカード
JCBカード本体が発行しているカードは、全部で24種類存在します。現時点で発行しているカードは以下の通りです。
JCB CARD W
JCB CARD W plus L
JCB CARD R(リボ払い専用カード)
JCBゴールド法人カード
JCBプラチナ法人カード
JCBビジネスプラス法人カード
JCB ザ・クラス
このうちデザインが同じものや、法人カードを除くと個人向けカードの種類は、12種類しかなく、日本を代表するJCBカードですが、意外と発行しているクレジットカードの種類は少ないことが分かります。それでもJCBカード本体が保有している会員は2017年に発表されている数字で、1億1700万人となっているので、やはり日本を代表するカードということに直結できる数字と言えます。
以上が、JCBについての内容になります。JCB本体が発行しているクレジットカードは、全部24種のカードがありますので、合わせて覚えておきましょう。
JCBが発行しているおすすめのクレジットカード
それでは、JCB本体が発行しているクレジットカードの中から主軸の7種のカードについて紹介していきます。ここで紹介するカードは以下の通りです。
- JCB CARD W(JCB CARD W plus L)
- JCB CARD R
- JCB CARD EXTAGE
- JCB GOLD EXTAGE
- JCBゴールド
- JCBゴールド ザ・プレミア
- JCB ザ・プラチナ
では早速ですが、それぞれのカードの特徴について説明していきます。
JCB CARD W(JCB CARD W plus L)
JCB CARD WとJCB CARD W plus Lは、デザインが異なるだけで特典はほぼ同じになります。JCB CARD W plus Lは、女性向けのクレジットカードになっていて、JCB LINDAで受けられる特典も付帯しているカードになります。その他は全く同様の特典ですので、合わせて紹介していきましょう。JCB CARD Wのカードの特徴としては以下のようなことが挙げられます。
- 39歳以下限定のJCBカード
- ポイントが1%以上の高還元
- 年会費が無料でも海外旅行傷害保険やショッピング保険が付帯
それぞれ見ていきましょう。
39歳以下限定のJCBカード
JCB CARD Wは、39歳以下の年齢制限があるカードとなっています。そのため、誰しもが申し込めるわけではありませんので注意しましょう。ただ、あくまで申し込みが39歳以下のカードとなるので、保有していて40歳以降になると使えなくなるのではなく、解約しない限りはずっと使えるカードになっています。
ポイントが1%以上の高還元
このカードの最大の特典はポイントが高還元に貯まるということです!JCB CARD Wは、1,000円につき2ポイントのOki Dokiポイントが貯まります。Oki Dokiポイントは1ポイント=5円の価値があるため、常時1%でポイントが貯まるカードとして、JCBカードの中でも人気のカードになっています。ポイントの有効期限は、獲得月から2年間と極端に短いわけでもないので、貯まって使いやすいカードと言えるでしょう。
JCB オリジナルシリーズパートナーでポイントがさらにお得!
これはJCB本体が発行しているカード全体の特典になりますが、「JCBオリジナルシリーズパートナー」いわゆるJCBカードの優待店でのサービスを展開していて、該当の店舗で利用すると、ポイントがさらにお得になるなどのサービスが受けられます。一例としては以下の通りです。
- スターバックスコーヒー:10倍(5.5%還元)
- セブン-イレブン:3倍(2%還元)
- Amazon:3倍(2%還元)
- 昭和シェル石油:2倍(1.5%還元)
- 楽天:2倍(1.5%還元)
- ビックカメラ:2倍(1.5%還元)
- Yahoo!ショッピング:2倍(1.5%還元)
- オリックスレンタカー:6倍(3.5%還元)
※還元率はJCB CARD W利用時の還元率
など多数の店舗で優待が受けられるので、とてもお得になります。JCBカードを持った際は、活用していきましょう。JCBオリジナルシリーズパートナーについては、下記を参照ください。
年会費が無料でも海外旅行傷害保険やショッピング保険が付帯
JCB CARD Wは、年会費が永年無料のカードになっています。また、家族カードやETCカードと全て無料で費用がかからないのも地味に嬉しい特典です。
さらに、年会費が無料でも、海外旅行傷害保険とショッピング保険が付帯しているカードというのも大きなメリットの1つです。内容については、海外旅行傷害保険は、適用条件が海外への渡航前にカードを利用しなければならない利用付帯にはなりますが、最高2,000万円を補償してくれる内容となっています。ショッピングガード保険も免責金額が1万円と高いものの最高100万円まで補償してくれるので、年会費が無料のカードでもしっかり保険が付帯しているのはメリットとなります。詳しくは以下を参照ください。
【海外旅行傷害保険】(利用付帯)
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
---|---|
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援車費用 | 100万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円 |
【ショッピングガード保険】
最高100万円(1回の事故につき免責金額1万円)
以上が、JCB CARD W(JCB CARD W plus L)についての内容になります。JCBカードの中でも人気のカードになりますので、ぜひ抑えておきましょう。
JCB CARD R
続いては、JCB CARD Rの特徴について見ていきましょう。こちらは昨年の2018年9月より発行が開始された新しいカードになっているので、今回紹介していきます。
JCB CARD Rの特徴としては、以下のようになっています。
- 年会費無料のリボ払い専用カード
- ポイント還元率は常時2%
- 海外旅行傷害保険・ショッピングカード保険も付帯
では詳しく見ていきましょう。
年会費無料のリボ払い専用カード
JCB CARD Rは、JCB CARD W同様に年会費が無料のカードですが、支払い方法がリボ払いのみの、「リボ専用カード」となっています。リボ払いを希望の方が申し込む方なので、知らずにうっかり申し込んでしまわないように注意しておきましょう。
このカードについては、同じリボ払いであっても、ゆとりコースと標準コースに分かれていて、月々の支払いがゆとりコース:5,000円〜、標準コース:11,000円〜と2つのコースはありますが、それぞれ実質年率15%で手数料がかかりますので、しっかり覚えておきましょう。
ポイント還元率は常時2%
JCB CARD Rは、リボ払い専用カードにはなりますが、その分ポイントが貯まるカードでもあります。通常の一般カードよりも4倍の1,000円につき4ポイントのOki Dokiポイントが貯まるので、基本還元率は非常に高いカードになっています。また、入会後3カ月間は、ポイントが6倍で貯まるので、還元率3%で利用することが可能になります。
もちろん、前述した「JCBオリジナルシリーズパートナー」での優待も合わせて受けることができるので、普段リボ払いで買い物する方にとっては、おすすめできるカードとなっています。
海外旅行傷害保険・ショッピングガード保険も付帯
こちらもJCB CARD W同様になりますが、海外旅行傷害保険ならびにショッピングガード保険が付帯しているカードになります。内容は以下を参照ください。
【海外旅行傷害保険】(利用付帯)
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
---|---|
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援車費用 | 100万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円 |
【ショッピングガード保険】
最高100万円(1回の事故につき免責金額1万円)
以上が、JCB CARD Rの内容になります。通常のカードとは支払い方法が全く異なり、リボ払い専用になります。普段からリボ払いを利用されている方にとっては特典も多いカードになりますのでおすすめです。
JCB CARD EXTAGE
続いては、JCB CARD EXTAGEになります。このカードは、29歳以下の方が申し込み可能なJCBカードになっています。主な特徴としては以下の通りです。
- ポイントは常時1.5倍で貯まるカード
- 年会費無料でも海外旅行傷害保険やショッピングガード保険が付帯
- 初回有効期限更新時はJCB 一般カードへ切り替えされる
では詳しく見ていきましょう。
ポイントは常時1.5倍で貯まるカード
JCB CARD EXTAGEは、ポイントが通常の1.5倍貯まるカードとなっていて、1,000円につき1.5ポイントのOki Dokiポイントが貯まります。前述してきたカードよりはやや還元率は低いですが、1.5%還元で常時ポイントを貯めることができます。また、入会後3カ月間であれば3倍でポイントが貯まります。
もちろん、「JCBオリジナルシリーズパートナー」での優待サービスも受けることができますので、さらにお得な還元率も実現可能なカードです。
年会費無料でも海外旅行傷害保険やショッピングガード保険が付帯
こちらのカードもまた、年会費は永年無料で、同内容の海外旅行傷害保険及びショッピングガード保険が付帯しています。内容は以下の通りです。
【海外旅行傷害保険】(利用付帯)
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
---|---|
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援車費用 | 100万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円 |
【ショッピングガード保険】
最高100万円(1回の事故につき免責金額1万円)
初回有効期限更新時はJCB 一般カードへ切り替えされる
JCB CARD EXTAGEで注意しなければならない点は、カードの有効期限が切れる際の切り替えです。このカードはJCB CARD Wとは違い、申し込めば解約しない限りJCB CARD EXTAGEが使えるわけではなく、JCB一般カードへと自動切替されます。
そのため、年会費が1,375円(税込)かかるようになりますので、注意しておきましょう。また、JCB一般カードが要らないからといって、その前にJCB CARD EXTAGEを解約してしまうと、カード発行手数料として2,200円(税込)を支払わなければなりませんので、合わせて覚えておきましょう。
はっきり言うと、ポイントの還元率やこういった費用が全くかからないJCB CARD Wの方が高スペックなカードと言えるので、そちらの方がおすすめのカードになっています。
以上が、JCB CARD EXTAGEの内容になります。29歳以下の限定カードになっていますが、途中の解約や更新時には費用がかかってしまうので注意しておきましょう。
JCB GOLD EXTAGE
続いては、JCB CARD EXTAGEのゴールドカード「JCB GOLD EXTAGE」になります。このカードは、29歳以下限定のゴールドカードになっていて、年会費が3,300円(税込)と比較的安価な年会費で保有できるのが特徴です。また、ポイントもJCB CARD EXTAGE同様に常時1.5%還元でポイントが貯まります。その他にも、
- 保険の補償内容が手厚い
- 国内空港ラウンジが利用可能
- ゴールドデスクや手荷物無料宅配サービス有り
というような特典が付帯しているカードになっていますので、詳しく見ていきましょう。
保険の補償内容が手厚い
JCB GOLD EXTAGEになると、ゴールドカードになるので、保険も手厚くなります。海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険・ショッピングガード保険が補償額も手厚くなって付帯しています。補償内容については、以下を参照ください。
ください。
【海外旅行傷害保険】(利用付帯)
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
---|---|
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
救援車費用 | 200万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 50万円 |
【国内旅行傷害保険】(利用付帯)
傷害による死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
---|---|
入院費用 | 1日につき5,000円 |
手術費用 | 入院日額×倍率(10倍または20倍または40倍) |
通院費用 | 1日につき2,000円 |
【ショッピングガード保険】
最高200万円(1回の事故につき免責金額3,000円)
国内空港ラウンジが利用可能
JCB GOLD EXTAGEでは、国内空港ラウンジもカードと当日の搭乗券提示で無料で利用が可能になります。国内の主要空港やホノルル国際空港が利用できるので、年会費3,300円(税込)はとてもお得な年会費になっています。
ゴールドデスクや手荷物無料宅配サービス有り
その他にもゴールド会員が利用できるゴールドデスクによるサービスや、カード決済で旅行代金を支払うと、手荷物無料宅配サービスを行ってくれるなど、ゴールドカードならではの特典を受けることができます!年会費が安価でも、ほぼ同内容で特典が受けられるのはとてもお得です。
JCB GOLD EXTAGEでは、有効期限後の更新の際にはJCBゴールドへ自動切替となりますので、その際は年会費が11,000円(税込)と上がってしまう点には注意しておきましょう。
以上が、JCB GOLD EXTAGEについての内容になります。このカードは、年会費が3,300円(税込)と安価ながらも、保険や空港ラウンジ、ゴールド会員特典がプラスで受けられるカードとなっているので、29歳以下の限定にはなりますが、期間限定で得点を存分に受けるのもいいかもしれませんね。
JCBゴールド
続いては、JCBゴールドになります。JCBカードの本体が取り扱っているベーシックなゴールドカードになっています。年会費は、11,000円(税込)とゴールドカードらしい金額にはなりますが、その分特典も付帯しています。主な特徴については、
- ポイント還元率は年間利用額に応じて決まる
- 充実した保険が付帯
- 空港ラウンジサービスの他、グルメ優待サービス有り
- ワンランク上のJCBゴールド ザ・プレミアへのインビテーション有り
とゴールドカードらしい特典満載ですので、それぞれ説明していきます。
ポイント還元率は年間利用額に応じて決まる
JCBゴールドは、これまで紹介してきたカードとは違い、ポイントは通常1,000円につき1ポイントの貯まるカードとなっています。次年度からは、利用金額に応じて還元率が上がる「JCB STAR MEMBERS」が適用され以下の条件で還元率が決まってきます。
利用金額 | 還元率 |
---|---|
年間30万円以上 | 0.55%(1,000円につき1.1ポイント) |
年間50万円以上 | 0.6%(1,000円につき1.2ポイント) |
年間100万円以上 | 0.75%(1,000円につき1.5ポイント) |
年間300万円以上 | 0.8%(1,000円につき1.6ポイント) |
表を見てもらうと分かる通り、0.5%〜0.8%の還元率となるため、これまで紹介してきたカードよりかは低くなってしまいます。ただ、ゴールドカードのポイント還元率は全体的に見て、低い還元率のゴールドカードが多いため、0.8%還元は高い還元率になっています。
充実した保険が付帯
JCBゴールドになると、保険の内容が充実していて、海外・国内旅行傷害保険、国内・海外航空機遅延保険、ショッピングガード保険が付帯していて、補償内容もとても手厚くなります。海外旅行傷害保険については、家族特約も付くので、家族旅行の際にも安心の保険です。詳しく内容は以下を参照ください。
【海外旅行傷害保険】(自動付帯)
傷害による死亡・後遺障害 | 最高10,000万円(自動付帯は5,000万円まで)家族は最高1,000万円まで |
---|---|
ケガ・病気による治療 | 1回につき最高300万円家族は最高200万円まで |
賠償責任 | 1回の事故につき最高10,000万円(自動付帯は5,000万円まで)家族は2,000万円まで |
携行品損害 | 最高50万円 |
救援者費用 | 最高400万円家族は最高200万円まで |
家族特約 | あり |
【国内旅行傷害保険】(自動付帯)
傷害による死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
---|---|
入院費用 | 1日につき5,000円 |
手術費用 | 入院日額保険金の10倍、20倍または40倍 |
通院費用 | 1日につき2,000円 |
家族特約 | なし |
【国内・海外航空機遅延保険】
補償内容 | 保険金額 | 保険金をお支払いする場合 |
---|---|---|
乗継遅延費用保険金(客室料・食事代) | 2万円限度 | 遅延した航空便の実際の到着時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合 |
出航遅延費用等保険金(食事代) | 2万円限度 | 出航予定時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合 |
寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等) | 2万円限度 | 到着後6時間以内に手荷物が届かなかった場合で、到着後48時間以内に購入した場合 |
寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等) | 4万円限度 | 到着後48時間以内に手荷物が届かなかった場合を紛失とみなし、到着後96時 |
【ショッピングガード保険】
保険の種類 | 保険金額(1事故につき3,000円負担) |
---|---|
国内 | 最高500万円まで |
海外 | 最高500万円まで |
空港ラウンジサービスの他、グルメ優待サービス有り
JCBゴールドでは、JCB GOLD EXTAGEで紹介した空港ラウンジサービスが利用できるのはもちろんのこと、グルメ優待などのサービスが受けられます。
「JCB GOLD Service Club Off」というJCBゴールド会員以上の方限定のサービスになっていて、様々な優待店での割引サービスなどが魅力な特典となっています。現在行われているサービス例を一部挙げると以下のようになります。
- 上島珈琲店:10%OFF
- bills:ワンドリンクサービス
- ガスト:10%OFFなどの割引クーポン
- 鴨川シーワールド:最大66%OFF
- すみだ水族館:30%OFF
- イオンシネマ(5/20〜6/20まで):1,800円→1,200円
上記の他にも多数の優待サービスが受けられますので、保有している際は大いに活用したい特典です。その他特典については、下記HPより参照ください。
ワンランク上のJCBゴールド ザ・プレミアへのインビテーション有り
- JCBゴールドを保有し、かつ2年連続でショッピングを年間100万円以上利用すると、「JCBゴールド ザ・プレミア」へのインビテーションを受けることができます。これもまた、JCBゴールド会員の特徴の1つです。
JCBゴールド ザ・プレミアは、同じゴールドカードでもワンランク上のゴールドカードになっているので、さらに特典が付帯されステータス性も抜群に上がります。年会費も年間利用金額が100万円未満であれば、15,500円(税込)それ以上であれば、11,000円(税込)と対して金額は変わりませんので、とてもお得です!
JCBゴールドを保有した際は、JCBゴールド ザ・プレミアを目指して利用していきたいところですね。
以上が、JCBゴールドの内容になります。ポイントの還元率は、JCB CARD Wなどに比べて下がりはするものの、保険や優待特典など充実した特典多数のカードになっています。
JCBゴールド ザ・プレミア
続いては、JCBゴールド ザ・プレミアになります。こちらは少し紹介しましたが、JCBゴールドからのインビテーションにより入会可能なゴールドカードになっています。
JCBのゴールドカードを持つならこのカードと言っても過言ではないため、早速その特徴について見ていきましょう。JCBゴールド ザ・プレミアならではの特徴は以下の通りです。
- プライオリティ・パスが無料付帯
- ゴールド ザ・プレミアムデスク
- ダイニング30
それぞれ見ていきましょう。
プライオリティ・パスが無料付帯
JCBゴールド ザ・プレミアには、プライオリティ・パスが付帯しています。プライオリティ・パスとは、世界130の国や地域、約500の都市で1200カ所の空港にあるラウンジサービスが利用できる会員証で、これが無料で付帯してます。しかも、プライオリティ・パスは3つのランクに分かれていて、最上位ランクがプレステージ会員となりますが、最上位のプレステージ会員の特権を得ることができます!
通常であれば、プレステージ会員は年会費が429米ドル4万円以上かかるものが、無料ですので、とてもお得な特典です。もちろん、国内でも使えるものになりますので、空港での待ち時間を有意義にしてくれる特典になります。
ゴールド ザ・プレミアムデスク
ゴールド ザ・プレミアムデスクとは、カードに関する相談を受けてくれる窓口になっていて、カード決済などのレストランやホテルなどの予約も行なってくれるようなサービスになっています。時間がない時などには、電話一本で手配してくれるので、とても便利なサービスです。
ただし、プラチナクラスに付帯しているようなコンシェルジュサービスとは異なりますので、注意しておきましょう。
ダイニング30
ダイニング30とは、JCBが提携している飲食店での割引が受けられる特典になっています。飲食代やコース代が30%OFFで利用できるので、普通に利用するよりもはるかにお安く利用できるのは、魅力的です。高級ホテルでのレストランなど有名店が多数ですので、JCBクオリティの特典になっていますよ。
以上が、JCBゴールド ザ・プレミアの内容になります。インビテーションによるJCBカード最上位のゴールドカードになっていますので、ステータス性・特典共に抜群のカードになっています。
JCB ザ・クラス
最後は、JCB ザ・クラスになります。こちらのカードはJCBカードが発行している中でも最上位のブラックカードになっています!年会費55,000円(税込)となっていて、年会費・特典共にゴールドカードとは比べ物にならない内容になっています。このカードの特徴としては、
- ザ・クラス・コンシェルジュサービス
- ザ・クラス メンバーズ・セレクション
- グルメ・ベネフィット
- VIPなラウンジサービス
といった内容になっていますので、詳しく見ていきましょう。
ザ・クラス・コンシェルジュサービス
JCB ザ・クラス最大の特徴がコンシェルジュサービスになっていて、24時間365日いつでも専任のコンシェルジュへホテルや航空券の手配などを行ってくれます。まさに最上位の特典と言えるでしょう!
困った時に連絡でき、いつでもサポートしてくれるサービスとなるので、重宝できるサービスというのは言うまでもないでしょう。
ザ・クラス メンバーズ・セレクション
JCB ザ・クラスには、年に1回以下の内容中からお好きなものを選択してもらうことができる特典も付帯しています。
- 東京ディズニーリゾートギフトカード+パークチケット2枚組セット
- USJスタジオ・パス2枚組+USJオリジナルデザイン JCBプレモカード
- JCBトラベルクーポン
上記のものは、いずれも25,000円相当の金額になるので、年会費55,000円(税込)は実質毎年もらえることを考えると、そこまで高くない年会費になっているのもJCB ザ・クラスの特徴です。
グルメ・ベネフィット
JCBが提携しているダイニングレストランで、2名以上のコースを利用すると、1名無料になるグルメ・ベネフィットの特典もあります。
1人1万円を超えるようなコース料理などが、2名で行くと半額になるので、とてもお得過ぎる特典です。
VIPなラウンジサービス
その他にも、前述したプライオリティ・パスが、同伴者1名まで無料で使える特典や、ディズニーリゾートに設置されたラウンジが無料で使える特典もあります。ディズニーリゾートのラウンジについては、年に1回のみの特典にはなりますが、ユニバーサルスタジオジャパンのJCBラウンジも利用できるなど、人気のテーマパークで使えるのは、大きなベネフィットになるでしょう。
以上が、JCB ザ・クラスの内容になります。JCBカード本体が発行する最上位にして最高級の特典が付帯したブラックカードです。ただ、他のブラックカードと比較しても、特典内容から見ても、年会費はそこまで中高くないのも特徴です。このJCB ザ・クラスは、JCBゴールドから2年連続で100万円以上、かつJCBゴールド ザ・プレミアでもう1年100万円以上利用するとインビテーションが届くようですが、JCBプラチナからのインビテーションもあるようですので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
JCBカードについて記事をまとめてきましたが、JCBは、国内唯一の国際ブランドとしてクレジットカードの発行をしていますが、よく勘違いされやすいケースとして、
- JCB本体が発行しているJCBカード
- 他カード会社がJCBブランドを付帯して発行しているクレジットカード
上記のようにクレジットカードのJCBブランド=JCBカードが発行しているカードと認識しているケースです。見た目は同じJCBの付帯したカードでも、全く発行会社が異なりますので、しっかりと知っておきましょう。
また、JCBカード本体が発行しているカードは全24種ある中で、おすすめの7種のカードを紹介してきました。簡単に内容をまとめると
【JCB CARD W(JCB CARD W plus L)】
- 39歳以下限定のJCBカード
- ポイントが1%以上の高還元
- 年会費が無料でも海外旅行傷害保険やショッピング保険が付帯
【JCB CARD R】
- 年会費無料のリボ払い専用カード
- ポイント還元率は常時2%
- 海外旅行傷害保険・ショッピングカード保険も付帯
【JCB CARD EXTAGE】
- ポイントは常時1.5倍で貯まるカード
- 年会費無料でも海外旅行傷害保険やショッピングガード保険が付帯
- 初回有効期限更新時はJCB 一般カードへ切り替えされる
【JCB GOLD EXTAGE】
- 保険の補償内容が手厚い
- 国内空港ラウンジが利用可能
- ゴールドデスクや手荷物無料宅配サービス有り
【JCBゴールド】
- ポイント還元率は年間利用額に応じて決まる
- 充実した保険が付帯
- 空港ラウンジサービスの他、グルメ優待サービス有り
- ワンランク上のJCBゴールド ザ・プレミアへのインビテーション有り
【JCBゴールド ザ・プレミア】
- プライオリティ・パスが無料付帯
- ゴールド ザ・プレミアムデスク
- ダイニング30
【JCB ザ・クラス】
- ザ・クラス・コンシェルジュサービス
- ザ・クラス メンバーズ・セレクション
- グルメ・ベネフィット
- VIPなラウンジサービス
というようになっていて、それぞれ特徴が異なりますのでご自身に合ったカードを選択していきましょう。
最後になりますが、JCBカードは国内唯一の国際ブランドとして保有している方も多いカードになりますが、その分日本人向けの特典も多いカードになっています。特に、JCBブランドを持っていることで、ハワイでトロリーが無料で乗れたり、割引になったりする特典などもあります。
以前は敷居の高いイメージのあったJCBカードも、近年では若者向けのカードも多く発行しており、ポイントの還元率も高いなど特典も魅力的です。もし、JCBブランドを1枚も持っていないのであれば、ぜひこの機会に申し込みを検討されてはいかがでしょうか。