クレジットカードの支払い方法の変更はどうしたらいい?カード会社の締め日に沿って支払いが遅れないようにしよう!

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クレジットカードのメリットは、カード払いすることでポイントが貯まることも一つのメリットですが、根底は後払いできることにあります。ですが、その後払いが使い過ぎるとデメリットになってしまう恐れもあり、要は使い方一つで良し悪しが決まります。

クレジットカードを上手く使う方法の一つに、支払い方法を上手く使い分ける方法があります。支払い方法はカードを使う際に指定するだけでなく、後からでも変更することができることを知っていますか?

そこで今回は、クレジットカードを使いすぎた際に支払い方法を変更するにはどのようにしたらいいのかについて記事をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

クレジットカードの支払い方法とそのサイクル

クレジットカードを利用していく中で、支払い方法や利用から支払いまでのサイクルを知っておくことは自身にとても役に立ちます。クレジットカードの支払い方法を変更していく上で、しっかりと覚えておきましょう。

クレジットカードの支払い方法

クレジットカードの支払い方法は、全て後払いです!クレジットカードですので、当然といえば当然ですが、後払いの支払いを基本として、以下の支払い方法を選択することができます。

  • 1回払い
  • 2回払い
  • ボーナス1回払い
  • ボーナス2回払い
  • ボーナス併用払い
  • 分割払い(3回〜60回)
  • リボルビング払い(リボ払い)

全てのクレジットカードが、全ての支払い方法を選択できるわけではありませんが、カード会社が提供している支払い方法としては上記のようになっています。これらの支払い方法について簡単に説明していきましょう。

1回払い

  • クレジットカードの中でも最も利用されている支払い方法で、主に利用した翌月にその金額を口座振替によって支払う方法。

1回払いは、手数料もかからないので利用した金額をそのまま支払うだけでポイントが貯まるため、より多くの方に利用されている支払い方法になります。支払い方法の変更についても、1回払いを使い過ぎた場合に変更が可能になりますので、支払いが遅れるよりはしっかりと支払い方法の変更を利用していきましょう。

2回払い

  • 利用した金額を二月にかけて支払う方法。ほとんどのカード会社は手数料もかからず支払いが可能だが、一部カード会社には手数料がかかるものもあるので、注意が必要。

クレジットカードでの支払いにおいては、基本的には2回払いまで手数料がかからず、3回払い以上から手数料が発生します。ですので、高額な買い物の際に2回に分けて支払いができるので、上手く利用することで一月分の支払いを軽減することができます。

ボーナス1回払い

  • ボーナス払いとも言われ、夏・冬それぞれのボーナス時期に合わせて支払いを後払いできる方法。

ボーナス払いは、夏が6.7.8月、冬が12.1月に支払いを先延ばしできる支払い方法で、高額なものを購入する際に利用者も多い、支払い方法になります。

1回払いや2回払い時同様に、手数料もかからないので安心です。

ボーナス2回払い

夏と冬のボーナス時期にわたり、2回に分けて半分ずつ支払う方法。

ボーナス2回払いは、2回払いがボーナスの夏・冬の時期に行われる支払い方法となっています。この場合はボーナス1回払いとは異なり手数料がかかるので注意が必要です。

ボーナス併用払い

購入金額の半分をボーナス払いとし、残りの半分を分割払いにて支払う方法。

ボーナス払いと分割払いを組み合わせた支払い方法になっていて、全てをボーナス払いで支払わずに済むので、ボーナス時期に高額な支払いを避けることができるのが特徴です。ただし、比較的使えるクレジットカードは少ないです。また、手数料も発生します。

分割払い(3回〜60回)

3回払い以上の回数指定で支払う方法。

分割払いはカード会社により指定できる回数が異なりますが、3回〜60回までの範囲で主に24回払いまでのカードが主流になっています。回数が長ければ長いほど手数料がかかるので注意が必要です。

リボルビング払い(リボ払い)

購入金額から何回に分けて支払う分割払いに対して、リボルビング払いは、購入金額を毎月いくらで支払うかを決めて、支払う方法。

リボ払いと言われることが多く、毎月5,000円や11,000円といった定額の金額で、支払っていく方法になります。リボ払いの設定金額は初め5,000円と低めに設定されているので、返済が長期化するとその分手数料がかかるので注意が必要です。

以上が、クレジットカードの主な支払い方法になっています。これらの支払い方法を利用していく中で、1回払いや2回払い、ボーナス1回払いを初め選択肢利用していても、変更が可能になりますので、後述している「支払い方法の変更はどうする?」をご覧ください。

クレジットカードの支払いサイクル

では、クレジットカードの支払い方法を変更していく前に支払いサイクルについても理解しておきましょう。支払い方法の変更は、利用してから変更が申請できる期間が決まっています。その上で、クレジットカードの支払いサイクルが必要になってきますので、しっかりと覚えておきましょう。

今回は楽天カードを例にして説明していきます。

楽天カードの支払いサイクル

楽天カードを利用した場合における支払いサイクルは以下のようになります。

●当月1日〜月末←一月単位のカード売上集計

●翌月12日以降に請求確定メールが配信

●毎月15日前後に前月分のポイント付与

●翌月27日に口座振替←重要!

上記のように楽天カードの場合は、1日〜月末までの一月でカードの利用金額を集計して、その金額を12日までに確定し、翌月の27日に口座振替という流れで、支払いサイクルが成り立っています。

ここで重要なのは、翌月27日という支払日です!カード会社によって支払日は異なりますが、支払い方法の変更が可能になるのは、カード会社が銀行へ口座振替を依頼するデータの伝送が完了する前に行わなければなりません!それ以降であれば、支払い方法の変更はできなくなるので、お持ちのカードの支払いサイクルを理解した上で、変更の際は時間に余裕を持って行っていきましょう。

以上が、クレジットカードの支払い方法とそのサイクルについての内容になります。

クレジットカードの支払い方法と支払いサイクルを理解しておくと、より支払い方法の変更に役立ちますのでしっかりと覚えておきましょう。

支払い方法の変更はどうする?

では、今回のテーマである支払い方法の変更方法について詳しく見ていきましょう。

支払い方法の変更を行なっていく上では、前述した支払いサイクルの中で、変更可能な期日がありますので、そちらをしっかり理解していきましょう。

支払い方法の変更には可能な期日がある

支払い方法の変更を行うにあたり、最も重要な点は、いつでも自由に変更できるわけではない、ということです!前述した支払いサイクルの内容で、楽天カードの支払日は毎月27日でしたが、この支払日から目安として1週間前までに手続きをしなければ、支払い方法の変更はできません!

はっきり何日と決まっているわけではなく、カード会社による違いや、同じカード会社でもその月の曜日などによっても異なるため、目安として覚えておくようにしてください。

各カードの支払日(口座振替日)の1週間前が目安

前述した例で言うと、楽天カードの支払日は毎月27日でしたが、目安としては、毎月20日ぐらいまでには支払い方法の変更を行わなければならないということになります。ただし、カード会社や利用している銀行により、支払日から15日前を目安に変更しなければならないケースもありますので、使っているクレジットカードのカード会社へ変更する際には事前にどれくらいまでに変更しなければならないかを確認しておくのが望ましいでしょう。

しっかりと支払い方法を変更する際には、期日に注意して行うようにしてください。では、この支払い方法の変更ですが、1回払いから別の支払い方法に変更するほか、選択可能な支払い方法であれば、どんな支払い方法にも変更ができるのでしょうか?

支払い方法の変更は、1回払い→分割払いorリボ払いがほとんど

支払い方法の変更と聞くと、例えば「分割払いにしていたけど、やっぱり2回払いにしたい」といったケースでも対応できるかと言うと、そうではありません!やりたいようになんでもできるわけではなく、基本的には1回払いした支払いに対して、分割払いやリボ払いに変更が可能になる方法です。

多くのカード会社は、1回払いもしくはボーナス払いにしている利用分を分割払いやリボ払いに変更可能としている傾向が多くなっています。この違いもカード会社によって様々ですが、

  • 1回払いのみ
  • 1回・ボーナス払いのみ
  • 1回・2回・ボーナス払いのみ

というように対応できる支払い方法が異なりますので、基本的には1回払いの支払い方法が変更可能と覚えておきましょう。

分割払いやリボ払いは変更できない?

支払い方法の変更として、購入時に分割払いやリボ払いを選択していた際、「やっぱり手数料がかかるので、まとめて支払いたい」という場合にはどうしたらいいでしょうか?

この場合は「繰上げ返済」が可能になります。

繰上げ返済は、利用している分割払いやリボ払いに対して、一括もしくは残債の一部を支払うことができる返済方法になります。ただし、この場合には事前に発行会社へ連絡した上で、カード会社の指示に従い口座へ振込みをしなければなりませんので、少し手間はかかります。

また、カード会社によっては、繰上げ返済は一部の入金はできず一括のみの受付の場合もありますので、発行会社へ確認してみましょう。

以上が、支払い方法の変更はどうする?についての内容になります。

クレジットカードの支払い方法の変更は、支払い方法の変更には可能な期日があり、どれだけ長くても支払日の7日前後まで、早いケースでは、支払日の15日前後までに手続きをしなければ変更の受付ができませんので、注意しておきましょう。

そして、基本的には支払い方法の変更は、1回払い→分割払いorリボ払いがほとんどなので、合わせて覚えておきましょう。

クレジットカードの支払いが遅れるとどうなる?

クレジットカードの支払い方法の変更をすることで、無理のない返済が可能になり、自身にとってもクレジットカードヒストリー(支払い履歴)に傷がつかずに済むので知識として持っておくと役に立つ時がありかもしれません。

クレジットカードの支払いに関しては、「1回ぐらい遅れても大丈夫だろう」と思っている方がもしかするといるかもしれませんが、大きな間違いです!本当にたったの1度支払いが遅れてしまうだけであれば、大きな影響はありませんが、1度してしまうことで慢性化してしまい、次第に遅れ続けてしまうということに繋がることも十分あり得ます。

クレジットカードにおいては、支払いをきっちりさせておくことは本当に重要ですので、支払いが遅れてしまった時に自身にどのような影響があるのか?について最後お話ししていきます。

クレジットカードの支払い遅れは絶対にNG!

クレジットカードの支払いが遅れるのは良くありません。ごくごく当たり前のことですが、その認識は皆さんお持ちかと思います。では、クレジットカードの支払いが遅れることによってどうなるのか?

一言で言えば「信用」を失います。そうなることで、

  • クレジットカードの利用を停止される
  • 他のクレジットカードならびにローンといった金融商品が審査に通りにくくなる
  • ブラック入りしてしまうと一生にかかわることも?!

というようにいいことは何一つありませんので、絶対に避けましょう。上記の点についてそれぞれ説明していきます。

クレジットカードの利用を停止される

クレジットカードの支払いが遅れると、カードの利用が停止されてしまいます。そうなると、いざ使いたいときにも不便ですし、カード決済で登録されているものについても支払いができないため、カードの利用停止以外のところにも影響があるかもしれません。

もちろん支払っていない分の支払いをすることで、停止は解除されますが、そうなる前にきっちり支払わなければクレジットカードヒストリーにも悪い情報が残っていくため、他のクレジットカードなどの金融商品の申し込みに影響してきます。

他のクレジットカードならびにローンといった金融商品が審査に通りにくくなる

クレジットカードヒストリーが悪くなると、支払いの遅延や延滞情報が信用情報として残ってしまいます。カード会社や銀行はそれらの情報を信用情報機関を通じて共有しているので、包み隠さず分かってしまいます。

そのため、支払いが遅れることで、別のクレジットカードやローンの申し込みに悪影響を及ぼし、必要な時にも審査に通らない状況にもなり得ます。そうならないためにも支払いの遅れは避けていきましょう。

ブラック入りしてしまうと一生にかかわることも?!

支払いが遅れてしまい、支払わずにいると最終的には俗に言うブラック会員となってしまい、カードは確実に作れなくなってしまいます。クレジットカードの支払いが2〜3カ月遅れてしまうとブラック入りしてしまうので、絶対に避けましょう。

ブラック入りしてしまうと、7年間はその情報が残ってしまい、金融商品は作れなくなってしまいます。「7年間我慢すればいいのか。」というポジディブな考え方もあるかもしれませんが、7年後にクレジットカードに申し込んだら通るというわけではありません!

ブラック入りしてしまって困ることは、7年間は金融商品が通らないだけでなく、7年後以降も通るかは分からないということです。ブラック入りしてしまうことで、クレジットカードヒストリーはまっさらな状態となってしまい、年齢的にも30・40代以上であれば、過去にブラック入りしたことが疑われ、審査に通らないことがあるからです。そうなってしまうと一生引きずってクレジットカードが作れないということにもなりかねませんので、支払い遅れは避けていきましょう。

以上のことから、クレジットカードの支払い遅れは絶対にNGとなり、自身のために防いでいかなければなりません。そのためにも、支払い方法の変更を活用していき、少しでも無理のない返済をしていくことに繋がりますので、参考にしてください。

まとめ

クレジットカードの支払い方法の変更について記事をまとめてきましたが、変更を行なっていく上での基本の知識となる支払い方法と支払いサイクルについて、はじめに説明しました。特にクレジットカードの支払いサイクルについては、カード会社により締め日等が異なるので、理解した上で、自身のクレジットカードがどのようなサイクルになっているかを理解することは、必要最小限覚えておきましょう。

本題のクレジットカードの支払い方法変更については、変更を行う上で申請可能な期日があります。長くても支払日の7日前後まで、早いケースでは、支払日の15日前後までに手続きをしなければ変更の受付ができませんので、注意しておきましょう。

最後になりますが、クレジットカードの支払い方法の変更はどのカード会社でも可能になっていますが、期日が決まっていることを忘れずに利用したい場合には、時間に余裕を持って申し込みしましょう。

クレジットカードで購入する際に、何気なく1回払いでと言ったものの、「後から考えてみれば今月は支払いが苦しい」ということはあり得る話で、変更ができることを知っておけば焦る必要もありません!また、そうすることで無理のない返済に繋がり、支払いの遅れを防ぐことにもなり得ますので、知識として覚えておき、いざという時に役立てていきましょう。

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