誰でも通りやすい!?審査難易度が低めなおすすめクレジットカードを紹介

インターネットショッピングでの決済方法をはじめ、月額料金の支払い先として設定する際などにクレジットカードが1枚あると便利なことが多いでしょう。しかし、クレジットカードを持っていない方は発行の手続きからはじめなければなりません。

クレジットカードはカード会社が審査を行い、この方であれば発行しても問題ないと判断された場合のみ持つことができます。申し込んだから必ずクレジットカードが手に入るわけではなく、審査落ちするケースもめずらしくありません。

なお、審査難易度は発行するクレジットカードによって異なります。A社のカードは審査通過したけれど、B社のカードは審査落ちしたなどのこともよくあることです。

そこで今回は審査難易度が低めで、比較的多くの人が通りやすいおすすめのクレジットカードをご紹介していきます。その他にも申し込みするにあたって重要なポイントも解説しますので、ぜひチェックしてください。

審査難易度の低めなクレジットカードをチェックしよう

審査難易度の低めのクレジットカードはいくつかありますが、今回はその中でも付帯サービスなどの充実度が高いカードをご紹介していきます。

単に決済用に使うだけであればサービスなんて充実していなくても良いと考える方がいるかもしれません。しかし、サービス内容によって、お得に利用ができるなどのメリットを得られることがあるのです。

そして、自身に適していると思えるクレジットカードを見つけたら、ぜひ申し込み手続きをしてみてください。

アメリカン・エキスプレス・カード

「アメリカン・エキスプレス・カード」はアメリカン・エキスプレス社の発行するクレジットカードで、アメックスグリーンの名で呼ばれることもあります。

アメックスといえば富裕層に人気のクレジットカードですから、簡単に手に入らないのではと思う方も多いかもしれません。しかし、アメックスグリーンは現在の支払い能力があるかどうかを審査時に重視し、審査そのものも独自となるスコアリング方式を導入しています。

実際に転職したばかりの方や勤続年数の浅い方が申し込めたケースも見られますし、配偶者などに安定した収入があれば専業主婦の方でも問題なく審査通過できるほどです。

年会費無料のクレジットカードも多い中でアメックスグリーンの年会費は高額になり、以下のようになります。

本会員年会費:12,200円(税込)
家族カード年会費:6,600円(税込)

ただし、付帯サービスや特典が多くそろっています。年会費を払ったとしても保有することで得られるメリットが多いでしょう。

・カードご利用代金100円につき1ポイント獲得
(一度交換すると大3年間の有効期限が無期限)
・手荷物無料宅配サービス
・無料で使える空港ラウンジ
・空港VIPラウンジ年会費(プライオリティ・パス)が無料
・海外用レンタル携帯電話ご優待
・最高5,000万円まで補償の海外旅行傷害保険
・海外でも24時間サポート可能のグローバル・ホットライン
・オンライン・プロテクション(不正利用の補償)
・リターン・プロテクション(返品不可商品の補償)
・ショッピング・プロテクション(購入した商品破損時の補償)

これらのサービス内容は他社ゴールドカードと同等の充実度と言えるかもしれません。

セゾンカードインターナショナル

「セゾンカードインターナショナル」は年会費永年無料で持てるクレジットカードなので、コストをかけることなく保有していけます。

その他にも利用金額に応じて貯まったポイントは「永久不滅ポイント」となっていて、有効期限の設定がありません。買い物をしてせっかくポイントを獲得しても、気付いたら有効期限が過ぎていることは多くあるものですが、セゾンカードであればそのような心配をせずに効率的にポイントを貯められるでしょう。

また、アメックスと同じようにセゾンカードもスコアリングによる審査を導入していて、通過難易度が高めです。公式サイトの対象のところに「専業主婦でも学生でもお申し込み可能」と記載がありますし、連絡が可能で提携する金融機関に決済口座を持っていれば18歳以上(高校生は除く)の学生でも問題ありません。

申し込みをするタイミングしだいでは即日発行も可能です。ウェブ申し込みをして、セゾンカウンターに足を運ぶ必要はありますが、すぐにでもクレジットカードが欲しい方にはおすすめの1枚でしょう。

・キャッシングサービスの付帯
・ポイントが最大30倍貯まるポイントサイト
・SEIYU・LIVINでのお買い物が毎月第1・第3土曜日5%OFF
・オンライン・プロテクション(不正利用の補償)
・カード提示で全国のレストランやホテル・レジャー施設を優待価格で利用

年会費がかからないクレジットカードですが、不正利用の補償があるなど安心できるサービスもあります。ただし、ETCカードの発行がある場合、追加となるので1~2日の時間がかかるので、その点は注意してください。

クレジットカードとはどんなものかを知るための1枚として、初めての方が申し込むにもおすすめです。

ACマスターカード

「ACマスターカード」は消費者金融である、アコムのクレジットカードです。カードローンの機能を兼ねた1枚ですが、クレジットカードとしても利用できます。

低収入の方でも審査通過したケースはあるので、何としてでもクレジットカードがほしいと考える方は選択肢としてみると良いでしょう。

カードの作成も即時対応されますが、国際ブランドはMasterCardで決まっています。JCBやVISAなどから選ぶことができないため、覚えておくと良いでしょう。

その他にもキャッシング枠50万円以上を希望する場合、収入を証明できる書類提出が必要です。

・毎月の利用金額から0.25%自動でキャッシュバック
・スマートフォンによる決済が可能
(Origami Pay、PayPay、楽天ペイアプリ)
・利用明細の郵送なし

年会費無料で即日発行可能な点がメリットですが、サービス内容についてはシンプルです。

審査に通過して、単に決済ができれば良いと考える方向けのクレジットカードかもしれません。もしくはACマスターカードを一定期間利用して実績を積み、その後別のクレジットカードを発行するのも方法です。

しっかりと利用して返済をしていれば、クレヒス(クレジットヒストリー)が磨かれるので、審査時に有利となります。

楽天カード

「楽天カード」はCMなどで見かける機会も多く、知名度も高いクレジットカードです。ACマスターカードと同様に年収が低くても審査通過するケースがあり、審査基準は極めて高いことはありません。

楽天はネットショップで有名な楽天市場を運営することで知られていますが、さらにカードを利用して買い物することでポイントを多く獲得できるメリットもあります。楽天での買い物が多い方や、今後積極的に利用したいと考える方の希望を叶えるカードとも言えるでしょう。

新規契約をした方を対象としたポイント付与のサービスもあるので、獲得目的で申し込んでみるものおすすすめです。

・100円につき1円相当のポイント付与
・海外レンタカー10%オフ
・携帯・Wi-Fiルーターレンタル20%オフ
・手荷物宅配優待サービス
・楽天カード会員専用ラウンジ(ハワイ・ワイキキ)
・海外旅行傷害保険
・海外での紛失・盗難について年中無休で対応
・ネット不正あんしん制度
・商品未着あんしん制度
・カード盗難保険

不正利用探知システムをはじめ、ネットショッピングにおける「なりすまし」などの被害から守る本人認証サービスなどがあり、セキュリティ面でも安心です。

もちろん年会費は永年無料ですが、ETCカードは楽天市場のダイヤモンド・プラチナ会員、プレミアムカード保有の場合のみ年会費無料です。それ以外は540円発生します。

楽天銀行カード

「楽天銀行カード」は楽天銀行のキャッシュカードとクレジットカードの機能が一体化したクレジットカードです。楽天銀行の口座開設が必須となりますが、前に紹介した楽天カード以上に審査難易度が低いという声があります。

楽天カードの審査通過に不安を感じている、口座を一緒に開設したいと考えている方は楽天銀行カードに申し込んでみると良いでしょう。

ただし、国際ブランドはJCBのみとなり、VISAとMasterCardも選べる楽天カードとは異なる点です。海外に行く機会が多い場合、JCB加盟店が少なくて利用できない場合もあります。国内のみの利用であればまったく問題はありませんが、どこで利用できるのかはあらかじめチェックしておいた方が良いでしょう。

・楽天銀行カードの約定日までに支払えば翌月の普通預金金利が2倍
・口座振替(自動引落)の事前通知メール

その他の補償や付帯内容は楽天カードと異なる部分はありませんし、年会費も永年無料です。

自分の状況を整理することも大切

審査通過難易度からクレジットカードを選ぶことも大切ですが、その他にも審査を受ける前に振り返ってほしいポイントがあります。

これから紹介する項目に該当してしまうと、審査難易度関係なくクレジットカードを手にするのが難しくなるでしょう。その場合、まずは未払いをなくすなどして自身の状況を整理することからはじめてください。

端末代金の未払いで審査落ちする

クレジットカードやローンの契約はしたことがないけれど、スマートフォンなどの端末を分割で購入した方は多くいるのではないでしょうか。

この分割購入も借金扱いとなるため、これまでに延滞・滞納、未払いが残っていると審査に通過しない可能性が高まります。

奨学金の滞納も審査落ちしやすい

最近、奨学金を支払いが困難な方が増えてきています。

給料に対しての出費が大きいことをはじめ、何かしらの理由で支払いこともあるでしょう。しかし、支払いを行わないことでスマートフォンの端末代金同様に審査落ちしやすくなります。

もしも失業や病気、災害をはじめとする理由で返済が困難な場合、「減額返還制度」と「返還期限猶予制度」の制度の利用が可能なので申請してみてください。

クレジットカードの支払いトラブルは審査落ち必至

クレジットカードを作るのが初めてでない場合、これまでに別のクレジットカードやローンの支払いにトラブルはないでしょうか。

もしも延滞・滞納、未払いを起こしたことがある場合、信用情報機関にマイナス情報として登録されています。

情報登録されても一定の保有期間が過ぎれば削除はされますが、短くて2年、最長で10年の時間がかかるため注意してください。

信用情報機関に情報が登録された状態のことを「ブラックリストに載った状態」とも言います。この状態では何をしても審査通過しないので、ただ時間が過ぎるのを待つか、クレジットカード以外の方法を考えるしかありません。

信用情報機関に開示請求が可能

もしも過去に支払いトラブルがあったけれど、具体的にいつだったのかわからない場合は各信用情報機関で開示請求ができます。

請求方法は郵送でも直接でも、自身の都合の良い方法で指定可能です。本人以外の方が請求できますが、開示された情報の受け取りは本人のみとなります。

信用情報機関によって異なりますが、手数料は500~1,000円発生し、その他にも必要書類が変わる場合があります。請求の際はそれぞれの個人信用情報機関の公式ホームぺージをチェックしてから手続きを進めましょう。

全国銀行個人信用情報センター(KSC)

株式会社 シー・アイ・シー(CIC)

株式会社日本信用情報機構

安定した収入と職業に就いていない場合も審査通過が困難

クレジットカードの審査時に過去の支払いトラブルの有無も重要ですが、その他にも安定した収入や職業に就いていることも求められます。

個人信用情報に問題がない状態に加えて、継続して安定した収入があれば高い確率でクレジットカードの審査通過はできるでしょう。その場合、特に審査難易度の低さを考慮しなくても良いかもしれません。

ただし、継続して安定した収入があってもパート・アルバイトの方や、自身に収入がない専業主婦の方は状況が異なります。

同居する配偶者や親族に継続して安定した収入があれば審査通過することはありますが、誰も該当がいない場合は困難になると思っていてください。

デビットカードでも代用は可能

クレジットカードは審査通過が発行の条件なので、審査に落ちた方は持つことができません。

それでは、クレジットカードを持たずに何か代用できる方法はないのかとなったときはデビットカードの利用をおすすめします。

これから詳しく説明しますが、デビットカードとはクレジット機能のないカードです。後払い式のクレジットカードと異なり、利用した際に指定の銀行口座から即時決済されます。

VISAやJCBなどの国際ブランド付きのカードもあり、審査不要で発行可能です。

使い方はクレジットカードの1回払いと同様

デビットカードの使い方は利用する際にカードを提示して署名するだけです。加盟店によってはサインレスで対応している場合もあるでしょう。

クレジットカードとは異なり分割払いはできませんが、カードの券面だけ見てもデビットカードかどうかわからないデザインもあります。

レジスタッフに支払い回数を聞かれる場合もありますが、そのときは「1回払い」と言ってください。仮に分割を指定してもエラーが出ることになります。

支払い手続きをすると同時に銀行口座から利用金額が引き落とされる仕組みなので、銀行口座の残高が足りない場合は利用できません。

また、利用限度額は銀行口座の残高になるので、実質利用限度額無制限になります。

デビットカードの主な特徴

デビットカードには以下のような特徴があります。

・クレジットカードのような付帯サービスはない
・国内・海外の加盟店にて利用可能
・海外のATMにて現地通貨の引き出しが可能

銀行口座の残高のなかで利用しなくてはならないため、使いすぎを避けることができます。

見た目はクレジットカードと大きな違いはありませんが、国際ブランドの加盟店でもまれに利用できないことがあります。お店で利用できないと言われた場合は現金で支払うか口座からお金を引き出しに行かなくてはならないので、その場合は不便に感じるかもしれません。

その他にもカードを利用したり、口座から引き落としがあったりすると登録メールアドレスに通知が届きます。第三者による不正利用の早期発見もできますし、さらにセキュリティを強化させたい場合はネットショッピング時に事前登録したパスワードの入力が必要な設定にできます。

利用金額に応じてキャッシュバックされるデビットカードもありますが、クレジットカードのような還元率の高さはないと思って良いでしょう。

チャージして使えるプリペイドカードもある

チャージして使えるプリペイドカードもあり、即時決済のデビットカードと具体的な仕組みが同じです。

プリペイドカードは先払い式のカードとなり、チャージして残高を増やしていきます。チャージはコンビニや携帯電話と一緒に支払うことが可能なので、気軽に使いやすいでしょう。

たとえば大手携帯電話会社のauが発行するauウォレットカードの場合、国際ブランドにMasterCardが付帯。加盟店であればクレジットカードと同じく、利用時に即時決済されます。

端数が残ってしまったり、ポイント還元が期待できなかったりするなどのデメリットはあるものの審査不要で発行可能です。その他にも、クレジットカードのように盗難時に高額の不正利用をされるリスクも低いです。

まとめ

審査通過の難易度の低いクレジットカードは多くありますが、その中でも特に審査通過が簡単な他、サービスや特典も充実したカードをまとめてご紹介しました。

クレジットカードの審査に通過するのに必要なのは、過去にお金を借りて支払いのトラブルがないこと。あとは申し込む方、もしくは同居の配偶者や親族に継続して安定した収入があることが求められます。

カード会社によっては年収〇〇〇万円以上と最初から提示している場合もあり、ステータスの高いカードになればなるほどに高い年収が求められるでしょう。

まずは審査に通過してクレジットカードを手にしたら、毎月利用して支払いを滞りなく行ってください。そして良好な支払い履歴を築けたら、次のクレジットカードにステップアップするのもおすすめです。

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