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クレジットカードの大手といえば三井住友カード。2019年3月1日から、いよいよ三井住友カードもお得なポイント5倍を開始しました。ポイント5倍の対象となるのは、マクドナルドとセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンです。
ここまで、ポイント重視で買い物をする人が増える中、三井住友カードは何となくお得感が少ないイメージで、信頼感や安心感を重視して選ばれているカードの1つでした。
電子マネーやお得なクレジットカードは色々あり、コンビニでの決済をどうしようか、迷っていた人も多いのではないでしょうか。そんな人達にとって、このポイント5倍は嬉しいニュースとなります。
これからクレジットカードを作る人、すでに三井住友カードを持っている人を対象に、今回は三井住友カードのポイント5倍の詳しい内容をご紹介いたします。とくに、マクドナルドやコンビニの利用者は必見です!
マクドナルドとコンビニのポイント5倍!?
三井住友カードの今回のニュースには驚いた人も多く、なんと、2019年3月からマクドナルドとコンビニ3社で三井住友カードを利用すると、ポイントが5倍付与されることになりました。
開始されたばかりのお得なポイント還元ですから、知らない人もたくさんいると思います。
でも、日々の消費で貯まっていくポイントは、思った以上に役に立つもので、何がお得な方法なのか考え中の人もいるでしょう。すでにポイントマニアである人にとっても、このポイント5倍は素通りできないお得な響きを持っています。
とくに、マクドナルドやコンビニ3社をよく利用するのであれば、ぜひ詳しい内容をチェックしておきたいものです。
ポイント5倍の対象は
では、改めて対象となるお店をご紹介しておきます。今回、三井住友カードの利用でポイントが5倍となるのは、以下の4社です。
- マクドナルド
- セブン-イレブン
- ファミリーマート
- ローソン
全国のこれらの4つのお店で三井住友カードで支払いすると、今後ずっとポイントが5倍になるのです。このポイント優遇は期間限定のキャンペーンではないこと、国内でもメジャーなお店が対象となることで驚異的に今注目されています。
※一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元にならない場合あり
※一部Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレスがご利用いただけない店舗あり
というように、ひとことに「三井住友カードでポイント5倍」と聞いても、様々な疑問があります。
そこで、このポイント5倍のしくみを詳しく解説していきますので、この機会に三井住友カードでしっかりとポイントを貯めていきましょう!
対象の三井住友カード
今回のポイント5倍の対象となる三井住友カードにはどんなカードがあるでしょうか。三井住友カードの種類も色々あって、中には今回のポイント付与の対象とならない場合があります。
基本的に、提携カードなどは対象とはならず、三井住友カードが発行しているクレジットカードのみポイントの対象となります。
では、ポイントが5倍になる三井住友カードの種類をご紹介いたします。それぞれカードはVISAかMastercardのどちらかを選ぶことができます。
これから初めてカードを作る人も、追加でもう1枚作りたい人も参考にしてみて下さい。
定番のカード3枚
まずポイントの対象となるのは、定番の三井住友カード3枚があります。これらは三井住友カードの最も代表的なカードになります。
左から順番に・・・
- 18歳~25歳限定の「三井住友VISAデビュープラス」
- シンプルで基本的な機能の「三井住友VISAクラシックカード」
- 女性に人気の「三井住友VISAアミティエカード」
の3枚があります。初めて三井住友カードを作られる方はこれらの3枚から選ぶのがおすすめ。わかりやすくてシンプルな内容となっています。
上質さを求める2枚
三井住友のゴールカードも対象のカードです。20代でも作れる「三井住友プライムゴールドカード」と「三井住友ゴールドカード」の2種類があります。
- 三井住友プライムゴールドカード
- 三井住友ゴールドカード
※この2枚は、原則として安定した収入がある人や、信用力の高い人が対象となります。
最高の品質にこだわった4枚
さらに最高のステイタス、最高の品質にこだわったクレジットカード4種類も対象となります。クレジットカード業界の最高峰となる、ブラック、プラチナ、ゴールドを組み合わせたカードです。
- 三井住友ブラックプラチナカード
- 三井住友ブラックゴールドカード
※こちらのカードは、ゴールドカードよりも審査が厳しくなり、経済面での信用渡が重視されるカードとなります。
ビジネスに使える3枚
また、法人向けの三井住友カードでは3枚だけが対象となります。中小企業の経営者、自営業や、個人事業主向けのクレジットカードがステイタスに合わせて3種類から選ぶことができます。フリーランスでもお申込み頂けます。
国際ブランド | VISA,Mastercard |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 1,375円 |
年会費優遇条件 | 「マイ・ペイすリボ」申込と1回以上の利用で翌年度年会費無料 カードご利用代金WEB明細書サービス利用で条件達成で翌年度年会費500円割引 |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 9.00% |
ポイント倍増方法 | ●ココイコ! カラオケの鉄人:18倍 紳士服の青山:6倍 Victoria:4倍 百貨店:3倍 レストラン:2倍 ●いつもの利用でポイント5倍 ●選んだお店でポイント2倍 |
国際ブランド | VISA,Mastercard |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 11,000円 |
年会費優遇条件 | 「マイ・ペイすリボ」申込と1回以上の利用で翌年度年会費半額 カードご利用代金WEB明細書サービス利用で条件達成で翌年度年会費1,100円割引 |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 9.00% |
ポイント倍増方法 | ●ココイコ! カラオケの鉄人:18倍 紳士服の青山:6倍 Victoria:4倍 百貨店:3倍 レストラン:2倍 ●いつもの利用でポイント5倍 ●選んだお店でポイント2倍 |
国際ブランド | VISA,Mastercard |
初年度年会費(税込) | 55,000円 |
2年目~年会費(税込) | 55,000円 |
年会費優遇条件 | – |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 9.00% |
ポイント倍増方法 | ●ココイコ! カラオケの鉄人:18倍 紳士服の青山:6倍 Victoria:4倍 百貨店:3倍 レストラン:2倍 ●いつもの利用でポイント5倍 ●選んだお店でポイント2倍 |
- 三井住友ビジネスカード for Owners 「クラシック」
- 三井住友ビジネスカード for Owners 「ゴールド」
- 三井住友ビジネスカード for Owners 「プラチナ」
※一般の三井住友ビジネスカードに比べると、審査のハードルは低くなるのが特徴です。
以上がポイント5倍の対象となる主要な三井住友カードとなり、他にもいくつか対象となるカードがありますので、チェックしておきましょう。
その他の三井住友カード
- 三井住友エグゼクティブカード
- 三井住友VISA SMBC クラシックカード
- 三井住友VISA SMBC ゴールドカード
- 三井住友VISA SMBC プラチナカード
- 三井住友エブリプラス
- 三井住友銀行キャッシュカード一体型カード
- 上記の対象カードの家族カード
これらの三井住友カードもポイント5倍の対象となります。
電子マネーも対象
他にも電子マネーの「iD」と「Apple Pay」で、三井住友カードを介して利用する時はポイント5倍の対象となります。
注意点
以上ご紹介した三井住友カードを、マクドナルド、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンで利用する度に、ポイントが通常の5倍がつきますが、以下の場合は実質は5倍にはならないので注意して下さい。
- 三井住友カードの通常ポイントが優遇されている場合
- エブリプラスカード、デビュープラスカード
- マイペイすリボを設定している場合
※上記の場合はもともとのポイント還元率が高くなっているため、そのポイントが2倍になるわけではないので注意して下さい。重複してポイントが足されることはありません。
※三井住友カードのポイント5倍の詳細については、以下でご確認頂けます。
※三井住友カードの種類を調べたい方はこちら。
三井住友カードのポイント
というように、ここまではポイント5倍の対象となるお店や対象となるカードの種類をご紹介してきました。確かに、コンビニ3社とマクドナルドでの支払いがお得に還元されるのは、非常に嬉しいことです。
でも、いくらポイント5倍になるといっても、そもそも三井住友カードのポイントがどうなっているかわからなければ、お得感がイメージしづらくなります。
そこで、もともとの三井住友カードのポイントがどのような仕組みになっているのかをご説明していきます。
Vポイント
Vポイントプレゼントと呼ばれるポイントは、三井住友カードを利用するごとに付与されるポイントです。
このVポイントは、200円で1ポイントなります。Vポイントでは1ポイント=1円の計算になるのです。
様々な電子マネーやクレジットカードがありますが、概ねの相場は200円で1ポイントです。通常は1ポイント=1円で換算されるものが多くなります。
Vポイントも、200円で1ポイントがつもカードも還元率0.5%となり、同じだいうことになります。
Vポイント
→200円で1ポイント、1ポイント=1円
一般的なポイント
→200円で1ポイント、1ポイント=1円
楽天カードやイオンカード、JCBなど、カードの種類によっては1.0%~2.0%のポイント還元率となるカードもいくつかあります。ですから、ポイント還元という点では、これまでは三井住友カードは、そこそこの評価だったのです。
ただ、大手カード会社であるため、セキュリティ面やカスタマーサポートの質の高さや、信頼度などで人気のあるクレジットカードの1つでした。
Vポイントの使い方
次に、Vポイントが貯まったら、どのような使い方ができるのかをご説明いたします。
Vポイントのポイントの使い方は、大まかに2種類あります。
- Vポイントの景品と交換する
- 他社のポイントプログラムに移行する
景品と交換する
Vポイントは、Vポイントモールというカタログサイトにて、景品と交換することができます。
ファッション、生活雑貨、キッチン用品、アウトドア、ベビーグッズ、家電、食品、フルーツ、お菓子などお好みの商品を探すことができます。
気に入った商品があって、ポイントが足りない時は、カード決済で補うことも可能です。
他社のポイントプログラムに移行する
Vポイントの1ポイントを他社ポイント相当分に変換して、移行することができます。
マイレージ
- ANA 1p→3~15マイル
- BRITISH AIRWAY 1p→3マイル
- フライングブルーマイレージ 1p→3マイル
その他4種類のマイレージに移行できます。
25種類以上のポイントへ移行できる
- iDバリュー 1p→5円にてキャッシュバック
- Tポイント 1p→4p
- 楽天スーパーポイント 1p→5p
- ヨドバシカメラ 1p→5p
- Ponta 1p→4p
- WAON 1p→5p
- アマゾンギフト券 1p→5円
というように、いつの間にか500ポイントが貯まって例えばアマゾンギフト券に移行したら、2000円にもなるのです。他にも以降できるポイントはたくさんあります。
以下のサイトから以降できるポイントをご確認してみて下さい。
三井住友カードのお得なポイント
通常のVポイントは200円で1ポイント、1ポイント=1円となり還元率は0.5%です。このポイントが、マクドナルド、コンビニ3社での利用の際に5倍の2.5%の還元率となります。
もし、2.5%の還元率であれば、ポイント還元で最強のその他のカードよりも対象店での買い物はかなりお得になります。
マクドナルド、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンとそれぞれ三井住友カードとその他のカードを比較してみましょう。
マクドナルド
マクドナルドでお得に使えるクレジットカードには楽天カードとdポイントカードがあります。この2つのカードはポイントカードとの2重取りによって最終的に2%還元にすることができます。
今のところマクドナルドでは三井住友カードが最強です。
でも、三井住友カードなら2.5%還元となり、さらにお得に利用できることになります。
セブン-イレブン
セブン-イレブンでお得なカードには、nanacoと連結して使えるセブンカードがあります。そのセブンカードでもポイント還元率は普通に使った場合1.5%です。もし、手間をかけてnanacoで1万円のQuoカードを購入して買い物をすれば、それでも還元率は2.3%です。
セブン-イレブンでは最強のJCB Wカード、JCB W plusカードでも還元率は1.5%~2.0%ぐらい。さらに電子マネーのQuick Payをからませて使用すれば、何とか還元率2.5%にすることが可能です。
でも手間を考えたら、三井住友カード1枚で1ポイント5円のポイントを5倍で貯めた方が効率がいいといえるでしょう。
ファミリーマート
ファミリーマートで還元率が高いカードは、ファミマTカードです。
ファミマTカードだとカードの日に利用すればTポイントが200円で3ポイントとなり、還元率は1.5%です。さらに、クレジット払いにすればポイントが2倍、Tポイントが200円で2ポイントつきます。トータルではポイント還元率が2.5%まで高くなり、金額によっては3.5%のポイント還元となる場合もあります。
でも、平均的な利用を考えればおそらく2%のポイント還元となるのが現状でしょう。
結局ファミリーマートでも三井住友カードの方がいつでもお得に使えるといえます。
ローソン
唯一、三井住友カードが今回のポイント5倍作戦で太刀打ちできないのが、ローソンで利用するdカードです。
dカードは、普通に使った場合でも還元率は1%と高いのですが、ローソンではなんと割引が適用され最終的には約5倍の高還元率5%となるメリットがあります。
三井住友カードのiDを使った場合でも、還元率5%はさすがに難しくなります。ローソンで利用する三井住友カードはdカードにはかないませんが、その他のカードよりは高還元率です。
三井住友カードをつくる
この機会に、三井住友カードをつくりたい!と思う人も多いのではないでしょうか。
三井住友カードはインターネットからのお申し込みにて、最短で3日で発行、約1週間程度でカードが郵送にて届きます。せっかくのポイント5倍のチャンスを効率よく活用していきたいものです。
それでは、三井住友カードのお申し込み方法を最後にお伝えてしておきます。
お申し込み用のサイト
カードの申し込みは、こちらの三井住友カードの公式ページから進むことができます。
※三井住友カード:公式ページ カード一覧
https://www.smbc-card.com/nyukai/card/index.jsp
※三井住友ビジネスカード:公式ページ
https://www.smbc-card.com/hojin/lineup/business_index.jsp
カードを選ぶ際の注意
三井住友カードは提携しているカードが非常にたくさんあるのですが、提携カードは対象外となります。今回ご紹介した一般の三井住友カードのみが対象となりますので、カードを選ぶ際には確認するようにしましょう。
ビジネスカードの場合は、for Owners のカード3枚だけが対象ですから注意して下さい!
用意するもの
身分証明書、利用する銀行口座の情報
お申し込みの流れ
- 公式サイトにてカードの種類を選ぶ
- 気になるカードをクリック
- カードの概要を確認する
- ポイント5倍の対象か確認する
- 問題ないければ申し込みをクリック
- 入力画面に必要な情報を入力
- 審査後にカードが発行される
- 自宅にカードが届く!
といった流れになります。対象となるカードの種類は結構多いので、十分にリサーチしてから自分に合ったカードを探したいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はあの三井住友カードがコンビニ3社とマクドナルドにて、お得なポイント5倍をスタートしたことをご紹介致しました。
コンビニ好きの人や、マクドナルド好きの人には、これは避けて通ることのできない、たまらない特典となります。
ちょっとお堅いイメージがあった三井住友カードですが、このポイント5倍情報によってイメージが変わった人も多いのではないでしょうか。
さらに三井住友カードは、信頼性や安全性も高く国内ではトップクラスのカード会社でもあります。今回の5倍ポイントを抜きにしても、その他の特典にも魅力があり、ぜひ1枚は持っておきたいカードです。
この機会に、お気に入りの三井住友カードをどれか1枚探してみましょう!