こんな気持ちを持っていませんか?
FX取引を始めるうえで、デモトレードアプリからスタートする点はとても大切です。FX取引で大きな損失を出している人のほとんどが、まったく練習をせずにはじめている人が多いからです。また、デモトレードアプリを使うのは、初心者だけにメリットがあるわけではありません。取引をはじめてある程度の月日が経過した、中級者の人にもデモトレードはおすすめです。
そこでこの記事では、デモトレードアプリを利用することで得られる具体的なメリット・デメリットや、おすすめのデモトレードアプリを解説していきたいと思います。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
FXのデモトレードとは?
FXのデモトレードとは、実際の市場価格のレートに基づいて、お試しでトレードをすることができるツールです。デモトレードのアプリは、現在国内のさまざまな企業が提供しています。そして、そのほとんどが実際にFX会社を運営している企業が提供するものです。そのため、その会社が提供するレードに基づいて取引ができ、本番さながらの臨場感を味わうことができます。
このように、練習環境が充実しているFX取引は、これから投資を始めようと考えている人には非常におすすめです。ちなみにですが、資金面でもFX取引は株取引よりも優れています。株取引では数万円〜数十万円の資金を準備することが一般的ですが、FX取引であれば最小で4円という超少額からでも取引をすることが可能です。こうした点も初心者の方にFX取引をおすすめしたいポイントの1つです。
デモトレードは無料で使える!
ここで気になるポイントが、デモトレードアプリは無料なのかどうかという点です。結論からいうと、デモトレードアプリはどんな人でも無料で使うことができます。そのため、いきなり本番環境でスタートするのが不安な人や、そもそもまだ資金がないといった方でも、資金が集まるまでの準備期間にFXトレードを試験的に行うことができるのです。
また、実際に取引を行って損失が出ても、デモトレードでは支払い義務も発生しません。すべてがバーチャル上でデモとして行われるため、ユーザ側にとってはメリットが大きいのです。
FXのデモトレードのメリット
デモトレードの全体的な概要は、ここまでで大方把握できたかと思います。しかし、具体的にどのようなメリットがあるのかまでは、わからない方が多いでしょう。ここからは、デモトレードにどのようなメリットがあるのかを確認していきましょう。
デモトレードは平日24時間取引可能
株取引は、日本の証券取引所が稼働している時間帯で、午前の部(前場)と午後の部(後場)でそれぞれ数時間の取引が可能です。取引時間はとても短いため、専業で常にパソコンに張り付いていられる人ならまだしも、仕事をしながら集中的に取引をすることは非常に難しいといえるでしょう。
そのため、どこかの市場が終わるタイミングになれば、ほかの市場に移動して取引をすることが可能です。これによって、平日であれば24時間常にどこかの市場で取引をすることができます。これはデモトレードでも同様です。24時間取引ができるのであれば、仕事が終わってからの時間帯でも取り組みやすいですよね。
こうした取引時間の長さが、FXのデモトレードにおける魅力の1つといえます。
デモトレードのツールの中には土日に取引できるものもある
FXの市場は平日は24時間取引ができますが、土日は基本的に休みです。正確にいうと中東の市場は土日でも取引していますが、ほかの市場は世界的に休みのため、トレードを行うことができないのです。これはデモトレードのツールでも同様です。
これによって、本来であれば取引も練習もできない土日であっても、FXのデモトレードをすることができるのです。土日といえば、ほとんどの方が仕事も休みのため、もっとも練習したいタイミングの1つでしょう。こうしたユーザーのニーズにも応えられるのが、FXデモトレードの魅力の1つともいえます。
本番と同じ環境で練習できる
FXのデモトレードのメリットとして、本番と同じ環境で練習できるという点もあります。本番と同じ環境で練習できることは、大きなメリットがあります。デモトレードで取引画面や使い方になれておくこと、普段と同じチャート表示の形式になれておくことで、実戦に移行した時にでも同様の成果を得やすいからです。
これは、実際にFXトレードのサービスを提供している会社が出しているデモトレードのアプリに限ったものです。通常の取引サービスを提供していない会社のデモトレードでは、こうしたメリットを得ることはできません。注意点として覚えておきましょう。
新たに考えた自分の戦略を試すことができる
デモトレードは初心者の方向けのサービスだと勘違いされやすいのですが、取引に慣れてきた中級者〜上級者にもおすすめしたいサービスでもあります。
こうした点より、デモトレードは初心者だけではなく、中級者〜上級者までおすすめできるツールです。もしあなたが新しい投資戦略を試してみようと考えているのであれば、デモトレードアプリはぜひ活用してみて欲しいところです。
FXのデモトレードデメリット
ここまでで、FX取引のデモトレードのメリットや概要を見てきました。いっけんすると、FXのデモトレードにはメリットが多く、デメリットはなさそうに感じるかもしれませんね。しかし、FXのデモトレードにはデメリットも存在します。ここからは、FX取引のデモトレードの具体的なデメリットを見ていきましょう。
利益が出ても還元されない
FXのデモトレードのもっとも大きなデメリットは、利益が出ても還元されないという点につきます。デモトレードは無料で始めることができ、誰でも練習することができるのが特徴です。また、損失が出ても請求されることがなく、いくらでもチャレンジすることができます。
いっぽうで、デモトレードで仮に大勝ちしたとしても、利益はいっさい還元されません。損失を支払う必要がないぶん、利益が出ても自分のものにはならないのです。これは、FXのデモトレードのもっとも大きなデメリットといえるでしょう。
仮想のお金なので緊張感がない
FXのデモトレードの2つ目のデメリットは、緊張感がないという点です。実際にFX取引をする時には、自分のお金をFX会社の口座に入金して取引を行います。自分自身のお金が関わっているということになれば緊張感が生まれるので、その分取引に対する責任感、取引のエントリーポイント、利食いや損切りのタイミングもよりシビアになるはずです。
こうした点も、FX取引におけるデメリットの1つとして挙げられます。逆をいうと、たとえデモトレードであっても、実戦と同じ緊張感を持てるかどうかも、デモトレードを効率的に行うための重要なポイントの1つです。
デモトレードの期間に縛りがある
デモトレードの縛りに期間があることもデメリットの1つといえます。デモトレードのアプリをはじめとして、提供されるツールは基本的にすべて無料です。そのため、FX会社にとっては口座の開設をしてもらえなければ赤字になってしまいます。
永遠にデモトレードの期間を設けてしまうと、なかにはデモトレードだけずっと続けて、いつまで経っても口座を開設してくれない人が出てきてしまいます。こうしたこともあり、FX会社ではデモトレードの期間に制限を設けているのです。逆に、ユーザーにとってはまだデモトレードを続けたくても、続けられなくなってしまうというデメリットとなります。
FXデモトレードのおすすめ4選
ここまでで、デモトレードをするうえでのメリット・デメリット、全体的な概要はつかめたことでしょう。それではここからは、実際にデモトレードができるアプリを紹介していきましょう。今回は、国内でも人気があり、運営元の信頼性が高い4社が提供するデモトレードアプリを紹介します。
また、アプリごとにどんな人に向いているかといったところも紹介しているので、アプリ選びの参考にしてみてくださいね。
DMM FX(ディーエムエムFX)デモトレードアプリ
アプリの特徴は?→3ヶ月間のデモトレード期間と、豊富な取引ツール
どんな人に向いている?→FX取引をはじめてみたい初心者の方
まずはじめに紹介したいのが、DMM FXのデモトレードツールです。DMMはローラさんがCMに出演していることから、名前を聞いたことがある人も多いでしょう。もともとはデジタルコンテンツの配信で有名だった企業ですが、現在ではそれだけに止まらずFXや仮想通貨、VR関係の事業などを多角的に手がけている優良企業です、信頼性と資金力の面では間違いなくバツグンです。
DMM FXの特徴はなんといっても、FXの口座開設数が国内で第1位であるということです。CMのプロモーションのうまさもあるかと思いますが、やはり使い勝手がよくなければこれだけ多くの人に使ってもらうことは難しいでしょう。そのため、デモトレードをまずやってみたいという方には、間違いなくおすすめできます。
デモトレードで取引に慣れてきたら、すぐに本番のトレード口座を開設することができ、同じ環境で実戦に移ることができる点も大きな魅力といえるでしょう。どこのデモトレードを使おうか悩んでいる方は、まずはDMM FXのデモトレードを使ってみましょう。
ヒロセ通商LION FX(ライオンFX)デモトレードアプリ
アプリの特徴は?→土日も取引でき、スプレッドも狭い
どんな人に向いている?→積極的にトレーニングを積み重ねたい人
次に紹介するのが、ヒロセ通商のデモトレードツールです。ヒロセ通商の特徴は、なんといっても土日にも取引ができるという点です。先ほどもお伝えしましたが、FXの市場は土日は休みのため、本来であれば本番、デモどちらもトレードすることができません。しかし、ヒロセ通商のデモトレードアプリであれば土日でも取引をすることが可能です。
もしあなたが土日休みで、平日に練習時間をなかなか設けられないのであれば、ヒロセ通商のデモトレードアプリは非常におすすめです。ぜひ活用してみてくださいね。
YJFX!(ワイジェイFX)デモトレードアプリ
アプリの特徴は?→1,000通貨単位から取引可能で低資金でもはじめやすい
どんな人に向いている?→少額から取引をはじめたい初心者の方
3番目に紹介するのは、YJFX!のデモトレードアプリです。聞き馴染みがないかもしれませんが、実は運営元は国内でも大規模なメディア事業を展開しているヤフーです。そのため、信頼性や資金力の面では非常に優れているといえるでしょう。
YJFX!のデモトレードは、本番も含めて1,000通貨単位(ドル円なら約4,000円)から取引することが可能です。FX取引は証券会社によってトレードできる最低金額が異なるため、資金が少ない人にとっては敷居が高い場合があります。しかし、YJFX!なら少額から取引ができるため、こうした心配もいっさい不要です。
デモトレードの期間は30日間とやや短めのため、長期間のデモトレードで経験を積みたい人には不向きです。逆に、少額からFX取引を始めたい人や、デモトレードからそのまま本番環境に移行したい人には非常におすすめできます。
JFXデモトレードアプリ
アプリの特徴は?→3ヶ月間のデモトレード期間と土日も取引ができるところ
どんな人に向いている?→長めにFX取引のデモトレードをしたい方、土日にもFXの練習をしたい方
最後に紹介するのが、JFXのデモトレードアプリです。JFXは国内のFX業者でも、人気が高い企業の1つです。デモトレードアプリの特徴としては、ヒロセ通商と同じく土日にも練習できる点が挙げられます。レートに関しても、ヒロセ通商と同じく土日は仮想レートでの取引となります。
また、デモトレードの期間も3ヶ月と長めに設定してくれています。土日を中心にデモトレードをアプリを使い練習したい方や、できるだけ長期間にわたってデモトレードを行いたい方にはおすすめできます。
まとめ
以上、FXのデモトレードアプリについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。デモトレードのアプリは、今回紹介したようにさまざまな企業が提供しています。また、株取引と違いツールが豊富な点や、練習時間に制限がないこともポイントの1つです。
FX取引で失敗する人の多くが、こうしたデモトレードを活用せずトレードをはじめたことで、損失を出してしまいます。せっかく高性能なアプリが多数提供されているのですから、これを利用しない手はありません。初心者の方はもちろんですが、取引をはじめて月日が経った中級者の方でも、自分のトレードを見直したり新しい戦略を試すことに適しています。
デモトレードアプリを積極的に活用することで、ぜひみなさんもFX取引でガンガン利益を出してくださいね。