FXとは?仕組み・特徴・メリットを初心者にわかりやすく解説!今日からはじめるFX入門書

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FXってどんなもの?はじめてみたいけど、何から始めれば良いのかまったくわからない…

こんな気持ちを持っていませんか?

FXで億万長者になった人のはなしを聞くと、自分もはじめてみたいなと思いますよね。しかし、初心者の方だと、そもそもFXがどんなものかや、始め方もよくわからないと思います。

そこで今回の記事では、FX取引の概要や特徴、メリット・デメリットを初心者向けにわかりやすく解説しています。また、大手企業の運営で信頼性が高いおすすめの国内FX会社も紹介しているので、今日からすぐにでもFXをスタートできる内容となっています。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

FXってどんなもの?

FXとは、「外国為替証拠金取引」のことです。そういっても、よくわからないですよね。わかりやすくいうと、お金を借りてドルやユーロなどの海外の通貨を取引することが、FX取引です。

FX取引を行うのは、証券取引所というところになります。日本国内だけでなく、世界中に取引所が存在しています。FXでは、「証拠金」という担保になるお金を取引所に提出し、その金額に対して数倍、数十倍といった倍率をかけて取引を行うことが可能です。また、こうした証拠金にかける倍率のことを、「レバレッジ」と呼びます。

取引方法もかんたんです。FX取引では、ドルやユーロなどを安いときに買って高いときに売ることで、その売買の差額を利益として狙います。

FX取引ってどんなもの?

・FXとは、お金を借りてドルやユーロなどの海外の通貨を取引すること

・証券取引所に担保として提出するお金のことを「証拠金」と呼ぶ

・証拠金にかける倍率のことを「レバレッジ」と呼ぶ

FX取引の仕組み「差金決済」

FX取引には、「差金決済」という仕組みが使われています。差金決済では、実際に取引で注文された通貨はやり取りされず、売買の結果として発生した差額のみが決済されます。わかりやすいように、例で考えてみましょう。

たとえば、1ドル110円のときに、100ドルを購入したとします。その後、1ドル120円に値上がりしたタイミングで、持っていたドルをすべて売却しました。この場合の計算式は、「120円(売却時の1ドル価格)× 100 – 110円(購入時の1ドル価格)× 100 = 1,000円」となり、1,000円の利益が発生したことがわかります。差金決済ではこの場合、実際にドル自体はやり取りされず、差額の1,000円のみが決済されます。

このように、差金決済の仕組みは取引内容がどうであれ、結果として発生した差額だけがやり取りされるようになっています。

差金決済を活用した取引方法「空売り」

差金決済は、取引の差額のみを決済する仕組みです。この決済方法を活かすことで、FX取引では実際には持っていない通貨を持っていると仮定して売却して後から買い戻す、「空売り」を行うことができます。これによって、下落相場でも利益を出すことが可能です。わかりづらいと思うので、こちらも例で確認してみましょう。

たとえば、1ドル110円のときに、本来は持っていない100ドルを売却したと仮定します。この100ドルは必ず買い戻す必要があるので、その1ドルの価格が100円になったときに、買い戻しを行いました。そうすると、「110円(売却時の価格)×100 – 100円(買い戻し時の価格)× 100 = 1,000円」となり、1,000円の利益がこの空売りによって発生することになります。

差金決済では、結果として発生した差額のみが決済されます。そのため、このような実際には持っていない通貨を売却したと仮定することも、可能なのです。通常の取引方法では、価格が上昇したときにしか利益を出すことができませんが、「空売り」を使うことで価格が下落したときにでも利益を出すことができるのです

FX取引のメリット

FX取引にはどのようなメリットがあるのか、わかりやすいように具体的な例で確認していきましょう。

たとえば、あなたは持っている5万円のお金を使ってFX取引を始めようとします。そして、FX会社にこの5万円を証拠金として提出します。このFX会社では、レバレッジ(倍率)を10倍〜25倍で選択することができます。あなたは10倍のレバレッジを選択しました。すると、本来は5万円しか持っていなかったのに、5万円の10倍にあたる50万円を使って、ドルやユーロなどの海外の通貨を取引できるのです。

このように、本来であれば少額の資金しか持っていない場合でも、FX取引であれば自己資金よりも大きな金額を使って取引をすることができるのです。これによって、本来持っている自己資金では狙うことのできない、大きな利益を狙うことができるというメリットが生まれます

FX取引のデメリット

FX取引には、少ない資金でも大きな利益を狙えるメリットがあります。しかし、FX取引にはデメリットも存在します。こちらもわかりやすいように、具体的な例で確認していきましょう。

たとえば、あなたが持っているお金5万円を証拠金として使い、先ほどと同じくレバレッジ10倍の50万円でFX取引をした場合を考えてみましょう。そして、この50万円全額を使いドルを買いましたが、その後ドルが20%下落してしまいました。20%価格が下落した場合の損失は「50万円×20%=10万円」となり、10万円の損失が出てしまいます。実際には5万円しか持っていませんが、取引しているお金は50万円のため、本来持っている資金よりも大きな損失が出てしまいます。

このように、FX取引では自己資金よりも大きな資金を使って取引することができますが、その反面自己資金よりも大きな損失(借金)を背負ってしまう可能性もあるのです。

借金を防ぐ仕組み「ロスカット」

先ほども確認してように、FX取引には自己資金よりも大きな損失が発生し、借金を背負ってしまうデメリットがあります。しかし、FX取引には、こうした事態を防ぐための仕組みが設けられています。それが「ロスカット」です。

ロスカットは、自己資金に対して一定水準以上の損失が発生した場合に、自動でポジション(決済せずに保有している注文)が決済する仕組みのことです。この水準は、取引所ごとに定められているため、どれくらいの損失が発生した場合にロスカットが入るか、明確な決まりはありません。

FXを始めよう!具体的な始め方を解説

ここまで、FXの概要や仕組み、メリット・デメリットについて確認してきました。なんとなく全体のイメージがつかめたのではないでしょうか。ここからは、FX取引を始めるにあたってどれくらいの資金が必要になるのか、何を準備しなければいけないのか、FX取引の具体的な始め方を確認していきたいと思います。

FXはいくらあれば始められる?実は少額からでもOK

まずは、FXを始めるのに必要な資金を確認しておきましょう。FXと聞くと、大金が必要なイメージがありますよね。たしかに、従来であればFXを始めるためには、数万円〜数十万円の大きな資金が必要でした。しかし、ここ最近では少ない資金でも取引を始めることができるようになっています。

FXでは、取引で使うお金の単位として「通貨単位」というものが設けられています。さらに、この通貨単位には最小通貨単位というものが設けられており、それより小さい単位のお金は取引で使うことができなくなっています。

国内で最小の通貨単位を提供しているFX会社「SBI FXトレード」では、1通貨単位を採用しており、なんと4円という超少額からFX取引をスタートすることが可能です。このように、資金が少ない人にも始めやすいのがFX取引の特徴です。ただし、4円では利益もだいぶ小さくなり、トレードするメリットがあまりありません。口コミなどをみると、10万円前後で取引をスタートする人が多いようです。参考にしてみてくださいね。

準備するものはたったの2点だけ

FX取引と聞くと、何かめんどうな書類をたくさん集めなければいけないイメージがありますよね。しかし、FX取引を始めるにあたって準備するものは、以下のたった2点です。

FX取引で準備が必要なもの

・マイナンバーがわかるもの

・本人確認書類

マイナンバーに関しては、法律が変更されたことでFX取引をするために必要になりました。また、マイナンバーがわかれば、マイナンバーカードでなくても大丈夫です。通知カードをお持ちであれば、それを準備しておきましょう。

本人確認書類に関しては、運転免許証があればOKです。それ以外の書類の場合は、パスポートは1点でOK、顔写真がない保険証であれば住民票など補助書類を準備しましょう。また、FX取引は住所確認のためにハガキが郵送されてきます。そのため、本人確認書類には現住所がきちんと記載されているものを準備する必要があります。しかし、もしない場合にも住民票などの補助書類を準備すればOKです。

FX会社に口座を開設しよう!開設までの4ステップ

FX取引は、申し込み方法もかんたんです。FX取引を始めるための具体的な手順は、以下のようになります。

FX取引開始までの手順

1、FX会社の公式ページで口座開設フォームにアクセス

2、規約への同意、名前や住所などの個人情報を入力する

3、準備していたマイナンバーと本人確認書類をアップロード

4、ハガキが郵送されてくるので受け取る

上記のたった4つの手順だけで、FX取引をスタートすることができます。また、手順3のアップロードに関しては、スマホで書類を撮影して、指定されたページからアップロードをするだけでOKです。わざわざコピーを取って郵送したりする必要もなく、手軽でかんたんにできますよ。

また、4つ目のハガキですが、このハガキには実際にFX会社にログインするためのIDとパスワードが書いてあります。受け取らないと取引を始めることができず、転送届けを出していても転送されません。ハガキは必ず受け取れるように、注意点として覚えておきましょう。

口座を開設したらお金を入金しよう!最初はドルなどの安定通貨がおすすめ

口座の開設が完了したら、お金を入金して実際に取引をスタートすることができます。お金の入金には、銀行の振り込みが使えますが、振り込み手数料がかかります。しかし、FX会社によってはクイック入金(インターネットバンキング)を使った入金に対応しているところもあり、この方法であれば手数料を無料にしてくれるところもあります。もしあなたがお使いの銀行が、インターネットバンキングに対応している場合は、クイック入金を活用して手数料を抑えることをおすすめします。

お金の入金が完了したら、そのお金を使って海外の国の通貨を購入することができます。初心者の方は、リスク低めのドルやユーロなどから取引を始めることをおすすめします。また、いきなり高いレバレッジで取引を開始すると、その分借金のリスクも高くなります。5倍〜10倍ほどのレバレッジで取引を開始することをおすすめします。

初心者におすすめのFXサービスTOP3

ここまで、FX取引の概要や始め方などを見てきました。全体的なイメージがつかめたところで、実際に始めてみたくなった方も多いのではないでしょうか。ここからはそうした方に向けて、初心者でも使いやすい信頼性の高いFX会社TOP3を紹介していきたい思います。

第1位 SBI FXトレード(エスビーアイFXトレード)

初心者の方にもっともおすすめしたいFX会社は、SBIFXトレードです。SBIグループの運営で信頼性が高く、安心して取引できるのはもちろんですが、先ほども紹介したように1通貨単位(ドル円で最小4円)からのFX取引にも対応しているため、少額から始めたい方にもピッタリです。

また、ドル円のスプレッド(買いと売りの価格差)も0.27銭と非常に小さいことも特徴として挙げられます。スプレッドが小さいと、損失を抑えて利益も出しやすくなるので、取引に慣れていない初心者の方でも取り組みやすいといえるでしょう。もちろん、初心者だけでなくFX取引の経験がある人にもSBIFXトレードはおすすめできます。

第2位 YJFX!(ワイジェーFX)

YJFX!は、国内大手メディアを運営するヤフーグループが提供するFXサービスです。大手企業が運営元なので、信頼性は非常に高く、安心してFX取引をスタートすることができます。また、SBIほどではないですが、1,000通貨単位(ドル円で4,000円)という少額からでも取引可能なため、少額資金の初心者の方でも始めやすいのが特徴です。取引ツールも充実しており、「Cymo(サイモ)」という魅力的な独自の取引ツールも提供しており、パソコンだけでなくスマートフォンでも取引が可能です。

また、定期的にキャンペーンもやっています。こうしたキャンペーンを活かすことで、場合によってはキャッシュバックでお得に取引をスタートできます。実際に取引をスタートする時には、キャンペーンがやっているかも確認しておきましょう。

第3位 DMM FX(ディーエムエムFX)

DMM FXは、デジタルコンテンツの配信でも有名な、国内の大手企業DMMグループが運営するFX会社です。DMM FXは、口座の開設数が国内ナンバーワンとなっており、多くの人が利用しているという確かな実績があります。

DMM FXでは、デモトレードのアプリも提供しているため、いきなり取引をスタートするのが不安だなという方でもおすすめできます。このデモトレード用のアプリは、実際の取引画面とレートを反映したものになっているので、デモトレードである程度取引に慣れてきたら、本番環境に移るといったやり方もおすすめです。

また、自社の資産と顧客資産を分別して管理しているため、仮にDMMが倒産することがあっても、ユーザーの資産には影響が出ないようになっています。もともと、DMMグループが運営しているので信頼性が高いのですが、こうした点まで配慮されているのはユーザーにとってもありがたいですね。初心者の方にもぴったりな、非常に安心感のあるFX会社といえます。


まとめ

以上、FX取引について、その概要や特徴などを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。FXは少額でも始めることができ、投資初心者の方でも始めやすいためおすすめです。ただし、今回紹介したように借金を背負ってしまうというデメリットもあるため、投資をする際には損失が発生しないように十分注意する必要があります。

いっぽうで、少額でも大きな利益が狙える点や、下落相場でも利益を狙える「空売り」など、FX取引独自のメリットもあります。こうしたメリットを活用できれば、さまざまなタイミングで投資による利益を狙えるといえるでしょう。もしかすると、あなたの隠れた才能が発揮されるかもしれませんね。

みなさんもこの記事を参考に、ぜひFX取引をスタートしてみてくださいね。

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