意外と見落としているかも?クレジットカードの更新時の注意点

「クレジットカードの更新は見落とされがち」
このようなことが言われていますし、私も同感です。

とはいえ、

  • クレジットカードの更新はなんであるの?
  • 新しいクレジットカードが届かないのはなぜ?
    という方も多いともいます。

そこでこの記事ではクレジットカードの更新に関して紹介します。
クレジットカードの更新が近い方は参考にしてみてくださいね。

クレジットカードの更新について

クレジットカードには有効期限があり、使い続けるためには必ず更新手続きが必要になってきます。更新手続きを忘れてしまうとクレジットカードが使えなくなるので、日常的に使う方にとっては致命的です。

しかし、クレジットカードの更新と言ってもそこまで難しいものではありません。デビットカードなどと異なりクレジットカードには審査があります。その審査をクリアした人にカードが発行される仕組みですよね。

カードを発行する際に審査をして問題ないかを確認しますが、数年後に全く状況が同じとは限りません。もちろん通常通りにクレジットカードを使っている場合は、特に問題もなく更新は可能です。

しかし、クレジットカードの更新時には同時に再審査も行われます。いままでのクレヒスを確認し、属性の変更などが無いかを確認して問題ない場合に初めてクレジットカードの更新ができるのです。

無条件に更新ができるわけではなく、言ってしまえばクレジットカードの再習得に近い形になります。そして、クレジットカードの更新審査を行うためには一定の期間でチェックする必要が出てきますよね。

そこでクレジットカードに有効期限をつけて一定期間ごと再審査を行うのです。これがクレジットカードの更新の理由であり、必要な理由でもあります。定期的にカード会社側は更新できる人物かどうかをチェックしているのです。

クレジットカードは基本的に更新は自動的に行われます。特に有効期限が近くなったら自動的に新しいカードが送られてきます。この時に特に何か面倒な手続きがあるということはありません。

更新に適している人物とカード会社が判断した場合には、クレジットカードは自宅に送られてきます。この時に送られてくるクレジットカードは以前のカードとは別物なので、カード番号は更新する必要があります。

クレジットカードの退会手続きを更新の2ヶ月前に行っていない場合は、特に問題もなく送られてきますので安心ですね。カード会社に何かしらの連絡をしたりすることもありませんよ。

クレジットカードの更新は自動車免許の更新と違って特にどこかに行く必要も無ければ、費用などもかかりません。ただし、そのかわりに使用履歴をしっかりと確認されますので、滞納などには注意が必要です。

他にもクレジットカードを更新しないといけない理由も何点かあります。そこで、ここではそんなクレジットカードを更新する理由に関して、紹介していきます。問題ない使い方をされている方に関しては関係ないことですが、万が一のときなどに覚えておくと役に立ちますよ。

そもそもクレジットカードの更新はなぜある?

クレジットカードの更新理由は何点かあります。一つは老朽化対策でクレジットカードの多くはプラスチック製でできて数年経てば老朽化してます。最近ではチタン製のクレジットカードも登場していますがまた少数派です。

さらにチタン製のクレジットカードは、大体が年会費が高額であったり、インビテーションが必須などなかなか手が出しにくいものです。一般カードは基本的にプラスチック製ですのであまり関係ありません。

またチタン製のクレジットカードであっても有効期限はしっかりと設定されています。プラスチック製に比べて劣化は遅いかもしれませんが、有効期限はあくまでも劣化対策だけではありませんのでしっかりとチタン製でも有効期限はあります。

さて、プラスチック製のクレジットカードですがこれはクレジットカードの使用頻度にもよりますが、毎日使う方などは1年も経てばクレジットカードは結構劣化してきます。傷がついたり、曲がったりしたこともあるのでしょう。

クレジットカードの有効期限はほとんどのカードで5年程度であり、クレジットカードを5年も使えば、カードが劣化して機械が読み込まなかったりすることもよくあります。使用履歴に問題がないのにレジに通らないというパターンはあるのではないでしょうか。

そしてクレジットカードを劣化したままにしておくと大変危険です。特に磁気テープは劣化しやすいため、劣化したクレジットカードは機械との相性が最悪です。全く読み込んでくれないでクレジットカードが使えないこともよくあります。

またクレジットカードをそのままにしておくと防犯対策としてもあまりよろしくありません。クレジットカードの情報を盗もうとする犯罪は常に進化し続けています。古いクレジットカードの場合は、最悪の場合情報を盗まれることもあります。

ですので防犯対策として常に最新の防犯対策がなされたクレジットカードを持っているということが、何より肝心でしょう。クレジットカードは便利ですが、詐欺の手口も巧妙になってきています。

どんなものでも買えるカードだからこそ注意する必要があるのです。カード会社も完璧ではありません。フィッシング詐欺などにはカード会社も目を配らせていますが、やはり自分のカードは自分で守る必要があります。

自分のクレジットカードを守るためにも新しいカードへの交換というのが必要になってくるのです。 そしてもう一つがクレジットカードを正しく使えているかどうかという確認のために有効期限があります。

クレジットカードの現金化や支払遅延などの利用規約に違反していないか、このままクレジットカードを使わせて問題ないかということをカード会社は有効期限を設定して確認するのです。

カード会社が問題なしとすれば晴れてクレジットカードは新しく更新されます。そして次のカードにも勿論有効期限が設定されており、その時期になったらカード会社はまた再審査を行います。

この繰り返しでカード会社と利用者は信用関係を築いているのです。クレジットカードを普通に使っていればこのような心配をすることもありません。更新自体はすぐに終わりますし、何より新しいカードは自動的に送られてきます。

知っておくと便利ですが、普通に使う分には特に気にすることもないでしょう。

有効期限はどこで確認できる?

クレジットカードの有効期限は表面部分に印刷されています。クレジットカードのカード番号を見てみるとその下あたりに「08/20」や「08-20」、「08/‘20」と印刷された文字があると思います。

これが有効期限です。表記は日本的ではありませんが、頭の08は有効期限先を示し、後の数字は有効期限年を示します。つまり上のような有効期限の表記の場合だと、20年の8月に有効期限が来るということになります。

基本的に有効期限は3年から5年が一般的です。有効期限はこの期間で変わることを予め覚えておきましょう。前述の通り特に使用に問題がなければ、すぐにクレジットカードは新しいのが来ます。

もしもクレジットカードが届かない場合は、何かしらの問題があるかもしくは引っ越し先の住所などを登録していなかった場合です。おそらく一番多いのがこの引っ越し先の住所を登録していないということでしょう。

そういう場合はクレジットカードのマイページから住所の更新などができますので、有効期限が近い場合は予め変更しておくことをお勧めします。サポートセンターなどにも特に電話することなく簡単に更新ができます。

更新すると何が変わるの?

ではクレジットカードを更新すると一体何が変わるのでしょうか?あまり大きく変わらないのではないかと多くの方は考えていると思います。確かにそこまで大きな変化というものはありません。

あくまでもクレジットカードを更新するだけですので、免許の更新と基本的には同じようなものです。有効期限が来たから新しいカードに変更する、カードが痛んだので新しいのに変えるこれと同じです。

ですので大きな変化というのはないですが、あくまでも再審査をして新しいカードが発行されるということですので少なからず変化はあります。一番の変化はカード番号の変更でしょう。

クレジットカードの更新は自動車免許の更新と同じく、カード自体もそのまま新しくなります。ただし免許と違うのは、発行されたカードの番号が更新するたびに変わるという点なのです。

これは防犯上の意味もありますが、基本的にクレジットカードは発行すると新しいカード番号になるのです。ですので更新で重要なことは、番号登録を全て新しくするということです。

これがクレジットカードを更新する際におそらく一番面倒になる点でしょう。ネットサービスなどを利用している場合は、クレジットカードの番号をあらかじめ登録しているケースが多いでしょう。

しかしクレジットカードを更新すると番号ごと変わりますので、一部対応しているサービス以外は全て番号を更新する必要があります。つまり昔のカード番号と今のカード番号が違うため登録し直す必要があるのです。

この登録をし直さなければいけないという作業が、結構面倒くさいです。しかしながら同じ番号のカードを発行することはできないため、面倒ですが新しいカードが来たら真っ先に登録をし直しましょう。

他に更新の際に変更になる可能性があるものは、利用限度額やキャッシング枠の変更でしょう。更新の際にキャッシング枠や利用限度額が変更するということがあります。収入の差やカードの使用状況によって限度額が変わります。

クレジットカードの更新には、再審査が行われているため利用状況などをチェックしてカード会社が、今後もあまり使わない可能性があると判断した場合にはカードの利用限度額を下げることがあります。

これもあくまで一例ですが可能性があるという点で覚えた方がいいかもしれません。限度額が下がったとしても定期的に利用して再度利用限度額を上げる申請をすれば、クレジットカード会社側もあげてくれます。

そのため万が一違ったとしてもそこまで気にしなくて問題ないでしょう。クレジットカードを更新できるということはそれだけ信用があるという証です。今後もクレジットカードを使って更新できるようにしましょう。

更新に必要なものは?

クレジットカードの更新で必要なものというのは基本的にはありません。有効期限がカード会社で把握しているため、こちらから何かしらの連絡をすると言う必要はないのです。有効期限が近くなっているということだけ覚えておきましょう。

解約する前は有効期限の約2ヶ月ほど前にクレジットカードを解約すれば更新手続きに入ることはないでしょう。解約すると決めた場合は早めに解約をした方が無難です。間違えて更新したカードが届くこともあります。

クレジットカードの更新で届くのも概ね2ヶ月から1ヶ月で新しいカードが届きます。ケースによってはなかなか届かないということもあります。その場合は何かしらの問題があったか、登録ミスですのでサポートセンターに問い合わせましょう。

必要なものは特にありませんが、新しいカードが届いたらやることはあります。それは古いカードの破棄です。これをしておかないと大変なことになります。クレジットカードが新しいのは届いたとしても古いカードは実は使えます。

その上クレジットカードは個人情報の塊ですので、不用意に捨てたりした場合は個人情報がそのまま抜かれてしまいます。きっちりと IC チップと磁気ストライプをハサミで切ったりして細くした後に捨てましょう。

また新しいクレジットカードが届いたら当然ですが真っ先にサインをして、しっかりと保管しておくことが重要です。もしも新しいカードをそのまま落としてしまったら使われてしまうので注意が必要です。

そして新しいクレジットカードで何かしらな機能が付いていないかなどを確認しておくといいでしょう。新しくなってポイントの還元率や新しい付帯サービスなどがついているカードもあります。

更新時に新しいクレジットカードのスペックに満足できるかどうかというのは、一つの更新をするための判断材料だと思います。是非とも事前に確認しておくと更新手続きもスムーズに行きます。

クレジットカード更新時の注意点

多くの場合は問題ありませんが、クレジットカードを更新する際の注意点というものがあります。この注意点を見落としていた場合は、クレジットカードがなかなか更新されないもしくは更新されないということがありますので注意が必要です。

ここではそんなクレジットカード更新時の注意点を紹介していきます。

更新時の再審査で落ちることも

クレジットカードの更新時では必ず再審査が行われます。入会時には問題なく審査に通ったとしても更新時に落とされるということはよくあります。収入の状況が変わっていたり、クレジットカード会社側の都合で条件が変更になることはあります。

そのためクレジットカードはクレヒスが良ければ必ず更新されるというわけではありません。ただし基本的には、利用状況に問題なければ再審査で落ちることはあまりないため延滞などはしないようにしましょう。

反対に支払いの遅延などがあった場合は、更新の審査はかなり厳しくなります。数日程度の延滞であればブラックリスト入りすることはありませんが、更新の審査にはかなり響いてきます。

1日でも支払いが遅れてしまった場合は、クレジットカード会社としてもお金を貸すのが怖いです。また支払ってくれないではないかというふうに考えてしまいます。ですので、支払遅延というのは更新にかなり響くのです。

残高不足というのも注意が必要な点です。預金の残高があまり少ないとクレジットカードの更新に響いてきます。毎回ギリギリの支払いをしている方は、更新に要注意と言えるでしょう。

カードが届かない場合はカード会社に連絡

クレジットカードがなかなか届かないというケースもあります。クレジットカードが届かない場合は再審査で止まっているか、カード会社側の登録情報が間違っているか、配送のミスかのどれかです。

カードが届かないケースの多くは登録情報が間違っていることが多いため、まずはクレジットカード会社の登録情報を確認して自分の住所が間違っていないかなどをあらかじめ確認しておきましょう。

確認が終わって問題がなかった場合は、クレジットカードがなかなか届かないという旨をカスタマーセンターに伝えましょう。カスタマーセンターが調べてくれて配送状況を確認してくれます。

まとめ

ここまでクレジットカードの更新について紹介してきました。基本的には利用状況が問題なければクレジットカードは更新できます。ただし少しでも利用状況が悪かったり、登録情報が間違っているとなかなか新しいクレジットカードは届きません。

また、クレジットカードは新しい番号で発行されるため、カード情報を登録しているサービスはもう一度カード情報を登録し直さないといけないのでこの点が一番面倒と言えるでしょう。重要なことは、カードの支払いは基本的に遅延してはいけないことそしてカードが届かない場合はカスタマーセンターに連絡することです。

この2点が問題なければ、クレジットカードの更新に関してはほとんど問題ないと言っていいでしょう。カードの更新情報はもしかしたら必要ないかもしれませんが、知っておくと少し便利ですよ。

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