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TSUTAYAやファミリーマートで使えるTポイントカード!
提携店が多くポイントが貯めやすく、貯めたポイントが使いやすいのが最大の特長です。
毎日ファミリーマートでお買いものする人はもちろん、そのほかのお店に行っても「Tポイントカードお持ちですかー?」と聞かれたことのある人は多いでしょう。
それだけ、Tポイントの提携店はたくさんあります。
その中でも、「Tポイントを貯めたい!」と、考えている方であれば持っていて損をすることはないと言えるのが、ファミマTカード。
レジの順番待ちの間、店内の広告やチラシを見て、「毎日お弁当をファミリーマートで買っているし・・・作ったほうがお得なのかな…?」と思ったことのある人もいるのでは?
ここではそんな迷っている方のために、ファミリーマートTカードの機能やメリット、さらにデメリットまでまとめてみました。
ファミマTカードの特長
https://ftcard.pocketcard.co.jp/
ファミマTカードは、全国にあるTポイントの提携先やインターネットの提携先で、利用金額に応じてTポイントを貯める・使うことができる共通ポイントカード、Tカードの一種です。
参照:Tサイト Tカードとは
http://tsite.jp/r/guide/web/index4.html#tcredit
ちなみにファミマTカードには3種類ありますが、クレジット機能がついているのは「ファミマTカード(クレジット機能付き)」1種類のみ。
入会金・年会費無料のお得なクレジットカードですが、国際ブランドはJCBブランドのみでの発行となります。
主な特典としては、ファミリーマートで200円の買い物につき1ポイントのTポイントが貯まること。
毎週、曜日によってポイントが倍になる特典がありますので、毎日ファミリーマートをよく利用する方には、おすすめのクレジットカードです。
ちょっと特殊なのが、リボルビング払いのクレジットカードであること。
後述しますが、ファミマTポイントカードは、最初からすべての支払いがリボルビング払いに設定されています。
通常のクレジットカードと違い、利用するたびに支払回数を指定できないということが大きな注意点となります。
ポイントの種類
ファミマTカードで貯められるポイントは「ショッピングポイント」と「クレジットポイント」の2種類があります。
ややこしいですが、要はTポイントに変わりありません。
現金で購入した際に加算されるTポイントが「ショッピングポイント」、クレジットカードで購入したものに加算されるTポイントが「クレジットポイント」と呼ばれています。
- ショッピングポイント:現金で購入した際に加算されるTポイント
- クレジットポイント:クレジットカードで購入したものに加算されるTポイント
どちらも同じ「Tポイント」として貯まっていきます。
しかし、注意したいポイントは、購入するものによっては、クレジットポイントはクレジットカード決済をすると必ず付くのに対して、ショッピングポイントは買い物をしても付かないものがあります。
ポイントの種類 | ショッピングポイント | クレジットポイント | デビットポイント | Tマネー決済ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
対象カード | ファミマTカード/Tカード | ファミマTカード(クレジット) | ファミマTカード(Visaデビット付キャッシュカード) | Tマネーが利用できるファミマTカード/Tカード | |
貯まり方 | 200円につき1ポイント※1 | 200円につき1ポイント※2 | 200円につき1ポイント※3 | 500円につき1ポイント※4 | |
食品、お酒 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
日用品、雑誌、本、新聞、CD、ゲーム、DVD | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ヤマト宅急便、宅急便コンパクト | ○ | ○ | × | × | |
カタログ&ギフト(三越ギフト、お酒ギフト、お中元、お歳暮、クリスマスカタログ等) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
タバコ | × | ○ | ○ | ○ | |
切手、ハガキ(お年玉付き官製はがき含む)、印紙 | × | ○ | × | × | |
代行収納(携帯電話料金・電気代・ガス代等) | × | ○ | × | × | |
金券、プリペイドカード(QUOカード、amazonショッピングカード等)類、商品券 | × | ○ | × | × | |
Famiポート・サービス | チケット類(イープラス、チケットぴあ、JTB等) | × | ○ | ○ | ○ |
Famiパス、航空券サービス | × | × | × | × | |
各種代金お支払い・収納票発行・プリペイドサービス等 | × | × | × | × | |
ファミマ受取便(楽天ブックス)、ネットショッピングの店頭商品引換払い | × | × | × | × | |
スポーツ振興くじ「toto」 | × | × | × | × | |
電子マネーチャージ(Tマネー、交通系電子マネー、楽天Edy、WAON等) | × | × | × | × | |
コピー、FAX等 | × | × | × | × |
※ 1 ショッピングポイントは200円(税込)につき1ポイント加算されます。
※ 2 ファミマTカード(クレジット)でクレジット利用をされると200円(税込)につき1ポイント加算されます。
※ 3 ファミマTカード(Visaデビット付キャッシュカード)でVisaデビット利用をされると200円(税込)につき1ポイント加算されます。
※ 4 Tマネーの月間のご利用合計金額(ファミリーマート以外での利用も含む)に対して、500円(税込)につき1ポイントが翌月1日にまとめて加算されます。
参照:ファミマTカード ポイント早見表(貯まる)
http://www.family.co.jp/card_point/point_chart_get.html
例えば、切手やはがきを現金で購入してもTポイントはつきませんが、クレジットカードで購入するとTポイントが加算されます。
このように、買うものによってはクレジット払いにしないと、ポイントがつかない場合がありますので注意しましょう。
メリット
ファミリーマートでの利用でお得
ファミリーマートが取り扱っているクレジットカードですので、もちろんファミリーマートでの得点がたくさんあります。
まずは基本ポイント。
ファミリーマートでファミリーマートTカードを使ってお買いものをすると、ショッピングポイントとクレジットポイントがつきます。
例えば、お買いものでTポイントカードを提示するだけで、200円につき1ポイント、ショッピングポイントがたまります。
そのとき現金ではなくクレジットカードでお買い物すると、200円につき1ポイントたまります。
つまり合わせて、200円につき2ポイント貯められるのです。
参照:ファミマTカード ショッピングポイント
http://www.family.co.jp/card_point/t_point.html
さらに、1か月のお買いもの金額に応じて変わるファミリーマートのランクアップサービス「ファミランク」によって、翌月からのポイントがさらにお得に貯まります。
参照:ファミマTカード ファミランク
http://www.family.co.jp/card_point/t_point/famirank.html
これらのカードの日などの特典はそれぞれ上乗せして利用することが可能です。
後述するファミリーマートの「カードの日」を狙えば、もっとポイントがたくさん貯められます。
参照:ファミマTカード 最大ポイント7倍
https://ftcard.pocketcard.co.jp/affil_ad/index.html#point_02
お買いものするだけでもランクが上がりお得にポイントが貯められるほか、曜日などタイミングを狙ってお買いものをするとより還元率の高くなるクレジットカードであるといえるでしょう。
毎週火曜日・土曜日は最大ポイント5倍
http://www.family.co.jp/card_point/privilege/special_day.html
毎週火・土にファミリーマートTカードの利用で、ポイントが最大5倍になります。
例えば200円分をクレジットカードでお買い物した場合、ショッピングポイントは3倍、クレジットポイントは2倍になります。
つまり200円のものをファミリーマートTカードで買った場合、
参照:ファミマTカード 新規ご入会
https://ftcard.pocketcard.co.jp/affil_ad/index.html#point_02
と、いつも現金でお買いものすると200円につき1ポイントのところが、5ポイントになるのです!
毎週水曜日のレディースデーでポイントが2倍
http://www.family.co.jp/card_point/privilege/ladies_day.html
毎週水曜日は、レディースデー。
女性会員の方はファミリーマートのお買い物でショッピングポイントが2倍になります。
通常200円につき1ポイントが貯まるところ、200円につき2ポイントが貯まるので、女性会員の方はファミマでのお買い物は水曜日がお得となっています。
※ただし、レディースデーの優待特典を受けるには、「お客様情報登録」が必要なカードがあります。カードの裏面を確認し、対象のカードの場合は別途手続きが必要です。
若者応援ポイント
http://www.family.co.jp/card_point/privilege/youth_support.html
25歳以下のカード会員は、クレジットカードを使って決済するとクレジットポイントが2倍貯まります。
(対象年齢と期間:ファミマTカードの申込み時に登録した生年月日で、26歳の誕生月末までの利用)
もし25歳以下の女性の会員であれば、水曜日にクレジットカードでお買い物をすると、レディースデーと若者ポイント両方の特典が受けられます。
つまり、レディースデー得点で、ショッピングポイントが2ポイントになるほか、若者応援ポイントとして、クレジットカードも2倍になります。
さらに、当月のお買いもの金額合計が5000円以上であればシルバー会員となりますので、ショッピングポイントが2倍になります。
お得な特典が上乗せされる仕組みになっているため、条件やタイミングを合わせれば、二重三重のポイント取りが可能になります。
対象商品の購入でもっとポイント獲得可能
このほかにも、対象商品を買うとお得にポイントがたまります。
ときどき店内で赤い値札の物を見かけますよね?
商品によっては1点購入につき30ポイントなど、大量のポイントをゲットできるのです。
年会費が2年目以降もずっと無料
年会費も、初年度だ絵でなく2年目以降もずっと無料というメリットがあります。
銀行系カードやクレジットカード会社系カードでは、2年目以降は条件を満たさないとなかなか年会費は無料にならないのですが、ファミリーマートTカードは初年度も2年目以降も無料です。
これも大きなメリットでしょう。
公共料金もクレジットカード払いができる
公共料金をクレジットカードで支払うことはできますが、コンビニで払い込み用紙を使って支払う場合は、「現金のみ」がほとんどです。
クレジットカード払いにするには、申し込みの際にクレジットカード払いを選択して自動で引き落としになるものがほとんどですが、契約の関係上、払い込み用紙でしか水道料金を支払えないなど、住んでいるアパートによっては支払方法が限られることもあります。
しかし、ファミリーマートでは、払い込み用紙での公共料金の支払いもファミマTカードで支払うことができます。
毎月のことなので、払い込み用紙で公共料金支払をクレジットカード払いにできる点は、とても大きなメリットです。
ファミマでQUOカードを買うと還元率が高い
意外と知られていないのが、ファミマTカードでQUOカードを買うとかなりお得になること。
もともとQUOカードをクレジットカード払いで購入すると、200円につき1ポイント加算されます。
コンビニで販売している5,000円と11,000円のQUOカードはおまけの金額がついており、5,000円のカードは5,070円、11,000円のカードは10,180円まで利用できます。
このおまけの金額分だけでも、1.4%と1.8%の還元になりお得になります。
さらに、前述したように火曜と土曜は「カードの日」でポイントが最大5倍。
この日に購入すれば、もっとポイントが獲得できます。
例として、11,000円のQUOカードを、火曜日にファミマTカードで購入すると考えてみると・・・
- QUOカードの還元率:11,000円 ÷ 10,180円 ×100 =1.8%
- 獲得ポイント:11,000円 ÷ 200円 = 50ポイント
- 50ポイント × カードの日で5倍 = 250ポイント
250ポイント=250円分なので、
- ポイント還元率:250円 ÷ 11,000円 ×100 = 2.5%
全体の還元率:1.8% + 2.5% = 4.3%
ただし、QUOカードの額面によっては注意が必要です。
5,000円と11,000円のQUOカードはおまけの金額がついてきますが、それ以下の金額のQUOカードはついてこないか、販売価格の方が利用金額より高くなっています。
券種 | 販売価格 | ご利用可能金額 |
---|---|---|
500円券 | 530円 | 500円 |
1,000円券 | 1,040円 | 1,000円 |
3,000円券 | 3,000円 | 3,000円 |
5,000円券 | 5,000円 | 5,070円 |
11,000円券 | 11,000円 | 10,180円 |
500円と1,000のQUOカードは、それぞれ販売価格の方が高くなりますので、逆に損してしまいます。
購入する際はこの点だけ注意しましょう。
デメリット
こんなにお得なファミマTカードですが、利用するときに気を付けなければいけないことがあります。
それは、「リボルビング払い専用」のクレジットカードであること。
そして、支払方法の初期設定が「店頭支払いコース」になっていること。
ちょっと通常のクレジットカードとは違った特徴があり、これらのデメリットを解消するにはカード申し込み後に手続きする必要があります。
リボルビング払いカードと通常のクレジットカードの違い
リボルビング払いとは、「毎月の支払額をあらかじめ決めておき、毎月一定額返済していく返済方法」のことです。
毎月の返済額が一律であるため、急に支払額が増えた!と焦ることがありませんが、反面、
無計画に利用していくと残高が膨れ上がり、その分利息が高額になってしまうというデメリットがあります。
参照:日本クレジット教会 リボ払いの特徴と利用上の注意
https://www.j-credit.or.jp/customer/basis/revolving.html
そのため、リボルビング払いのことをよく知らずに申し込んでしまうと、大変なことになります。
毎月5000円しか返済しなくて大丈夫!と思っていると、未払いの残高が増えれば増えるほど利息が増え、気づいたときには全体の支払い金額が倍以上に!という危険性もはらんでいます。
リボルビング払いを回避するには、「ずっと全額払い」に設定を変更しましょう。
こちらは、通常のクレジットカードの一括払いと同じで、利用した金額を翌月に全額支払う方法です。
この方法であれば、余計な利息はかかりません。
店頭支払いコース・口座引き落としの違いは?
ファミマTカードの支払方法は下記の2種類あります。
- 店頭支払いコース:毎月、ファミリーマートの店頭で利用金額を支払う方法。
- 口座引き落としコース:通常のクレジットカードと同様に、毎月決まった日に指定した口座から引き落とす方法
申込時点では、自動で店頭払いコースに設定されていますので、毎月店頭に行って支払う手間が発生します。
口座引き落としにするには、カード申し込み後に設定変更の手続きが必要です。
リボルビング払い・店頭支払いコースのデメリット回避方法は?
ファミマTカードを申し込むと、初期設定が「店頭支払いコース」の「リボルビング払い」になっています。
ポイントとしては、リボルビング払いを「ずっと全額支払い」に変更すること、支払方法を「口座引き落としコース」にすることです。
支払方法を初期設定から変更するには、ファミマTカードの「会員専用ネットサービス」にログインしましょう。
まず「店頭支払いコース」から「口座引き落としコース」に変えるには、「口座引き落としコース」へ変更するための申請用紙を取り寄せ、変更手続きを行います。
そして、支払い方法をリボルビング払いから一括払いに変更するには、「会員専用ネットサービス」から、支払い方法を「ずっと全額支払い」に変更しましょう。
注意すべきなのは、カード到着後すぐには設定を変えられないこと。
まず、初回の明細が確定しなければ変更はできません
その月の利用料金が確定したら、翌月10日の引き落とし日までにサイト上で変更手続きを行えば、リボルビング払い・店頭支払いを回避できます。
参照:ファミマTカード 支払金額の変更(全額支払い等)をしたいのですが、どうすればいいですか。
https://faq.pocketcard.co.jp/faq/show/1433?site_domain=ft
まとめ
ファミリーマートTカードの魅力は、とにかく利用範囲が広いTポイントが、貯めやすく使いやすいという点です。
ポイントの還元率も高く、ファミリーマートで毎日お弁当をよく買う人なら、持っていて損はない1枚かもしれません。
ただし、「基本的に店頭支払い」「リボルビング払い」という初期設定が周知されていないのが難点です。
リボルビング払いは、きちんと仕組みを知っておかないと、いつの間にか残高や利息が高額になってしまう、注意すべき支払方法です。
知らず知らずに利息が膨れ上がっていたなど、そんなことにならないよう、カード申し込み後に「ずっと全額支払い」に変更するのを忘れないよう注意しておきましょう。
また、海外旅行など一般的なクレジットカードについている付帯保険がありません。
そのため、メインで使うクレジットカードというより、コンビニなどの日常的な買い物でポイントをためるカードとして使い分けるのが、賢い方法かもしれません。