価格や口コミで比較!オススメの駐在保険5選

「お仕事で海外へ出張ですか?」「海外進出ですか?」

仕事で海外へ行けたら素敵ですね。そこで、駐在保険の準備はお済みでしょうか。海外生活は、日本での生活同様に常に事故や病気のリスクがあり、とくに、盗難の確率は日本よりは確実に高くなります。

また、慣れない環境で暮らすことから、通常よりも体調を崩しやすくなってしまいます。せっかくのビジネスの機会を無駄にしないためにも、万が一に備えておくことが大切です。

今回は、出張や長期赴任などで海外に仕事で渡航する人のために、オススメの駐在保険5選をご紹介致します!

海外駐在保険の選び方

海外駐在保険は、一般の海外旅行保険と同じような内容を基本補償としているものです。さらに、仕事で海外生活を送るにあたって起こりうるトラブルをカバーできる特約が用意されています。

必要に応じて家族補償などの特約を各自選んで付帯することができます。長期滞在を予定する人のために最長で2年~5年間の契約ができる保険プランもあります。

海外駐在保険の概要

最初に、駐在保険の概要を簡単にご説明しておきましょう。

基本補償

基本となる補償は海外旅行保険とほとんど変わりません。

死亡傷害補償、傷害後遺障害、賠償責任補償、携行品補償、救援費用、緊急帰国費用などが基本補償となります。現地で病気やケガをした際の医療費、所有物を盗まれてしまった場合の損害、他人へ損害を与えた場合の賠償金が補償されます。

駐在保険の大きな特徴はこれらの基本補償が長期間で契約できること、そして仕事で滞在する際に起こりえる損害を補償する特約が付けれることです。

特約

特約として考えておきたいのが・・・

生活用動産補償
駐在中に携行する所持品が盗まれたり、破損したりした場合の損害を補償するものです。
→短期の場合は携行品補償でカバーすることが可能

個人賠償責任
賃貸住宅で設備や建物を破損してしまった時の損害賠償を補償するものです。

家族総合補償
一緒に滞在する家族も併せて総合で補償がつく特約になります。

その他、緊急一時帰国補償、航空機の遅延や手荷物の遅延、歯科治療、交通機関のトラブル、テロリスト対策、弁護士費用などを追加で付けることが可能となります。

駐在保険で付帯できる自動車保険の特約は
自動車運転者損害賠償特約、自動車超過損害賠償責任などがあります。車を運転する人は必ず確認するようにして下さい。

何を優先するか

駐在保険を選ぶポイントは何を優先するかが大切になります。

もし、ご家族で滞在する場合は「家族補償」「ファミリープラン」が付帯できる保険プランが必要ですし、単身で短期の出張であればシンプルな駐在保険で「極力安い費用」を重視したいと思うでしょう。

あるいは、歯痛で地獄のような苦しみを味わったことがあれば、歯科治療補償は必須となりますし、自動車を運転する人にとっては自動車事故の特約がつけれることが最低条件となるでしょう。

「駐在保険の基礎知識」はこちらをご覧ください。

https://savee.co.jp/life/?p=15094

また、ご家族の方が学校に通われる場合は、留学保険を検討することもできます。

それでは、ポイントを5つに絞ってオススメの駐在保険をご紹介したいと思います。
それぞれの状況に応じたベストな保険を探す参考にしてみて下さい!

海外駐在保険5選!

  • 家族で大移動する駐在保険
  • 費用はかけない短期出張の駐在保険
  • 補償内容重視の駐在保険
  • ネットで延長できる駐在保険
  • 英語版で充実補償の駐在保険

それぞれ、6つのオススメ駐在保険の価格、基本補償、特約、お得なサービス、口コミ情報などを合わせてご紹介していきますので、楽しみにご覧ください!

家族で大移動の駐在保険はコレ!

家族全員で長期赴任として海外へ駐在される方は、できるだけ長期間の契約ができて、高齢者や乳幼児などそれぞれに合わせた補償内容が選べるジェイアイ傷害火災の保険プランがおすすめです。

※ご夫婦やカップルの方など妊娠の可能性がある方にもおすすめです。

ジェイアイ傷害火災(店舗)

ジェイアイ傷害火災は家族全員で加入できる「みんな安心プラン」を用意しています。また、ご家族それぞれの状況の合わせて、留学保険、長期旅行保険、駐在保険などと選ぶことができます。

基本的に、年齢制限がないのがジェイアイ傷害火災の特徴で、条件はありますが99歳までの方、妊娠初期の方まで加入することができます。

契約者本人、家族、子供の留学も含めて最長で5年間の契約が可能です。ただし、窓口での契約となります。

価格・特徴

年間の保険料(1人)→14万円~18万円(補償内容による)

どんな補償をつけるかによって、予算に合わせた保険プランを組むことが可能です。海外では主要都市55都市に対応しており、現地の専門スタッフに日本語でサポートしています。

キャッシュレスメディカル提携先は世界で300カ所あるので、渡航先に対応できるか調べておくといいでしょう。

基本補償・特約

死亡傷害補償、傷害後遺障害、疫病補償、治療救援費用、個人賠償責任、航空機遅延費用などを選ぶことができます。

特約として、生活用動産補償、家族総合賠償責任補償、旅行中断補償、そして妊娠初期症状、緊急歯科治療の特約があるのが嬉しいですね。

また、代替え要員派遣費用のオプションがあり、被保険者の病気やケガにより日本から代替人を派遣する際の費用が支給されます。

お得なサービス

海外での事故対応の事例が閲覧できたり、各国の医療事情のデータや旅行に関するお得な情報が見れる「お役立ちサイト」の利用が無料です。

ケガ/病気の際に必要な英会話・用語集の特集があるので、いざという時に便利です。

口コミ情報

Expert
それではジェイアイ傷害火災の口コミ情報を見ておきましょう。

長期赴任だったので、70代の母を1人残していくわけにもいかず、家族全員保険に加入できて安心できました。中学生の子供は留学保険の特約を付けることができました。

ひとまずは3年間の契約をしておき、緊急時のために旅行中断補償をつけておきました。
(50代男性/アメリカへ家族5人で赴任)

ジェイアイ傷害火災の情報はこちら・・・

低コストの短期出張の駐在保険はコレ!

 

数日~1週間、1か月などの短期で海外主張へ行く場合には、海外旅行保険に特約が追加できるタイプがおすすめです。損保ジャパンなら、クレジットカードの海外旅行保険への上乗せとして利用することも可能です。

損保ジャパン(ネット)

必要な補償だけ自分で選んで組み合わせることができます。オーダーメイド型の個人プラン、カップルプラン、ファミリープランなどと各自の用途に応じたプランが組めるから嬉しいですね。

しかも「新海外旅行off」でのインターネット契約にて通常の保険料が55%割引になります!

価格・特徴

選ぶ補償や渡航先によっては、1週間で3,000円以下の保険プランを組むことも可能です。仮に、パッケージ補償で補償を万全につけたとしても1週間で、5,000円~1万円の予算でご相談頂けます。

年間の保険料(1人)12万円~17万円(補償内容による)

個人事業主や経営者の方で短期出張の利用が多い場合は、企業パッケージの駐在保険「企業off」に加入すれば大幅な経費削減が可能になります。

基本補償・特約

補償内容はパッケージプランとオーダーメイドプランの2種類から選ぶことができます。

パッケージプランの基本補償は、医療費用、死亡補償、後遺障害、疫病死亡、救援者費用、賠償責任です。その他要望に応じて、携行品損害補償、航空機寄託手荷物補償などを追加することができます。

オーダーメイドプランの基本補償は、医療費用のみです。その他は好きなように補償オプションを選べます。

お得なサービス

世界中200か所を超える提携先の病院でキャッシュレス医療の利用が可能です。

病院予約、通訳手配、メッセージ伝言サービス、航空機の時刻表案内、送迎予約、トラブルの無料相談などで滞在中を電話1本でサポートします。

口コミ情報

Expert
損保ジャパンの保険プラン利用者の声は・・・

私の場合は、仕事での渡航ではあったけれど駐在保険に加入するほどでもないな、といった理由から損保ジャパンにしました。クレジットカード付帯の海外旅行保険が使えたので、その時の状況に応じてプランを追加できて便利でした。

うちの会社は韓国への出張が多かったから、社長に法人プランの「企業off」を紹介しました。現在は会社が駐在保険に加入しているから安心です。
(30代女性/韓国出張)

 

損保ジャパンのネット海外旅行保険はこちらです。

補償内容重視の駐在保険はコレ!

多少支払う保険料が高くなっても補償内容や支給金、対応の速さなどを重視したい人におすすめなのが、海外旅行保険では最大手のAIG損害保険です。

AIG損害保険は外資系の保険会社なので海外支店や提携先が多いので安心です。

AIG損害保険

アメリカを中心に世界で55万の病院と提携しているAIG損害保険は、キャッシュレス医療によって利用できる病院の数もそれだけ多くなります。

滞在先の近くに、提携先の病院があればとても便利ですね。補償内容も充実していて、医療費の上限なく保険プランを組むことも可能で、支給金の速さでも高い評価を受けています。

アメリカが渡航先の場合は、現地での自動車保険ご紹介サービスを利用することができますし、自動車事故による損害を特約で付けることもできます。

価格・特徴

年間の保険料(1人)16万円~20万円(補償内容による)

家族総合補償を上限1憶円、生活用動産補償を上限300万円かけた場合には、トータルの平均は年間で30万~35万くらいになります。

何を特約でつけるかによって、保険料が大きく変わってしまいます。例えば、緊急一時帰国費用を本人だけつけるならば年間で2万円くらい。これを家族総合でつければ4万~7万円の追加料金がかかります。

基本補償・特約

保険プランは出張者用プランと駐在者用プランの2つから選ぶことができます。

基本補償として、死亡傷害補償、後遺障害補償、治療・救援補償、携行品損害補償などにプラス緊急歯科治療費用がついています。

特約として家族総合補償、携行品損害補償、生活用動産補償、旅行事故緊急費用(航空機/手荷物など)、個人賠償、家族総合賠償があります。

アメリカ駐在員保険

AIG損害保険の大きな特徴としては、アメリカ駐在員保険が用意されていることです。アメリカでの自動車保険の紹介サービスを利用することができます。

自動車事故による賠償責任の補償や住宅火災保賠償、人格権侵害による賠償補償などもつけることが可能です。

お得なサービス

外国語による保険加入証明書の発行が6か国語に対応しています。英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語にて無料で発行することが可能です。

トラブルを日本語でサポートするアシスタンスセンターと同一拠点に保険金支払い部門を設置しているので、支給金の支払いもスムーズでスピーディになります。

グローバルネットワークが充実しており、24時間、365日いつでも医師や医療施設との連絡が可能であることも心強い要素となります。

口コミ情報

Expert
AIG損害保険の口コミを見ておきましょう。

保険料が高いけど、元駐在員でAIG損害保険(元AIU)をすすめる人が多かった。いろいろ調べてみたけど、アメリカへの駐在だったし、自動車保険の紹介サポートがあるAIG損害保険がいいと思った。

夫婦2人、2年間の滞在で半年に1回の割合で病院を利用しました。キャッシュレス医療だったので1円も払ってません。妻の盲腸の手術に日本円で500万円くらいかかりましたが、全部保険金で賄いました。(40代男性/アメリカ駐在員)

損害保険の駐在保険はこちらでご確認下さい。

米国駐在員保険に関する詳細はこちら。

ネットで延長できる駐在保険はコレ!

忙しいビジネスマンにとって、ネットで何かもできることが必須条件となる場合も多いでしょう。滞在期間が明確でないケースもあり、そんな時に手続きに手間がかかるようであれば時間と労力の無駄になってしまいます。

ネット保険「たびほ」なら申し込みから延長手続きまで、すべてネットで完結します。

t@biho/たびほ

「たびほ」はアイジェイ傷害火災保険のネット専用の海外旅行保険になります。

利用者の様々なニーズに応えられるよう、延長手続きなどがオンライン上で完結します。しかも、リピーター割引きも適用されるので、複数に渡って出張、長期滞在のニーズがある人にも便利です。

価格・特徴

年間の保険料(1人)15万~20万円前後(補償内容による)

たびほ駐在保険のネット契約のメリットは、3か月以上の契約であればクレジットカード払いにて分割払いが選べる点にもあります。

公式サイトに掲載されてある例では、サンフランシスコ・香港1年→20万円前後、ロンドン1年駐在→16万円前後の保険プランがあります。

基本補償・特約

傷害死亡、傷害後遺障害、個人賠償責任、携行品補償、救援費用などの基本的な補償プランをまずは選ぶことができます。

そして要望に応じて特約として、緊急歯科治療、テロ対応、航空機遅延、手荷物遅延、弁護士費用、旅行キャンセル費用、旅行中断費用などを選ぶことができます。

※家族で滞在予定の人は、家族総合やファミリープランはありませんが、グループ加入が可能なので金額的にどうなるのか試算してみるといいでしょう。

お得なサービス

スマホのアプリにダウンロードして、いつでも気軽にサポートサービスを無料で利用できます。

保険金の請求に関しても、必要書類等は郵送する必要がありますが、オンライン上で手続きすることが可能です。

口コミ情報

Expert
それでは、たびほの駐在保険の感想を聞いてみましょう。

とにかく仕事の時間が不規則で忙しいので、利便さを重視した。

ひとまず4カ月で契約しておいて、現地から延長手続きをして利用した。分割で払っていけるから、費用の面でも助かった。歯科治療で2回利用したくらいで、あまり保険は使わなかったけど安心して過ごすことができた
(30代男性/イギリス駐在)

たびほの駐在保険はネットで簡単に申込みができます。

英語版で充実補償の駐在保険はコレ!

海外で仕事をする人で、ある程度の英語が理解できる場合は、現地にて加入できる海外旅行保険World Nomadsがおすすめです。

World Nomads

世界中、どこからでも加入・延長、解約、再加入することができるから便利です。妊娠中でも加入OKで、出産費用以外であれば婦人系の医療費がカバーできます。歯科治療費も支給できます。

価格・特徴

年間の保険料(1人)$1,500~$2,000(補償内容による)

保険料は日割りから計算できて、滞在期間によって数か月~長期での契約もして頂けます。例えば、アジア圏で基本補償をつけた場合に、月額の保険料が$150くらいです。

インターネットでの申し込み、クレジットカードでの支払いが必須となります。

基本補償・特約

基本補償は、医療費用、緊急医療費用(救急車など)、所持品の補償、旅行キャンセル費用、妊娠期間中の医療費、歯科治療、遭難対策、テロリスト対策、盗難、災害など

幅広い補償を受けることができます。その他150種類ある特約から必要なものを選べます。

※妊娠期間中の加入は26週以内です。

お得なサービス

現地で仕事をしながら、World Nomadsの教育プログラムで学ぶことができます。ライティング、写真、映像など好きなジャンルを選んで、他のメンバーと交流できるのが嬉しいですね。

世界中の旅行情報が無料で閲覧できるので、滞在中の旅行にも大変便利です。

口コミ情報

1年契約した駐在保険の満期に近づいた時に、現地の同僚から教えてもらいました。保険料の割には、補償が充実していることが魅力でした。妊娠期間でも加入できることを知って、いざという時には助かると思いました。

後どれくらいの滞在になるかわからなかったし、他国へ移る予定もあって、延長しようかどうか迷っている時だったのでちょうどよかったです。
(20代女性/香港駐在)

World Nomadsの情報はこちらです!

まとめ

今回は駐在保険おすすめ5選を以下のポイントに絞ってご紹介致しました。

  • 家族で滞在する場合
  • 短期出張で費用を抑えたい場合
  • 補償内容や支給金を重視したい場合
  • ネットで完結できるものを選ぶ場合
  • 英語版で現地から加入する場合

仕事で海外に駐在する方の中には、会社から十分な補償が得られなかったりと、自分でどうにか用意しなければならない人も少なくないでしょう。また、中小企業の経営者や個人事業主、フリーランスであれば当然自分で保険に加入しなければなりません。

ぜひ、今回ご紹介した記事を参考に、どんな保険がいいのか比較検討してみて下さい。

安心して仕事に集中することができるように、それぞれの状況に合った駐在保険にてキャリアを磨いていきましょう。

 

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