【節約方法】社会人になってもお金を貯めるコツ7選!

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社会人になっても節約が上手くできずに、貯金も全くできず、どんどん年齢だけ積み重なっていってしまう人は要注意です。社会人になっても節約と貯金ができなければ、実はとても大変な事態が起きてしまうのです。この記事では、社会人になって節約と貯金ができなければどうなってしまうのか、併せて節約と貯金の基本をご紹介しますので、両方上手くいっていない方はぜひ見てみてください。

社会人になっても節約方法を知っておくべき理由


社会人になっても節約方法を知っておくべき理由は2つあります。1つは、給料の範囲内で余裕を持って生活できるよう訓練するため、もう1つは機会損失を防ぐためです。詳細は以下でご紹介します。

 

社会人になっても節約方法を知っておくべき理由①給料がなくなっても生活できるように訓練するため

社会人になり、お金も安定してもらえるから、特に節約しなくても生きていけると思っている方は注意が必要です。たしかに、会社に雇ってもらっている以上は、安定して収入をもらうことができますので、お金をあればあるだけ使っていても構いません。しかし、現代で会社にずっと雇用してもらえるという確約があるかといえばそうではありません。

今の日本は終身雇用ではなく、能力で雇用される傾向になりつつありますので、自分は絶対に大丈夫ということは言いきれません。もしも、自分の収入が断たれた時に必要となるのが、今まで貯めてきた貯金と、これから生活費を抑えて暮らしていくという節約力です。収入がなくなったら、どの程度自分が生活していけるか把握していない人は、ぜひ一度生活費の計算をしてみてください。意外と、お金をかけて生活していることが理解できるはずです。

終身雇用ではなくなった今、節約して給料が一定期間断たれても暮らしていける力を養っていくことは大切ですので、コツコツ訓練を積んでいきましょう。

 

社会人になっても節約方法を知っておくべき理由②機械損失を防ぐため

次に、社会人になっても節約方法を知っておくべき理由として機会損失を防ぐためということが挙げられます。機会損失とは、結婚や子どもの進学等が挙げられます。例えば、あなたは男性で愛する女性に結婚を申し込みたいと思っています。しかし、今、貯金は0円です。これから婚約指輪の購入や、結納、挙式等を挙げると考えて計算すると、ざっと2年の貯金が必要となることがわかりました。あと2年、彼女は待ってくれるのでしょうか。もしかしたら、今結婚を申し込まなかったら、彼女は去ってしまうかもしれません。

上記で述べたように、今すぐに何かをしたいと思った時に、お金がないと行動が制限されてしまう可能性があります。子どもの進学等に関しても、やはりお金が関わってくるため、コツコツとお金を貯めておいて損はないのです、

よって、ぜひ社会人になって早めの段階で節約することに慣れて、機会損失を防いでいって欲しいと思います。

 

節約と貯金の関係性

節約をしていれば、お金は自然と貯まるものだと思っている方も多いでしょう。しかし、実際は節約をしていても貯金は自然とできるものではないのです。せっかく節約をしても、全然貯金できない人は、貯金と節約の関係性について知らないと思いますので、ここで詳しく解説します。

 

節約しても貯金できないのはなぜか?

節約を頑張っても、全く貯金ができていないという事態に陥る人は、少なくありません。「節約しているのにお金が余らないってどういうこと?私、散財しちゃってるの?」と自分を疑いたくなる事態ですよね。

節約をしていても、お金が貯める仕組みづくりをしていなければ、お金は貯まらないのです。(ただし、ものすごい強い意志をお持ちの方はできるかもしれません。)

意志があまり強くない人がほとんですので、そういった人がお金を貯めるためには、節約をすることと同時に貯金する仕組みを作る必要があります。

 

節約していないのにお金を貯めることが上手な人の実態

全然節約を頑張っている様子がないのに、お金を上手に貯めている同僚は身近にいませんか?そのような人たちは、自分に合っている節約を見つけている可能性が高いです。自分の生活習慣や仕事の状況等にマッチした節約方法を見出したがために、ゆとりある生活を過ごすことができます。

Expert
自分もゆとりある生活をしたいのであれば、上手にお金を貯めることができる人になる必要があるということを覚えておきましょう。

 

自分に合った節約方法を見つけて、お金が貯まる仕組み作りをしよう!

余裕のある生活を送りたければ、自分に合った節約方法を早く見つけ、お金が貯まる仕組みづくりをしましょう。次章では、誰にでも簡単にできる節約方法を5つご紹介します。そして、その次にお金を貯める5つのコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

社会人の節約方法~基本編~


ここでは、社会人の節約方法を5つご紹介しますので、自分に合うものがないかチェックしてみてください。節約を今までやったことがない方向けの簡単なものですので、気負いせずチャレンジしてみましょう。

 

1.家計簿をつける

節約生活の第一歩は、家計簿をつけることです。家計簿をつけることが、なぜ節約につながるのかというと、「お金の流れを把握することができるから」です。お金の流れを知るということは、自分が月に、何に、いくら、お金を使っているのかを把握するということでです。

節約が上手くいっていない人や、これから節約を行う人の多くが、お金の流れを把握しないまま節約に挑み、やみくもに節約を行って疲弊し、頓挫して行ってしまうのです。節約を頓挫させないためにも、絶対に家計簿をつけて、お金の流れを把握するようにしましょう。

 

家計簿は1年以上つけること

家計簿は、基本的に1年間つけるようにしましょう。1年間の収支を把握できれば、来年から予算を立てることも可能となります。また、年間で出費が多くなる時期はいつなのかも把握できるため、出費の多くなる時期に備えて対策を打つこともできます。よって、家計簿は最低でも1年間はつけるようにしましょう。

家計簿は続けやすいものをチョイスしましょう!

家計簿を長く続けるコツは、自分にとって「簡単」につけることができるものを選ぶことです。人によって、簡単の基準は異なりますので、自分にとって簡単な家計簿はどんなものなのか調査してみましょう。

家計簿には大きく分けて3パターンあります。

1つ目は、ノート型の家計簿です。ノートにレシートを貼ったり、毎日の支出を記入したりして、家計簿をつけていくものです。書くことが好きな人や、ゆっくりお金と向き合いたい人にはおすすめです。

2つ目は、スマホアプリ型の家計簿です。レシートを撮るだけで家計簿が記入できたり、自分でその場で打ち込んだりして家計簿をつけることができます。簡単に家計を管理したい方、仕事等であまり家計簿をつけるのに時間をかけたくない方におすすめです。

3つ目は、エクセル型の家計簿です。エクセル表に、今日買った物を打ち込む方式の家計簿です。毎日PCを開く方、エクセルでグラフ等を用いて家計を可視化したい方にはおすすめです。

Expert
自分の生活や仕事の形態に合ったものを利用し、家計簿をつけることにストレスを感じないようにしましょう。

 

2.自炊してみる

家計簿をつけることに慣れてきたら、次は自炊を行ってみましょう。社会人になって、自由にお金を使えるからと言って、毎日外食もしくは、コンビニ弁当やスーパーのお惣菜ばかりを食していらっしゃいませんか。そのような食事が多いのであれば、節約効果はとても期待できます。ぜひ、以下の自炊生活を実践してみてください。

 

夜ご飯を作ってみよう

夜、会社から戻ってきてご飯を作ることは大変かもしれませんが、ぜひ夜ご飯を外食から自炊にチェンジしてみてください。例えば、夜ご飯1食分が500円程度だったとしましょう。それを平日5日間続けると2,500円となります。しかし、一人暮らしの自炊であれば1週間2,500円もあれば、朝昼晩のご飯を作ることができるのです。この値段を考えたら、自炊した方がいいかもと思えてきますよね。

さらに、外食やコンビニ弁当等は、油分も高く、栄養バランスも偏っていることが多いので、あまり活動しない夜に食べるには重すぎます。一方で自炊であれば、油を控えてヘルシーな料理を作ることができますし、自分の食べられる量もコントロールすることができます。身体にもお財布にも優しいと思うので、ぜひ夜ご飯の自炊を行ってみましょう。

 

お弁当を持参してみよう!

夜ご飯の自炊を行っている人は、週に1回でも良いのでお弁当を持参してみましょう。お昼ご飯を自炊するのは、夜ご飯と同じくらい節約効果を得られます。また、会社等でお弁当仲間ができると、お弁当の中身についての情報交換ができたり、アイディアをいただくことができたりするので、お弁当作りにあまり困らなくなります。最初のうちは、丼ものやチャーハン等の一品料理でも良いので作って持って行ってみましょう。

 

飲み物を持参してみよう!

お弁当も夜ご飯の自炊も難しいという方は、飲み物だけでも持参してみるようにしましょう。毎日、ペットボトルのお茶を購入しているのであれば、150円×20日間=3,000円となります。

これをマイボトルに好きなお茶等を持って行くと、3,000円浮かせることができます。お弁当等を作ることに苦手意識がある方は、マイボトルを持参してコツコツ節約に励むことも良いでしょう。

 

3.自動車を持つかどうかは検討しよう

社会人になって気を付けたいのは、自動車の購入です。自分でお金を稼ぐようになったため、好きな車を購入される方も多いことでしょう。しかし、よく考えてみてください。車の維持費というのは結構馬鹿にならないものではありませんか。出勤時のガソリン代は会社持ちですから良いとして、お出かけ時のガソリン代や、車検代やメンテナンス代等を年間で考えると、10万円はかかってしまいます。もちろん、車がないといけない会社の方は持っていても構いません。しかし、車はなく、近くに公共交通機関がある方は考え直してみましょう。車の維持費に年間10万円以上かかるところを、公共交通機関なら会社から出た定期を休日のショッピング等に使うことができます。また、定期を持っているだけで、安く外食ができるお店等もあります。

Expert
車を持っているけど、全く使っていないという方は、ぜひ車を手放すことを検討してみてください。

 

4.趣味費を見直してみよう!

社会人の皆さんに、絶対に見直して欲しいのは趣味費です。自分の趣味で家計を圧迫していないか見直してみてください。

女性であれば、エステ代や美容院代等が挙げられます。自分を磨くことはもちろん大切ですが、回数が多くては家計を圧迫してしまいます。回数を減らすか、安いお店を探すか等をして趣味費を抑えるようにしましょう。

男性であれば、釣りや漫画、ゲーム代等が挙げられます。釣り道具は今あるもので我慢し、年に1本すごく良いものを購入してみたり、漫画は繰り返し読まない物であればレンタルで借りたりすることもできます。

Expert
趣味を持つことは大切ですが、度が過ぎると家計を圧迫してしまいますので注意しましょう。

 

5.無駄な飲み会へは参加しないようにしよう!

最後に、社会人の最大の節約どころでもある、飲み会です。ここで言う飲み会とは、プライベートな飲み会のことを指します。会社に勤めると、新年会、忘年会、暑気払い等、たくさんの名称をつけて飲み会が開催されます。会社主催の飲み会であれば、参加しておいた方が後々面倒になりませんので、我慢して参加しましょう。

しかし、プライベートな飲み会であれば話は別です。飲み会へ1回参加しただけで、3,000円程度の出費がありますし、二次会へ参加するとなるとさらに出費が多くなってしまいます。また、いつでも会える同僚や友達と定期的に飲み会をしても、何の情報も得られませんし、勉強にもなりません。社会人で参加して意味のある飲み会とは、人脈形成や尊敬できる人の話を聞けること、刺激を受ける人にあえるものを指します。

せっかく自分で稼いだお金を使ってお酒を飲むのですから、楽しく、かつ、今後の自分の糧になるようなものを厳選して行くようにしましょう。

 

社会人になっても貯金するコツ5つ

最後に、社会人になっても貯金するコツを5つご紹介します。コツさえ掴めば貯金は簡単にできますので、ぜひ見ていってください。

 

1.貯金は先取りしておく

始めに、お金を貯めたかったら、給料が出たら真っ先に自分が設定した貯金額を引き落とし、貯めておくようにしましょう。

余ったら貯めるでは、全くたまりませんので、先に貯金額を取っておくことで使い過ぎを防止します。さらに、貯金額を引いた給料は、自由に使ってもかまわないので、余らせようというストレスなく節約生活をすることができます。貯金額は最低でも給料の1割貯めることをおすすめします!

 

2.貯金専用口座を開設する

先取り貯金したお金を専用口座に入れて管理しましょう。おすすめなのは、給料とは別の銀行口座を開設することです。貯金専用の口座を作ることで、コツコツお金が積み重なっていくことを実感できますし、貯金専用口座のキャッシュカードさえ持たなければ簡単にお金を下ろすことはできません。

自分に甘い人には、簡単にお金を下ろせない仕組みを作っておくことで、貯金を減らす行動を抑制することができますのでおすすめです。

 

3.予備費を必ず設定しておく

せっかく貯めたお金に手をつけないためにも、突発的な出費に備えた「予備費」を予算に組み込むようにしましょう。予備費は、冠婚葬祭で支払うご祝儀やヘアセット代等に充てます。月々3,000円程度で良いですので、必ず捻出してください。突発的な出費に対応できるかどうかで、貯金を切りくずかどうかが決まります。

せっかく貯めたお金を減らさないためにも、予備費を設定しコツコツ貯めておくようにしましょう。

 

4.予算を多めにとっておく

貯金を崩さないもう1つのコツとして、予算を多めにとっておくことが挙げられます。カツカツの予算では、少し多めに出費をしてしまった時にすぐに頓挫してしまいます。

予算は多めにとり、余裕をもって生活することができると、冷静な判断もできます。さらに、節約は苦しいものと思わずにすみますので、ストレスフリーな状態でいることもできます。

また、余った予算を貯金に回すことで、よりお金が貯まるスピードを上げることができますので、モチベーションの維持もできます。

予算を多めにとっておき、心と体に余裕を持たせることが、長く貯金を続けられるコツともいえます!

 

5.貯金額の目標を持つ

最後に、貯金を行う時は、必ず目標金額を設定するようにしましょう。最初は1ヶ月1万円貯める!等といった些細なものでも構いません。大切なのは、お金を貯めることが楽しいと思えること、目標に向かって行動を起こせることです。

人は明確な目標がないと、ワクワクできませんし、行動もなかなか起こせません。よって、漠然とした目標でも構いませんので「月○万円貯金!」「来年まで100万円ためる!」等といった目標を立てるようにしましょう。

 

まとめ

節約と貯金のコツについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。社会人になっても油断せず、コツコツと節約&貯金をしておくことに損はありません。

また、目標金額に向かって頑張ることができると、日々の充実度も異なってきますので、ぜひ節約&貯金を楽しんで行えるようになりましょう。そして、貯金がないから何もできない、節約してこなかったから散財する自分を止められない等といったことがないようにしましょう。

 

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