借金を繰り返す人の特徴5つ!具体的な解決方法もご紹介

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目次

借金を繰り返したくないのに、どんどん繰り返してしまう。借金を減らしたいのに、全然減っていかないと焦っている方も少なくありません。そこで、この記事では借金を繰り返してしまう人の特徴と、繰り返さないように更生する15の方法についてご紹介します。

 

借金を繰り返す人の特徴5つ

始めに借金を繰り返す人の特徴についてご紹介します。特徴を押さえ、今後どのように対応していけば良いのか考えていきましょう。

 

借金を繰り返す人の特徴①お金はいつか返せると思っている

借金を繰り返す人の最初の特徴は、お金はいつか返せるという楽観的な考え方をしていることです。借金を返していける人や借金をしていない人は、お金は大切なものという認識があるので、無駄遣いせずコツコツと節約生活を行い、貯金していきます。

対して借金をしている人は、無計画にお金を使った後、借金の返済金は利息分しか支払わないということも。これでは、いつまで経っても元本を返せないので、ずっとお金を返していくことになります。借金を繰り返してしまう人は、始めに「お金は返そうと思わないと、返せない」ということを認識し、生活を改善していきましょう。

 

借金を繰り返す人の特徴②月々の支出を把握していない

借金を繰り返す人というのは、月々の支出を把握できていません。支出の把握ができないということは、自分が何にいくら使っているのかを理解できないため、節約の仕様もありません。また、今週は無駄遣いが多かったから、来週からは気を付けよう等といった財布のヒモを締めるタイミングもわからないため、中々お金をコントロールすることができないのです。

月々の支出の把握をしていかないと、早く借金を返すヒントも得られないため、損失は大きいです。よって、今からでも良いので家計簿をつけて月々の支出を把握するようにしましょう。

 

借金を繰り返す人の特徴③節約は嫌いなのでやらない

借金を繰り返す人というのは、「節約=苦しいもの」という考えを持っていることが多いので、積極的に節約生活をしようとは思いません。節約をすれば借金を多く返せることはわかっていても、ひもじい思いをするくらいなら、今のギリギリ返済を続けていた方がマシ!とまで思っている人もいます。

節約というのは、自分の無駄遣いを正し、シンプルで心地よい生活を送るためのものです。よって、辛いものではなく、どんどん生活が楽しくなっていくものが、本当の節約です。

Expert
借金を返せていない人は、ぜひ自分の中にある「節約」という文字の意味を訂正し、今からコツコツと行動を起こしていってみてください。

 

借金を繰り返す人の特徴④お金が余ったら繰り上げ返済しようと思っている

借金を繰り返してしまう人は、お金が余ったら多く返済しようと思っていることが多いです。たしかに、節約を頑張っていつもよりお金を余らせることができたらとても嬉しいですよね。しかし、人は弱い生き物ですので、中々お金を余らせようと思っていても余らせることはできません。あればあるだけ使ってしまうというのが人間の本能ですので、毎月しっかりと生活費の予算を立てて、返済額も取り置きして、余裕を持って生活できる体制を整えていきましょう。

 

借金を繰り返す人の特徴⑤欲しいものはすぐにクレジットカード等で買ってしまう

最後の、借金を繰り返す人の特徴は、欲しいものをすぐにクレジットカードや現金で買ってしまうことが挙げられます。

借金を繰り返す人というのは、基本的に我慢することが苦手です。欲しいと思った物はすぐにでも購入してしまいます。さらに、現金払いであればまだ良いのですが、クレジットカードの分割払いにしてしまう人もいます。クレジットカードの分割払いは、借金を分割して支払っているようなものです。よって、どうしても購入したいものがあれば、一括で購入するようにしましょう。その前に、考える余裕があれば、今の自分にはこの商品が必要なのかをしっかりと検討してから購入するようにしましょう。

 

借金を繰り返す人を更生する15の方法

ここでは、借金を繰り返す人を更生する15の方法をご紹介します。借金を何回もしてしまう人は、お金の使い方がとても下手です。しかし、コツさえ掴めば上手になれます。よって、ここで紹介する方法を1つでもマスターして、今の自分よりはお金が上手に使えるようになりましょう。

 

1.レシートを捨てずに取っておくようにしよう

始めに、買い物をした時は必ずレシートをとっておくようにしましょう。借金を繰り返す人は、レシートを捨ててしまいがちです。レシートをもらわなくても、自分がいつ、どこで、何に、いくら使ったのかを覚えられる人は良いですが、覚えられないのであれば、レシートはとっておきましょう。そして、レシートを毎日財布から出す習慣をつけましょう。

 

2.家計簿をつけよう

レシートをとっておく癖をつけるのと同時に、家計簿をつける癖もつけておきましょう。レシートを出した後、すぐにエクセルや家計簿アプリに入力したり、ノートにレシートをそのまま貼ったりするのも良いです。自分が無理せずに続けられる、家計簿のつけ方を見つけて、最低でも1年間は家計簿をつけるようにしましょう。

どうして1年間つけるのかというと、年間の支出を把握することができるからです。1年間の支出の流れを把握できたら、おおまかに1年間の予算も立てられるようになります。さらに、家計簿をつけるだけで、無駄遣いしないようにしようという気持ちになれますので、ぜひつけてみてください。

 

3.何にいくら買っているのかを把握してみよう

次に、自分で頑張ってつけた家計簿を見て、自分が何にいくら使っているのかを項目別に把握するようにしましょう。項目はざっとわけて、家賃、光熱水費、通信費(スマホ、インターネット代含む)、食費、服飾費、日用品費、趣味費等が挙げられます。

自分が、どの項目で、いくら位使っているのかを、1ヶ月の合計で見てみましょう。自分が意外と出費している項目や、意外と頑張って抑えている項目がわかるはずです。

節約は、項目別に支出の把握ができるようになったら、あとは簡単に行えます。よって、何にいくら使っているのかを把握することができたら、すぐに次のステップへ進みましょう。

 

4.無駄遣いだと思うものに傾向線を引いてみよう

何にいくら使っているのかを把握で来たら、次は、自分が「これ、無駄遣いだな~」と感じた物にマーカーを引いてみましょう。マーカーの色は好きなもので構いません。この時、無駄かどうか判断がつかない物に関しては、違う色のマーカーを引いて、時間を置いてから再度、無駄遣いかどうかを検討してみると良いです。

 

5.無駄遣いの合計を出してみよう

無駄遣いだと思う物にマーカーを引いたら、次は、マーカーを引いた金額の合計を出していきましょう。

ここで、ひと手間かけて、項目別に算出すると、自分がどの項目で無駄遣いする傾向にあるのかを知ることができます。また、無駄遣いの少ない項目も発見することができますので、自分がどこの項目の節約に労力を割けばよいかも一目瞭然となります。

どの部分を節約すれば良いかがわかったら、次のステップへ移りましょう!

 

6.支出を把握したら、予算を立ててみよう

家計簿をつけ、無駄な支出の把握ができたら、次は、予算立てを行ってみましょう。

ここでいう予算とは、まずは1週間分の予算を立ててみましょう。ただし、家賃や光熱水費等の固定費及び、返済額を取っておいた上で予算立てを行ってください。家賃等を取り置きし忘れると、後々支払いができなくて困ってしまいますので、絶対に給料が出たらすぐに取り置きしましょう。

予算立ては、1週間ごとに行います。例えば、食費を月3万円と設定するのであれば、3万円÷4週間=7,500円/週となります。

よって、毎日1,000円程度で3食を済ませるように献立を考えたり、お弁当を持参したりしなければならないことがわかります。

週の予算立てを行うことで、どのように節約をしていけば良いのか具体的にわかってきますので、早めに予算立てを行うようにしましょう。

 

7.予算通りに生活をしてみよう

予算を立てた次は、予算通りに生活を送ってみましょう。

最初から、予算通りに生活ができた人は天才です。このまま、予算通りに生活を行い、収入内で生活ができる習慣作りをしていきましょう。

予算通りに生活ができなかった人は、落ち込まなくても良いのです。最初は失敗して当然ですし、失敗から学んでこそ、予算を立てた意味があります。予算通りに生活ができるようになるまでは時間がかかりますので、一度失敗したからといって諦めないようにしましょう。

 

8.予算通りにいった項目は、無駄遣いがなかったかさらにチェックしてみよう

さて、予算通りにいった項目といかなかった項目がおそらくあると思われます。始めに、予算通りにいった項目に関しては、無駄な支出がなかったかさらにチェックを行い、どんどん予算を洗練されたものにしていきましょう。

予算通りにいった項目というのは、あなたが最初から節約ができている部分でもあります。さらに言えば、その項目に関しては、あなたのお金の使い方が上手であるという証明でもありますので、自身を持ってどんどん節約をしていきましょう。

 

9.予算通りにいかなかった項目は、原因を追究しよう

予算通りにいかなかった項目は、どうして予算通りにお金を使うことができなかったのか、原因を追究していきましょう。借金を繰り返す人は、予算通りに生活費をやりくりすることが苦手というのは元より、何にいくらお金を使っているのか把握することが苦手という特徴もあります。

よって、何にいくらお金を把握することさえできれば、どの部分を節約すれば良いか理解できるようになります。理解ができるようになるということは、どうやって削減すれば良いのかも考えることができるようになるということですので、ぜひ原因究明を行い、自分のお金の癖を把握するようにしましょう。

 

10.予算の立て直しを最低、月1回してみよう

予算の立て直しは、最低でも月1回は行うようにしましょう。予算通りに生活できるようになっていたとしても、油断は禁物です。あなたの節約レベルが上がれば、必然と、無駄な支出を発見できるレベルも上がってきます。よって、どんどん自分の無駄をなくし、洗練された生活を送れるようになるのです。

よって、数ヶ月前の予算で生活していては、節約生活にマンネリ化を生んでしまう可能性がありますので、予算立ては必ず最低でも月1回は見直しをするようにしましょう。

 

11.月に返済できる金額をアップできないか検討してみよう

予算立てを上手に行うことができてきたら、次は、いよいよ月々に返済できる金額をアップすることができないか検討してみましょう。もちろん、無理に捻出することはありません。あなたの節約生活が落ち着き、もう予算立ても余裕で組めるようになってから、返済金額をアップできるかどうか検討してください。

借金を早く返したいのであれば、金融機関が提示した金額を返しているだけではいけません。少しでも多くの金額を返済して、完済までのスピードをアップさせていきましょう。

 

12.貯金ができないか検討してみよう

予算立てが上手にできるようになってきたら、貯金もできないか検討していきましょう。借金を早く返済したいという気持ちもわかりますが、いくらかでも貯金はあった方が良いのです。また、突発的な出費があった時に、貯金をしておけば借り直しをする事態には陥りません。3千円等の少額からでも良いですので、お金を貯めていきましょう。

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貯金専用口座を作れば、貯金のやる気もアップするのでおすすめです!

 

13.本業で収入アップができないか調べてみよう

節約生活が習慣づいてきたら、本業で収入がアップできないか調べてみましょう。自分の会社の昇給条件等を一度、開いて見てみてください。資格取得者は給料アップするのであれば、資格を取る勉強をしましょう。契約ノルマ達成で臨時ボーナスが出るのであれば、営業を頑張りましょう。本業だけで、収入アップを見込める人は、ぜひ、積極的に仕事をして給料を今よりも多くもらえるようにしましょう。

 

14.副業で収入アップができないか検討してみよう

契約社員やパート社員ですと、昇給や給料アップは難しいものがあります。さらに、正社員でも給与アップは中々難しいものがあります。そこで、もしも時間があるのなら、ダブルワークができないか検討してみましょう。正社員の人は、特に会社の就業規則を確認して、副業の取り扱いがどうなっているのか確認しておいてください。

現在、顔バレしないでお金を稼ぐ方法はたくさんあります。Youtube等で動画をアップして収入を得たり、ブログで収入を得たり、クラウドソーシングで収入を得たり等、やれることはたくさんあります。自分に合った副業を選ぶと、続けることも苦になりませんし、収入もアップしやすいので、ぜひいろいろな副業を試してみて、自分に合うものを見つけてみてください。

 

15.できなくて当たり前!上手くいかなくても、どんどんチャレンジしていこう!!

最後の借金を繰り返す人を更生させる方法は、諦めの悪い人間になっていこうということです。借金を繰り返す人は、諦めが早く、失敗したら落ち込んでしまいがちです。しかし、上記に挙げた方法を最初から最後まで一度も失敗せずにやり通せた人はほとんどいません。皆、失敗を繰り返し、自分なりに解決方法を見出し、最後にようやく自分に合った方法を見つけることができるのです。たった一度挑戦したからといって、全て上手くいくということはありませんので、失敗しても落ち込まないでください。むしろ、借金を繰り返さない人にまた一歩近づける!とポジティブに考えれるようになりましょう。そうすることで、借金を返済する過程も楽しめるようになります。

 

まとめ

借金を繰り返す人の特徴と、更生する方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

借金を繰り返してしまう人は、自分の支出を早めに把握し、対策を打てるようになる必要があります。借金を繰り返してばかりでは、どんどん苦しい状況に追い込まれていってしまうので、早めに自分を正しましょう。

また、いろいろな節約方法をやって失敗してきた人は、ぜひ、過去の節約方法を見直してみてください。失敗して放置しておくだけでは、勿体ありません。失敗から学ぶことで、どんどん自分をよくすることができますので、ぜひ、一度過去を振り返り、どんな節約をしていけば良いのか検討してみてください。そして、自分に合った節約方法を見つけ、借り直しをせず、抱えている借金をどんどん返していける人になりましょう。

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