目次
これから年度末にかけて、車の購入を考えられている方も多いのではないでしょうか?特に4月から元号が変わることを機に、平成最後の年式の車であったり、元号が変わる始めの年式で車を入れ替えようと思っている方もいるかもしれません。
車の購入において欠かせない「マイカーローン」ですが、精通している方であれば心配無用ですが、車を購入する機会はそんなに多くはないのが現状で、マイカーローンを利用したことがある方でも、以前のものと比べて商品内容が違う、なんてことは少なくありません。
そこでこれからの車の購入を検討されている方向けに、「マイカーローン」でもっとも重要な金利にスポットを当てて、種類やそのメリット・デメリットなどをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
マイカーローンにも種類がある!
一概にマイカーローンと言っても、取り扱っている会社によって種類が異なります。マイカーローンの種類として、以下の分類に分かれます。
- 銀行系
- 信販系
- ディーラー系
それぞれのマイカーローンは、
信販系:クレジットカードなどを取り扱う信販会社
ディーラー系:トヨタ・日産・ダイハツなど自社で行なっているディーラー
が取り扱いを行なっています。この3種がマイカーローンの種類と言いましたが、厳密に言えば、信販系やディーラー系のローンは、「クレジット契約」になるので、ローンではありませんが、ここでは一括りにローンとして説明していきたいと思います。
では、マイカーローン各種についての金利について見ていきましょう!
種類ごとの金利の基準
マイカーローンの種類が異なると、特徴も異なりしっかり商品内容を理解した上で、自身にあったローンを選ぶ必要があります。その1つとして、金利についても種類によって異なってきますので、種類ごとに説明していきます。
まずは、3種類の平均金利を早見表でまとめました。
銀行系 | 1.5%~5% |
---|---|
信販系 | 3%~10% |
ディーラー系 | 3%~7% |
この平均金利を元にそれぞれ説明していきます。
銀行系マイカーローン
銀行系マイカーローンは、1.5%~5%前後の金利でマイカーローンを組むことができます。はじめに結論を言えば、金利だけで見ると銀行系マイカーローンがもっとも低い金利で、ローンを組める傾向にあります!
ただし、全ての銀行系マイカーローンが必ずしも低い金利というわけではなく、同じ銀行系であっても金利は全く異なります!また、その時期によってもキャンペーンを行なっていることによって、同じ銀行でさえも金利が異なるので、申込時期や利用する銀行には注意しておきましょう。一部の都市銀行や地方銀行の現在取り扱っているマイカーローンを以下にまとめました。
横浜銀行 | 1.3%~2.5% |
---|---|
三菱UFJ銀行 | 1.7%~2.45%(住宅ローン利用で-0.2%) |
三井住友銀行 | 4.475% |
りそな銀行 | 4.475%(住宅ローン利用で1.9%) |
池田泉州銀行 | 1.875% |
住信SBIネット銀行 | 1.775%~3.975% |
※適用金利は2019年1月11日時点での金利になります。
※金利は全て変動金利によるものです。
表を見てもらうと分かる通り、銀行によって金利に大きく差が出ます。銀行系マイカーローンで金利に幅があるのは、マイカーローンを組む金額によって、適用される金利が異なります。
例えば横浜銀行の1.3%~2.5%であれば、
- 1.3%:800万~1,000万の借入
- 1.7%:400万~799万の借入
- 2.5%:10万~399万の借入
というように借入金額に応じた金利となります。銀行系マイカーローンであっても、金利に差がありますが、現在行っている横浜銀行のようなマイカーローンであれば、高くても2.5%の金利で組めるので、金利の面ではかなり優遇されそうです。
銀行系マイカーローンには変動金利と固定金利の2タイプがある
銀行系マイカーローンの特徴の1つとして、適用される金利が時期によって変わる「変動金利」と借入段階から完済までの金利が一定の「固定金利」の2つのタイプがあるのも特徴です。
記載した表では、比較しやすいように全て変動金利タイプのマイカーローンを紹介しましたが、固定金利タイプのマイカーローンもありますので、金利に左右されたくない方は固定金利タイプを選択するのが望ましいでしょう。
基本的には、この2つの金利タイプを選ぶポイントとして、借入期間が長くなるか短くなるかによって使い分けるのが望ましく、長期であれば固定金利、短期であれば変動金利にする傾向が強いです。
マイカーローンの平均借入期間としては、だいたい3年~5年と言われていますので、3年の期間をベースに決めるといいかもしれませんね。
信販系マイカーローン
続いては信販系マイカーローンの金利についてですが、銀行系マイカーローンよりもさらに、商品によって金利に幅があると言える種類のマイカーローンになっています。まずは信販系マイカーローンの一部商品について表にまとめました。
オリコ | 販売店により異なる(10%~15%程度) |
---|---|
ジャックス | 3.9% |
アプラス | 4.2%~14.40% |
セディナ | 6.4~8.4% |
表を見てもらうと分かる通り、金利は低いもので3.9%、高いもので15%前後とかなりの幅があるのが分かるかと思います。信販系マイカーローンにこれだけの金利幅があるのには、同じ信販系でも金利が低い商品については、企業努力とも言えるでしょうが、審査が通りやすいなどの理由があるからです。
後述もしていきますが、オリコとジャックスであっても金利に大きな差がある中で、オリコは信販系マイカーローンの中でもトップクラスの利用件数になるので、利用者の全てが金利で選ぶということではないことの象徴とも言えるかもしれません。信販系ならではのメリットもあるので、「種類ごとのマイカーローン、メリット・デメリット」を参考にしてください。
・ディーラー系マイカーローン
最後は、ディーラー系マイカーローンの金利ですが、どちらかと言えば信販系マイカーローンと金利の傾向は似ています。ディーラー系マイカーローンの場合は、トヨタや日産、ダイハツ、ホンダなど各ディーラーが信販会社と提携したり、子会社に信販会社がありマイカーローンを取り扱っているため、似たような傾向になっています。
トヨタ | 3.5%~7.5% |
---|---|
日産 | 4.9%前後 |
ダイハツ | 5%前後 |
ホンダ | 3.5% |
スズキ | 3.9% |
表を見てもらうと、上限金利は信販系ほど高くはなく、平均として4%~5%程でマイカーローンが組めるぐらいのイメージになっています。ディーラー系のマイカーローンも、時期によって低金利キャンペーンなども行なっているため、タイミングが良ければ、ディーラー系マイカーローンでも金利面で選ぶことも可能になってきます。
以上が、種類ごとの金利基準についての話になります。
種類ごとの金利基準をまとめると、
銀行系 | 1.5%~5% |
---|---|
信販系 | 3%~10% |
ディーラー系 | 3%~7% |
このような金利の傾向になります。
ただし、信販系やディーラー系であっても、2%での金利をキャンペーンや商品によって取り扱うことももちろんありますので、購入される販売店で取り扱っているローンを事前に伺うと計画しやすいかもしれませんね。
マイカーローンを組む上で、大事になってくる金利についての話でしたが、もちろん金利以外にも種類ごとに良し悪しがあるので、続いてはそちらについて見ていきましょう。
種類ごとのマイカーローン、メリット・デメリット
マイカーローンの選び方として、1番目につくのは「金利」になりますが、その他にも審査条件であったり、手続きの方法、ローンの内容など選び方は様々です。
ですので、それぞれのメリット・デメリットを含めた特徴を理解しておきましょう。
銀行系マイカーローンの特徴
でははじめに、銀行系マイカーローンの特徴について見ていきましょう。
銀行系マイカーローンは、信販系やディーラー系と大きく違う点として、直接銀行やインターネットから自分で銀行にマイカーローンを申し込まないといけないという違いがあります。
ですので、そのことを踏まえた上でしっかりとメリット・デメリットについて知っておきましょう。
銀行系マイカーローンのメリット
銀行系マイカーローンのメリットとしては以下のような点が挙げられます。
- 金利が低い
- 仮審査ができる
- 所有権が帰属する
銀行系マイカーローンは大きく分けて、3つのメリットがありますので、それぞれ詳しく説明していきます。
金利が低い
銀行系マイカーローンの最大のメリットは、金利が低いことになります!
これまでもお伝えはしてきましたが、銀行系マイカーローンでは、金利が1%代で取り扱っているところもあり、金利だけで見れば間違いなく選ばれるマイカーローンになっています。
金利の違いは、高い車であればあるほど、また、借入期間が長くなればなるほど、支払金額に大きく差が出ますので、選び方を間違うと10万円以上の差が出ても不思議ではありません。
高額な車や、月々の支払いが長期的になる場合には、低い金利で組める銀行系マイカーローンを選ぶようにしていきましょう。
仮審査ができる
2つ目のメリットとして、仮審査ができるのも銀行系マイカーローンならではの特徴になります。
他のマイカーローンに関しては、審査すれば可決か否決かがその場で判断されますが、銀行系マイカーローンの場合には、事前に審査が通るかを確認する仮審査が可能になります!
ですので、審査が不安な方であっても、時間に余裕を持っていれば、万が一の否決にも対応できるので、安心してローンを組むことができます。
◎所有権が帰属する
各種マイカーローンの中で、唯一銀行系マイカーローンだけは、車の所有権が本人名義でマイカーローンを組むことができます。
信販系やディーラー系のマイカーローンについては、クレジット契約となるため、全ての支払いが完了するまでは所有権は、ローンを組んでもいる信販会社等になるので、いわゆる所有権留保の状態となっています。
◯銀行系マイカーローンのデメリット
では、銀行系マイカーローンのデメリットも見ていきましょう。デメリットは以下のようなことが挙げられます。
- 審査に時間がかかる
- 審査が厳しい
- 保証会社が必要なケースも
それぞれ説明していきましょう。
審査に時間がかかる
デメリットの1つ目としては、審査に時間がかかるということです!
銀行系マイカーローンの場合には、直接手続きを行わなければならないことは前述しましたが、仮審査も含めて、審査に申し込むと1週間前後時間を要します。
ですので、車が納車されるまでの時期を換算して、急ぎで購入しなければならない時には、対応できないことが多いので、しっかりと余裕を持った申し込みをする必要があります。
審査が厳しい
2つ目のデメリットとしては、審査に時間がかかることに合わせて、審査が厳しいということです!
銀行系マイカーローンの場合は、所有権が本人となるため、銀行としての担保がなくなる分、審査は厳しくなるのが現状です。そのため、銀行系マイカーローンを利用する際には、時間的にも結果を確認する上で、仮審査は事前に行っておくのがいいかもしれませんね。
保証会社が必要なケースも
3つ目のデメリットは、先ほどの審査が厳しいことと若干重複しますが、保証会社が必要なケースもあります。それに伴って、書類などの手続きが増えたり、保証料が発生するので、そうなるとかえって時間や費用も取られてしまいネックに感じられる方も少なくありません。十分注意しておきましょう。
信販系マイカーローンの特徴
信販系マイカーローンの特徴としては、一言で言えば使いやすさが特徴です。信販系マイカーローンならではのメリット・デメリットがありますので、それぞれ見ていきましょう。
信販系マイカーローンのメリット
信販系マイカーローンのメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 審査が緩め
- 手続きが楽
- 残価設定型クレジットで毎月の支払いが軽減
それぞれ説明していきます。
審査が緩め
信販系マイカーローンのメリットとして、審査が銀行系マイカーローンに比べると、緩い傾向にあります。銀行系マイカーローンで審査に通らなかった方でも、信販系マイカーローンであれば通るケースなどもあり、審査が比較的通りやすくなっています。
当然ながら全ての信販系マイカーローンがそうとも言い切れないですが、通りやすい会社などはあるため、審査に自信のない方は販売店に確認してみましょう。
手続きが楽
2つ目のメリットとしては、手続きが楽ということです。銀行系マイカーローンでは、自分で銀行や来店したり、インターネットから申し込みをしなければなりませんが、信販系マイカーローンの場合には、販売店での指示に従い、手続きができるので、とても簡単です。面倒くさがりな方には、適しているかもしれませんね。
残価設定型クレジットで毎月の支払いが軽減
3つ目のメリットとして、残価設定型クレジットがあります。この残価設定型クレジットとは、ローンの借入期間終了後の車の価値を見越した金額を残価として設定し、全額から残価を除いた金額で、ローンを組む方法となります。
例えば、総額300万円の車を3年間(36カ月)で残価設定型クレジットを申し込む場合、
- 300万円-150万円(残価)=150万円
この150万円に対して、ローンを組むことになるため、月々の支払いを抑えることができるのが最大のメリットになっています。借入期間終了時に、継続して乗る場合には再度残価分でローンを組むこともできますし、乗らない場合にはディーラーへ返却して終了となるので、短いスパンで新しい車に乗りたい方にも適した内容になっています。
マイナーリースと似た契約になりますが、リースとは違い法定費用(自動車税など)が金額に組み込めないといった違いはあります。
当然、信販系マイカーローンでは、通常のローンの取り扱いもあるので、選択肢が多いのは消費者にとっては使いやすいのではないでしょうか。
信販系マイカーローンのデメリット
では続いて、信販系マイカーローンのデメリットについての話になりますが、以下のようなことが挙げられます。
- 金利が高め
- 所有権が信販会社
では早速それぞれ説明していきます。
金利が高め
信販系マイカーローンでは、使いやすさというメリットはありますが、銀行系マイカーローンに比べると金利は高めになります。
すでにお伝えはしましたが、低い金利で3%から高ければ10%前後と、大きな開きがあるため、高い金利のものであれば、支払い金額にも大きな差が出てしまう可能性もあるので、大きなデメリットの1つと言えます。
信販系マイカーローンを利用する場合には、金利よりも審査の通りやすさなどで選ばれているケースも多いため、金利の面についてはある程度目をつぶる必要があるかもしれませんね。
所有権が信販会社
銀行系マイカーローンの所でもお伝えしましたが、信販系やディーラー系の場合には、所有権がローン会社にあるため、本人には支払いが完了するまで所有権はありません。
そのため、借入期間中のナンバー変更などの手続きに関しては、ローン会社からの書類がなければ手続きができないなど、面倒な点もあるため注意が必要です。
主に以上の2点が、信販系マイカーローンのデメリットになります。所有権留保については、どうしようもありませんが、金利については借入期間を少なくして、金利の負担を軽減させるなど、対策をして申し込むのが望ましいかもしれません。
ディーラー系マイカーローンの特徴
では最後に、ディーラー系マイカーローンの特徴についてになります。ディーラー系マイカーローンは、ほとんどのケースが各ディーラーがグループ会社として信販会社を持っていて、その会社とのマイカーローン契約になるので、信販系マイカーローンとほぼ変わりません!
メリット・デメリットについてもそれぞれ同じことが言えますので、利用される販売店で、それぞれのマイカーローンがあれば、金利が低い方を選んでいくなど、重要視したいポイントで選んでいくようにしましょう。
ディーラー系マイカーローンのメリット
ディーラー系マイカーローンのメリットは、信販系マイカーローンと同様に以下のメリットになっています。
- 審査が緩め
- 手続きが楽
- 残価設定型クレジットで毎月の支払いが軽減
ディーラー系と信販系では、金利もさほど変わりはしませんが、ディーラー系マイカーローンの方が、高い金利での取り扱いはほとんどありません。信販系マイカーローンの場合には、10%と高金利なケースはあっても、ディーラー系の場合には、7%前後と3%程差はあるため、その点はディーラー系マイカーローンの方が安心と言えるかもしれません。
ディーラー系マイカーローンのデメリット
デメリットもまた、信販系マイカーローン同様に以下のデメリットとなっています。
- 金利が高め
- 所有権が信販会社
ディーラー系マイカーローンも金利が高いことや、所有権が完済されるまで留保されるなどデメリットはありますが、ディーラーが取り扱っている分、ディーラーの方が手続きは誘導してくれるので、使いやすさ重視のマイカーローンになっています。
以上が、種類ごとのマイカーローンのメリット・デメリットについての話になります。
銀行系マイカーローンは金利をメリットとして、信販系やディーラー系マイカーローンは、使いやすさをメリットとしたマイカーローンと言え、相対した内容にはなりますが、良し悪しはあるので、自身にあったマイカーローンを選択するようにしていきましょう。
金利で選ぶなら銀行系マイカーローン
各種マイカーローンについての、金利とメリット・デメリットについてお話ししてきましたので、金利についての優劣や特徴についてはご理解いただけたのではないでしょうか。
最後に、少しでも低い金利で組めるおすすめのマイカーローンについてご紹介していきます。
金利が低いマイカーローンとなると、銀行系マイカーローンの商品が中心にはなりますが、保険会社が取り扱っているマイカーローンもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの銀行系マイカーローン
おすすめの銀行系マイカーローンとして、現在低金利キャンペーン中の横浜銀行マイカーローンと、同じくキャンペーン中の三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローンを紹介していきます。
横浜銀行マイカーローン
金利:年1.3%~2.5%(2019年1月8日~3月31日まで)
横浜銀行マイカーローンについては、前述でもご紹介していますが、2019年の3月31日まで低金利キャンペーンを行っているということもあり、今ならとてもお得に組めるマイカーローンとなっています。
もっとも低い金利は1.3%と、他とは比べ物にならないくらいの金利になっていますので、ぜひ利用していきましょう。金利の適用については、以下の条件に沿って金利が決まります。
- 1.3%:800万~1,000万の借入
- 1.7%:400万~799万の借入
- 2.5%:10万~399万の借入
もっとも高い金利でも2.5%は低い金利とも言えるので利用しない手はありません。
ただし、横浜銀行は地方銀行ですので、横浜銀行本店がある首都圏に在住もしくは、勤務している方でなければ申し込みはできませんので、その点は注意しておきましょう。
三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローン
金利:年1.7%~2.45%(2018年12月1日~2019年3月31日まで)
三菱UFJ銀行も現在キャンペーンを行っていて、2019年3月31日まで低金利で申し込みが可能になります。
適用される金利としては、
- 2.45%:500万円以下の借入
- 1.7%:500万円超の借入
となっています。さらに三菱UFJ銀行で住宅ローンを借入している方は、この金利からさらに0.2%された金利が適用されるので、さらに低金利で組むことも可能です。
三菱UFJ銀行の場合には、
- 50万円未満の融資は不可
- 勤続年数が1年未満
- 年収が200万円未満
- 年金収入のみ
など、いくつか借入条件が設けられているので、自身が該当しないのかを事前に確認しておきましょう。
以上の2社のマイカーローンについては、現在とてもお得に借入できるチャンスですので、申込条件をクリアしている方は、まずは仮審査からでも申し込んでみるのもいいかもしれません。
銀行系並みの金利の低さ!ジャパンダ・ネットマイカーローン!
金利:1.9%~2.85%
銀行系マイカーローン以外にも、低金利で取り扱っているマイカーローンがあります。それが、保険会社である「損保ジャパン日本興亜」が取り扱っているジャパンダ・ネットマイカーローンです!
ジャパンダ・ネットマイカーローンは、銀行系と信販系などを掛け合わせた内容になっています。
金利は1.9%~2.85%と銀行系マイカーローン並みの金利で適用されます。適用条件は、
- 1.9%~2.45%:500万円~999万円の借入で、かつ6カ月~5年以内の借入期間
- 1.9%~2.55%:500万円~999万円の借入で、かつ5年6カ月~10年以内
- 2.0%~2.80%:20万円~499万円の借入で、かつ6カ月~5年以内の借入期間
- 2.0%~2.85%:20万円~499万円の借入で、かつ5年6カ月~7年以内の借入期間
というようになっています。
条件によっては1%代で金利が適用されるので、とても魅力的です。
また、ジャパンダ・ネットマイカーローンでは、所有権が本人となるのも最大の特徴の1つになっています!信販系やディーラー系マイカーローンでは、所有権留保となるところが、銀行系同様に初めから本人の所有権が付くので、内容としてはおすすめできるマイカーローンになっています。ぜひ1つの選択肢として参考にしてみてください。
まとめ
マイカーローンの金利の話についてまとめた記事として、まずはじめにマイカーローンの種類についてお伝えしてきました。
種類としては、
- 銀行系
- 信販系
- ディーラー系
と3種類のマイカーローンに分かれます。
この3種類のマイカーローンについては、金利に差があり、金利で選ぶなら銀行系マイカーローンがもっとも低いマイカーローンとなっています。
- 銀行系>信販系≒ディーラー系
というように信販系とディーラー系ではさほど変わりませんが、平均金利をまとめると以下のようになっています。
銀行系 | 1.5%~5% |
---|---|
信販系 | 3%~10% |
ディーラー系 | 3%~7% |
また、3種類のマイカーローンの特徴についても以下のようになっています。
【銀行系マイカーローン】
メリット
- 金利が低い
- 仮審査ができる
- 所有権が帰属する
デメリット
- 審査に時間がかかる
- 審査が厳しい
- 保証会社が必要なケースも
【信販系マイカーローン】
メリット
- 審査が緩め
- 手続きが楽
- 残価設定型クレジットで毎月の支払いが軽減
デメリット
- 金利が高め
- 所有権が信販会社
【ディーラー系マイカーローン】
メリット
- 審査が緩め
- 手続きが楽
- 残価設定型クレジットで毎月の支払いが軽減
デメリット
- 金利が高め
- 所有権が信販会社
信販系マイカーローンとディーラー系マイカーローンに関しては、ディーラー系マイカーローンを取り扱っている会社がディーラーのグループ会社である信販会社ということもあり、特徴がほとんど似ています。金利で選ぶなら銀行系マイカーローン、使いやすさで選ぶなら信販系やディーラー系マイカーローンと一言でまとめた特徴になっていますので、覚えておきましょう。
最後に、マイカーローンについては、銀行系・信販系・ディーラー系と種類があるものの、ローンである以上は金利が必ずかかります。
ローンは現状の手持ちの資金がなくても、毎月の支払いを無理なく車の購入ができる便利な商品にはなってはいますが、それに甘んじて無作為に選んでしまうと、金額の面で大きく損してしまう可能性もあります。
ですので、審査が厳しいなどの特徴はありますが、なるべく金利の低い銀行系マイカーローンを選んでいくことで、月々を無理なく支払っていきながら快適なカーライフをお送りすることができるので、ぜひ参考にしてステキなお車に乗ってみてはいかがでしょうか。