発行済全プラチナカードを機能・サービスで比較。おすすめのプラチナカードとは?

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プラチナカードは手に入るのが難しいクレジットカードのため、実際に見たことがないという方も多いかもしれません。しかしながらプラチナカードは全く手に入らないカードというわけでもないのです。

条件がしっかり整っていれば、作るのは簡単ではありませんが憧れのカードを手に入れることができるかもしれません。しかしながらプラチナカードはそもそも目にすることが少ないと思われます。

そのため、多くのクレジットカードとはまた少し違った特徴がプラチナカードにはあります。入手難易度や年会費あるいはサービスについても普通のカードとは、異なり独自の特徴を持っています。

ここではそんなプラチナカードについて解説していきます。

プラチナカードの特徴

まずはプラチナカードの特徴や概要についてここで紹介していきます。

そもそもプラチナカードとは?

まずプラチナカードとは大きな枠組みではクレジットカードの一種です。クレジットカードにもランクというものがあり、一般カードゴールドカードそしてプラチナカードの順番でランク分けがされています。

カードによってはプラチナカードよりも上のブラックカードというものがあります。しかし多くの場合が、このプラチナカードが最高ランクのクレジットカードです。プラチナとブラックでは入手難易度が大幅に異なってきます。

プラチナカードは、一般カードと同じように申し込みをしてくるパターンもありますが、多くの場合はクレジットカード会社からのインビテーションによってランクアップをするというケースがほとんどです。

そのため通常のクレジットカードよりも、入手難易度は非常に高い傾向にあることもあり別名ステータスカードとも呼ばれています。このカードを持っているか持っていないとでも周りの反応は大きく違うでしょう。

そんなプラチナカードですが、その特徴も一般カードやゴールドカードとは少し違います。一般カードやゴールドカードの特徴は、ポイントの還元率や特定店舗での割引など今いるお得という点に重点を置いたものです。

それに対しプラチナカードは、ポイントの還元率や割引などはそこまでありません。この点を重視する場合はむしろゴールドカードの方がいいでしょう。プラチナカードの中にも一般カード以下のポイント還元率のものもあります。

プラチナカードの特徴は旅行時や忙しい時に便利な特典サービスです。クレジットカードは何も買い物だけのために使うものではありません。ポイントや買い物割引以外にも便利な特典が付いているのです。

プラチナカードは忙しい経営者やビジネスマンのために便利かつ安全に過ごすための特典が充実しているのが最大の特徴です。例を挙げると旅行傷害保険やラウンジが使えるプライオリティパスなどがあります。

ゴールドカードでもこれらの特典はありますが、プラチナカードはさらにそれらに特化しており、満足度が違います。ポイントの還元率などよりも便利かつ快適に旅行をしたいなどはプラチナカードの方がいいでしょう。

プラチナカードの年会費について

クレジットカードの年会費は年々下がってきています。日常的に使うものですし、年会費無料のものも多く出ているのでよりお得にしたい場合はなるべく年会費がかからない方がいいですよね。

しかしながらステータスカードであるプラチナカードの場合は、以前まではクレジットカードの高額な年会費を支払うこともステータスの一種として認知されていました。そのためかプラチナカードの年会費は非常に高いことが多かったのです。

またプラチナカードは昔からインビテーション限定であることも多く、インビテーションを受けるということが一つのステータスであったことからプラチナカードは申し込んで作るのは難しかったのです。

けれども時代は移り変わり、プラチナカードの人気があまりなくなってくるとクレジットカード会社側も囲い込みのためにプラチナカードの年会費を下げたり、審査基準を少し緩くしたりとカード会員数を増やそうとしています。

一時期はインビテーション限定で年間10万円前後というカードが多かったのですが、現在では申込制で2万円から5万円までのプラチナカードというのが主流になっています。特典のことを考えると使う方にとっては非常にお得といいでしょう。

簡単にプラチナカードの特典を紹介すると、年会費2万円で旅行のチケットやレストランの予約などを代わりにやってくれるコンシェルジュや最大で1億円までの旅行保険が自動的で付帯します。

プラチナカードは、一般カードのようにポイントでお得になるということは少ないかもしれません。しかしその分コンシェルジュや旅行保険あるいは高級レストランでの優待など様々な特典が付いてきます。

なかなか全てを使いこなすのは難しいかもしれませんが、もしも使いこなせれば年会費2万円から5万円という範囲は非常にコスパが良いと言えるでしょう。今までステータスカードで手が届かなかったプラチナカードも手の届く範囲まで来ています。

または単純に利用限度額をもっと引き上げたいという方もプラチナカードの方がいいでしょう。ゴールドカードを複数枚持ったり利用限度額の申請をしたりするのもなかなかに面倒です。それならばプラチナカードにランクアップさせればストレスなく買い物ができることでしょう。

プラチナカードの入手方法

プラチナカードには申し込みで作ることのできるカードとカード会社からインビテーションを受けて作るカードの2つがあります。

申し込み制の場合は、他のクレジットカードを作るのと同じく申し込みは問題ありませんが、インビテーション制の場合はそもそもカードを申し込むことができません。また受けるのにも条件があります。

インビテーションの場合は、そのカード会社が発行するプラチナカードより一つ下のランクのクレジットカードを一定額以上を利用していることが前提です。そのため当然ですが、他のカードからインビテーション制のカードを取得しようと思うと通常ではかなり難しいです。

申し込みができないゴールドカードから作って、そして一定額以上の利用しないとプラチナカードのインビテーションが来ません。この一定額以上というのもなかなか面倒な要素の一つです。

インビテーションが来る具体的な金額というのは決まっていません。正確にはカード会社側では決めていますが、ユーザー側ではそれを判断することは難しいです。過去にインビテーションが来た方から推測するしかありません。

またその推測も必ずしも当たるわけではありませんし、条件も毎年のように変わります。インビテーションを狙う場合はなるべく多くカードを使うということが、最もシンプルで確実な方法と言えるでしょう。

プラチナカードのサービス

プラチナカードの魅力は、カードに付帯している充実した特典です。ゴールドカードにも付帯している場合もありますが、プラチナカードの場合はより充実した特典が付いています。

特に出張や海外旅行が多い方、非常に多忙な経営者やビジネスマンの方などには、便利な特典が盛り沢山です。通常のカードではなかなか満足できないという方は、プラチナカードに変更するのも一つの手です。

ここでは、そんなプラチナカードの特典をもう少し具体的に紹介していきます。多くのプラチナカードに共通するものを中心に紹介していきます。各カード会社で独自のサービスを展開しているので自分に合ったプラチナカードを作るのが重要です。

プラチナカードの主なサービス

最もプラチナカードの中でメジャーなサービスといえば、このコンシェルジュサービスです。プラチナカードの会員になると自分にコンシェルジュが付きます。忙しい時に代理に頼むことが可能です。

このコンシェルジュサービスですが、ゴールドカードでは付帯されていない場合が多くプラチナカード以上からになっています。ある意味コンシェルジュが使えるというのは一つのステータスとも言えるでしょう。

コンシェルジュサービスは、具体的にどのように利用するのかといえばレストランの予約をしたり、チケットの予約などの調べて予約をすると言う手順を任せることができるのです。そのため忙しい方に得に利用されているサービスです。

ディナーの予約をしたいけども、自分で調べて予約をするとなるとまず調べるのが大変ですし、予約が取れるかもわかりません。ホテルなども急な出張が決まった際に自分で予約が取れるかといえば難しいところもあります。

そんな時にコンシェルジュに頼めば、希望に沿った内容を可能な限り手配してくれます。ホテルなども仮に表示上満員だったとしても、特別に予約ができる可能性もあります。これはホテル側がプラチナカード限定の部屋を用意しているケースがあるからです。

また通常の場合でも、ホテルの部屋を無償でグレードアップしてくれたりと想像以上のサービスをしてくれるケースもあります。誕生日などの特別な日のディナーなどの場合は、コンシェルジュに予約を頼めば店側からのサプライズプレゼントなどもあったりします。

このようにコンシェルジュサービスは自分では少々面倒なことを任せることができます。幹事などで店を紹介しないといけない場合などにも利用できるでしょう。贈り物なども対応してくれるため自分で予約したりということは減少するでしょう。

使いこなせれば非常に便利なサービスです。ホテルなどは、繁忙期には予約が取れないことも多いため、プラチナカードならば予約ができる可能性もあります。これがプラチナカードの醍醐味とも言えるでしょう。

他にも多くの特典があり、特典例としては、高級な料亭やレストランなどの特別の優待券、病気になった際の医療相談やショッピング保険、会員専用の情報誌などの特典が付帯してきます。ゴールドカードでは手に入れられることのできない特典と言えるでしょう。

旅先で便利なトラベル系サービス

クレジットカードの中でも便利なサービスとして旅行傷害保険というものがあります。旅行傷害保険は、海外で怪我や病気になった際に非常に便利です。さらに盗難や窃盗時にも使えます。

まさに海外に行く際には必須のサービスです。特に海外で病院に入院した場合などは、非常に高額の医療費を請求されることが多いです。簡単な手術でも数百万単位の治療費がかかるため保険は必須といっていいでしょう。

一般カードでは、この旅行傷害保険が付帯されていないものも多いです。ゴールドカードでは付帯されているものがほとんどですが、意外と保険が物足りないものも多いことがあります。

その点プラチナカードでは、この旅行傷害保険が非常に充実しています。旅行傷害保険は、海外旅行の時に使える海外傷害保険と国内傷害保険の二つがあります。また利用条件も自動付帯と利用付帯の二つがあるのです。

プラチナカードでは持っているだけで使える自動付帯で、国内外の旅行保険が付帯しており最大で1億円の傷害保険が付帯しています。家族の特約も付いているので、家族で海外旅行でも安全かつ快適に旅行を楽しむ事ができます。

またトラベル型サービスではプライオリティパスの発行も可能です。これは世界中の空港ラウンジが利用できるカードで、これを1枚持っているだけで退屈な飛行機の待ち時間でも快適なラウンジで過ごすこともできます。

ゴールドカードにも空港ラウンジに入れる権利が付帯しているものも多いですが、快適に過ごすことは難しいのです。その点プライオリティパスであれば、空港ラウンジで優雅に待つことができるでしょう。

プラチナカードを作るのをおすすめするケース

プラチナカードおすすめする方は、やはり出張や旅行などで海外に頻繁に行かれる方や非常に忙しく予約を取る暇がない方などにはまさにおすすめです。クレジットカードについているサービスでこれらは全て賄えるでしょう。

またカードの限度額もゴールドカードよりも大幅に上がっているため、カードが使えないなんていうトラブルも起こりにくいでしょう。

おすすめプラチナカードを紹介

しかしながらサービスは受けたいけれども、10万円もする年会費はあまり払いたくないものですよね。そこでここでは、年会費がそこまで高くなくなおかつ特典が非常に優れているクレジットカードを紹介いたします。

JCB プラチナ

JCB プラチナカードです。このカードはJCBカードのゴールドのワンランク上のクレジットカードです。内容としては、年会費25,000円でコンシェルジュ、ショッピング保険に旅行傷害保険も充実しているまさにコスパ最高峰のカードと言ってもいいでしょう。

特に優秀なのは、インビテーション制ではなく申込み制であることです。そのため、以前までJCBカードを使っていなかったとしてもJCBプラチナカードを作ることができます。

コンシェルジュも電話対応だけではなく、メールでも対応してくれることもあり人気のプラチナカードの1枚となっています。

ラグジュアリーカード

ラグジュアリーカードはマスターカードの最上位クラスのクレジットカードで、年会費は5万円~20万円のカードの3種類あり、それぞれチタン、ブラック、ゴールドです。このカードはカード自体が金属で出来ているのも特徴の一つです。

内容はコンシェルジュはもちろん充実のトラベルサービスに加えて、ホテルやレストランのグレードアップを無料で行ってくれるなどのサービスもあります。また、リムジンサービスも行っており、ブラックとゴールド限定で特定の店舗から自宅まで無料で送迎してもらえます。

MUFGカード プラチナ

MUFGプラチナカードはAMEXブランドのプラチナカードです。年会費が2万円とプラチナカードの中でも格安の部類に入ります。それでも、コンシェルジュやトラベルサービスなどはきっちり抑えています。

家族カードやETCカードの発行が無料であることも他のカードと少し異なる点と言えるでしょう。

おすすめのプラチナカードはこちら

まとめ

ここまでプラチナカードについて解説してきました。今まではプラチナカードはなかなか手に入りにくいカードでしたが、近年では年会費も下がりそこまで手に入れるのが難しいというカードでもなくなってきました。

申し込みでもプラチナカードが手に入るため、 サービスに魅力の感じる方は、是非ともプラチナカードにグレードアップすることを検討してみてはいかがでしょうか

おそらくゴールドカードからプラチナカードに変わるとそのサービスの違いに驚くことでしょう。是非ともグレードアップして快適なサービスを一度体験してみてください。

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