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リスクゼロではじめられる副業コンサルトとは?
副業の職種を選択する際、昔から人気を集めているのが「誰かに何かを教える」というものです。そこで、今回は誰でもスグにコンサルティングをはじめることができる方法についてお伝えします。
副業コンサルティングの利点は2つあります。それは「金銭的リスクがゼロ」という点と「準備期間が必要ない」という点です。通常、物販などをはじめる場合、仕入れのために大金が必要になったり、売れなかった場合の在庫リスクを抱えることになります。
一方、コンサルティングには、そのようなリスクは一切ありません。仕事内容は、自分の既に知っている知識や技術を人に伝えるだけだからです。また、既に知っている知識や技術を伝えるということは、準備期間をかけることなく、誰でも短期間で副業を開始できるということです。
もちろん、コンサルティングと言っても、必ずしもお客さんと対面で顔を合わせる必要はありません。今は、メールやスカイプ、ズームなどネットを通してコミュニケーションとることが出来るため、自宅にいながら世界中の人をターゲットにしてビジネスを始めることができるのです。
あなたも副業を考えるなら、リスクゼロでスタートを切れるコンサルタントになる事を検討してみてはどうですか?
コンサルタントの分野を決める2つの基準
では、具体的にどのようなコンサルタントが現在、活躍しているのでしょうか?一例を挙げてみます。
- 節約の方法を教える
- パソコンの使い方をレクチャー
- 恋人との良い関係をつくる方法を教える
- 子育て相談
- 就職や転職の相談
- 資金繰りや経営に関するアドバイス
想像していたよりも、ずっと多種多様なコンサルタントが活躍していると実感出来たのではないでしょうか。
また、厳密にはコンサルタントとは言えないかも知れませんが、自分に教えられるものが何もないという人でも、コンサルタントになる事ができます。それは「愚痴聞き」という分野です。これはストレスを抱えている人の愚痴をひたすら聞き続けるというサービスで、お客さんの話しを相づちを打ちながら聞くだけで、収入を得る事ができます。
まさに、人の悩みの数だけ、コンサルティングできる分野が存在すると言っても過言ではありません。あなたも副業コンサルティングをはじめるのなら「どういった悩みを解決するのか?」という分野をまずは決めていきましょう。
では、具体的にどういった基準でコンサルティング分野を決めていけば良いのでしょうか?その選択の基準は2つあると考えています。
1つは、自分の好きなことです。
そもそも副業コンサルティングをはじめると言っても「自分の嫌いな分野」だとモチベーションを維持することができません。モチベーションが維持出来なければ、継続収入につながりにくいので副業として適切ではありません。
逆に「好きな分野」でコンサルタントになれば、仕事だと言うことを忘れるほど夢中になることができますし、サービス向上に努力を惜しむ事もないため成功につながりやすくなります。ですから、どの分野のコンサルタントになろうかと迷ったときは、まず「自分の好きな分野」で考えるのが第一基準です。
2つ目の選択基準は、自分の得意なことではじめることです。
得意なことであれば、それだけ他人に物事を教えることも簡単になります。例えば、動画編集が得意なら、その操作方法を素人相手に教えることは造作もないことです。
また、コンサルティング中に、お客さんから突然の質問があったとしても、得意な分野なら瞬時に的確な回答をすることができます。これが苦手な分野ということであれば、質問の度に情報を調べ直す必要が出てくる上、お客さんからの信頼も得にくくなります。
このように、まずコンサルティングの分野を決める際には、自分の好きなことと得意なことのどちらかを選択して考えてみてください。もちろん、好きな分野でかつ得意というものがあれば、これ以上ない最適な分野と言うことになります。
テストマーケティングで成功を予測する方法
副業コンサルティングをはじめるには、自分の得意なことや、好きなことから分野を絞っていきます。しかし、ビジネスとしては、それだけでは十分ではありません。肝心のニーズがなければ、ビジネスとしては成立しないからです。
例えば「自分は本棚を整理することにかけては、たくさんのノウハウを持っているから本棚整理のコンサルタントになりたい」と思っても、ビジネスとしては、なかなか上手くいきません。お金を払ってまで、本棚整理のノウハウを教えて欲しいというニーズが少ないからです。
一般的には「テストマーケティング」と呼ばれているものです。自分が良い商品・サービスだと思っても、それが売れるのかどうかは、実際に売ってみなければ分からないのです。テストマーケティングと言うと難しそうに思えるかも知れませんが「coconala」というサービスを利用すれば、簡単に行うことができます。
「coconala」のはじめ方
coconalaというのは、自分の知識・スキル・経験を売り買いできるフリーマーケットのことです。
例えば、自分がパソコンの使い方に関するコンサルティングをはじめようと決めたとします。この場合「パソコンの使い方を教えます」だと、漠然しすぎているため、どのようなお客さんに役立つサービスなのかイメージできません。
そこで「Evernoteを使った仕事術を教えます」とか「エクセル関数を初心者向けに教えます」のような切り口を考えるのです。これを商品・サービスとして提供できるなら、教えて欲しいと思うお客さんが一定数存在する可能性があります。
このように思いついた切り口があれば、そのサービスメニューをテストマーケティングとしてcoconalaに出品してみるのです。その出品されたサービスメニューに多くの問い合せや購入があれば、そこにニーズが存在しているということです。
逆に、出品後1カ月経過しても何の反応もなければ、そのサービスメニューのニーズは存在しないと考えます。このようにcoconalaを上手く利用すれば、ニーズのあるサービスメニューをいち早く見つけ出すことができるのです。
では、具体的にcoconalaへの登録方法を解説します。
手順その1.coconalaのトップページから「新規登録」にアクセス
最初にcoconalaのトップページにアクセスします。右上の「新規登録」ボタンをクリックします。
出典:coconala
手順その2.メールアドレスを登録する
メールアドレスを登録する欄が表示されるので、自分のアドレスを入力します。
出典:coconala
手順その3.必要事項を入力する
ユーザーネーム、パスワード等を入力します。その後「利用規約に同意して登録」ボタンをクリックします。
出典:coconala
手順その4.確認メールを開く
登録したメールアドレス宛てに確認メールが届くのでそのメールを開きます。
以上で、本登録が完了します。
このマイページが充実しているほど、お客さんも安心してあなたからサービスを購入することができます。この点は、手を抜くことなく記入するようにしてください。あなたの情報を公開すればするほど、お客さんはあなたのことを信頼してくれるようになり購入に結びつきやすくなります。
また、TwitterやFacebookのアカウントを持っているのであれば、それらのリンクをプロフィール欄から紹介することもできます。TwitterやFacebookなら、画像や動画でPRできる上、文字数等も気にする事なくお客さんに自分の情報を届けることができます。
以上の登録作業が完了すれば、coconalaへ商品・サービスの出品を進めていきます。出品方法はマイページから行え、出品にあたっての必要事項「提供内容・キャッチコピー・購入にあたってのお願い事項」などを入力をすれば、即時、開始されます。
記述する際には、文字数にそれぞれ制限があるため慎重に記述してください。具体的には、自分のサービスと連動したキーワードを含めて記述するようにします。お客さんがcoconalaで何かの商品やサービスを購入しようと思ったとき、検索を使って調べるのが一般的な方法です。
その際に、あなたの記述したキーワードと一致していたら、お客さんの検索結果にあなたのサービスが表示されるのです。ですから、どんなキーワードを入れれば、検索結果に表示されやすくなるのかをよく検討してください。
また、サービス内容を説明する記述については、お客さんが混乱しないよう専門用語を避け、丁寧な文体で記述するようにしてください。
出品する際に注意して欲しいのは、値段の設定です。相談系のサービスでは、最低価格500円から最大55,000円まで選択できるようになっています。
まずは、最安値の500円で出品するようにしてください。500円でニーズがあると言うことが分かった後で、段階的に値段を上げていくことをお勧めします。最初から高い料金を設定してしまうと、本当はニーズがあるのに料金が高すぎるために売れない、と言うことになってしまいます。
また、500円でも販売しても売れないサービスメニューは、ニーズかないのでその時点て打ち切りを決めて別メニューを出品していきます。テスト期間としては、おおよそ1カ月の時間を考えておきます。最初の1、2週間は反応が全くなくても、その後、反応が出るケースがあるからです。
もちろん、テスト期間中も、他のサービスを新たに出品することは可能ですので「売れそうなサービスメニュー」を思いついたら躊躇することなく、積極的に出品を進めてください。テストマーケティングに合格するようなサービスは、そもそもそれほど多くありません。「10件出品して1、2件上手くいけば良い」くらいに割り切って数をこなすことが大切です。
継続的にコンサルテイング収入を増やすには?
コンサルティングは、自分の時間を切り売りしているという側面があります。
例えば1日2時間を副業の時間にあてるとしても、1件のコンサルティングに1時間使うのであれば、受けられる案件は1日最大2件までということになります。仮に1件3,000円のコンサルティング料なら、1日に稼げる収入は6,000円と言うことになります。
副業にあてられる時間が大幅に増えないかぎりは、案件数も増えないので、収入も停滞してしまいます。そこで、コンサルタントとして収益を増やそうと思うなら案件数を増やすことを考えるより、単価を上げることを考える必要があります。
そこで、最大数千円程度ずつ時間をかけて値上げするようにしていきます。例えば、1カ月ごとに2,000円、3,0000円くらいの値上げをしていきます。
ただし、値上げをすればそれに応じて通常、販売数は減っていきます。もし、販売数が減りすぎた場合は、値段を元に戻すことを考えます。値段を元に戻したくないと言う場合は、新たな手を打ちます。
具体的には「ストリートアカデミー」や「タイムチケット」に同じサービスを出品します。「ストリートアカデミー」も「タイムチケット」も、それぞれにカラーがありますが、基本的にcoconalaと類似したサービスです。coconalaで人気のあるサービスなら、他で販売しても同じように人気が出る可能性があります。
まとめ
今回は副業コンサルのはじめ方についてお伝えしてきました。コンサルティングは仕入れが発生しないため、金銭的な損失リスクはほぼゼロです。しかも、自身の得意なことや好きな分野に絞ってはじめれば準備期間も無用です。このような理由から、副業としてはじめるには最適な手段の1つと言えます。
具体的な手順をまとめると下記のようになります。
手順その1.自分の好きなことや得意なことを選定する
手順その2.coconalaに出品してニーズがあるのかテストする
手順その3.ニーズのあるサービスは、段階手的に値上げして収益を増やす
手順その4.値上げして案件数が減るのならストリートアカデミーなどにも出店する
注意点としては、「手順その2」では収益を上げることではなく、ニーズがあるのかどうかをテストするのが目的であるという点です。
ニーズがあるのかどうかを確認することが目的のため、値付けの際、提供するサービスに対して欲しい金額を設定してはいけません。これだと、本当はニーズがあるのに設定金額が高すぎたために売れないという事態を招く可能性があるからです。
そのような失敗を回避するため手順2の段階では、coconalaの最低価格500円に値付けして開始することです。料金設定は後から変えることができるため、ニーズがあることが確かめられてから段階的に値上げをしていきます。値段の設定は、販売数に大きく影響を与えるため、この点には細心の注意を払ってください。
では、どのようにしてお客さんのニーズがあるのかどうかを確認すれば良いのでしょうか?
それには、実際にコンサルティングの商品・サービスを世の中に出してみて、お客さんからの反応があるのかどうかを確かめれば良いのです。