借金が減らない人の特徴とその原因とは?具体的な解決方法も併せてご紹介

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目次

借金が減らない人と、着々と借金を返済できる人の差とは一体どのようなものがあるのか知りたいですよね。そこで、この記事では借金が減らない人の特徴とその原因について解説し、借金を減らす具体的な方法までご紹介します。地獄の借金生活から少しでも早く抜け出すようにしましょう!

借金が減らない人の特徴5つ!

ここでは、借金が減らない人の特徴をご紹介します。ここで紹介する特徴に1つでも当てはまっていたら、要注意です。

 

借金が減らない人の特徴①自分の借金がいくらあるのか把握していない

借金が減らない人の特徴として、自分の借金がいくらあるのか把握していないことが挙げられます。自分が今、何社からどれ位の金額を借りているのかわからないまま、返済に追われているという人は、借金が減っていない人もしくは、これから減らない人になっていく可能性がありますので注意しましょう。

 

借金が減らない人の特徴②すぐに借金は返せると思っている

2つ目の特徴は、すぐに借金は返せると思っている点です。借金が思うように減らない人は、「今は借金が思うように減らなくても、これからなんとかなるでしょう」等と言った、楽観的な思考回路をしていることがあります。

実は、借金はいつの間にか完済できているものではないのです。コツコツと計画的に返済を行ってこれた人のみが完済できるということを知っておかないと、どんどん借金が減らない人になってしまいますので、注意しておきましょう。

 

借金が減らない人の特徴③お金はあればあるだけ使ってしまう

3つ目の特徴は、お金があればあるだけ使ってしまうことが挙げられます。欲しいものを欲しいだけ買ってしまい、家賃等の必要な生活費を支払ってしまったら、お金が残らないという人が意外にも多いのです。

借金が減らない人は、無計画にお金を使ってしまうことがあり、給料日前になるとカツカツの生活をしていることがあります。お金は計画的に使うことで、返済も節約も上手くいきますので、無計画に使うことはしないようにしましょう。

 

借金が減らない人の特徴④お金を返すために借金をする

借金が減らない人は、なぜかお金を返すために、借金をしてしまうこともあります。

お金を返さなければ延滞金が発生してしまう等といった焦りから、別の金融機関からお金を借り入れるという、その場しのぎの行動をしてしまいます。その場は返済ができて安心できますが、結果、借金を増やしてしまっていることになります。

借金を返すためにお金を借りるのは、その場しのぎの行動で、借金を増額させてしまっていることに早く気づくようにしましょう。

 

借金が減らない人の特徴⑤返済を延滞している

借金が中々減らない人の特徴として、借金の返済を延滞していることも挙げられます。

本来、計画的にお金を使えていれば延滞するというようなことはありえません。しかし、借金が減らない人はお金を無計画に使ってしまうため、返済ができないことがあるのです。

返済を延滞してしまうと、延滞料が発生し更に高い返済金を支払わなければなりません。その場しのぎで返済を怠ると、後々大変なことになってしまいますので、絶対に指定日に返済を行うようにしましょう。

 

借金が減らない原因5つ!

ここでは、借金が減らない人の原因をご紹介します。借金が減らない原因を知ることで、具体的な対策を練ることができますので、ぜひ知っておきましょう。

 

借金が減らない原因①借金総額を知らないので、危機感が出ない

借金が減らない原因の1つとして、借金総額を知らないため、危機感を持てないことが挙げられます。実は、借金の総額を知るということは、とても大切なことなのです。なぜかというと、借金にかけられた利息を計算することが可能になるからです。

例えば、1社から50万円の借金をしているとします。利息は年15%とし、1年間で50万円を返済する計画だと、利息の計算は以下の通りとなります。

50万円×0.15%=75,000円

1年間借りるだけで、年75,000円もの利息を取られることになるのです。

借金の総額を知らないと、利息計算もできませんので、ぜひ総額を知るようにしましょう。

 

借金が減らない原因②借金に対する抵抗感がない、もしくは低い

借金が減らない原因の2つ目として、借金に対する抵抗感のなさが挙げられます。

借金をすることに抵抗感がなくなってしまうと、どんどんお金を借り入れてしまうという事態に陥りやすくなってしまうので、なるべく借金をすることに慣れないようにしましょう。

借金を繰り返してしまうと、いつの間にか返せない金額になっていた、ということになりかねませんので、お金を借りることに対し抵抗感を持ち、早く返済を終わらせようという意思を持つようにしましょう。

 

借金が減らない原因③収入以上の支出がある

借金が減らない3つ目の原因は、収入以上の支出をしてしまっていることが挙げられます。借金が減らない人というのは、家計を把握していないことが多いので、自分が月にいくらお金を使って良いのかわかりません。その結果、お金があればあるだけ使ってしまい、給料日前にお金がなくなる、もしくはカツカツの生活になるということが頻発します。

Expert
借金を減らしたいと思っているのなら、収入以下の生活をするよう心がけましょう。

 

借金が減らない原因④借金を繰り返してしまう

借金が減らない原因の4つ目は、借金を繰り返してしまうということです。

特に、お金を借りることに抵抗がない人は、借金をどんどん繰り返し、ついには返済できない金額までいってしまうこともあります。

借金を減らしたいのなら、絶対に借金を繰り返さないと心に決めて、生活を送るようにしましょう。

 

借金が減らない原因⑤返済が長引く怖さを知らない

借金が減らない最後の原因として、返済が長引く怖さを知らないことが挙げられます。

借金の返済が長引けば長引く程、利息金も多く支払うことになりますし、自由に使えるお金も少なくなります。また、貯金できる金額も少なくなりますので、圧倒的に経済的ダメージが大きいです。

返済が長引けば、将来の自分への負担がとても大きくなるということを理解しておかないと、後々自分を苦しめることとなりますので、注意しましょう。

 

借金を減らす方法10選!

ここでは、借金を減らす具体的な方法についてご紹介します。全て実践する必要はありません。1つでも実践することができれば、徐々に借金を減らすことができてきます。よって、焦らずコツコツと1つずつ実践していくようにしましょう。

 

1.家計簿をつけて支出を把握!無駄遣いをなくそう

借金が減らないのは、自分が月にいくらお金を使っているのか知らずに過ごしているからです。支出を把握して、自分がいかにお金を無駄に使っているのかを知ることが大切といえます。

よって、今からでも良いので、家計簿をつけて支出を見直せる体制づくりをしましょう。家計簿は、100円のノートにレシートを貼りつけるだけの簡易的なものでかまいません。スマホアプリの家計簿でも良いです。自分が使いやすい家計簿を作り、1年は続けられるようにしましょう。

支出を把握できるようになると、無駄遣いも把握できるようになります。無駄遣いを減らして、返済金額を少しでも増やせるようにしましょう。

 

2.家賃の見直してみよう!

無駄な支出を把握し、削減することができたら、次は家賃の見直しをしてみましょう。

家賃は基本的に、収入の3割程度が良いとされています。もしも3割以上のアパート等に住んでいるのであれば、引っ越しを検討しましょう。

3割以下のところに住んでいる方は、値下げができないかを検討してみるのも良いでしょう。支出の中で、大きな金額を占める家賃を下げることができれば、余った分を返済額に充てることができます。

ぜひ、家賃の見直しを行い、収入の3割以下のところに住むようにしましょう。

 

3.通信費を見直してみよう!

大手キャリアのスマートフォンを使用している方は、プランの見直しを行ってみましょう。専門店の窓口に行くことで、プランの相談は可能です。

自分の通話量や通信量に合ったプランがないか、担当者に聞いてみるようにしましょう。

また、大手キャリアにこだわりがないという方は、格安スマホに移行してみましょう。月額2,000円程度でスマートフォンを使える会社もありますので、ネット等で情報収集を行い、自分の通信量等にあった格安スマホを選びましょう。

 

4.食費を見直してみよう!

外食が多い方は、ぜひ自炊する回数を増やしてみましょう。自炊は、節約になるだけでなく、安くて美味しい旬の野菜を摂取することもできますので栄養満点です。

1日3食、毎日自炊をする必要はありません。1週間のうち数日だけでも自炊にするだけで、節約効果を実感できます。

自炊が苦手という方は、スーパーによっては野菜炒めセット等といったカットされた野菜と調味料がセットになっているものが売られていることもありますので、それを購入して作るのも良いでしょう。

 

5.交通費を見直してみよう!

交通費の見直しも意外と、借金を減らすことには大きく関わってきます。

いつも電車等で通っている人は、1駅分歩き、定期代を浮かせることで、財布にも身体にも優しい生活を送ることが可能です。

また、車移動の方は、車を利用することを辞め、電車や交通機関を利用することで、車の維持費等を削減することができます。交通費も節約すると、意外と大きな金額になりますので、見直してみましょう。

 

6.保険を見直してみよう!

無駄な保険に入っていないか見直しを行ってみましょう。

保険の見直しは、保険の窓口といったところで相談することができますし、自分の契約している保険会社へ相談してみることも可能です。

重要なのは必要な保険に入ることです。健康保険の対象外の民間保険に入ることはとても良いことですが、健康保険対象である疾病等に対して保険に入っている方はぜひ一度見直しをしてみてください。

 

7.嗜好品代を見直してみよう!

ストレス解消代と称して、嗜好品代が高くついていることはないでしょうか。ストレス発散は大切ですが、嗜好品代が返済を圧迫していては意味がありません。

嗜好品代は収入の5%程度までに削減することをおすすめします。手取りが10万円であれば、5,000円程度が嗜好品代に充てて良い額となります。

嗜好品代は、どうしようもなくストレスが溜まった時に使っても良いお金として大切にとっておくとお金のありがたみも味わうことができますのでおすすめです。

 

8.交際費を見直してみよう!

会社の飲み会や、旧友との飲み会等にお金を使っている方も見直しを行いましょう。

交際費が多い方は特に、削減していくことが必要となってきます。交際を続けることで何かを得られるのであれば良いのですが、ただお金を浪費するだけの交際ではあまり意味がないといえます。交際費は、自分の今後に役立つときに使うと決めて、生産性のない飲み会は断るようにしましょう。

 

9.収入がアップできないか検討してみよう!

会社の給料や副業等で収入がアップできないか検討してみましょう。

一番は、やはり会社の給料アップです。残業や、昇格試験、資格取得等で給料がアップしないのか会社の規則を見直してみてください。そして、給料アップが見込めるのであれば全力で仕事をこなしましょう。

会社の給料アップが見込めない時は、副業を行って、収入アップができないか検討しましょう。最近では身バレの恐れのない副業もあります。例えば、匿名でブログを行って、アフィリエイトや広告収入を得ることができますし、クラウドソーシングでwebライターとして記事を書いて収入を得ることもできます。

Expert
節約をすることも大切ですが、収入を増やすことも大切ですので、ぜひ検討してみてください。

 

10.借金を長年返している人は、過払い金がないか専門機関へ相談してみよう!

借金を長年返し続けている人は、過払い金がないか専門機関へ相談してみましょう。実は、借金を返しすぎてしまっている場合、返済額が減額になるか、もしくは、完済となり返済生活が終了するということもあります。

過払い金の請求は、弁護士等の専門職の方に依頼した方がスムーズに手続き等が進みますので、長年返済をしてきた人は、ぜひ一度相談しに行ってみてください。

 

多重債務者の人の対処法

ここでは、借金を減らしたいけど、金額が大きすぎる人に向けて対処方法をお伝えします。借金額が大きすぎる人は、ぜひ下記の方法を参考にしてみてください。

 

借金が高額すぎて減らない人は、地方自治体の多重債務者相談を利用してみよう!

借金が高額で、中々返済が思うようにいかない方は、地方自治体が実施している多重債務者相談を利用してみましょう。以下のURLには各都道府県が実施している多重債務者の相談窓口が掲載されていますので、ぜひ一度見てみてください。

⇒https://www.fsa.go.jp/ordinary/madoguti/jititai.html

多重債務者の相談に行き、専門家から調査され、債務整理が可能と判断された場合、手続きを行う必要がありますので、専門家の先生のお話しをよく聞き、手続きに漏れがないようにしましょう。また、債務整理について簡単にご説明しますので、ぜひ覚えておいてください。

・過払い金請求:払いすぎてしまった金利等があった場合、手続きを行うことで借金が減額される可能性がある。また、過払い金が戻ってきて返済終了となることもあり。

・任意整理:専門家と金融機関が話し合い、月々支払い可能な返済額だけお金を返していくように調整してくれる。借金も減額される。(信用情報掲載有)

・民事再生:裁判所が認めた者に限り、借金額を減額し月々支払い可能な金額を返済していく。(信用情報掲載有、官報掲載有)

・自己破産裁判所が認めた者に限り、借金が免債される。(信用情報掲載有、官報掲載有)

以上が簡単な債務整理の種類となります。借金がどうしても減らない人の最後の手段とも言えますので、できるだけ債務整理を行う前に、自分を正し返済をコツコツと行えるようになりましょう。

 

 

まとめ

借金が減らない人の特徴と原因をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

借金が減らない人は、お金を借りる怖さを知らず、どんどん借金を繰り返したり、無計画にお金を使ってしまうことで返済を延滞してしまったりします。

その場はしのげると思いますが、後々自分の首を絞める行為ですので、絶対に借金は指定された日に、最低でも指定された金額を返済するようにしましょう。

また、自分の支出を把握することで無駄遣いを削減することができますし、節約生活をスタートさせることが可能であるということもわかっていただけたかと思います。

借金はいつか減っていくものではありません。借金を完済しようと思って始めて、減らすことができますので、自身のお金に対する甘い考えを捨てて、コツコツと返済をしていくようにしましょう。

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